Designシンポジウム2016

会告
講演募集
Design シンポジウム 2016
共催：日本機械学会（幹事学会）
，精密工学会，日本設計工学会，日
本建築学会，日本デザイン学会，人工知能学会，大阪大学大学院工学
研究科
協賛：The Design Society，横断型基幹科学技術研究団体連合，
International Association of Societies of Design Research（予定）
会
期 2016 年 12 月 13 日（火）∼15 日（木）〔13 日（火）は午後
のみ〕
会
場大阪大学銀杏会館（大阪府吹田市山田丘 2-2）
趣
旨
現在，人々の生活，社会，産業，環境を取り巻く課題は高度化・複
合化しており，縦割り的な専門分野ごとのアプローチでは対応が困難
となっています．そのため，複数の専門分野が横断的に連携し，課題
の分析（analysis）に加えて，課題を解決する新たなモノやコトの総
合（synthesis）を行う設計やデザインの研究や教育，実践が非常に
重要となっています．
以上の背景から，日本機械学会，精密工学会，日本設計工学会，日
本建築学会，日本デザイン学会の 5 学会は，「設計」や「デザイン」
を包含する上位概念としての“design”を対象としたシンポジウムを
2004 年 7 月に開催，その後，人工知能学会を加えた 6 学会共催によ
る隔年の Design シンポジウムを，多様な参加者による活発な議論の
場として継続的に開催してきました．一連の経緯のもと，このたび，
“design”に関して分野横断的，学術的，実践的に取り組む場として，
一般講演，特別講演，パネルディスカッションからなる Design シン
ポジウム 2016 の開催を企画いたしました．さまざまな分野の研究者，
設計者，デザイナー，技術者，学生など，多くの皆様のご参加をお待
ちしています．
一般講演募集
発表形式は口頭発表を基本とします．一般講演の採否，プログラム
表1
編成は Design シンポジウム 2016 運営委員会にご一任ください．
一般講演申込方法
申込みは日本機械学会ホームページ（http://www.jsme.or.jp/conference/ds2016/）で受け付けます．申込みにあたっては，（ⅰ）題
目，（ⅱ）登壇者（*印）・連名者の氏名，共催学会員の方は学会名・
会員資格，（ⅲ）所属機関名・所在地，
（ⅳ）連絡先氏名・住所・電話
番号・FAX 番号・電子メールアドレス，（ⅴ）講演内容に該当するキ
ーワード（表 1 の（a）∼（f）中の 1∼2 語，および表 2 の（1）∼
（29）中の 1∼2 語）と，A4 判で 2 頁以上（図表等含む）の発表概要
の PDF ファイルをあらかじめ用意してください．
申込期限 2016 年 7 月 11 日（月）
採否通知 Design シンポジウム 2016 運営委員会にて申込内容を審査
のうえ，2016 年 8 月 22 日（月）頃に通知いたします．
最終原稿採択された一般講演は，Design シンポジウム 2016 運営委
員会の指定した書式に従い，原則として A4 判 4 枚（ただし，最大 8
枚まで可能）の最終原稿を PDF でご提出いただきます．
最終原稿提出期限 2016 年 10 月 18 日（火）
参加登録費
一般
学生
共催・協賛学会員
非会員
共催・協賛
登壇者学会員
非会員
聴講のみ
12000 円
15000 円
6000 円
15000 円
無料
論文集 1 部含む
論文集なし
なお，懇親会を開催する予定です．懇親会参加費は，参
加登録者（聴講のみの学生は除く）は無料の予定です．
Web ページシンポジウムの詳細は日本機械学会ホームページ
（http://www.jsme.or.jp/conference/ds2016/）上に掲載し
ますのでご覧ください．
問合せ先藤田喜久雄（Design シンポジウム 2016 運営委員会委員
長）
大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘 2-1
E-mail : [email protected]
電話：06-6879-7323 Fax : 06-6879-7325
一般講演のキーワード（枠組み）
項目
説明
Design 理論は，Design 行為におけるさまざまな現象が説明可能な法則やモデルである．Design 理論は，Design 上の目
（a）Design 理論
的をもたず，純粋に Design 行為に関わる．例えば，数学を用いて Design 行為を表現した一般設計学に関する研究，認
知科学や心理学等に基づく Design についての理解や分析などがこれにあたる．
Design 方法論は，Design 方法の特徴分析やそれに基づく Design 方法の選択指針の構築など，複数の Design 方法の関係
（b）Design 方法論性に着目し，それらを体系的に扱うものである．例えば，デザイン問題の特徴に基づく最適デザイン法の使い分けに関す
る研究などがこれにあたる．
Design 方法は，Design 上の目的を達成するためのさまざまな方法のことである．例えば，デザインに用いられる各種の
（c）Design 方法
発想法や分析法，パターンランゲージのような Design プロセスに注目する方法，デザインにおける解を表現したり記述
したり，あるいは生成したり探索したりするための計算に基づく方法などがこれにあたる．
Design 実務は，プロダクトデザイン，建築デザイン，工学設計など多様なデザイン分野における具体的な実践である．
（d）Design 実践
例えば，製品開発事例やデザイン作品に関する記録や報告などがこれにあたる．
Design 知識は，Design 行為に用いられる（関与する）知識である．例えば，Design 実務に関する知識のデータベース，
（e）Design 知識
それらのマネジメント・技術伝承に関する考え方，知識に関する情報処理技術などがこれにあたる．
（上述した）Design 行為に関与しないさまざまな知識である．例えば，Design 教育，Design 史，Design と他分野・他領
（f）その他
域（社会，政策，文化，歴史，哲学，価値・評価など）の関わりに関する知識などがこれにあたる．
表2
（1）製品設計・製品開発
（2）システムデザイン
（3）感性デザイン
（4）サービスデザイン
（5）プロダクトデザイン
（6）マテリアルデザイン
（7）ファッションデザイン
（8）グラフィックデザイン
（9）情報デザイン
（10）メディアデザイン
一般講演のキーワード（design の対象）
（11）コミュニケーションデザイン
（12）ソーシャルデザイン
（13）コミュニティデザイン
（14）ワークプレイスデザイン
（15）インターフェースデザイン
（16）空間デザイン
（17）建築デザイン
（18）都市・ランドスケープデザイン
（19）ライフサイクルデザイン
（20）セキュリティデザイン
（21）ユニバーサルデザイン
（22）エルゴノミクスデザイン
（23）ユーザビリティデザイン
（24）仕掛けデザイン
（25）エコデザイン
（26）設計場・設計環境のデザイン
（27）設計組織・設計主体のデザイン
（28）学びと教育のデザイン
（29）その他
告4-5
会告
産官学出前塾
∼精密加工の可視化・高度化技術の基礎と応用∼
申込締切
開催期日
平成 28 年 4 月 7 日（木）
平成 28 年 4 月 21 日（木）
主催：精密工学会東北支部，金型・精密加工技術研究会
協賛：精密加工研究会，精密工学会ナノ精度機械加工専門委員会
精密工学会東北支部では，昨年度から「産官学出前塾」を開催し，
会員および地元企業により効果的にサービスを提供してまいりまし
た．「産官学出前塾」は，地元企業と密接に関係する東北各県の工業
技術センターを会場とし，専門分野外，または経験年数の浅い若手技
術者の方にも分かりやすい内容で，メーカーによる技術や事例の紹介
に加え，産・学の経験豊かな講師による基礎から応用までをカバーす
る講義とを融合したものです．第 2 回の今回は，「精密加工の可視
化・高度化技術の基礎と応用」と題し，山形県の金型・精密加工技術
研究会と共同で開催いたします．午前の部は，
「生産加工の可視化」
と題し，切削シミュレーションソフトと高速熱画像解析についての最
先端技術を，メーカーの技術者の方より，豊富な事例を交えて講演し
ていただきます．午後の部では，
「精密加工の高度化技術」と題し，
大学からは加工現象の予測や制御と加工機器の摩擦に関するする講演
を，企業からは精密加工への取り組みについて講演していただきま
す．また，講習会終了後には人的交流を図り精密工学会を広く知って
いただくとともに，活動をより活発にするための懇親会も企画してお
ります．会員のみならず，機械加工，精密加工に携わる地元企業の若
手技術者の皆様，シミュレーションや可視化に興味をお持ちの地元企
業の皆様，大学と研究機関の研究者および学生の皆様にも気軽にご参
加いただければ幸いです．当日は，午前の部，午後の部どちらか一方
の参加も歓迎いたします．皆様の参加をお待ちしております．
日
時平成 28 年 4 月 21 日（木），10 時 00 分∼18 時 30 分
会
場山形県高度技術研究開発センター多目的ホール
（〒990-2473 山形県山形市松栄 2-2-1）
電話：023-644-3222，http://www.yrit.pref.yamagata.jp/
午前の部
10：00∼12：00 生産加工の可視化講習
10：00∼11：00「切削加工シミュレーションの紹介」伊藤忠テ
クノソリューションズ(株) 科学システム事業部 CAE ソリュー
ション営業部宮口竹雄
11：00∼12：00「ハイエンド熱画像カメラを利用した温度計測及
びその運用事例」 (株)チノー熱画像事業統括部加藤裕之
12：00∼13：30 休憩
（13：00∼14：20 熱画像カメラのデモを行います）
（13：30∼14：00）
精密工学会東北支部総会（精密工学会会員のみ）
午後の部
14：30∼17：15 精密加工の高度化技術講座
14：30∼15：30「切削加工時の残留応力と形状精度の解析的予
測・制御」東京農工大学大学院教授／工学部附属ものづくり創
造工学センター長笹原弘之
15：30∼16：30「精密機械機器における摩擦の意義と役割」東
北大学大学院工学研究科機械システムデザイン工学専攻教授
足立幸志
16：30∼17：15「精密なものづくりで先端技術に貢献する」
(株)ティー・ディー・シー代表取締役赤羽優子
17：15∼18：30 技術交流会（懇親会）
懇親会会費：精密工学会会員無料，一般 2000 円（当日受付にて
申し受けます）
参加費懇親会以外への参加は無料です．
テキスト代 2000 円（当日受付にて申し受けます）
申込方法（1）氏名，（2）勤務先，（3）連絡先（FAX 番号または Email アドレス），（4）懇親会出席の有無，を明記のうえ，
FAX または E-mail にて下記までお申し込みください．
問合せ・申込先
精密工学会東北支部庶務幹事清水裕樹
電話：022-217-6950 FAX：022-795-6953
E-mail : [email protected]
告4-6

Download Report