平成 28 年度 都計委第3号 静岡市立地適正化計画(案) (都市機能誘導区域)作成業務 業務概要書 1.目的 静岡市は、平成37年での「人口70万人維持」を最大目標として、 「健康長寿のまちづくり」 「歴史文 化のまちづくり」に取り組んでいるが、今後の人口減少・高齢化の中で、 「安心・安全な生活確保への 懸念」 「地域経済の衰退」が課題となっている。 こうした状況の中、コンパクトなまちづくりによってこれらの課題解決を図り、あわせて人口減少 対策(移住・定住促進等)が生み出す好循環を下支えすることが必要であり、これらの狙いを持って 立地適正化計画の策定に向けた検討を進めているところである。 静岡市立地適正化計画の策定は平成30年度を予定しており、基本方針の作成(27年度) 、都市機能 誘導区域の設定(28年度) 、居住誘導区域の設定(29年度) 、立地適正化計画の策定(30年度)といっ たスケジュールで取組を進めている。 本業務は、静岡市立地適正化計画基本方針(案)を踏まえ、都市機能の集約に係る検討等を行い、 静岡市立地適正化計画(案) (都市機能誘導区域の先行的な設定)を作成することを目的とする。 2.業務内容 静岡市立地適正化計画基本方針(案)を踏まえ、以下の業務を行い、静岡市立地適正化計画(案) (都市機能誘導区域の先行的な設定)を作成する。 (1) 都市機能誘導区域の設定 各種都市機能の立地状況や交通アクセス等の状況を総合的に判断し、 都市機能誘導区域の案を 作成する。 (2) 都市機能増進施設の設定 それぞれの都市機能誘導区域及びその後背圏の特性・課題を詳細に整理したうえで、施設立 地の現状や将来動向を分析し、都市機能増進施設を設定する。 (3) 都市機能誘導にあたり講ずる施策の設定 都市機能誘導区域内への都市機能増進施設の立地を促進するための施策について検討し、設 定する。併せて、駐車場配置適正化区域、特定用途誘導地区についても有用性を検討し、必 要な場合は設定を行う。また、都市機能誘導区域外へ都市機能増進施設を立地する場合の届 出の手続きについて、具体的な運用方法等を決定し、必要な資料を作成する。 (4) その他取り組むべき事項の検討 居住誘導区域の設定や誘導のための施策について検討を行う。併せて、居住誘導区域外にお ける施策についても検討を行う。居住誘導にあたっては、災害リスクとの整理を行うととも に、都市計画としてのリスク低減対策について検討する。加えて、その他に計画策定にあた り必要となることが判明した事項について検討を行う。 (5) 各種会議の運営支援 ①アドバイザリー会議の運営支援 有識者等によるアドバイザリー会議に係る資料の作成、当日の準備、運営支援、議事録の作 成等の支援を行う(アドバイザリー会議を2回程度予定) 。なお、外部有識者に係る報酬及び 旅費については本業務に含まないものとする。 ②庁内会議の運営支援 庁内会議に係る資料の作成、当日の準備、運営支援、議事録の作成等の支援を行う(局長級、 課長級、係長級会議を各2回程度予定。その他必要な会議も含む) 。 (6) 策定手続に係る資料等作成 市民討議会(市民 30 人程度によるワークショップ)に関する資料作成、議事録作成、報告書 作成、アンケート集計等を行う。また、パブリックコメントやその他市民意見の聴取に必要 な取組に関する資料作成や意見整理等を行う。加えて、都市計画審議会に関する資料作成等 を行う。 (7) 報告書等の作成 ①業務報告書・概要版の作成 ②静岡市立地適正化計画・概要版の作成 (8) 打合せ協議 業務着手時(1回) 、中間(2回程度) 、成果品納入時(1回)において打合せ協議を行う。 3.成果品 成果品は次のとおりとし、その帰属は全て発注者のものとする。 (1)報告書・概要版・・・各3部 (2)静岡市立地適正化計画・概要版・・・各 1,000 部 (3)会議資料、会議録等・・・1式 (4)成果品の電子データ・・・1式 (5)その他発注者が必要と判断した資料
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