誕生・産後 2 誕生・産後 第2章 ◇ 制度・手続き 出生届 出産手当金 出産育児一時金 未熟児養育医療給付事業 乳幼児等医療費の助成 療育医療給付 児童手当 児童扶養手当 特別児童扶養手当 育児休業・育児時間 ◇ 子育て支援サービス 乳児・産婦訪問 乳児・幼児健康相談 15 制度・手続き 出 生届 赤ちゃんが生まれて、医師に出生証明書を書いてもらったら「出生届」を記入し届け出をし ます。 2 ○届出先 :子(入籍すべき父または母)の本籍地、出生地、届出人(父または母)の 誕生・産後 所在地のいずれかの市町村役場。徳島市の場合、市役所開庁時は本庁住民 課もしくは支所(14 か所)のいずれか。閉庁時は市役所の当直室。 ○届出期間 :出生の日を含めて 14 日以内 ○持参するもの:①出生届書1通 ②届出人の印鑑(朱肉使用の印鑑) ③母子健康手帳 ④徳島市国民健康保険証(加入者のみ) ☞問い合わせ先:住民課 ☎ 088 − 621 − 5137 低体重児出生届 生まれた時の体重が 2,500 g未満の赤ちゃんについては、届け出が必要です。 低体重児出生届を市役所1階母子・乳幼児コーナー、各支所、保健センターに提出してくだ さい。 ☞問い合わせ先:保健センター ☎ 088 − 656 − 0532 出 産手 当金 全国健康保険協会に加入している被保険者が出産のため仕事を休み、給料を受けられないとき は出産手当金が支給されます。支給期間は出産(予定)日以前 42 日(多胎妊娠は 98 日)か ら出産日後 56 日までとなります。 ☞問い合わせ先:全国健康保険協会(協会けんぽ) 徳島支部 ☎ 088 − 602 − 0256 出 産育 児一時金 出産費用の経済的負担が軽減できるように、健康保険や国民健康保険などの被保険者または その被扶養者が出産したとき、最大 42 万円の出産育児一時金が支給されます。なお、死産・ 流産であっても、妊娠4か月(85 日)以上の分娩である事を記した医師の証明があれば支給 対象となります。 また、出産育児一時金の請求と受け取りを、被保険者に代わって医療機関が行う「出産育児 一時金直接支払制度」があります。出産育児一時金が医療機関へ直接支給されるため、退院 時の窓口負担が軽減されます。 ※制度の利用には、出産される医療機関で手続きが必要です。 ※出産費用が給付額に満たなかった場合は、後日差額申請の案内を行います。 ※直接支払制度を利用しなかった場合は、各保険者へ出産育児一時金の支給申請を行う必要 があります。 ☞問い合わせ先: (出産日に加入している保険にお問い合わせください。) 全国健康保険協会(協会けんぽ) 徳島支部 ☎ 088 − 602 − 0256 徳島市国民健康保険 保険年金課 ☎ 088 − 621 − 5159 ※その他の保険は、それぞれの医療保険者(事業所)にお問い合わせください。 16 未 熟児 養育医療 給 付 事 業 体重が 2,000 g以下、または身体の発達が未熟なままで生まれた赤ちゃんが、指定された医 療機関に入院した場合、医療費の自己負担分を公費で負担する事業です。申請に必要な書類 は保健センター窓口にありますので、事前に保健センターまでお問い合わせください。 ☞問い合わせ先:保健センター ☎ 088 − 656 − 0532・0529 乳 幼児 等医療費 の 助 成 2 が送れるよう、医療費の一部を助成します。0歳児∼2歳児の通院と0歳児∼5歳児の入院 は自己負担なし、3歳児∼小学校修了までの通院と6歳児∼小学校修了までの入院には医療 機関(レセプト)ごとに月額 600 円の自己負担を除いた額を助成します。所得の制限はあり 誕生・産後 小学校修了(12 歳に達する日以後の最初の3月 31 日)までの乳幼児等が健康で良好な日々 ません。 ☞問い合わせ先:子育て支援課 ☎ 088 − 621 − 5564 療 育医 療給付 結核に羅患した児童が入院した場合の医療費、学用品等を助成します。 (一部自己負担、指定医療機関あり) ☞問い合わせ先:徳島県東部保健福祉局(徳島保健所)疾病対策担当 ☎ 088-602-8907 児 童手 当 児童手当は、15 歳到達後の最初の3月 31 日(中学校修了前)までの児童を養育している父 母などに支給されます。 ○支給月額 :所得制限未満である者 3歳未満 15,000 円 3歳以上小学校修了前(第1子・2子) 10,000 円 3歳以上小学校修了前(第3子以降) 15,000 円 中学生 5,000 円 ○手当の支給:支給には申請が必要です。 原則として申請月の翌月分から支給されるので、該当される方 はお早めに申請してください。 ☞問い合わせ先:子育て支援課 ☎ 088 − 621 − 5194 17 児 童扶 養手当 父又は母と生計を同じくしていない児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進に寄与 するため、その児童について児童扶養手当を支給し、児童の福祉の促進を図ることを目的と した制度です。 ○支給対象児童 :次のいずれかに該当する 18 歳に達する以後の最初の3月 2 31 日までの児童(中程度の障害を有する児童は 20 歳未満) 誕生・産後 を監護している母、児童を監護し、かつ生計を同じくする父、 又は父母に代わって児童を養育している方が支給対象とな ります。 ◆ 父母が離婚した児童 ◆ 父又は母が死亡した児童 ◆ 父又は母が生死不明の児童 ◆ 父又は母が1年以上遺棄している児童 ◆ 父又は母が裁判所からの DV 保護命令を受けた児童 ◆ 父又は母が重度の障害(身体障害者1・2級程度)の 状態にある児童 ◆ 婚姻によらないで生まれた児童 ○手当額 :児童1人のとき月額 42,330 円、 2人のとき月額 47,330 円、 3人以上のときは1人増加するごとに 3,000 円の加算とな りますが、受給者または受給者と同居の扶養義務者などの 所得が一定の金額を超える場合や、公的年金(老齢福祉年 金を除く)を受けることができる場合には、手当額の一部 または全部が支給されません。 ただし、年度により手当額は変わることがあります。 ○手当の支給 :申請月の翌月分から支給されるので、該当される方は、お 早めに申請してください。 ☞問い合わせ先:子育て支援課 ☎ 088 − 621 − 5194 特 別児 童扶養手 当 特別児童扶養手当とは、精神または身体に障害を持つ児童の養育に役立ててもらうための制度です。 対象となるのは、一定の障害がある20歳未満の児童を養育している父もしくは母又は養育者です。 ○手当額 :障害の状態に応じて、児童1人につき1級が月額 51,500 円、2 級が月額 34,300 円となりますが、受給者または受給者と同居の 養育義務者などの所得が一定の金額を超える場合、児童がその障 害を事由とする年金を受けることができる場合、児童を施設に入 所させている場合などは、この手当を受けることはできません。 ただし、年度により手当額は変わることがあります。 ○手当の支給:申請月の翌月分から支給されるので、該当される方は、お早め に申請してください。 ☞問い合わせ先:障害福祉課 ☎ 088 − 621 − 5177 18 育 児休 業・育児 時 間 ○育児休業 子どもが満1歳になるまで(母親・父親ともに育児休業をする場合は1歳2 か月まで。さらに保育所に入所できない等の事情がある場合には1歳6か月 まで)は、母親・父親のどちらでも希望する期間を休業できる制度です。また、 満3歳までは休業とは別に、所定労働時間の短縮措置(6時間)や所定外労 時間外労働・深夜業の制限の措置や看護休暇(子が1人の場合は年5日、2 人以上の場合は年 10 日)を利用することもできます。各職場の担当者を通 じて事業主に申し出ます。 2 誕生・産後 働の制限の措置を利用することもできます。子どもが小学校に入学するまで、 ☞問い合わせ先:徳島労働局雇用均等室 ☎ 088 − 652 − 2718 ○育児休業給付金 雇用保険に加入している人が、育児休業を取得して一定の要件を満たすと支 給を受けることができます。職場の担当者を通じて公共職業安定所に申請し ます。 徳島労働局ホームページ http://tokushima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/ ○育児時間 子どもが満1歳になるまでは、母親は休憩時間のほかに授乳、搾乳、育児な どのために1日2回少なくとも 30 分ずつの育児時間を請求することができ ます。時間帯や有給か無給かは勤務先の就業規則等によります。 ☞問い合わせ先:徳島労働局労働基準部監督課 ☎ 088 − 652 − 9163 ○社会保険料免除 満3歳未満の子を養育するために育児休業を取得した場合、事業主に申し出 ることにより社会保険料(健康保険、厚生年金保険)が免除されます。 ☞問い合わせ先:徳島北年金事務所:☎ 088 − 655 − 0920 徳島南年金事務所:☎ 088 − 652 − 3112 19 子育て支援サービス 乳 児・ 産婦訪問 1歳未満の赤ちゃんがいるご家庭に助産師又は保健師が訪問し、育児の相談に応じています。 訪問を希望される方は電話またはホームページからお申し込みください。 2 誕生・産後 ☞問い合わせ先:保健センター ☎ 088 − 656 − 0532 乳 児・ 幼児健康 相 談 保健師・栄養士・歯科衛生士がお子さんの健康・育児・栄養・歯などについての相談や、身長・ 体重測定を実施しています。 場所:徳島市保健センター 2 階 母子保健ルーム ◎乳児相談 受付時間 午前の部: 9時 ∼ 9時 45 分 午後の部:13 時 ∼ 13 時 45 分 対 象 第2月曜日 生後2か月から7か月未満 第4月曜日 生後7か月から1歳未満 ※祝祭日と重なった場合は、振り替え開催しますのでお問い合わせください。 ◎幼児相談 受付時間 午前の部: 9時 ∼ 9時 45 分 午後の部:13 時 ∼ 13 時 45 分 対 象 第1水曜日 1歳から就学前 ※祝祭日と重なった場合は、振り替え開催しますのでお問い合わせください。 ☞問い合わせ先:保健センター ☎ 088 − 656 − 0532 20
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