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情報提供用資料
足元のギリシャ情勢について
欧州ハイ・イールド債券オープン(毎月決算型) 円コース/ユーロコース
2016年4月11日
追加型投信/海外/債券
当面の欧州ハイ・イールド債券市場の投資環境につきまして、「欧州ハイ・イールド債券オープン(毎月決算
型)円コース/ユーロコース」が主要投資対象としております「DWSユーロ・ハイ・イールド・ボンド・マスター・ファン
ド(円)」および「DWSユーロ・ハイ・イールド・ボンド・マスター・ファンド(ユーロ)」の運用会社であるドイチェ・
アセット・マネジメント・インベストメントGmbHからのコメント(要約および抜粋)を以下に記載致します。
【当レポートのポイント】
 足元では、2016年7月20日のギリシャ国債償還を懸念する動きが見られます。
 今後はギリシャの政治情勢の混乱により国債償還への懸念が高まるものの、ユーロ圏諸国の政府がギ
リシャに金融支援を実施すれば国債償還は可能となります。
 6月以降、ギリシャ問題が市場のリスク回避姿勢を高め、欧州周縁国がマイナスの影響を受ける可能性
があるものの、市場参加者はこれまでの経験から影響は限定的と見ています。最終的には、ユーロ圏
諸国とギリシャ政府が一定の妥協を示すことが予想され、7月20日にギリシャ国債が無事償還され
ることが期待されます。
Ⅰ.ギリシャ債務問題の足元の状況
足元、ギリシャ情勢を懸念する声が市場で上がり始めています。これは、欧州連合(EU)等の債権者がギリシャへ
の第3次金融支援継続の条件としている構造改革(年金給付の削減、農家への所得税減免見直し法案制定等)が
進んでおらず、債権者側との債務軽減交渉に遅れが生じているためです。これにより、2016年7月20日の国債償還
(元本約23億ユーロ)に対する資金繰りを懸念する動きが見られています。
Ⅱ.今後の焦点
金融市場では、7月20日にギリシャ国債が無事償還を行えるかが重要であると見られています。仮にギリシャ議会
が追加財政赤字削減措置を可決できずに、議会が解散した場合(5月または6月に総選挙)、国内の政治情勢が混
乱することが想定され、国債の償還が困難になると思われます。一方、債権者であるユーロ圏諸国の政府がギリ
シャに金融支援を実施することを決断すれば、国債償還は可能となります。
もっとも、ギリシャは中東等からの難民の玄関口となっていることから、ギリシャ経済が不況に陥ることになれば、ギ
リシャを経由してEU域内に難民がさらに押し寄せる可能性が考えられます。ドイツをはじめとする欧州諸国は、難
民流入に対するリスクを警戒していることから、難民危機対策の観点から見ても、既述の7月20日の直前はユーロ圏
諸国とギリシャ政府が一定の妥協を示すことが予想されます。また、市場でもこのような見方が主流となっているよう
に見受けられます。
Ⅲ.欧州周縁国への影響と今後の見通し
ギリシャ政府は、2016年6月後半になっても償還に必要な原資を確保できていない可能性があり、6月以降ギリ
シャ問題が市場のリスク回避姿勢を高める要因となることが想定されます。この場合、周縁国、中でも金融セクター
においてマイナスの影響が大きくなると考えています。
一方、市場関係者はこれまでの経験から影響は限定的と見込んでいます。また、欧州中央銀行(ECB)やEU、国
際通貨基金(IMF)の支援体制が従来通りに続けば大きなサポート材料となると考えています。
2016年7月中旬までに、ギリシャ議会が追加財政赤字削減措置に関する法案を可決し、第3次金融支援の枠組
みにおいて2回目の融資が実施され、7月20日の国債償還が実現されることが期待されます。
<本資料に関してご留意いただきたい事項>
■本資料は、「欧州ハイ・イールド債券オープン(毎月決算型) 円コース/ユーロコース」に関する情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成
したものであり、ファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点でのドイチェ・アセット・マ
ネジメント・インベストメントGmbHの見解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものでもありません。
■本資料は、当社が信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■投資信託の取得の申込みに当
たっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、投資判断はお客様ご自身で行っていただきますようお願いします。
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追加型投信/海外/債券
【図表1】欧州周縁国の2年国債利回りの変化幅
(2015年12月31日と2016年4月8日の比較)
(%)
3.50
3.00
2.70
2.50
2.00
1.50
1.00
0.64
0.50
0.04
0.02
0.00
-0.13
-0.50
ギリシャ
ポルトガル
イタリア
スペイン
アイルランド
(出所)Bloombergのデータを基に、ドイチェ・アセット・マネジメント・インベストメントGmbHが作成
以上
(作成:債券運用部)
<本資料に関してご留意いただきたい事項>
■本資料は、「欧州ハイ・イールド債券オープン(毎月決算型) 円コース/ユーロコース」に関する情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成
したものであり、ファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点でのドイチェ・アセット・マ
ネジメント・インベストメントGmbHの見解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものでもありません。
■本資料は、当社が信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■投資信託の取得の申込みに当
たっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、投資判断はお客様ご自身で行っていただきますようお願いします。
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欧州ハイ・イールド債券オープン(毎月決算型) 円コース/ユーロコース に関する留意事項
【岡三アセットマネジメントについて】
商号:岡三アセットマネジメント株式会社
岡三アセットマネジメント株式会社は、金融商品取引業者として投資運用業、投資助言・代理業および第二種金融商品取引業を
営んでいます。登録番号は、関東財務局長(金商)第370号で、一般社団法人投資信託協会および一般社団法人日本投資
顧問業協会に加入しています。
【投資リスク】
 投資者の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがありま
す。投資信託は預貯金と異なります。投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者の皆様に帰属します。ファンドは、
欧州諸国のハイ・イールド債券等値動きのある有価証券等に投資しますので、組入れた有価証券等の価格の下落等の影響に
より、基準価額が下落し、損失を被ることがあります。また、外貨建資産に投資しますので、為替相場の変動により損失を被る
ことがあります。
 ファンドの主な基準価額の変動要因としては、「信用リスク」、「為替変動リスク」、「金利変動リスク」、「流動性リスク」、「カントリー
リスク」があります。(円コースにおいて、実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減
を目指しますが、為替ヘッジの対象となる外貨建資産は市況動向により変動することから 、為替変動リスクを
完全にヘッジすることはできません。)
※基準価額の変動要因は上記のリスクに限定されるものではありません。
【その他の留意点】
 ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適用はありません。
 投資信託は預金商品や保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また、登録金融機
関が取扱う投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
 分配金は、預貯金の利息とは異なり、ファンドの純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準
価額は下がります。分配金は、計算期間中に発生した収益を超えて支払われる場合があるため、分配金の水準は、必ずしも計
算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。また、投資者の購入価額によっては、分配金の一部または全部が、
実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がり
が小さかった場合も同様です。
 投資対象とする投資信託証券にかかる購入・換金申込みの受付の中止および取消、取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止、決済機能の停止、その他やむを得ない事情があるときは、購入・換金申込みの受付を中止することや、すでに受付
けた購入・換金申込みの受付を取消すことがあります。
●詳しくは、「投資信託説明書(交付目論見書)」の「投資リスク」をご参照ください。
【お客様にご負担いただく費用】
<お客様が直接的に負担する費用>
 購入時
購入時手数料 :購入価額×購入口数×上限3.78%(税抜3.5%)
詳しくは販売会社にご確認ください。
 換金時
換 金 手 数 料 :ありません。
信託財産留保額:換金申込受付日の翌営業日の基準価額×0.2%
<お客様が信託財産で間接的に負担する費用>
 保有期間中
運用管理費用(信託報酬)
:純資産総額×年率1.0044%(税抜0.93%)
運用管理費用(信託報酬)の実質的な負担
:純資産総額×年率1.7044%(上限)
実質的な負担とは、ファンドが投資対象とする投資信託証券の信託報酬を含めた報酬です。なお、実質的な運用管理費用
(信託報酬)は目安であり、投資信託証券の実際の組入比率により変動します。
 その他費用・手数料
監査費用
:純資産総額×年率0.01296%(税抜0.012%)
 有価証券等の売買に係る売買委託手数料、投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、海外における
資産の保管等に要する費用等を投資信託財産でご負担いただきます。また、投資対象とする投資信託証券に係る前記の費用
等を間接的にご負担いただきます。(監査費用を除くその他費用・手数料は、運用状況等により変動するため、事前に料率・上
限額等を示すことはできません。)
●お客様にご負担いただく費用につきましては、運用状況等により変動する費用があることから、事前に合計金額もしくはその上限額
またはこれらの計算方法を示すことはできません。
●詳しくは、「投資信託説明書(交付目論見書)」の「手続・手数料等」をご参照ください。
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2016年4月11日現在
販売会社
(受益権の募集の取扱い、投資信託説明書(交付目論見書)、投資信託説明書(請求目論見書)及び運用報告書
の交付の取扱い、解約請求の受付、買取請求の受付・実行、収益分配金、償還金及び解約金の支払事務等を行
います。なお、販売会社には取次証券会社が含まれております。)
加入協会
商号
( 金融商品取引業者)
岡三証券株式会社
岡三にいがた証券株式会社
藍澤證券株式会社
永和証券株式会社
株式会社SBI証券
香川証券株式会社
三縁証券株式会社
上光証券株式会社
大熊本証券株式会社
髙木証券株式会社
内藤証券株式会社
ニュース証券株式会社
PWM日本証券株式会社
ひろぎんウツミ屋証券株式会社
益茂証券株式会社
マネックス証券株式会社
楽天証券株式会社
愛媛証券株式会社
三京証券株式会社
三晃証券株式会社
登録番号
関東財務局長(金商)第53号
関東財務局長(金商)第169号
関東財務局長(金商)第6号
近畿財務局長(金商)第5号
関東財務局長(金商)第44号
四国財務局長(金商)第3号
東海財務局長(金商)第22号
北海道財務局長(金商)第1号
九州財務局長(金商)第1号
近畿財務局長(金商)第20号
近畿財務局長(金商)第24号
関東財務局長(金商)第138号
関東財務局長(金商)第50号
中国財務局長(金商)第20号
北陸財務局長(金商)第12号
関東財務局長(金商)第165号
関東財務局長(金商)第195号
四国財務局長(金商)第2号
関東財務局長(金商)第2444号
関東財務局長(金商)第72号
日本証券業
協会
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一般社団法人
日本投資
顧問業協会
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金融先物
取引業協会
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一般社団法人
第二種金融
商品取引業
協会
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(注) 販売会社によっては、現在、新規のお申込みを受け付けていない場合があります。
<本資料に関するお問合わせ先>
カスタマーサービス部 フリーダイヤル 0120-048-214 (9:00~17:00 土・日・祝祭日・当社休業日を除く)
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