各立候補者の立候補者提出書 (届け出順)

各立候補者の立候補者提出書
(届け出順)
立候補者提出書
① 立候補者の
久保 英也(クボ ヒデヤ)
姓名と所属
滋賀大学大学院経済学研究科
② 立候補の理由と
日本リスク研究学会は、リスク横断的学会ですが、経済・金融・保険系のリス
抱負(400 字程度) ク研究者が非常に少なく(毎年の大会報告でも 16~20 セッション中 1~2 セッ
ション)、実社会におけるリスク事象の割合とはかけ離れています。一方で、当
学会で活動すると経済・金融・保険系の学会にはない研究スタイルや手法に新鮮
な驚きを覚えることから、これを一人でも多くの社会科学系の研究者に知っても
らいと切に感じています。金融、経済、保険系のリスク研究をさらに拡大し、リ
スク学の基盤の上に立ちながら、自然科学系の研究者との文理融合型研究を積極
的に進めます。それは、同時に、リスク研究の新たな広がりとともに若手の新会
員の獲得につながると確信しています。
また、理事を 6 年間続けてきた中で、恥ずかしながら積み残してきた学会の重
要課題、例えば SRA との新たな関係構築などを新任期中にすべてかたずけたい
と考えています。この時、小生の実務家としての経験と判断が貢献できると考え
ています。
これらの思いを実現したく、ここに立候補(理事)いたします。
②
本学会におけ
る活動歴
① 2010 年~2015 年:同学会理事。2012 年度大会(滋賀大学)の大会実行委員
長、2013 年度総会シンポジウムのコーディネータ。
② 2005 年、2006 年、2007 年、2008 年、2009 年大会での研究報告。
③ 「長期キャッシュフロー予測モデルの提案 ―マクロモデルを利用した機関
投資家のための信用リスク評価」
『日本リスク研究学会誌』19 巻 4 号、2009
年 12 月掲載(単著、原著論文)
。
④ 「死亡リスクと信用リスクの交換モデルの提案」『日本リスク研究学会誌』
19 巻 4 号、2009 年 12 月掲載(単著、原著論文)
。
⑤ 「On long-term credit risk assessment model and rating: Towards a new
set of models」Society for Risk Analysis-Europe『Journal of Risk Research
』共著、2011 年 11 月、pp.1127~1141。
③
研究歴・職歴等
(100 字以内)
1985 年 日本経済研究センター研究員
1987 年 The Conference Board(New YorK 在) 研究員
1993 年 日本生命企画部部次長
1998 年 ニッセイ基礎研究所上席主任研究員
2001 年 生命保険協会調査部長
2003 年 神戸大学経営学研究科助教授
2007 年 滋賀大学大学院経済学研究科教授
2010 年 滋賀大学リスク研究センターセンター長
推薦書
① 推薦する候補者
名
②
推薦者の
姓名と所属
③
推薦理由
(400 字程度)
久保 英也(クボ ヒデヤ)
滋賀大学大学院経済学研究科 教授(滋賀大学リスク研究センター長)
酒井泰弘(サカイ ヤスヒロ)
滋賀大学及び筑波大学名誉教授 (日本リスク研究学会元会長)
久保英也氏は、実業界の経験とアカデミックの経験の双方を持ち合わせ、実業
を通じたリスクに対する鋭い感性と計量手法を用いたリスク研究を実践する逸
材である。同学会に経済・金融・保険分野の研究が少ないことを課題と考え、金
融リスクや社会保障制度が抱えるリスクなどの研究に自然科学の研究手法を持
ち込み、それを広げたいと考えている。同学会がさらに広がりを増し、研究水準
を深めるには格好の人材であると考える。
本人の実績や大学での活躍、人柄の良さには論を待たない。著書 6 冊(うち単
著 3 冊)
、学術論文 50 本(うち、査読論文 10 編)
、2009 年に滋賀大学学長賞を
受賞、2010 年には滋賀大学就任 3 年目に滋賀大学リスク研究センターのセンタ
ー長など、華々しい活躍を示している。また、2011 年に中国、韓国、ベトナム
の 3 大学と個別に共同研究を進めたことが評価され、再度学長賞を受賞してい
る。さらに、本人の柔和な性格は教員、学生からも慕われ、関西ゼミナール大会
の優秀賞受賞ゼミに毎年選ばれている。
と り わ け 、 2013 年 4 月 に ネ イ チ ャ ー 系 列 の ジ ャ ー ナ ル SCIENTIFIC
REPORTS に掲載された論文(共著)
「Overview of active cesium contamination
of freshwater fish in Fukushima and Eastern Japan」は、Altmetric Score
が 7,000 を突破、同ジャーナルの創刊以来トップのアクセス数を記録(同スコア
ーを採用している世界のジャーナル 190 万論文の内第 2 位)し、国際的にもっ
とも影響力のある論文となった。
このように、久保英也氏は日本リスク研究学会の理事として必ずや活躍してもら
えるものと確信し、ここに自信を持って推薦する。
立候補者提出書
①
立候補者の
岸本充生
姓名と所属
東京大学公共政策大学院&政策ビジョン研究センター
② 立候補の理由と
これまで 2 期ほど学会理事をやらせていただき、日本リスク研究学会は、他の多
抱負(400 字程度) くの学会と異なり、様々な分野を「リスク」という横串でつなぐという重要な機
能を持っており、そのようなハブ的な機能は今後日本社会においてますます重要
なものになっていくだろうことを確信しました。そういう観点から昨年度は工学
分野について、日本学術会議の安全安心・リスク検討分科会と、安全目標につい
てシンポジウムを共催したり、文科省のリスコミ事業とワークショップを共催し
たりしました。今後は研究者の間の連携に加えて、リスクアプローチが、行政機
関に実装され、事業者の間で自主的に実践され、司法の場でも活用される方向に
もっていきたいと考えています。そのために、学会員のネットワークやアイデア
を活用しながら、学会が、行政関係者や事業者にもより開かれたものにしていき
たいと考えています。
③
本学会における
活動歴
学会誌への論文は共著も含めて数本。2008 年には奨励賞を受賞した。2012 年か
ら理事として事業委員会の委員長を務めているた。2012 年には若手ワークショ
ップを開催し、4つのタスクグループを立ち上げ、その統括を行ってきた。
④ 研究歴・職歴等
京都大学大学院経済学研究科を修了し、工業技術院の資源環境技術総合研究所に
(100 字以内)
入所。2001 年の独法化に伴い、産業技術総合研究所化学物質リスク管理研究セ
ンター、続いて安全科学研究部門に所属。2014 年 4 月から現職。
推薦書
① 推薦する候補者
岸本 充生氏
名
② 推薦者の
姓名と所属
谷口武俊
東京大学政策ビジョン研究センター教授
③ 推薦理由
本氏は、わが国のリスク研究拠点の一つである産業技術総合研究所の安全科学研
(400 字程度)
究部門持続可能性ガバナンスグループ研究グループ長を経て、2 年前から東京大
学公共政策大学院及び政策ビジョン研究センターにおいて、自然科学的な研究成
果を踏まえつつ社会科学的視点からリスク研究において目覚ましい活躍をされ
てきた。研究面だけでなく、公的な活動にもリーダーシップを発揮するとともに
食品安全などに関して実践的な政策提言を行っている。複雑化し相互依存が高ま
る社会・政治・経済状況のなか、国内外でリスクガバナンスのあり方が問われる
様々な問題が顕在化しており、問題(群)の多面性かつ相互関連性を俯瞰した社
会的な提言が求められている今、本学会が果たすべき役割と責務は極めて大き
い。研究企画力と遂行能力に優れた岸本氏に、国内外との学際的協働を強化すべ
くリーダーシップを発揮して頂きたく、岸本氏を理事候補として推薦します。
立候補者提出書
①
立候補者の
竹田 宜人
姓名と所属
(独)製品評価技術基盤機構化学物質管理センター
② 立候補の理由と
リスクコミュニケーションはリスク管理において、重要な役割を担っており、
抱負(400 字程度) 様々な分野で取り組みが為されている。しかし、各制度に基づき横連携が不十分
なまま、独自に調査、研究、実践が為されており、必ずしも知見が有効活用され
ているとは言えないのが現状である。今後の社会実装の観点からは、それらの成
果や現場を繋いでいく何らかのハブになる組織が必要であり、リスク研究学会
は、様々な分野から参加者があるため、そのような役割を果たすには適切な組織
と考える。その役割の一助として、立候補するものである。
③ 本学会における
活動歴
平成 14 年入会。学会発表 6 回。企画セッション 3 回。原著論文掲載 3 回。
リスクコミュニケーション TG 世話人。
④ 研究歴・職歴等
1978 年 広島大学総合科学部 生化学
(100 字以内)
1982 年 筑波大学理工学研究科 放射化学
防衛省海上自衛隊、石川島システムテクノロジ―、東京都庁勤務
2005 年 東京都立大学都市科学研究科修了(都市科学博士)
2005 年
(独)製品評価技術基盤機構着任
リスクコミュニケーションの本格研究を開始
2011 年 横浜国立大学環境情報研究院客員准教授を兼務
リスクコミュニケーション講座を開講。
推薦書
①推薦する候補者名
竹田 宜人氏
② 推薦者の
岸本充生
姓名と所属
東京大学公共政策大学院&政策ビジョン研究センター
③ 推薦理由
竹田氏は NITE で 10 年以上、現場ベースでの化学物質のリスクコミュニケーシ
(400 字程度)
ョンを実践されてきた。2011 年からは大学教員を兼務し、実践だけでなく研究
および人材育成にも注力されている。3.11 以降、日本社会でリスクコミュニケー
ションが再び注目を集めている中、化学物質、原子力、防災といった多様な分野
での長年の経験を持つ竹田氏の知見はとても貴重である。リスク研究学会におい
て、2012 年に発足したタスクグループ(TG)の1つである、リスクコミュニケ
ーション TG の世話役として活躍している。本 TG は、JST 科学コミュニケーシ
ョンセンターとの共同研究を行っており、2016 年 3 月には文科省リスコミモデ
ル形成事業のワークショップを開催し、成功に導いた。リスコミに関する多彩な
人脈と経験を有する竹田氏にはさらに活躍していたくたにも、本学会の理事候補
として推薦いたします。
立候補者提出書
①立候補者の
村山武彦(東京工業大学)
姓名と所属
②立候補の理由と
抱負(400字程度)
大学院博士課程の頃よりリスク研究に関わるようになり、本学会の学会誌や
年次大会等を通じて、同じ分野の研究に携わっておられる先生方と交流を深め
させていただきました。
リスクアセスメントの分野から研究を始め、最近では化学物質に関連したコ
ミュニケーションに注力している関係で、リスク研究の幅の広さを実感してお
ります。その意味で、リスク研究に関連した国内外の学術的な団体との連携を、
より深めていくことが求められているように感じています。
また、これまで20年を超える学会の歴史を振り返り今後の方向を見通すとと
もに、リスク研究という社会との関わりが深い分野を扱う学会として、より一
層の情報発信や社会との交流を行う必要もあるように思います。以前、福島大
学に所属していたこともあり、2011年の原発事故以降、県内の自治体や関連団
体との交流を継続するとともに、化学工場の事故時におけるリスク管理のあり
方についても検討を進めています。このような観点から、多少なりとも学会の
発展のために貢献ができればと考えております。
③本学会における
・1988年に開かれた第1回研究発表会以来、研究報告ならびに一般参会。
活動歴(字数制限なし)
・国際学会であるSRAの年次大会において複数回にわたり報告。
・学会誌において研究論文のほか特別報告等を寄稿。
・2006年につくば市で開かれた第19回年次大会において、特別講演。
・昨年度に開かれた第22回年次大会において、実行委員長として大会の企画・
運営に従事。
・2009年度より表彰委員会ならびにリスクマネジャ認定委員会委員。
・2010年3月に開かれた研究ワークショップ「リスク・トレードオフ問題の構造
化と研究深化に向けて」にコメンテーターとして参加。
・2010年度より理事(事務局長)、編集委員会委員、リスクマネジャ委員会委員。
④研究歴・職歴等
(100字以内)
東京工業大学工学部助手、福島大学行政社会学部助教授、早稲田大学教授等
を経て、リスク管理や環境アセスメント等に関わる教育研究に従事。その間、
ブリティッシュ・コロンビア大学客員教授、ラトガース大学客員研究員などを
歴任。
推薦書
①推薦する候補者名
村山武彦教授(東京工業大学)
②推薦者の姓名と所属
東海明宏(大阪大学)
③推薦理由(400 字程度)
村山武彦氏は、先駆けてアスベストのリスク評価・管理に関する研究
を’80 年代から’90 年代初めにかけて実施した、日本で数少ない公共政策・
計画学の視点で環境アセスメント、環境リスク研究を推進してきた人物で
ある.村山武彦氏は、一貫して環境リスクに関する現実問題の解決にタイ
ムリーに貢献する研究を通じ、環境アセスメント、リスク評価・管理・コ
ミュニケーション、そしてガバナンスを整合的に推進する研究枠組みの構
築を進められてこられた.特に 2011 年以降、原子力災害への危機管理の
観点からの避難計画のあり方の検討を通じて社会へ発信してきている。
本学会第 19 回年次大会における特別講演、第 22 回年次大会の実行委
員長を担い、さらに法人化後の学会理事(事務局長、編集委員会委員)を
務められ、本学会活動における研究面と運営面の両方で貢献されてきた.
ここ数年来の SRA International から提示された学会組織の国際化に
関しては落ち着きつつある一方、日本リスク研究学会としての SRA Intl.
あるいはアジア地域との研究連携への働きかけや貢献は継続的課題であ
る。このような案件に関して、すでに北米の研究者とのコミュニケーショ
ンチャンネルをお持ちの村山武彦氏は本学会活動を理事として引き続き
先導的に推進していただける適任者であると確信し、推薦する次第であ
る.
立候補者提出書
①
立候補者の
姓名と所属
② 立候補の理由と
前田祐治(まえだゆうじ) 関西学院大学経営戦略研究科教授
2004 年私が滋賀大学博士後期課程に入学したほぼ同時期に、日本リスク学会に
抱負(400 字程度) 入会させていただきました。私は出身学部が工学部で理系出身なものですから、
本学会の文理融合型の学際的研究アプローチが私の研究スタイルに合っている
ような気がします。また、20 年ちかく実務でリスクマネジメントに携わりまし
たが、リスク理論の構築や実証分析など本学会の多様な研究発表にいつも新しい
刺激をいただいております。私のこれまでの経験を生かし、微力ながらも日本リ
スク学会の発展に貢献したく思い、ここに立候補させていただきます。よろしく
③
本学会における
活動歴
お願いいたします。
2004年学会入会。
<学会発表>
・「キャプティブ保険とその実現可能性」,共同研究発表,日本リスク研究学会
大会(茨城県東海村テクノ交流会リコッティ)。
・「Risk Financing through Captive Insurance」,共同研究発表,リスク研究
学会国際大会(韓国 梨花大学)。
・「シミュレーションアプローチによるキャプティブ保険の財務分析」,単独研
究発表,日本リスク学会(徳島大学)。
・
「リスクファイナンス一手法の考察」,単独研究発表,日本リスク学会(関西大
学)
。
・ “Comparative Advantages of Japanese Insurers in Loss Portfolio Tran
sfer A Post-Loss Finite Risk Insurance” 単独研究発表、平成22年度年次大
会
日本リスク学会(明治大学)。
・“Comparative Analysis of Captive Domiciles” 単独研究発表、日本リスク
学会第25回年次大会(滋賀大学)。
・“Sustainability of a Small Amount and Short Term Insurance Company”
単独研究発表、日本リスク学会第26回年次大会(中央大学)。
・「リスクマネジメントの変遷と展開―経営戦略及び経営組織を中心に」共同研
究発表、日本リスク学会第26回年次大会(中央大学)。
<論文>
・「キャプティブ保険とその実現可能性」2006年3月、日本リスク学会誌第16巻
第1号。
・“Risk Financing through Captive Insurer: Economic Influences of Ca
ptives on Corporations and the First Domicile in Japan,” 2007, Journa
l of Risk Research, Vol.10, Issue 6.
<受賞歴>
2007年11月、日本リスク学会奨励賞受賞
<その他>
・日本リスク学会第23回(明治大学)年次大会運営委員
④ 研究歴・職歴等
(100 字以内)
ケンパーグループ ランバーメンズ保険相互会社 防災技術部 リスクエンジ
ニア(1994年6月まで)。マーシュ・ジャパン株式会社 リスクコンサルティング
部 シニアリスクコンサルタント(2004年12月まで)。東京海上日動保険株式会
社 大阪北支店梅田支社(2007年6月まで)滋賀大学国際センター特任准教授(2
009年3月まで)。関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科准教授(2015年3月
まで)。関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授(現在に至る)。
推薦書
①推薦する候補者名
前田祐治
② 推薦者の
姓名と所属
酒井泰弘 筑波大学名誉教授、滋賀大学名誉教授
③ 推薦理由
前田祐治教授は、彼が滋賀大学の学生時代から私が指導、また一緒に共同研究し
(400 字程度)
てきた研究者仲間の一人です。前田氏は、もともと理系(工学部)出身です。し
かし、アメリカの大学院でMBA(経営学修士)
、滋賀大学で博士号(経営学)
を取得されたあとは、文系(リスクマネジメント)にも強い、いわば「文理融合
型のユニークな研究者」として活躍されています。また、当学会でも若手研究員
に与えられる「奨励賞」を受賞されました。その後も、年次大会で数多く研究発
表をされております。今後もますます活躍が期待される研究者であり、日本リス
ク学会に力を注いでくれると期待できますので、彼を理事の一人として推薦いた
します。
立候補者提出書
①
立候補者の
姓名と所属
② 立候補の理由と
緒方裕光 国立保健医療科学院
リスク研究には様々な側面からのアプローチが存在し、現実的な多くの問題解決
抱負(400 字程度) のためには学際的な研究が必要となります。その 1 つの視点として、疫学・生物
統計学・医学・公衆衛生学の観点から、今後のリスク研究の発展に寄与したいと
考えています。とくに疫学研究では、様々な不確実性に対する合理的方法論が必
要なだけでなく、同時に倫理的な配慮も求められるようになってきています。本
学会でも、人間を対象とした調査研究は数多く行われており、今後はさらに疫
学・統計学の視点や研究倫理のあり方などが重要な要素になってくると思われま
す。今後の本学会におけるリスクに関する多様な議論に、自身のこれまでの経験
を活かしていく所存です。
③ 本学会における
活動歴
2008 年~現在 本学会編集委員。
本学会編「リスク学用語小辞典」
(2008 年)の編集委員及び分担執筆(疫学・統
計学担当)
。
その他、リスクの不確実性、放射線リスク等に関する論文発表。
④ 研究歴・職歴等
1986 年~2002 年 国立公衆衛生院
(100 字以内)
1991~1992 年 フランス原子力庁(フランス政府給費留学)
2002 年~ 国立保健医療科学院
2008 年~現在 同上 研究情報支援研究センター センター長
推薦書
①推薦する候補者名
緒方裕光 氏
② 推薦者の
恒見清孝 産業技術総合研究所
姓名と所属
③ 推薦理由
緒方裕光氏は、日本リスク研究学会の編集委員メンバーとして、投稿論文の査読
(400 字程度)
等に長年ご貢献いただいているとともに、倫理規定に関する他論文誌の現状を俯
瞰して、リスク学会編集委員会において倫理規定に関する議論をリードしてきて
おられます。また、日本リスク研究学会誌にもリスク解析での不確実性について
論文をご執筆しており、ご専門である疫学、生物統計学のお立場からリスクの不
確実性について今後も学会でご議論いただきたいと思います。以上から、日本リ
スク研究学会でのご活躍が期待されますので、私から推薦させていただく次第で
す。
立候補者提出書
①
立候補者の
前田恭伸
姓名と所属
静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント系列
② 立候補の理由と
これまで私は、本学会の理事、副会長として活動してまいりました。委員会活
抱負(400 字程度) 動といたしましては、これまで情報管理委員会、海外渉外委員会、東日本大震災
調査特別委員会に参画してきました。
特に副会長、海外渉外委員長として、SRA にてリージョン委員会に参加して
きました。現在リージョン委員会では SRA 本体と各リージョンの関係の再構築
が検討されており、本学会と SRA との関係について再検討が求められていると
ころです。この議論は継続中であり、本学会にとって最も有益な関係を継続でき
るよう、今後とも努力していきたいと考えております。そこでもう少しこの仕事
を続けさせていただきたいと思い、立候補いたしました。
③ 本学会における
活動歴
1989 年 入会
2002~ 理事
2008~ 情報管理委員長、副編集委員長、リスクマネジャ認定委員会担当
2010~ 一般社団法人日本リスク研究学会理事
2011~ 東日本大震災調査特別委員会担当
2012~ 副会長
④ 研究歴・職歴等
1994 年 筑波大学大学院社会工学研究科修了 博士(都市・地域計画)
(100 字以内)
1994 年~ 静岡大学工学部システム工学科
2015 年~ 静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント系列
主な研究:
東日本大震災後のわが国のあり方についてのシナリオ分析(予備調査・抄), 日
本リスク研究学会誌,2014 ほか
推薦書
①推薦する候補者名
前田恭伸
② 推薦者の
村山武彦・東京工業大学
姓名と所属
③ 推薦理由
前田先生は、本学会の設立当初より様々な活動や学会の運営に関わり、現在では
(400 字程度)
副会長として国内外の活動を積極的に進めてこられました。特に、学会のウェブ
サイトやメーリングをはじめとする情報管理や、国際学会である SRA との橋渡
し役として、大きな貢献をされてきています。また、2011 年の東日本大震災を
契機として特別委員会を立ち上げ、今後のリスク管理のあり方に関するシナリオ
分析を行う活動を主導されるとともに、学会有志による英文冊子の発行にも尽力
されました。前田先生が引き続き理事として運営に関わられることは、本学会に
とって極めて有益と考えられます。これらのことから、前田先生を理事として推
薦いたします。
立候補者提出書
①
立候補者の
小野 恭子
姓名と所属
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 安全科学研究部門
② 立候補の理由と
私は、産業技術総合研究所で化学物質のリスク評価手法の開発に携わってきまし
抱負(400 字程度) た。研究のスコープが化学物質のリスクトレードオフ評価、爆発事故リスクや原
発事故リスクの定量化と広がる中で、異種のリスクを比較可能にする手法の発展
が必要であり、領域をまたぐ学際的研究の必要性を強く感じています。さらに、
東日本大震災以降の安全をめぐる議論の中で、「どこまで安全なら安全といえる
か」といった社会の安全目標の話題も出てきましたが、この点に関しても幅広い
バックグラウンドを持った専門家によるコミュニケーションがまず必要と感じ
ているところです。このため、既存の学問分野の枠組みにとらわれない研究者同
志のネットワークが構築できる、日本リスク研究学会での活動には魅力を感じて
いました。これまでも学会等には積極的に参加して参りましたが、運営側として
も貢献できればと思い、立候補することにしました。幅広い専門家がタッグを組
んで社会に発信できる学会を目指したいと考えます。
③
本学会における
活動歴
・学会におけるシンポジウム等の企画運営 2 件(第 24 回年次大会若手ワークシ
ョップ(2011)
、SRA World Congress on Risk 2012)
・日本リスク研究学会選挙管理委員会(2012)
・日本リスク研究学会奨励賞(2012)
・日本リスク研究学会誌へ論文 3 報を掲載(2010、2012、2015)
・年次大会での発表 8 件(2005、2008、2010~2015)
④ 研究歴・職歴等
2001 年 3 月、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。2001 年、産業技術総
(100 字以内)
合研究所化学物質リスク管理研究センター 特別研究員。2002 年より同・研究
員。現在、産業技術総合研究所安全科学研究部門 主任研究員。
推薦書
①推薦する候補者名
小野 恭子
② 推薦者の
新山陽子・京都大学農学研究科
姓名と所属
③ 推薦理由
候補者は「p-ジクロロベンゼン」「カドミウム」「六価クロム」など化学物質の
(400 字程度)
リスク評価研究、物質代替による新たなリスクの評価研究(鉛)などを行ってき
たリスク評価の専門家であり、近年、水素エネルギーキャリアの爆発事故リスク
と化学物質リスクとの比較や社会受容性に関する研究、化学物質分野における社
会の安全目標の調査などを通して分野横断的なリスク研究の必要性への関心を
強めており、本学会の役割を痛感するに至っている。これまでの研究は、本学会
誌にもいくつかの論文として公表され、学会奨励賞を受賞している。また、学会
活動においても、年次大会における次世代のリスク評価に関する若手ワークショ
ップや、World congress における放射性物質のリスクガバナンスの欠陥に関す
る企画シンポジウムの提案など積極的な活動を行っている。以上より、国際活動
の強化に向けたこれからの本学会の活動の牽引者として大いに活躍を期待でき
ると考えここに推薦するものである。
立候補者提出書
①
立候補者の
姓名と所属
② 立候補の理由と
青柳みどり(国立環境研究所)
日本リスク研究学会は、日本の独立した学会でありながら、SRA international
抱負(400 字程度) と SRA Europe と連携関係をもつ日本においてはとてもユニークな学会です。毎
年、日本リスク研究学会だけでなく International および Europe の年次大会に
も出席していますが、リスクという幅広い分野の中で共同プロジェクトなども実
施しやすい環境にあります。現在の日本リスク研究学会は、このような国際的な
環境の中での立ち位置を決めていく重要な地点にあります。昨期は学会誌編集委
員長として学会誌を通じて国際的な動向、それに対する理事会の考えなどを会員
の皆さんと共有すべく、活動して参りました。また学会誌の企画を通じて、リス
ク研究の今後の方向性なども模索して参りました。まだ途上のこれらの活動を、
さらに進めていきたいと考え、立候補をすることにいたしました。
③
本学会における
平成 26~27 年度 理事・学会誌編集委員長
活動歴
④ 研究歴・職歴等
京都大学農学部卒業の後、国立公害研究所(現;国立環境研究所)採用。環境国
(100 字以内)
際比較調査(GOES)等、世論調査、各種社会調査にかかわる。現在、欧州 4 カ
国との気候変動リスク認知国際比較調査プロジェクトに参加している。
推薦書
①推薦する候補者名
青柳みどり(国立環境研究所)
② 推薦者の
姓名と所属
③ 推薦理由
(400 字程度)
恒見清孝(産業技術総合研究所)
これまで 2 年間、本学会誌の編集委員長と査読委員長の立場で、学会誌の編集
と査読を一緒に携わってまいりました。投稿規定等の見直し、レギュラトリー・
サイエンスの特集論文の呼びかけなど、他学会誌編集での豊富なご経験をもとに
幅広い活動を展開していただきました。また、SRA Europe と本学会が共同発行
をしている Journal of Risk Research の編集体制についても日本側の体制を新
たに整えるなど本学会の運営に有益な活動を率先して行ってこられました。今後
も、その力を本学会活動に生かしていただきたく、私から推薦する次第です。
立候補者提出書
①
立候補者の
神田玲子(かんだれいこ)
姓名と所属
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構・放射線医学総合研究所・放射線防
護情報統合センター
② 立候補の理由と
東電福島原発事故から 5 年を経て、リスクコミュニケーションと言う言葉も市民
抱負(400 字程度) 権を得た感がありますが、即効性がないことから「一過性のブーム」扱いになる
恐れがあります。こうした時代において、当学会が期待されている役割は決して
小さくありませんが、その中でも、放射線分野から研究現場と社会をつなぐよう
な活動のお手伝いが出来ればと思い、立候補させていただきました。例えば、①
専門家と一般の方とのリスクに関する対話のための場を作る、②ステークホルダ
ー間でのコンセンサスコミュニケーションを推進する、③地域性を重視したリス
クコミュニケーションを担う人材の裾野を拡大する、といった方面で、当学会の
プレゼンス向上に貢献できればと思っています。
③ 本学会における
活動歴
約 20 年間の会員歴において研究論文(6 編)発表やシンポジウムでの講演、論文査
読を行いました。2012 年以降はリスクマネジャ(RM)委員会担当の理事として
RM 認定や登録更新の手続きの改正や RM 事務局業務の整理、リスクマネジャ対
象のセミナー等の企画・運営などを行いました。
④ 研究歴・職歴等
東京大学大学院理学系研究科動物学専攻博士課程修了後、住友金属工業バイオメ
(100 字以内)
ディカル部研究員を経て、平成 4 年より放射線医学総合研究所に勤務。放射線の
生物学的リスクの定量化やリスク認知を研究しています。日本学術会議連携会
員、放射線審議会委員を務めています。
推薦書
①推薦する候補者名
神田玲子
② 推薦者の
甲斐倫明 公立大学法人大分県立看護科学大学
姓名と所属
③ 推薦理由
現代の「リスク社会」においてリスクコミュニケーションの重要さと難しさを認
(400 字程度)
識し、学術的活動を中心に行てるのは学際的性格をもつ日本リスク研究学会であ
るといっても過言ではないでしょう。神田玲子氏は、学会のリスクマネジャ制度
を推進し、リスクマネジャをさらに社会に浸透していくための仕組みや企画を学
会理事として活躍してきました。放射線リスクと通して学んできた数々の難しい
現実を理解するからこそ、リスクコミュニケーション問題をサイエンスと社会と
の接点で対等な相互作用を構築していくにはリスク研究学会として何をしてい
くべきかを考えることのできる一人として、引き続き、理事としてこの問題に牽
引していただきたいと考え、神田玲子氏を理事に推薦いたします。
立候補者提出書
①
立候補者の
臼田 裕一郎(うすだ ゆういちろう)
姓名と所属
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
② 立候補の理由と
東日本大震災の発生から 5 年が経過しましたが、防潮堤、高台移転、放射線と
抱負(400 字程度) エネルギー等、解決困難な課題に直面し、防災という枠を大きく超えて、社会に
おける多様なリスクへの総合的な対応が求められていることを実感しています。
このような社会情勢の中、現職においては、本学会の学会長を務められた池田
三郎先生、長坂俊成先生が牽引されてきた自然災害リスクに関わる研究プロジェ
クトを継続するとともに、今年度から新たに「総合防災情報センター」のセンタ
ー長を拝命しました。防災に関する様々な情報の集約・発信と利活用を推進する
ことで、社会のレジリエンス向上に貢献することが責務です。
本学会では、2014 年より理事に選任いただき、財務担当として予算の適正運
用に努めるとともに、理事会等での様々な審議や運営に関わってきました。その
中で、本学会が分野横断型で議論できる希有な学会であることを再認識し、改め
て、自然災害リスクの観点から学会の運営に貢献するとともに、自然災害・防災
分野における本学会のプレゼンスを高め、実社会のリスク対応力向上につながる
よう積極的に活動していきたい所存です。
③ 本学会における
活動歴
・理事(2014-2016)…財務担当
・編集委員(2007-2012)
・大会実行委員(2006 および 2013、特に 2013 は事務局として企画・運営)
・若手ワークショップの共同企画(2008)
・研究ワークショップでの話題提供(2010、2015)
・東日本大震災における当学会災害対応特設サイトの開設・運営(2011-2012)
・投稿論文 5 件(第一著者 1 件、共著 1 件、関連 3 件)
・学会大会での研究発表 27 件、企画セッション運営 4 件
④ 研究歴・職歴等
慶應義塾大学大学院修了。博士(政策・メディア)
。大学院助手等を経て 2006
(100 字以内)
年に防災科学技術研究所入所。2013 年より災害リスク研究ユニット副ユニット
長等を兼務。2016 年より総合防災情報センター長。
推薦書
①推薦する候補者名
臼田 裕一郎
② 推薦者の
長坂 俊成
姓名と所属
③ 推薦理由
(400 字程度)
立教大学大学院
臼田裕一郎氏は、我が国唯一の総合防災研究機関である防災科学技術研究所の
中で、研究統括として、リスク学及び社会科学、災害情報科学等を統合し、産官
学と連携しつつ、災害に強い社会の実現に向けた実践的な防災研究に取り組んで
いる。2014 年度からは、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の
中で、府省庁・関係機関間での横断的な情報共有を進める研究責任者を担い、今
年度からは、総合防災情報センター長として、研究開発のみならず、社会の防災
力向上のための情報の集約・発信や利活用推進に取り組もうとしている。当学会
では、長年にわたり、論文集の査読や Web 等を活用した情報発信、大会運営等
に尽力し、2014 年からは理事として活躍いただいている。東日本大震災以降の
当学会に対する学界や社会からの期待は増大しており、理学、工学、社会科学を
横断するリスク研究のハブとして、積極的に学会を牽引・発展させる人材が求め
られている。その点において、臼田裕一郎氏は適任であり、理事に推薦する次第
である。
立候補者提出書
①
立候補者の
姓名: 米田 稔
姓名と所属
所属: 京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻
② 立候補の理由と
2011 年の福島原発事故以来、リスク研究者以外も様々なリスクの存在を認識
抱負(400 字程度) し、政策判断においてリスクを検討するケースが増えているように感じられる。
しかし、その認識方法はまだまだ感覚的なものも多く、リスクトレードオフの存
在下での論理的判断、最適解の探求からは離脱しているものも多いと思われる。
今、我々リスク研究者は人々のリスク認知構造の変革を促すべく立ち上がるべき
時ではなかろうか。私はリスク研究者の日本随一の組織である日本リスク研究学
会がその変革の先導者であるべきだと考えている。本学会がその使命を果たすた
めに、なんらかの貢献ができればと考え、以下のような抱負を持って、理事へ立
候補する。
1.義務教育を含むリスク教育体系の整備において、本学会の立場を明確にし、
指導的立場を確立したい。
2.温暖化リスクをはじめ、様々なリスクの削減のために、国や人種の壁を越え
たリスク研究者の協力体制を確立し、リスク研究者らの各国政策への発言力を高
めたい。
3.人々の本当の幸福のために、リスク研究者が貢献できることはなにかを本学
会員とともに考え、多くの市民らから必要とされる学会にしたい。
③ 本学会における
活動歴
本学会創立時からのメンバーである森澤眞輔元理事のサポートをする形で、長年
に渡って、本学会の研究発表会の運営などに関わってきた。連名が多いが、今ま
でにも 10 編以上の研究発表を本学会研究発表会にて行っており、本学会の研究
発表会やシンポジウムが京都大学で開催される場合は、常に実行委員としての貢
献を果たしている。昨年度の研究発表会では、実行副委員長を務め、各種企画の
立案運営を行った。
④ 研究歴・職歴等
(研究歴)
(100 字以内)
大学院生時代から、土壌・地下水の汚染リスク評価や、環境放射能被ばくリスク
評価といった研究を行ってきた。近年は福島原発事故によって、避難していた人
たちのスムーズな帰還を促すような研究を進めている。
(略歴)
1985 年 4 月:京大学工学部助手
2000 年 4 月:京都大学大学院工学研究科助教授
2007 年 4 月:京都大学大学院工学研究科准教授
2007 年 8 月:京都大学大学院工学研究科教授
推薦書
①推薦する候補者名
米田 稔
② 推薦者の
新山 陽子・京都大学農学研究科
姓名と所属
③ 推薦理由
候補者は、人に対する毒性が十分に把握されていない生活環境中の有害化学物質
(400 字程度)
について、毒性を細胞レベルで実測し、環境モニタリング、環境動態モデル、曝
露評価モデル、生理学的薬物動態モデル、数理発がんモデルなどを組み合わせて、
有害物質の摂取から健康影響発現までをモデル化し、リスクを定量評価する枠組
みの構築に取り組んでおり、リスク研究の中心に身を置いている。また、京都大
学の全学的なリスク研究ネットワークを設立し、昨年の本学会年次大会の京都大
学開催時には、副実行委員長を務め、企画立案に携わり、学会運営にも直接貢献
した。そのなかで常に分野横断的な組織化と企画を行っており、リスク研究とい
う視点で分野横断的組織化と議論の蓄積を特徴とする本学会の運営に貢献しう
る実績をもつ。ネットワークにおいては、海外大学との共同シンポジウムや若手
の海外派遣など、国際的取り組みの実績をもち、本学会の国際対応強化への寄与
が期待できる。以上より、候補者は本学会の理事として適任であると考え推薦す
るものである。