A Stanford Biodesign Program Development Partner ジャパン・バイオデザイン 医療機器ビジネススクール始動 ∼イノベーションは学べる∼ Message これまでも医工および産学では様々な連携や取り組みがなされてきましたが、事 業化に至らないケースが多いのが現状です。 そのため、大阪大学、東京大学およ び東北大学は、 スタンフォード大学と提携し、ニーズをベースにした革新的な医 療機器の開発、 そして次世代のイノベーションを起こす人材の育成を担う医療機 器のビジネススクールとしてジャパン・バイオデザインプログラムを開始しまし た。本プログラムを通じて医療機器のイノベーションの活性および日本の産業の 発展に寄与していきます。 さらには、創出された医療機器が多くの患者さんの診 療に役立つことを願っています。 澤 芳樹(Yoshiki Sawa, M.D. PhD.) Chairman, Japan Biodesign Steering Committee 大阪大学大学院医学系研究科長 医学部長 Launched in 2001, Stanford Biodesign trains students and postdoctoral physicians and engineers in a disciplined process for bringing new medical technology innovations to patient care. Proof that the Biodesign process is effective can be seen from the output of the Stanford Biodesign fellows. To date, Biodesign fellows have founded 41 new companies, and more importantly, Biodesign innovations are benefiting hundreds of thousands of Dr. Paul Yock, patients across the globe. Our newest global collaboration is Japan Founder, Stanford Biodesign Biodesign, with whom we established a Program Development Partnership last year. Japan has world class universities, and its doctors and engineers are among the best in the world. We are hopeful that Japan Biodesign can play a significant role in accelerating health technology innovation in Japan. Biodesign Process 2001年にスタンフォード大学のDr Paul Yockらが、 デザイン思考をもとにした医療機器イノベーション を牽引する人材育成プログラムとして開始しまし た。開発初期段階から事業化の視点も検証しなが ら、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策 を開発し、イノベーションを実現するアプローチを 特徴とするプログラムです。インド、 シンガポール、 アイルランド、 イギリスでも導入されています。 BIODESIGN The Process of Innovating Medical Technologies, Yock.P et al. より A Stanford Biodesign Program Development partner Japan Biodesign 大 阪 大 学 、東 京 大 学 および 東 北 大 学 が 、スタン フォードバイオデザインプログラムと共同で開発す る、 フェローシップと呼ばれる10か月のフルタイム プログラムを中心とした、医療機器の次世代を担う イノベーションリーダー人材を材育成するプログラ ムです。 事務支援 医療機器産業界との連携 プログラム共同開発 支援および指導 ・大阪大学 大学院医学系研究科 国際医工情報センター ・東京大学 医療イノベーションイニシアティブ ・東北大学 大学院医工学研究科 A Stanford Biodesign Program Development Partner Japan Biodesign Program Fellowship フェローシップは各大学が提供するプログラムに加えて、3大学とスタンフォード・バイオデザインが連携して提供する合同 プログラムの両輪で構成されます。 プログラムは、選考で選ばれた医師、 エンジニアをはじめ、MBAなど様々なキャリアを持 つメンバーが、3∼4名のチームで活動します。 フェローシッププログラムの修了者には、医療機器ベンチャーの起業、大学で の研究および企業における製品開発など幅広いキャリアパスが期待されています。 Diversity Mentor 医師やエンジニアなど様々なバックグラウンド のメンバーで構成する3∼4名のチームでプ ロジェクトを行います。 チームプロジェクトとは 別に3大学合同セッションもあります。 スタンフォードの講師および、 スタンフォード にてトレーニングを受けた大学および産業界 の日本人講師に加え、各界で活躍の専門講師 が指導およびコンサルティングを行います。 Experience 日本でのプログラムに加え、 スタンフォード大 学での研修に加え、 シリコンバレーなどでのイ ンターンシップにも参加していただきます。 ●年間カリキュラム 10月 11月ー12月 12月ー2月 2月ー3月 4月ー6月 7月 Ⅰ ブートキャンプ Ⅱ ニーズ探索 Ⅲ ニーズ選別 Ⅳ コンセプト創造 Ⅴ コンセプト選択 Ⅵ 事業提案 バイオデザイン概要 臨床知識 ニーズ展開 ブレインストーミング プロトタイピング 現場観察 ニーズスクリーニング エクスターンシップ スタンフォード研修 事業計画立案 ファイナルプレゼン Class 働きながらバイオデザインを学ぶことができる、約10か月の夜間と週末を利用したパートタイムコースです。全て日本語で のプログラムとなります。 フェローシップと比べて時間数は少ないため、 それぞれのステージでの深さに差はありますが、基 本的な流れは同じで、実際にチームごとのプロジェクトを通してバイオデザインを学びます。 フェローシップやクラス以外にも、 ジャパン・バイオデザインおよび一般社団法人日本メドテックイノベーション協会では、 1日∼数日間のセミナーなど、様々なプログラムを提供しています。 お問い合わせ ●各大学のフェローシッププログラムおよび募集について 東北大学 ジャパン・バイオデザイン事務局 TEL:022-717-8588 e-mail:[email protected] 東京大学 ジャパン・バイオデザイン事務局 TEL:03-5841-1966 e-mail:[email protected] 大阪大学 ジャパン・バイオデザイン事務局 TEL:06-6105-5249 e-mail:jbdosk_offi[email protected] ●その他のお問い合わせ 日本メドテックイノベーション協会 TEL:03-6265-6885 e-mail:[email protected] http://www.jamti.or.jp
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