学校長あいさつ

着任にあたり
校長
大嶋
淳子
おおしまじゆんこ
このたび、校長となりました
大嶋淳子
です。どうぞ、よろしくお願いいたし
ます。
本校教頭としての2年間で、 この学校のよいところを見つけました。
まず、校舎がきれいに掃除されていることです。幼稚部、小学部、中学部の教室
は古い建物ですが、児童生徒が大事に使い、掃除が行き届いているおかげできれい
です。高等部の教室は、校名を改称した平成22年に改築してまだ5年なのできれ
いなのは当たり前ですが、生徒が丁寧に掃除をしているので清潔感が漂っています。
次に、挨拶や礼儀がよいところです。お客様には当然ですが、廊下で教師とすれ
違うときも「こんにちは」と元気な声で挨拶をするので、それを見たお客様が褒め
てくださいます。
そして、高等部に福祉・サービス科が設置されて早6年。聴覚障害の生徒と知的
障害の生徒が互いを理解し、様々な行事を協力して取り組んでいるところです。体
育大会では、応援合戦の話合いから始まり、一糸乱れぬ動きを目標に取り組む練習
まで、生徒たちは手話や筆談を駆使して自分と相手の考えの違いに気付いていくの
です。相手の言葉に耳を傾け、言葉には表れない気持ちに気付いていく姿がみられ
ます。それは、やがて卒業式の別れの言葉に集大成されるのです。聴覚障害の生徒
と知的障害の生徒が手話を交えて言葉を述べる姿に、式に参列した来賓の皆様の目
を潤ませるほど、真剣な思いが伝わってくるものでありました。
こんな素晴らしい学校の校長として幼児児童生徒の成長を見ることができること
を心から嬉しく思います。
教職員一同が力を合わせ、子供たちが「分かって嬉しい、できて楽しい」と思え
る学校、保護者の皆様が「この学校に通わせてよかった」と言ってくださる学校を
つくっていきたいと思います。
4月8日
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校長の学校紹介コーナー
シリーズ1「4月:おめでとうがいっぱい」
4月8日(金)午後3時、校舎は祝入学でいっぱいでした。ご覧ください。
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