(シアトル研修)募集要項

平成2 8 年度 曽於市青少年海外派遣事業(シアトル研修)募集要項
1
目 的
市内在住又は本市出身の高校生が国際化の新しい時代に対応し,海外でホームステ
イ等を通して国際的視野を広めるとともに,海外の文化を理解し,国際交流を深める
ことにより,将来を担う人材を育成する。
2
主 催
曽於市・曽於市教育委員会
3
海外研修日程
(予定ですので,変更になる場合もあります。)
平成28年7月23日(土)~8月23日(火)<32日間>
日曜日
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
7/23
ご出発
同日
シアトル到着
7/24
ホストファミ リーと
フリータイム
7/31
10:00~16:00
フィールドトリップ
シアトル
市内見学
7/25
7/26
7/27
7/28
7/29
7/25~7/29
午前9時~午後3時
シアトル大学にて英語集中講座,ア メリ カ文化・習慣等について学びま す。
また,現地のビジネス界やNPOのゲストスピーカーによる授業(新聞記者・
国際弁護士など)も大変魅力的です。
8/1
8/1~8/12
8/2
8/3
8/4
7/30
12:00pm
ウエルカム
パーティ
8/5
午前9時~午後4時30分
ノースウエスト高校にて現地の学生や世界各国の留学生と共に学習します。期間中
は1日4科目を受講することになります。留学生のための英語集中講座必修2科
8/6
ホストファミ リーと
フリータイム
(Speaking & Presentation及び,Reading &Writing)とアート系またはスポーツ系
の2科目選択し,スクールライフを満喫することができます。
8/7
ホストファミ リーと
フリータイム
8/8
8/14
ホストファミ リーと
フリータイム
8/15
8/22
成田着
一泊
ご出発
4
8/10
8/11
8/12
8/16
8/17
8/18
8/13
12:00pm
フェアウエル
パーティ
8/19
8/15~8/19 午前9時30分~午後3時
フィールドトリップとして,シアトル歴史資料館,マイクロソフト本社等を見学
したり,NPOのフードバンクで,ボランテ ィア体験活動等を通して,国際的視
野を広めるとともに, 海外の文化を学ぶ時間とな っておりま す。
8/21
9:30am
シアトル
8/9
引き続きノースウエスト高校にて現地の学生や世界各国の留学生と共に学
習し,国際交流を深める時間となりま す。
8/9は授業終了後にフィールドトリップとしてマリナーズ試合観戦が予定され
ています。
8/20
ホストファミ リーと
フリータイム
8/23
羽田空港より
宮崎空港へ
移動
募集人数
8人(市内在住若しくは本市出身の高校生)
※本市出身の高校生とは,曽於市で生まれ育ち,高校進学のため市外へ転出され,その保護者は曽於市内に住所を
有する者をいう。
5
参加費用
1 人 333,000円
※残りの必要経費に関しては市から補助いたします。但し,任意保険料,パスポート申請手数料,お小遣い等の経
費は別途個人負担となります。(約 80,000 円程度)
6 参加条件
(1)事業目的を理解し,計画に従って規律ある行動及び団体生活に耐えうる心身ともに
健康な者。
(2)学校長の推薦のある者。
(3)曽於市在住若しくは本市出身で,地域や学校の行事で積極的に活動している者。
(4)事前・事後研修に必ず参加できる者。
ア 事前研修
(ア)第1回事前研修 渡航手続きや本研修についての説明会です。
(参加者・保護者同伴)
(平成28年5月27日(金)予定)
(イ)第2回事前研修 27年度研修生との交流等が計画されています。
(平成28年5月29日(日)予定)
(ウ)第3・4・5回事前研修 日常英会話等の研修です。(6・7月予定)
イ 事後研修
(ア)アンケートや報告書等の作成。(9月予定)
(イ)曽於市子どもフェスタ 平成28年10月15日(土)研修発表。
(ウ)平成29年成人式において会場内でのボランティアスタッフとして参加。
(エ)第34回吉井淳二記念展(平成29年2月末開催)終了後,留学先のノースウエ
スト校との絵画交流事業における絵画作品の英訳作業。(3月中旬)
7
参加申込み
参加申込書は,教育委員会社会教育課に提出してください。(郵送可)
(参加申込書は市のホームページからダウンロードできます。また,教育委員会社会教育課・末吉分室・財部分
室・市内社会教育施設にも設置しています。
)
8
参加申込み締切
平成28年5月10日(火)
9 研修生の選考・決定について
(1)参加申込書及び面接審査の総合で研修生を選考します。
(2)面接審査日時・会場 平成28年5月15日(日) 午前10時~
末吉総合センター
※日本語の集団面接及び英語の個人面接が実施されます。
(3)研修生決定については面接審査日終了後,後日本人に通知します。
10 問い合わせ先・申込み先
〒 899-8102 曽於市大隅町岩川5629番地
曽於市教育委員会
社会教育課 社会教育係
℡:099-482-5958
Fax:099-482-1148
私は,シアトルに一カ月間住んでみて,
このままここに住みたいと思う程,毎日が
充実していました。もちろん楽しいことば
かりではなく,失敗や困難もありました。
初日に2時間も道に迷い,とても困りま
した。
しかし,街を散策もできたし,いろんな
人と話しをすることができ,そして自分の
英語が通じたことがとても嬉しくて,大変
だったけれど今となっては楽しい思い出
となりました。それがあって私はその後の
シアトルでの生活を楽しめることができ
ました。すべてのことが新鮮で人との出会
いがこんなにもすばらしいと思う毎日で
した。
この一ヶ月の間で失敗や深く考え直す
事が多々おこりました。私が一番戸惑った
のは「日常の何でもない会話」です。授業
や説明を聞いて発表するのはついていけ
ましたが,買い物の時,店員に話しかけら
れ,なんと答えれば良いのか分からず戸惑
うこともありました。ですが間違っても良
いから積極的に話すことに努めると少し
ずつですが会話がはずむようになったと
感じます。他にも様々な出来事が起こりま
した。
今回の研修では英語力の向上はもとよ
り,様々な出来事を通して一人の人間とし
ても成長できたように感じます。
最初は日本語が通じなくて,自分が伝え
たいこともなかなか伝わらなくて少しと
まどったけど,どんどん話していくうちに
慣れました。そのおかげでシアトルに行く
前よりかも英語を話せるようになったと
思います。
また,シアトルでは,いろいろな体験を
することができました。外国の学校を体験
したり,買い物に行ったり,バスに乗った
り,フィールドトリップでガラス工場やチ
ョコレート工場に見学に行ったり,たくさ
んのパーティーに参加したりなどたくさ
ん体験しました。
そして,日本からの留学生の先輩方とも
シアトルについてはもちろん,進路のこと
などたくさんのお話をしました。
聞くことや見るもの全てが新鮮で毎日
新たな発見をすることが楽しみでした。そ
の反面,生活の中で使われる英語という言
語の違いに不安を持つこともありました
が,アメリカ人の優しさや仲間達に囲まれ
その不安が一気になくなり,自分から積極
的に話そうとする意識に変わっていて大
きな成長ができたと思います。学校生活で
は,他国の友だちとふれあう機会がたくさ
んあり,文化の違いや考えを知ることがで
き毎日が楽しかったです。また,この研修
にあたり「留学したい」って思う気持ちが
強くなりました。それと同時に,自分の英
語力の無さをすごく実感したので,この研
修を原点にし,これからもっと勉強してい
きたいと思います。
現地では日本語が通用しない中で,頼り
になるのは自分のコミュニケーション能
力と少しの英語力のみ。色んな場面で困っ
た時や悩んだ時も有った事でしょう。しか
し温かく迎え入れたホストファミリー,日
本からの仲間達,現地の学生やそこで出会
う様々な人達との生活の中で,1人の人間
として何か生きる為の術,知恵を得て帰っ
てきたように思えます。これからの人生に
おいて,今回のシアトル研修での経験を充
分に活かしてくれるものと信じています。
1ヶ月親元を離れるのは生まれて初めて
の経験で,しかもアメリカというすぐには
会えない現実に最初はとても心配しまし
た。しかし本人は毎日が新鮮で,充実して
いたようで,色々なことを吸収してきたよ
うに思えます。慣れない英語で道をたずね
ると親切に教えてくださったり,店員さん
との会話もはずんだようで,アメリカ人の
優しさに触れたようです。ノースウエスト
校での授業では視野が広まり,英語力を鍛
える良い時間を過ごしたと思います。