第1回 ニキニキ農×観アイディアコンテスト 大 賞

第1回 ニキニキ農×観アイディアコンテスト
大 賞
農地トレイルランニング
さいたま市 末吉茜様
実際に農業に使われているいろいろな農地(果樹園、耕作後の水田、牧草地など)を使ってトレイル
ランニング大会を催すという主旨。普段はその農家の方々でなければ見られないような絶景を広く紹介
し、里山の中を楽しみながら走ることで、自然や農業と触れ合ってもらおうというもの。
【起伏に富んだコース】 基本的に舗装されていない道を使うランニングスタイルなので、農業用の作業
路を走る。体幹を使ってバランス良く登ることを楽しむ登坂路(低山地)、ハイスピードで下れる丘陵地
などがあるとよい。
●牧草地
●耕天した後の水田
●果樹園の傾斜した通路
●栽培ハウスの中
…など、普段は農家の人じゃないと入れないような私有の農地の中を駆け抜けることで農業を身近に感
じてもらう。
【農作業を絡める】 走り抜けるだけでは寂しい、という感もあるので本格的なトレイルランと並行して農
作業の障害物競走みたいなものを絡めてみると楽しそう。たとえば、
●ブドウ棚の下を通る時は〇〇房のぶどうを収穫する
●牧草地のなかで特定の種類の牧草・植物を1本づつ集めてくる牧草スタンプラリー・宝探しゲーム
●パックにいっぱいミニトマトを収穫するまでは次のランニングコースに進めない
…など。仁木町ならではの農作業を加えてみる。
【お土産】 参加するともらえる「農作物のお土産」というのは単純に嬉しい。東京では参加賞のコマツ
ナ目当てにマラソンに参加する人たちもいますよ!
審査員の評価
山岳路を走破するトレイルランニングは、ランナーの間で人気が高まっていますが、農地をコースに
設定したアイディアからは、山岳路には見られない自然と人の営みが創り出す風景を楽しみながら走
れそうなワクワク感が伝わってきます。
コース途中で収穫体験ができることも、この競技の付加価値を高めるコンテンツとして注目しました。
実現する際には、進入できる農地を制限しなければならいないでしょうが、仁木町全域を知ってもら
い、住民との交流を図れる画期的なアイディアとして大賞に選定しました。
第1回 ニキニキ農×観アイディアコンテスト
優 秀 賞
ニキニキスイーツコンテスト
札幌市 阿部 碧様
仁木町のフルーツを収穫してスイーツ作りをしてもらい、そのスイーツコンテストを開催する。
仁木町はフルーツが有名で、さくらんぼ、ぶどう、りんご、いちご等が果物狩りで収穫されている。仁
木町がフルーツの町として、さらに市民に知名度を与える為に、仁木町のフルーツを収穫してもらい、
それをスイーツに変えて美味しさを実感してもらいたい。
タルトやゼリー、パウンドケーキならば時間もかからず作成できると思う。
使用する果物は季節に依ると思うが、主催者が指定した果物を参加者に実際に集めてもらい、その果
物を使ってスイーツを作成してもらう。使用するフルーツの種類及び量は参加者に判断を任せる。
コンテストは、味、見た目、独創性で判定する。
対象は、家族連れから調理学校生まで幅広く実施する。
私自身幼少期に果物狩りに家族と言っていましたが、実際にその場で調理することはなく、家に持ち
帰って生果物として食べていました。帰宅して少し物寂しかったのを覚えています。
果物狩りをした後に、参加者みんなでスイーツ作りをして、各々好きなものを作り、交流を深めたら楽
しいのではないかと思い、今回応募いたしました。
このコンテストの目的として、コンテスト開催で仁木町フルーツの美味しさをアピールすること、参加者
により楽しい体験を提供して仁木町を好きになってもらうことの二点を考えています。
審査員の評価
仁木町のフルーツを収穫するだけではなく、スイーツにして食べてもらい、参加者の満足度を高めよ
うとする想いが伝わってくるアイディアです。仁木町では、スイーツコンテストを開催したこともありまし
たが、当時は、予め製造されたスイーツを審査員が試食して評価する形式でした。
誰もが気軽に参加できることから、会場は小さな子供を連れた母娘などの家族連れで溢れ、和気
藹々とした雰囲気に包まれそうな予感がします。仁木町を大勢に知ってもらえそうなアイディアとして優
秀賞に選定しました。
第1回 ニキニキ農×観アイディアコンテスト
優 秀 賞
「マップラリー」 in Niki
札幌市 小松 航樹様
地図を集めてゴールを目指そう!ミッション
解決型の新しい農業体験です。
HOW TO
参加者で5~6名のチームをつくります。
家族参加などは適宜配慮。農業関係者が
「旅先案内人」として各チームに一人ずつ
つき、ラリースタートとなります。
各チームは出発時に異なる地図を渡され、
地図に示されたチェックポイント(公民会館
や協力農家さんの家など)に向かいます。
チェックポイントでは、チームにミッション
し、農作物を○個収穫せよ、△の写真を撮
れ、□の正体と突き止めよ、×の水をくめ
など・・・が渡され、チェックポイントで達成
が確認されると、次の地図を渡され・・・と
続きます。
すべてのミッションをクリアし、ゴールでき
たチームには、ミッションで収穫した農作物
がプレゼントされる嬉しいご褒美つきです。
どうですか。
楽しそうじゃありませんか??
審査員の評価
11月に開催されたニキニキ未来事業コンテストで発表された「ニキニキクエスト」に近いアイディアで
すが、チーム戦にするなど、より具体化している点、イラストによってイメージしやすいように工夫した
点を評価しました。
知らない土地にどんな宝物が潜んでいるのか?考えただけでもワクワクします。
大賞を受賞した農地トレイルランニング同様、仁木町全体を知ってもらう素晴らしいアイディアである
ことから、優秀賞に選定しました。