平成28年度新規研究開発プロジェクト(案)概要 作成:平成28年3月 プロジェクト名: 高輝度・高効率次世代レーザー技術開発 研究開発の目的 ・ レーザーは、世界的に次世代ものづくり産業技術の中核として期待さ れており、今後も市場の拡大が見込まれる。しかし、様々な加工条件 に合わせて効率良く、また付加価値の高い加工等するためには、現 在のレーザーは、波長や輝度(出力とビーム品質)、効率等の多くの 点で技術的な課題を有する。我が国が世界的トップランナーとして、こ れまでにない高効率かつ高輝度(高出力・高ビーム品質)なレーザー 技術を開発することにより、温室効果ガス排出の削減を図るとともに、 わが国ものづくり産業の競争力強化を目指す。 プロジェクトの規模 ・事業費総額(平成28年度) ・NEDO予算総額(平成28年度) ・実施期間 20億円 (予定)、委託 20億円(予定) 平成28 ~32年度(5年間) 成果適用のイメージ 光学結晶 レーザー機器 事業化 加工製品の市場展開 素材産業への波及 高付加価値部品・機能性材料 研究開発の内容 1) 高品位レーザー加工技術の開発 短波長・短パルス幅のレーザーを開発し、高品位レーザー加工を実 現する ・高品質・大口径波長変換素子の開発 ・短波長・短パルス幅レーザーの開発 ・短波長・短パルス幅レーザー加工技術の開発 2) 高出力レーザーによる加工技術の開発 高いパルスエネルギーのレーザーを開発し、高スループットレーザー 加工を実現する ・高輝度・高効率レーザーの開発 ・高出力レーザーによる加工基盤技術の開発 3) 次々世代加工に向けた新規光源・要素技術開発 レーザー加工技術に資するレーザーの新規構造創出・波長域開拓に 向けた基盤技術・周辺要素技術を開発する ・新規構造LD基盤技術及び周辺要素技術の開発 ・新しい波長域及び短パルスレーザー基盤技術の開発 4) 次世代レーザー及び加工の共通基盤技術開発 レーザー加工現象のメカニズムを解明し素材に適した効率的な加工 を実現するための、共通基盤技術開発や調査研究を行う ・レーザー加工プラットフォームの構築 ・レーザー加工の計測評価基盤技術の開発 ・レーザー加工技術の標準化・調査研究 材料物性 素材への指針 加工状態 加工モデル・加工予測 レーザー加工システム 成果取り込み 先導研究 次々世代加工に 向けた新規光源・ 要素技術開発 共通基盤 データベース 最適加工条件 作業標準 評価基準 加工モニタリング・評価 詳細は「基本計画(案)」をご参照ください
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