記者会見資料 平成28年4月5日(火) 保健福祉部子ども家庭課 震災復興・企画部震災復興・企画課 担当:小野寺(内線440) 「プロジェクト1.90」推進組織を設置 -妊娠・出産・子育て支援事業を総合的に推進- ■本市では地方創生を体系的に進めるため,まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」「総合戦略」 (平成 28 年 3 月版)を策定しました。 ■「人口ビジョン」では,平成 42 年の合計特殊出生率の目標を「1.90」としており,「総合戦略」 に基づく総合的な子育て支援施策を「プロジェクト1.90」と称し,「総合戦略」の政策目標の一 つとして「やさしさと安心に満ちた暮らしを実現し,若い世代の結婚,子育ての希望をかなえる」 ことを目指しています。 ■「プロジェクト1.90」という名称は,平成 42 年度における国及び県の合計特殊出生率の見 込みが1.80なのに対し,本市は1.90としていることから,この目標に向け総合的かつ戦略的 に子育て支援策を実施するという意味を込めています。 ■このたび,「プロジェクト1.90」の戦略的・効果的な実施を進めるため,その推進組織「1.90 プロジェクトチーム」を立ち上げます。 ■「1.90プロジェクトチーム」に関係職員で構成するワーキングを置き,けせんぬま創生戦略 会議分科会や関係団体,子育て世代の方〄等とのワーキング会議を開催し,共に検討し推進 します。 【所掌事務】 ・妊娠・出産・子育て支援関連事業の調査・研究 ・ 〃 実施手法の検討・調整 ・ 〃 施策のとりまとめ ・ 〃 事業推進 ・ 〃 事業効果の評価・点検・見直し ※「プロジェクト1.90」の具体的な施策等については 4 ページ 【目標】 本市の合計特殊出生率(平成 26 年 1.47) → 平成32年 1.60 平成42年 1.90 平成52年 2.20 国の人口ビジョンにおいては,若い世代の希望が実現すると平成 42 年の合計特殊出生率が 1.8 程度に向上すると見込んでおり,県においても平成 42 年の出生率の目標を 1.8 としていま す。 本市における出生率は,概ね県平均を 0.1~0.2 ポイント上回って推移していることから,出生 率の目標については,県目標を 0.1 ポイント上回る数値(平成 42 年で 1.90)とし,その目標に向 かって総合的な子育て支援施策を実施するものです。 なお,昨年 9 月に行った結婚・出産・子育てに関する調査における本市の希望出生率は 1.85 となっています。 ※合計特殊出生率 : 女性が一生に産む子どもの数で,その年における各年齢(15~49 歳)の 女性の出生率を合計したものです。 ※希望出生率 : 結婚をして子供を産みたいという人の希望がかなえられた場合の出生率です。 ((既婚者割合×夫婦の予定子ども数)+(未婚者割合×未婚者の結婚希望割合×理想の子 ども数))×離別等効果 により算出します。 【組織】 ・けせんぬま創生戦略本部の下部組織として位置付けます。 ※組織のイメージは 3 ページ 【スケジュール】 平成 28 年 4 月 プロジェクトチームの立ち上げ けせんぬま創生戦略会議分科会や子育て世代等とのワーキング会議(~ 10 月) 実施手法の検討・調整(~10 月) 6月 先行実施施策の予算化 7月 第 1 回施策とりまとめ 9月 実施可能施策の予算化 10 月 第 2 回施策とりまとめ 平成 29 年 4 月~ 新規施策の実施 推進組織イメージ けせんぬま創生戦略本部 けせんぬま創生戦略会議 (市長を本部長とした庁内推進組織) (有識者や関係者で構成する推進・検証組織) プロジェクト1.90 ~ 妊娠・出産・子育て支援事業を総合的に推進 ~ 1.90 プロジェクトチーム けせんぬま創生戦略会議分科会 副市長をチームリーダーとする 「結婚・子育て・福祉」チーム 関係部課長 関係職員のワーキング ワーキング会議 子育て支援機関 等 関係団体 等 保育所・幼稚園・児童館 子育て世代 認可外保育施設 子育てサークル・母親クラブ 小・中学校 PTA 青少年育成支援センター 子育て支援団体・地域団体 児童相談所・保健所 等 気仙沼市子ども・子育て会議 等 事 業 実 施 政策 目標 と主要施策 (1ll) (Ⅲ )や さ しさと安心に満ちた くら しを実現 し、若 い世代の結婚、出産、子育 ての希望 をかなえる ◇合計特殊出生率 H27∼ H311.44、 H32∼ 1.60(← 126:147H251141H24:130H221144) ◇出生数 430人 (← H26:383人 H25:376人 H241359人 H22:440人 県衛生統計年報 ◇保育施設待機児童数 0人 (← H274月 :7人 80歳 、女性 86歳 (← H26:男 性 78 ) ) 施策 1 未婚対策 出会 いの 支援 視点 現 行 ・拡 充 ︶ 市 施策 ︵ 事業 例 分 科 会 提 案 等 ◎結婚 に向けた啓発セ ミナー等 ▲婚活プ ロジェク ト (漁 師婚パーテ ィー、 自分磨き講座等 ) ) ) 施策 2 健康長寿社会 の形成 いきが いづ く り ' 健康 づ くり 介護 予防 地域支えあ い 障害のある人も介護が必要な人も自分らしく安心な暮 らし ○ 健康 づ くり 。介護予 防各種事業 ○乳幼児健康診査 ○ フ ッ化物塗布事業 ○各種予防接種費用助成 ○妊婦健康診査 ことばの相談 どもの ○地域包括ケア の推進 ○子 ○子育て相談 ○養育支援訪問 ○妊婦歯科健康診査 ー かみ教室 ブ ○在宅 医療・ 介護 の連携強化 ト ○離乳食教室、かみ ○ ックスタ ○家庭児童相談 ○産婦訪間 ○介護サ ー ビス・ 障害福祉サ ー ビス基盤 の整備促進 ○子 ども医療費助成 ○母子・ 父子家庭医療費助成 ○養育医療給付 〇母子・ 父子健康手帳の交付 支援 ○子育て支援セ ンター ○学童保育 ○看護 。介護 。福祉 人材 の 育成 。確保対策事業 ○保育所・児童館・幼稚園運営 。 ○バパママ教室 ○認知症施策 の推進 (サ ポ ー ター養成 、初期集 中支援 ◎児童福祉施設等の整備・充実 ◎多子世帯保育施設保育料軽減 ○新生児訪間 ・ チームの設置 、ケアパ スの作成 ) ○子育て短期支援(シ ョー トステイ トワイ ライ トステイ) ○未熟児訪問 ・ ・ の生 きが いづ く り 。社会参加 の促進 こち ば ー ー めん ンター ○障害者 ゃんひろ ○ ○ フ ァミリ サポ ト セ ○ こんにちは赤ちゃん事業 ・ ・ いきいき WEBサ ト イ ○ E/t成 学園 ◎子育て支援 特別児童扶養手当 ○児童手当 児童扶養手当 ◎特定不妊治療費 など など ○市民文化祭 ◎子育て世代包括支援セ ンター設置 ▲ 3人 目の出産奨励 ◆母親が働きやす い企業環境づ くり啓発 (う ぶすなプ ロジェク ト) ▲ 市民農園 ◆子育て 。イベ ン トなど生活情報 の発信強化 (新 しい気仙沼の楽 ▲ 高齢者が講師 を務 め る各種講座 (一 家族子 だ くさんプロジェク ト 出産支援 ・ 不妊や不育症対策 ・ 妊産婦 。乳幼児 ケア :3子 プロジェク ト190 子育て支援 保 育 士等 の人材確保 保育・ 放課後児童対策 女性 の働 く環境 男性 の 育児参画 ワー ク・ ライ フ・ バ ランス 。子 どもの貧困対策 児童虐待 の 防止 若 い世代 の経済 的安定 発達支援 が必要な子 どもへ の対応 子育て費用無料化 ) 以降出産 。 しみ方発見事業) ◆多世代交流ハ ウス整備 (子 どもが真ん中プ ロジェク ト) 市 民 提 案` 庁 内 提 案 ◆ :先 導 P」 (分 科会提案 ・ ▲ :公 募 P」 (含 官民コ ホ ラ ☆ :市 先行型事業 ◎ :市 新規、拡充施策 ○ :市 現行施策 ‐ ● :そ の他 赤字 :事 業概要等掲載 正盤 :H28重 点事業 ■産前産後 ヘ ルパー派遣事業 ■不妊治療休暇制度 ■病 児保育、企業 内保育 ■乳幼 児 のお 散歩公 園整備 ■健康 マ イ レー ジ (健 康 づ くリポイ ン ト制度 ) ■各種健康診断 の 自己負担軽減 ■カルチ ャーセ ンターや スポ ー ツジムの充実 ■ トリム コー スの整備 ■ 閑散 時 間帯限定 の 高齢 者割 引 (カ ラオ ケ、 ボ ウ リン グ、 スポー ツ施 設等 ) 「総合戦略」(平 成28年 3月 版)よ り抜粋 気仙沼市まち・ひと・しごと創生「人ロ ビジヨン」
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