試験研究課題・事業一覧(平成28年度) 島根県畜産技術センター 1.試験研究 番 号 区分 (財源) 研究課題名 担当科 1 技術プロ (県単) 家畜排泄物の利活用システムの開 発 (H24~H28) 酪農・環境 研 究 概 要 堆肥処理の早期化や生産量の減容化を図るため、堆肥舎に存在 する超高温耐性菌を有効活用する技術開発を行う。 2 飼料用イネを中心とした二毛作栽培 県内の飼料自給率向上を目指し、近年面積が拡大してきたイネW 課題解決型 体系による水田の周年活用技術の 酪農・環境 CSと、共通の収穫機が使用可能な麦による水田での二毛作栽培体 (県単) 確立 系を確立する。 (H26~H28) 3 新たな評価基準「保水性」に着目し 課題解決型 たおいしい「しまね和牛肉」の生産 (県単) (H26~H28) 4 県内産雌子牛の商品価値向上を目 課題解決型 指した「初期発育」強化技術の開発 (県単) (H26~H28) 近年、県内子牛市場において評価の低い雌子牛の初期発育を改 繁殖技術 善するため、妊娠期の母牛の飼養管理方法の改良及び子牛への強 化哺乳法を確立する。 5 地域資源を活用した島根型TMR調 課題解決型 製方法の検討 (県単) (H28~H30) 県内の飼料自給率向上のため、新たな未利用資源の発掘とWCS 酪農・環境 用大豆の栽培技術を確立する。また、稲WCSや飼料用米と新たな地 域資源を混合したTMR調製技術を確立する。 6 基礎的 (県単) 育種価およびDNA解析による「しま ね和牛」種雄牛改良方式の構築 (H25~H29) 7 基礎的 (県単) 繁殖牛のゲノミック評価法の確立と 生産性高位安定化技術の開発によ る「しまね和牛」雌牛群の経済的能 力の向上 (H28~H32) 肉用牛 「しまね和牛肉」ブランド強化のため、新たな評価項目「保水性」と 「おいしさ」との関連を客観的に解明する。また、「保水性」を改善す る飼養管理技術を開発する。 繁殖技術 ・ 育種価の効果的な解析と、受精卵移植・DNA解析等の技術を活 しまね和牛 用し、能力の高い新規種雄牛の造成・選抜方式を構築する。 改良 繁殖雌牛群の能力向上のスピードを速めるため、新たな個体評価 繁殖技術 法を確立するとともに、優良繁殖雌牛を効果的に増殖、増頭する生 産技術の高位安定化を図る。 8 乳酸菌製剤を用いた発酵飼料の好 競争的資金 気変敗及びカビ発生防止技術の開 (国補) 発 (H26~H28) 酪農・環境 9 センサーを活用した繁殖管理技術 競争的資金 の開発 (国補) (H27~H30) 実規模飼養形態の黒毛和種繁殖雌牛において、膣内センサ及び 繁殖技術 体表温センサによる分娩予測及び周産期管理の実用性を検証す る。 10 和牛産地を支える水田里山の戦略 競争的資金 的展開 (国補) (H28~H30) 酪農・環境 11 乳用牛の健全性向上のための泌乳 乳用牛の泌乳曲線と栄養摂取量をマッチング(泌乳平準化)させる 競争的資金 平準化技術の開発 酪農・環境 ための飼養管理技術について、生涯生産性・経済性の評価と「飼い (国補) (H28~H32) 方」モデルを提示する。 12 国際競争力強化に向けた黒毛和種 競争的資金 短期肥育技術の開発 (国補) (H28~H32) 13 和牛の遺伝子多様体データベース 競争的資金 の構築による子牛生産阻害要因の (国補) 迅速な解明 (H28~H29) 肉用牛 牧草、飼料イネ、イネソフトグレイン発酵飼料における乳酸菌製剤 の効果実証と乳牛への給与試験を行う。 放牧子牛の冬季補助飼料の検討と高栄養草地の造成による養分 補給技術の実証を行う。 黒毛和種肥育牛の出荷月齢を枝肉形質を維持しながら短縮する ため、飼養管理プログラムの開発並びに肉質評価を行う。 種雄牛の遺伝子多様体のデータベースを構築することで、子牛生 繁殖技術 産阻害要因である胚死滅・子牛損耗の遺伝的要因を迅速に解明し、 子牛の生産効率を向上させる。
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