資料1 移住体験ツアー実施事業委託業務(あなたの『志』実現候補地を巡る旅) 仕様書(案) 1.目的 地方への移住に関心のある「移住関心層」や、本県に興味を持っているが移住までは意識していない 「高知ファン層」を対象とし、担い手を求める地域、産業、企業とのマッチングのきっかけとなる移住 体験ツアーを開催する。 ツアー参加者が、担い手を求める現場を見て、地元の方や受入支援をする方と繋がりを持ち、暮らし を知ることで、 「高知で活躍したい」という意識が喚起され、ツアー参加をきっかけに本県への移住に 結び付けることを目的とする。 2.事業期間 契約締結日~平成29年3月31日 3.委託内容(委託内容の全体像は別添1参照) (1)セミナーの開催 ツアー参加者を集めるため、都市部でのセミナーを開催(以下①~⑦のとおり)し、セミナー参 加者とのヒアリングを通じて、移住に向けた意識、志(目標)を把握し、参加者にあったツアーへ の誘導を行う。 ①本受託事業により都市部で定員 30~40 人規模のセミナーを3回開催する(受託者がセミナー の参加募集を行い、30 名以上の参加者を確保する) ②セミナーの内容は、先輩移住者によるセミナーを中心とし、併せて個別相談の時間を設けるも のとする(先輩移住者を 2 名/回、本県から招聘し、先輩移住者の旅費、謝金(3万円)は受 託者で負担する) ③セミナー3回中2回は高知県が確保した 「移住・交流情報ガーデン(HP:http://www.iju-join.jp/garden/) (東京) 」の使用を可能とする(5/21(土) 、10 月予定・使用料無料) ④セミナーでは3名/1 回以上のスタッフを確保する ⑤セミナー参加者には必ず「高知家で暮らし隊」 (参考:http://www.pref.kochi.lg.jp/~chiiki/iju/kurashitai/) 会員登録へ誘導する ⑥セミナーの開催時期・内容は受託者が提案のうえ、受託者と県が協議し決定するものとする ⑦セミナー参加者とのヒアリングを通じて、本受託事業のツアー以外に県が開催するツアー(農 業、林業、漁業をテーマに開催するツアー)などへの誘導も併せて実施する (2)ツアーの開催等 ツアーは「就職」 「起業」 「地域おこし(中山間地域への移住を意識した内容) 」 「移住全般(まだ 移住して何をしたいか決まってない方向け) 」をテーマに全6回行う(以下①~⑬のとおり)ことと し、別添1の要素を盛り込むものとする。 ①各定員15名とする ②行程:1泊2日 ③県内の移動はバスを想定するが、移動手段については、受託者で確保・負担する ④参加者に旅行保険(イベント保険)をかけることとし、手続きを行う ⑤ツアーでの参加者の体験料については、受託者で負担する ⑥ツアーでは、地元の方や先輩移住者とツアー参加者との交流会を実施する ⑦ツアーの最後に参加者に対し、移住への次の行動へ誘導するためのガイダンス等(例:就職⇒ 高知県事業承継・人材確保センター就職者登録、起業⇒東京、大阪で開催する起業のための研修へ の参加)を実施する 1 ⑧ツアーへの参加募集を行い、定員を確保する ⑨ツアーでは2名/1回以上のスタッフを確保する ⑩ツアーの開催時期・内容は受託者が提案のうえ、受託者と県が協議し決定する ⑪参加者は先着順で決定するものとし、定員オーバーとなった場合、県が主催する他の移住ツア ー等への誘導を行う ⑫ツアーへの申込は上記(1)セミナー参加者に限らず、広く募集を行う ⑬ツアー参加者が確保できない場合、本事業とは別で高知県が開催する都市部での移住相談会等 に参加するなど、ツアー参加者の確保に向けた取り組みを行う (3)情報発信 上記(1)セミナー、 (2)ツアーが定員に達するよう、有料媒体なども活用し、情報発信を行う。 情報発信方法及びタイミングについては、受託者が提案のうえ、受託者と県が協議し決定するも のとする。 (4)参加者へのフォロー ①上記(1)セミナー、 (2)ツアーの参加者へアンケートを行い、参加前と参加後の意識の変化を 確認する ②(2)ツアー参加者に対し、受託事業期間中にEメール等で連絡をとり、ツアーがきっかけで移 住への具体的な行動(例:高知県事業承継・人材確保センター就職者登録、農業の研修受講など)を 把握し、ツアーの効果について分析する ※アンケート内容については、県と協議により決定する (5)その他 ・セミナー、ツアーを前期と後期に分け、開催のチラシを前期、後期それぞれ 2,000 枚作成する ・セミナー、ツアー開催にあたり行程作成にかかる受入先(担い手を求める地域・産業・企業、移 住者受入団体、先輩移住者など)や県との調整を行う 4.移住支援団体、旅行業者等との連携 (1)上記3の委託内容の実施について、高知県の特徴を活かし、移住希望者の志に響く内容とし、参 加者が移住する際の相談窓口となりえる「県内の移住支援団体(例:高知家移住促進プロジェクト (KIP)加入団体) 」や「地域おこしのプロデュース人材」などとのジョイント、コラボレーショ ンを意識したものであること(再委託を可能とするものであり、例えば移住支援団体との合同開催 も可能とする) 。 (2)上記3(2)ツアーを実施するにあたり旅行業法に係る第二種以上の免許を持つ旅行業者である ことが必要となるため、受託者が当該免許を持っていない場合は、免許を持つ旅行業者へ再委託を 行うなど、旅行業法を厳守すること。 5.成果品 ・各セミナー、ツアー終了後1週間以内に、上記3(4)①の参加者アンケートの分析結果を含め た報告書を提出 ・上記3(4)②の分析結果を事業期間内に提出 ・上記3(1)セミナー、 (2)ツアーの開催概要、開催中の写真、スケジュール、参加者名簿を事 業期間内に実績報告書として提出する 2
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