健康支援室だより(へるすぴあ健診センター) ニコチン タール 一酸化炭素 について考えてみませんか? 元気な肺 たばこの煙には、約4000種類の化学物質があり、その うち約200種類の有害物質、約60種類の発がん性物質が 含まれています。禁煙は本人だけでなく、家族や周囲の方 と一緒に取り組むことが大切です。今回は禁煙に役立つ知 識をご紹介しますので、参考にして少しでも早く実行を! ◆禁煙のメリットを確認しましょう! ・咳や痰、喘息などが改善される ・息切れ、疲れやすさが改善し体力が戻る ・イライラや頭痛などが減る ・肺がん、心筋梗塞、脳梗塞などのリスク が減る ・病気にかかりにくくなる ・歯周病になりにくい ・味覚、食欲が戻り、食事が美味しく食 べられる ・周囲の人への受動喫煙がなくなる ・肌の老化促進を防ぐ ・たばこに費やしていた時間とお金を趣 味や余暇などに使える ・頭がスッキリし仕事に集中できる ◆禁煙の準備をしましょう! ◇まず禁煙開始日を決めましょう ◇環境を整えましょう できれば1~2週間程度の禁煙準備期間を 設けその上で禁煙を始める日を決める。 ・たばこ、灰皿、ライターなどを処分する ・飲み屋など吸いたくなる場所を避ける ・喫煙者のそばに近づかない ・禁煙していることを周囲に伝え協力を得る ・仕事が一段落し、時間や気持ち にゆとりのあるとき ・連休や休日明け ・誕生日や月初めなどの区切りの 良いとき ◇吸いたい気持ちの対処法を知ってうまく乗り越えましょう 禁煙開始後2~3日をピークに離脱症状が 現れ、2週間程度続きます。 その時にどんな対処法が良いか事前に考え ておくと、うまく乗り越えられます。 離脱症状の種類 ・たばこが吸いたい!という欲求 ・イライラして落ち着かない ・からだがだるい、集中できない ・眠気、頭痛 禁煙外来について 自身での禁煙が難しい場合には、健康 保険を使って禁煙治療が受けられます。 行動パターンを変える対処法 ・食後にすぐ歯を磨く ・コーヒーやアルコールを控える イライラ落ち着かない時 ・深呼吸をしたり、水やお茶を飲む ・糖分の少ないガムなどをかむ ・散歩や体操などの軽い運動をする 気分転換の方法を考える ・スポーツなど身体を動かす ・熱中できる趣味を持つ ・温泉やマッサージに行くなど *毎年5月31日は世界禁煙デー 5月31日から6月6日は禁煙週間です。 電設健保健診センター健康支援室
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