健診室だより Vol. 13 平成28.4 人間ドックのご予約ありがとうございます 今年度も様々なオプションを準備しております。 今後の健康管理にぜひお役立て下さい。 日本では乳ガンが年々増加し、生涯に乳ガンを患う女性は12人に1人といわれ、 女性の罹るガンの第一位になっています。 乳ガンにかかりやすい年齢をみると、30歳代後半から増えてきて、40歳代後半にピークがあります。 しかし70歳代でも、さほど罹患数が低下しないのが特徴です。 乳ガン検診では、40歳以上の方を対象としマンモグラフィ検査を行っています。 ただし、40歳代では乳腺濃度が高く、将来的にはマンモグラフィ検査と乳腺エコー検査の併用へと 移行される見込みです。 マンモグラフィ 乳腺エコー ・痛みを伴うこともある ・被曝、痛みがない ・小さな石灰化した癌がみつけられる ・若い女性、高濃度乳腺の方でも有効 ・高濃度乳腺の方には不向き ※若い女性は乳腺が発達しており、高濃度乳腺です。アジア人女性は、加齢しても高濃度乳腺の方が多いと言われています。 検診で異常なしという結果であっても定期的に自己検診を行って、異常を感じたら速やかに医療機関を受診してください 胃の一生はピロリ菌に感染しているかどうかで決まる 知っていますか? 驚くことに、胃癌発症者の99.5%がピロリ菌感染しています。 未感染者に比べると、胃癌発症リスクは200倍!!! 除菌治療することで、そのリスクは1/3にまで低下させることが出来ます! 除菌治療は1週間内服を続けるのみです。 最近は「ピロリ菌に効くヨーグルト」が発売されていますが、 癌発症の抑制になる効果は証明されていません。 まずは、ピロリ菌検査をしましょう。 ※当健診センター長(木村典夫医師)はピロリ菌専門医です。ご相談ください。
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