名刺サイズで1万円! 64ビットARMコンピュータの実力を探る

第 1 部 64 ビット時代キタ! 超高性能 ARM プロセッサの研究
第
1章
個人で超高性能サーバを
そこかしこに使う時代がすぐそこに !? ラズパイ以上
名刺サイズで1万円!
64ビットARMコンピュータの実力を探る
ゴロゴロ
時代!
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三好 健文
40ピン拡張 Snapdragon 410
Wi-Fi/Bluetooth/
コネクタ
(64ビットCortex-A53,1.2GHz) FM/GPSモジュール
64ビットARMコンピュータ・ボードDragonBoard 410c
eMMC
8Gバイト
LPDDR3
1Gバイト
microSD
カード・
スロット
HDMI
タイプA
USB 2.0
Micro-B
USB 2.0
Standard-A
写真 1 なんと 1.2GHz 動作の 64 ビット Cortex-A53 × 4 コア内蔵
ARM プロセッサ基板 DragonBoard 410c
表 1 名刺サイズ 64 ビット ARM ボード DragonBoard 410c の概要
項 目
詳 細
Snapdragon 410(クアルコム)
,4 コア ARM Cortexプロセッサ
A53(1.2GHz),Adreno 306 GPU(400MHz)内蔵
メモリ
1G バイト(LPDDR3,533MHz)
ストレージ 8G バイト(eMMC 4.51)
ビデオ出力 1080p@30fps HD
無線 I/F
Wi-Fi 802.11b/g/n,Bluetooth 4.1
USB
USB 2.0 Micro-B(デバイス・モード)× 1,
USB 2.0(ホスト・モード)× 2
拡張
コネクタ
40 ピン低速用(UART,SPI,I2S,I2C × 2,GPIO
× 12)
,
60 ピン高速用(4 レーン MIPI DSI,USB,I2C × 2,
2 レーン +4 レーン -MIPI CSI),
アナログ用(ステレオ・ヘッドセット,ラインアウ
ト,ラインイン)
その他
GPS(オンボード GPS アンテナ),
microSD カード・スロット
なんと超高性能 64 ビット ARM プロセッサを搭載
した,名刺サイズの基板 DragonBoard 410c が発売
されました.チップワンストップなどから約 11,000
2016 年 4 月号
HDMI出力
32
ビット
電源管理
PMIC
Micro USB
Micro-B
無線モジュール
WCN3620
(クアルコム)
Wi-Fi(802.11g/n)
Bluetooth(4.1)
FMラジオ
USBホスト
Standard-A
Wi-Fi動作LED
1Gバイト
LPDDR3
microSD
ソケット
8
ビット
Bluetooth動作
LED
測位モジュール
WGR7640(クアルコム)
GPS, GLONASS
COMPASS
DCジャック
(8∼18V)
ブート・オプショ
ン・スイッチ
(基板裏側)
ユーザLED(1−4)
1:動作時点滅
2:eMMCアクセス
64ビット
Cortex-A53
×4コア内蔵
(Snapdragon
プロセッサ)
APQ8016
(クアルコム)
USBホスト
Standard-A
高速拡張コネクタ
(J9)
MIPI CSI
MIPI DSI
USB
低速拡張コネクタ
(J8)
UART
I2C
SPI
アナログ拡張
コネクタ(J7)
スピーカ
マイク
FM受信アンテナ
図 1 名刺サイズ 64 ビット ARM ボード DragonBoard 410c の回
路ブロック
円〜で販売されており,個人でも入手できるように
なっています(写真 1,図 1,表 1)
.
搭載プロセッサは,スマホなどで使われる Snap
Dragon(クアルコム)で,4コアの 64ビット ARM
Cortex-A53(1.2GHz)を 内 蔵 し て い ま す.OS は,
Linux や Android,Windows 10 IoT Core に 対 応 し
ています(本誌 2016 年 3 月号では,Windows 10 コン
ピュータ性能を確認してみた)
.
それ以外にも,個人入手可能な 64 ビット ARM プ
ロセッサ搭載ボードが続々と企画されており,手の
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