て学位申請論文に代えることができる。なお,学術 麻布大学大学院環境保健学研究科 学位論文審査基準 原 著 論 文 とは , PubMed又 は Chemical abstractに 収 録されている学術雑誌及び本学の学術 雑誌等を指 す。 【環境保健科学専攻 博士前期課程】 2 .審査における要件及び最終判定 1 .評価項目及び評価方法 次の 3 つの要件を考慮し,その上で,学位論文審 学位申請論文の審査に当たっては,審査委員会委員 査会での口頭発表と質疑応答を踏まえ申請者の能力を (主査 1 人,副査 2 人以上)が研究計画書及び学位 評価し,研究科教授会において,修士の学位授与の最 申請論文の構成・内容について,次に示すとおり, 終的な合否を判定する。 (1)から(5)の 5 項目を,環境保健科学分野に関 (1) する専門的知識・能力について,(6)から(10)の 5 当該分野に関する全般的知識・能力を備えて いること。 項目をそれぞれ5点満点で評価し,全ての審査委員が (2) 決められた課程中間発表会で発表していたこ と(必須)。 30点以上(50点満点)を付けたことをもって論文審 査を終了し研究科教授会に報告する。 (3) 研究成果の全部又は一部を,関連する学会等 (特許も含む)で発表していること(必須で (1) テーマのたて方:環境保健科学に関する適切 はない)。 なテーマが設定されており,研究目的を達成 するための研究の流れが示されていること。 (2) 【環境保健科学専攻 明らかになった知見を示し,自分が明らかに 1 .評価項目及び評価方法 しようとしていることと関連付けて整理して (3) (4) (5) 学位申請論文の審査に当たっては,審査委員会委員 いること。 (主査 1 人,副査 2 人以上)が研究計画書及び学位 研究の方法:目的とテーマに沿った適切な研 申請論文の構成・内容について,次に示すとおり, 究方法を用い,分析の視点を示しているこ (1)から(5)の 5 項目を,環境保健科学分野に関 と。 する専門的知識・能力について,(6)から(10)の 5 研究の結果:実験や調査で得られたデータの 項目をそれぞれ 5 点満点で評価し,全ての審査委員 科学的な解析・整理及び成果の図表等を用い が30点以上(50点満点)を付けたことをもって論文 ての適切な記載ができていること。 審査を終了し研究科教授会に報告する。 考察と結論:研究から明らかになったことに (1) ついて,これまでに明らかにされている学術 するための研究の流れが示されていること。 果の価値を科学的観点から十分に検討し論理 的に説明できていること。 (7) (2) 専門分野に関わる論文,特に英語論文の講読 に必要な能力を有していること。 しようとしていることと関連付けて整理して 得られた研究成績を関連する文献と対比しな いること。 (3) と。 専門分野で関心のある研究対象に関わる研究 (4) 状況を正しく把握した上で,未解決の問題を 研究の結果:実験や調査で得られたデータの 明確にできる能力を有していること。 科学的な解析・整理及び成果の図表等を用い 研究成果を専門学会に発表することができ, ての適切な記載ができていること。 (5) 適切なディスカッションを行う能力を有して 考察と結論:研究から明らかになったことに ついて,これまでに明らかにされている学術 いること。 (10) 研究の方法:目的とテーマに沿った適切な研 究方法を用い,分析の視点を示しているこ と。 (9) 研究の背景:研究テーマについてこれまでに 明らかになった知見を示し,自分が明らかに がら実験的に評価できる能力を有しているこ (8) テーマのたて方:環境保健科学に関する適切 なテーマが設定されており,研究目的を達成 的知見との類似点及び相違点を含め,研究成 (6) 博士後期課程】 研究の背景:研究テーマについてこれまでに 的知見との類似点及び相違点を含め,研究成 高 い倫 理観 を有 し, それ を実 践で きる能力 果の価値を科学的観点から十分に検討し論理 を有していること。 的に説明できていること。 (6) *研究成果の全部又は一部を,筆頭著者として学術原 専門分野に関わる論文,特に英語論文の講読 に必要な能力を有していること。 著論文に既に公表している場合は,この論文をもっ - 63 - (7) 得られた研究成績を関連する文献と対比しな がら実験的に評価できる能力を有しているこ と。 (8) 専門分野で関心のある研究対象に関わる研究 状況を正しく把握した上で,未解決の問題を 明確にできる能力を有していること。 (9) 研究成果を専門学会及び専門学術雑誌に発表 することができ,適切なディスカッションを 行う能力を有していること。 (10) 高 い倫 理観 を有 し, それ を実 践で きる能力 を有していること。 2 .審査における要件及び最終判定 次の 3 つの要件を考慮し,その上で,学位論文審 査会での口頭発表と質疑応答を踏まえ申請者の能力を 評価し,研究科教授会において,博士の学位授与の最 終的な合否を判定する。 (1) 当該分野に関する全般的知識・能力を備えて いること。 (2) 研究成果の全部又は一部を,筆頭著者として 学術原著論文※に既に公表していること。 ※ 学 術 原 著 論 文 と は , PubMed 又 は Chemical abstractに収録されている学術雑誌。 (3) 決められた課程中間発表会で発表していたこ と(必須)。 【改廃手続】 この基準の改廃は,本研究科教授会の意見を聴いて 学長が行う。 附 則 (施行期日) 1 この基準は,平成26年 5 月14日に制定し,平成 27年 4 月 1 日から施行する。 (経過措置) 2 この基準にかかわらず,平成27年 3 月31日まで に本研究科に入学した者については,なお従前の例 による。 附 則 この基準は,平成27年 3 月17日に制定し,平成 27年 4 月 1 日から施行する。 附 則 この基準は,平成27年10月23日に改正し,平成 28年 4 月 1 日から施行する。 - 64 -
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