精肉の摂食量4年連続増加、牛乳消費は減少

平成28年4月7日
報
道 各
位
一般社団法人 JC総研
精肉の摂食量4年連続増加、牛乳消費は減少
~外国産肉・加工品の選択理由は「安い」がトップ~
(畜産物等の消費行動に関する調査結果-2015 年調査-)
当総研では、2010年(平成22年)3月、
「畜産物等の消費行動に関する調査結果」
(Web
調査)を公表以来、同様の調査を実施し毎年公表して来ました。今回、2015年11月に実施
した7回目の調査結果の概要がまとまりましたので、ご報告します。
今回調査の特徴は、精肉の摂食量が4年連続で増加したことです。経年変化を見ると、国産で
は牛・豚肉が増加基調、輸入では鶏肉が増加基調でした。
「一週間に何日食べているのか」を問う
摂食頻度では、年度ごとの増減はありますが前年比では豚肉・鶏肉が増加しました。また、前年
増加したたまご、牛乳の『週に1日以上食べる(飲む)』割合は減少に転じています。
そして、精肉購入時に重視する点ではトップは「国産であること」で、牛・豚・鶏肉ともに増
加しました。属性別には、特に単身男性の国産志向が大きく増加した結果となりました。
一方、外国産肉・加工品のイメージは「安い」がトップで、品質イメージは国ごとに評価が分
かれ、中国産を中心に「安全面が心配、信用できない」との声も多く、不安が解消されたとは言
えない姿が浮かび上がる結果となりました。
解禁日時:2016年(平成28年)4月7日(木)13時
《添付資料》
畜産物等の消費行動に関する調査結果の概要(プレスリリース)
<本件に関するお問合せ先>
〒162-0826
東京都新宿区市谷船河原町11番地
飯田橋レインボービル5F
一般社団法人 JC総研
経営相談部 主任研究員
青柳 靖元
℡ 03-6280-7253
※なお、本資料は「農政クラブ」「農林記者会」
「農協記者クラブ」等に配布します。
報道発表資料
一般社団法人
Press Release
2016年4月7日(木)13時
JC総研
東京都新宿区市谷船河原町11番地
飯田橋レインボービル5F
URL http://www.jc-so-ken.or.jp
解禁
調査の概要
■調査方法
■調査地域
■調査主体
■実施機関
■調査年月日
■調査対象
インターネットリサーチ
全 国
一般社団法人 JC総研
株式会社 インテージ
2015 年 11 月 13 日(金)~11 月 18 日(水)
全国の既婚女性・既婚男性・単身女性・単身男性
■ 2015 年有効回答者数 インテージ・ネットモニター会員 n=2,325
20代以下
30代
40代
50代
60代
70代以上
合計
合計
190
(8.2)
339 (14.6)
378 (16.3)
381 (16.4)
455 (19.6)
582 (25.0)
2,325 (100.0)
(100.0)
単位:人(構成比%)
既婚女性
47
(5.1)
128 (13.8)
151 (16.3)
149 (16.1)
192 (20.8)
258 (27.9)
925 (100.0)
(39.8)
既婚男性
49
(5.4)
136 (14.9)
157 (17.2)
151 (16.6)
182 (20.0)
237 (26.0)
912 (100.0)
(39.2)
単身女性
47 (19.6)
40 (16.7)
30 (12.5)
46 (19.2)
38 (15.8)
39 (16.3)
240 (100.0)
(10.3)
単身男性
47 (19.0)
35 (14.1)
40 (16.1)
35 (14.1)
43 (17.3)
48 (19.4)
248 (100.0)
(10.7)
既婚女性
41
(4.6)
126 (14.2)
153 (17.2)
145 (16.3)
187 (21.0)
238 (26.7)
890 (100.0)
(40.9)
既婚男性
43
(4.9)
122 (13.8)
146 (16.5)
144 (16.3)
186 (21.0)
245 (27.7)
886 (100.0)
(40.7)
単身女性
40 (20.7)
29 (15.0)
24 (12.4)
30 (15.5)
29 (15.0)
41 (21.2)
193 (100.0)
(8.9)
単身男性
40 (19.1)
31 (14.8)
29 (13.9)
33 (15.8)
32 (15.3)
44 (21.1)
209 (100.0)
(9.6)
【参考:2014 年 有効回答者数】
20代以下
30代
40代
50代
60代
70代以上
合計
合計
164
(7.5)
308 (14.1)
352 (16.2)
352 (16.2)
434 (19.9)
568 (26.1)
2,178 (100.0)
(100.0)
【エリア区分】
北海道
東 北
(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)
北関東
(茨城、栃木、群馬)
京 浜
(埼玉、千葉、東京、神奈川)
甲信越・北陸(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野)
東 海
(岐阜、静岡、愛知、三重)
京阪神
(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
中国・四国 (鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知)
九 州
(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄)
【分析・報告書作成】
一般社団法人 JC総研 経営相談部 主任研究員 青柳 靖元
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畜産物等の消費行動に関する調査の概要
1.各食材の摂食頻度:『週に1日以上』食べるは豚肉・鶏肉で増加、牛乳では逆に「殆
ど飲まない」層の割合が増加
家庭・自宅で調理をする人に、精肉や鮮魚・たまご・牛乳等の食材を一週間に何日食べているの
かをたずねた(図1)
。
精肉を『週に 1 日以上』
(
「毎日」+「週の半分以上」+「週に 1~3 日」
)食べるは、牛肉 31.0%
(前回 31.1%)は微減、豚肉 72.7%(同 72.2%)
、鶏肉 63.1%(同 60.4%)は増加した。
牛乳は『週に 1 日以上』飲むは 67.9%(同 71.0%)と減少するとともに、牛乳を「殆ど飲まない」
層の割合が 20.9%(同 17.5%)と増加した。
たまごは『週1日以上』食べるは、83.5%(同 84.8%)と減少した。
図1 家庭における各食材の摂食頻度(年次別)
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2.精肉購入時の国産・外国産選択状況:国産選択微減、単身男性のみ大きく増加
精肉を購入する際、国産・外国産のどちらを選択したかについてたずね、その選択状況を年次別
に示したものが図2である。
『国産選択の割合』
(
「国産しか買わない」+「国産を買うことが多い」
)は牛肉 59.9%(前回 60.9%)、
豚肉 70.5%(同 71.6%)
、鶏肉 74.0%(同 74.3%)と 3 品目ともやや減少した。一方、「国産か外
国産かわからない(こだわらない)
」は、牛肉 4.1%(同 3.9%)豚肉 4.3%(同 3.9%)、鶏肉 4.6%
(同 4.4%)といずれもやや増加した
図3は属性別に示したものである。
『国産選択の割合』
(
「国産しか買わない」+「国産を買うこと
が多い」
)を品目別に見ると、牛肉では既婚男性 59.9%(同 55.3%)
、単身男性 38.9%(同 30.7%)
で増加した。豚肉では単身女性 70.0%(同 69.3%)
、単身男性 47.2%(同 42.2%)で増加した。
鶏肉では既婚男性 71.3%(同 70.4%)、単身女性 72.6%(同 70.4%)
、単身男性 53.1%(同 43.1%)
でそれぞれ増加した。特に単身男性はすべての精肉で大きく増加し、特に鶏肉は 10 ポイントもの増
となった。
図2 精肉購入時の産地選択状況(年次別)
図3 精肉購入時の産地選択状況(属性別)
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3.各食材の家庭での摂食量の変化:精肉合計で「増えた」が4年連続増加
食材ごとに、家庭で食べる量の 1 年前との増減をたずねたものが図4である。
精肉合計では「増えた」が 2012 年調査以降微増し、2015 年は 8.6%(前回 6.9%)と増加した。
そのうち、国産精肉は「増えた」は牛肉 4.6%(同 4.6%)、豚肉 8.3%(同 7.1%)、鶏肉 9.0%
(同 8.0%)と変わらないもしくは微増となった。輸入精肉は「増えた」は牛肉 4.6%(同 4.8%)で
減少、豚肉 5.0%(同 4.7%)
、鶏肉 3.9%(同 3.8%)で増加した。
一方、
「家庭では食べていない」が輸入牛肉 20.4%(同 19.9%)、輸入豚肉 23.5%(同 22.6%)、
輸入鶏肉 27.9%(同 28.2%)と依然ポイントが高く 2 割を超え、輸入精肉に対する不安感は払拭さ
れていないようである。
図4 家庭での摂食量の変化(1年前と比較) (年次別)
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4.精肉の購入時に重視する点:トップ「国産であること」、牛・豚・鶏肉ともに増加
精肉を購入する際、重視する点をたずねたものが、表1である。牛・豚・鶏肉ともにトップは「国
産であること」で、各々45.8%(前回 44.1%)
、50.2%(同 48.4%)、52.0%(同 50.6%)と増加
し、群を抜く。2 位「品質が良い割には、手頃な価格であること」は 3 品目とも増加し 3 割を超え、
3 位「鮮度がよさそうなこと」も 3 品目とも増加し約 3 割となった。次いで「特売やタイムサービ
ス品であること」も 3 品目とも増加し、2 割程度を占める。
品目別に属性別・年齢層別で示したものが、図7~図9である。
「国産であること」は既婚男女と
高年齢層でポイントが高く、単身男性と若年齢層でポイントが低い。一方、
「品質が良い割には、手
頃な価格であること」は総じて女性層と 40 代以上でポイントが高く、
「鮮度がよさそうなこと」も
女性層と 40 代以上でポイントが高い傾向にある。
表1 精肉購入時の重視点(年次別) 上位15
見切り品等
作りたい料
鮮度がよさそ 100g当たり
価格に関わ
色々な料理 消費期限が 肉のしまりが シールに「部 生産者や生 品質に関わ
特売やタイ で値引きされ
理のレシピど
うなこと(変 の単価が一
らず品質が
脂身が少な に使える部 なるべく先の よいこと/ 位名」と「調 産農場が分 らず単価が
ムサービス ていれば値
おりの部位・
色・肉汁が出 定の範囲内
良いこと(品
いこと
位・カット方 日付であるこ 水っぽくない 理名」が入っ かっている肉 安いこと(価
品であること 引きされてい
カットである
ていない等) にあること
質重視)
法であること と
こと
ていること であること 格重視)
るもの
こと
36.3
31.1
23.9
21.8
16.2
14.6
13.4
20.0
14.3
15.4
8.9
0.0
14.2
6.1
34.5
28.8
22.6
19.6
16.3
16.4
16.9
18.8
13.5
14.7
9.3
10.6
9.7
9.5
37.1
31.3
23.3
20.9
18.0
17.1
17.0
16.6
14.3
13.6
10.1
10.0
9.1
8.2
35.3
29.4
24.3
22.4
14.8
14.0
13.7
22.5
20.7
15.7
8.6
0.0
13.1
7.2
34.4
28.9
24.0
19.5
14.4
15.3
15.6
21.5
19.5
15.1
8.4
13.0
9.7
9.7
35.9
30.9
23.0
20.1
16.6
15.8
16.8
20.1
19.6
13.9
9.4
12.5
8.9
9.6
34.3
29.2
22.4
21.0
13.6
13.0
11.9
15.3
16.8
15.3
9.2
0.0
12.9
7.4
33.6
27.8
22.4
18.6
13.1
15.1
14.8
15.4
14.8
15.1
9.7
7.1
9.4
9.5
34.6
29.4
22.1
18.9
15.2
15.4
15.2
12.1
15.9
14.1
10.1
7.6
8.6
9.9
品質が良い
国産であるこ 割には、手
と
頃な価格で
あること
2013牛肉(n=1278)
2014牛肉(n=1309)
2015牛肉(n=1423)
2013豚肉(n=1308)
2014豚肉(n=1355)
2015豚肉(n=1465)
2013鶏肉(n=1289)
2014鶏肉(n=1331)
2015鶏肉(n=1450)
47.4
44.1
45.8
51.5
48.4
50.2
52.8
50.6
52.0
図7 牛肉購入時の重視点(属性別・年齢層別)
図8 豚肉購入時の重視点(属性別・年齢層別)
図9 鶏肉購入時の重視点(属性別・年齢層別)
(注)図39・図40・図41は、いずれも2015年
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5.たまご・牛乳選びの基準:「消費期限まで余裕」、たまご5割超、牛乳6割超でトップ
たまごを購入する際にどのような基準で選ぶかをたずね、年次別推移を示したものが図10であ
る。トップは「消費期限まで余裕」で 56.0%(前回 54.5%)と増加し 5 割を超えた。2 位は「10
個入りパック」48.6%(同 47.8%)と増加し、概ね半数を占める。一方、
「6 個入りパック」
、
「4 個
入りパック」等少量パックのポイントは未だ高くない。次いで「特売やタイムサービス品」も 40.1%
(同 38.6%)と増加し、4 割を超えた。
牛乳を購入する際にどのような基準で選ぶかをたずね、年次別推移を示したものが図11である。
たまごと同様「消費期限まで余裕」が 61.6%(同 63.3%)と減少したものの 6 割を超え、トップと
なった。2 位「1リットル入りパック」は 53.2%(同 51.8%)、3 位「成分無調整であること」は
30.9%(同 29.2%)と増加した。次いで「特売やタイムサービス品」も 22.1%(同 21.7%)と増
加し、2 割を超えた。
図10 たまご購入時の商品選びの基準(年次別)
図11 牛乳購入時の商品選びの基準(年次別)
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6.外国産肉・加工品のイメージ:
「安い」がトップ、品質イメージは国ごとに評価が分かれる
外国産(輸入)肉および加工品のイメージをたずねた。
表2の通り、全体では「安い」のポイントが高いが、年次別推移を見ると国ごとに評価が分かれ
る結果となった。
オーストラリア産牛肉は「安い」が 30.8%(同 31.7%)とトップではあるが、減少した。
「安全で
ある、安心できる」も 22.0%(前回 25.6%)と減少したが、安心感では際立つ。アメリカ産牛肉は
「安い」はオーストラリア産と対照的に 28.9%(同 27.3%)と増加しトップを占め、
「安全面が心配、
信用できない」は 16.1%(同 16.9%)と減少した。
アメリカ産豚肉は「安い」23.6%(同 22.5%)
、「品質が良い」3.3%(同 2.8%)
、カナダ産豚肉
は「安い」16.2%(同 14.8%)
、
「品質が良い」4.2%(同 2.7%)とイメージが改善したかに見えるが、
両国とも「品質が悪い」も増加した。一方、デンマーク産豚肉、イタリア産豚肉等は「知らないの
でイメージを持っていない」が 3 割を超え、依然として知名度が低い。
ブラジル産鶏肉は、
「安全面が心配、信用できない」
、「食べたくない」が増え、1 割を超えた。
中国産鶏肉調製品は「安全面が心配、信用できない」が 37.8%(同 40.9%)とポイントは減少し
たものの、依然高い水準にある。
「食べたくない」も 46.3%(同 49.4%)と 4 割を超える。タイ産
鶏肉調整品は、
「安全面が心配、信用できない」、「食べたくない」のポイントが 2 割前後を占めた。
表2 外国産肉・加工品についてのイメージ
安全であ
安全面が心
年 る、安心で 配、信用で 品質が良い 品質が悪い おいしい
きる
きない
おいしくない 高い
安い
食べたい
売られている
ことを知らない
のでイメージ
は持ってない
食べたくな
その他
い
売られているこ
とは知っている
がイメージは
持ってない
【牛肉】オーストラリア産
2012
2013
2014
2015
2014-2015差
28.9
24.4
25.6
22.0
-3.6
3.9
4.0
3.7
5.0
1.3
10.6
9.2
9.1
10.3
1.2
2.1
3.0
2.5
2.3
-0.2
12.0
10.5
12.3
11.3
-1.0
8.5
6.7
5.6
5.7
0.1
0.6
0.6
1.1
1.2
0.1
36.7
32.8
31.7
30.8
-0.9
10.5
8.4
9.6
9.0
-0.6
9.0
8.2
8.1
7.6
-0.5
1.8
1.2
1.3
1.3
0.0
2.6
2.4
3.2
3.9
0.7
23.4
26.9
27.3
28.6
1.3
【牛肉】アメリカ産
2012
2013
2014
2015
2014-2015差
9.4
8.5
10.2
9.2
-1.0
20.9
20.6
16.9
16.1
-0.8
3.0
3.1
3.8
4.3
0.5
4.9
4.0
4.3
4.4
0.1
7.8
7.2
8.5
8.2
-0.3
8.4
7.3
5.7
6.4
0.7
0.8
0.7
1.9
1.4
-0.5
30.8
28.9
27.3
28.9
1.6
5.6
4.9
6.3
4.7
-1.6
15.3
13.5
12.6
12.4
-0.2
1.6
1.3
1.9
1.3
-0.6
2.6
2.7
3.4
3.9
0.5
23.9
26.7
28.0
28.5
0.5
【豚肉】アメリカ産
2012
2013
2014
2015
2014-2015差
8.4
6.9
8.4
7.7
-0.7
15.0
16.9
13.6
14.3
0.7
2.6
2.4
2.8
3.3
0.5
3.5
3.5
2.9
3.4
0.5
4.7
4.6
5.7
4.8
-0.9
6.3
4.9
3.9
4.9
1.0
0.4
0.6
1.0
0.9
-0.1
25.3
23.3
22.5
23.6
1.1
4.7
3.7
4.3
3.3
-1.0
14.4
13.5
12.3
12.6
0.3
1.9
1.7
1.9
1.8
-0.1
8.0
8.7
8.7
8.6
-0.1
27.5
29.0
30.9
30.2
-0.7
【豚肉】カナダ産
2012
2013
2014
2015
2014-2015差
2012
2013
2014
2015
2014-2015差
2014
2015
2014-2015差
2014
2015
2014-2015差
2012
2013
2014
2015
2014-2015差
2012
2013
2014
2015
2014-2015差
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【豚肉】デンマーク産
【豚肉】イタリア産
【豚肉】スペイン産
【鶏肉】ブラジル産
【鶏肉調製品(焼き鳥など)】中国産
【鶏肉調製品(焼き鳥など)】タイ産
Copyright 2016 JC General Research Institute. All Rights Reserved
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報道発表資料
一般社団法人
Press Release
2016年4月7日(木)13時
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JC総研
東京都新宿区市谷船河原町11番地
飯田橋レインボービル5F
URL http://www.jc-so-ken.or.jp
畜産物等の消費行動に関する調査結果-2015年調査-
目
次
ページ
1.家庭・自宅での料理状況:20代以下、7割が「家庭・自宅で料理をする」 ················································· 4
2.-1 買い物・料理についての意識:「包丁の扱い」、苦手がじわり増加·························································· 5
2.-2 買い物・料理についての意識:「食料品の買い物は楽しい」、20代で大きく増加 ···························· 6
2.-3 料理についての意識:「自分は手作り派だと思う」、単身層で増加 ························································· 7
3.各食材の摂食頻度:『週に1日以上』食べるは豚肉・鶏肉で増加、牛乳では逆に
「殆ど飲まない」層の割合が増加 ····························································································································· 8
4.各食材の買い物回数:『週に2回以上』8割弱でやや減少 ··············································································· 10
5.各食材の購入場所:スーパーが8割以上、変わらず ·························································································· 12
6.精肉種類を決めるきっかけ:「食べたいメニュー」で購入、牛・豚・鶏肉ともに増加 ································· 13
7.精肉購入時の国産・外国産選択状況:国産選択微減、単身男性のみ大きく増加 ································· 14
8.外国産(輸入)精肉の選択理由:牛肉「安心」志向、豚・鶏肉「特売」志向が顕著に ······························ 15
9.外国産(輸入)精肉の購入価格の目安:「価格に関わらず買う」が2割弱 ·················································· 16
10.各食材の位置づけ:「無ければ(非常に)困る」は国産牛肉5割、国産豚・鶏肉7割超 ······················· 17
11.各食材の家庭での摂食量の変化:精肉合計で「増えた」が4年連続増加 ··············································· 18
12.各食材の家庭での摂食量の今後の意向:精肉は輸入牛肉以外「増やしたいと思う」が減少·········· 19
13.食材の摂食量を増やしたい理由:牛乳は「健康/美容に良いから」が5割超 ········································ 20
14.精肉購入時に重視する点:トップ「国産であること」、牛・豚・鶏肉ともに増加·········································· 21
15.たまご選びの基準:「消費期限まで余裕」がトップで5割超 ············································································· 22
16.牛乳選びの基準:「消費期限まで余裕」が6割超、変わらず ·········································································· 23
17.普段良く飲む飲料:トップ「お茶」、2位「コーヒー飲料」の順位は前年同様 ·············································· 24
18.牛乳・乳飲料等の好き嫌い:牛乳が『好き』、微減でも6割超 ········································································ 25
19.牛乳が好きな理由・嫌いな理由:「味が好き」4割、「味が嫌い」5割 ··························································· 26
20.乳飲料等が好きな理由・嫌いな理由:好きな理由「味」「おいしい」5割超、群を抜く ···························· 27
21.外国産肉・加工品のイメージ:「安い」がトップ、品質イメージは国ごとに評価が分かれる ················ 28
22.飼料の輸入依存度の認知等:30代・20代以下、半数が「知らない」 ························································ 29
23.「こめ牛」等の認知度と購入経験と今後の意向:認知度、購入経験ともにやや増加 ··························· 30
24.使用した食材・食べた食材:鶏肉、国産豚肉、ヨーグルトが増加 ································································· 31
25.買い置きのある食材:鶏卵、米が7割超える ········································································································ 32
26.1日に飲んだ牛乳の量:単身男性では「201ml以上」が大きく増加 ·························································· 33
27.牛乳を和食に使用した経験:『使ったことがある』、既婚女性で2割に届く ··············································· 34
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報道発表資料
一般社団法人
Press Release
2016年4月7日(木)13時
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JC総研
東京都新宿区市谷船河原町11番地
飯田橋レインボービル5F
URL http://www.jc-so-ken.or.jp
28.TPP(環太平洋経済連携協定)の認知度・大筋合意後の国内環境:認知度はじわり増加、
『よいと思う』『よくないと思う』拮抗する ·················································································································· 35
29.ライスミルクの認知度・イメージ:『知っている』1割超、「低カロリー」3割超 ············································· 36
これまでに公表した調査報告
JC総研では、研究テーマのひとつとして、生産農家等の生産・販売計画策定の参考となるデ
ータを提供するため、農畜産物等に関する消費者の購買行動・食品に関する知識・嗜好などを調
査・分析しています。
【これまでに公表した調査結果と公表年月】
①「米の消費行動に関する調査結果」
(平成20年 3月公表)
②「野菜の消費行動に関する調査結果」
(平成20年 6月公表)
③「米の消費に関する調査結果」
(平成20年10月公表)
④「肉の消費行動に関する調査結果」
(平成20年11月公表)
⑤「果物の消費行動に関する調査結果」
(平成21年 2月公表)
⑥「米の消費行動に関する調査結果-2009 年調査-」
(平成21年 6月公表)
⑦「野菜の消費行動について」
(平成21年 8月公表)
⑧「野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2009 年調査-」 (平成21年10月公表)
⑨「畜産物等の消費行動に関する調査結果」
(平成22年 3月公表)
⑩「米の消費行動に関する調査結果-2010 年調査-」
(平成22年 6月公表)
⑪「畜産物等の消費行動に関する調査結果-2010 年調査-」
(平成23年 2月公表)
⑫「米の消費行動に関する調査結果-2011 年調査-」
(平成23年 9月公表)
⑬「野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2011 年調査-」 (平成23年11月公表)
⑭「畜産物等の消費行動に関する調査結果- 2011 年調査-」 (平成24年 3月公表)
⑮「米の消費行動に関する調査結果-2012 年調査-」
(平成24年 7月公表)
⑯「野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2012 年調査-」 (平成24年11月公表)
⑰「畜産物等の消費行動に関する調査結果-2012 年調査-」 (平成25年
⑱「米の消費行動に関する調査結果-2013 年調査-」
3月公表)
(平成25年 7月公表)
⑲「野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2013 年調査-」 (平成25年11月公表)
⑳「畜産物等の消費行動に関する調査結果-2013 年調査-」 (平成26年
㉑「米の消費行動に関する調査結果-2014 年調査-」
3月公表)
(平成26年 6月公表)
㉒「野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2014 年調査-」 (平成26年11月公表)
㉓「畜産物等の消費行動に関する調査結果-2014 年調査-」 (平成27年
㉔「米の消費行動に関する調査結果-2015 年調査-」
3月公表)
(平成27年 7月公表)
㉕「野菜・果物の消費行動に関する調査結果-2015 年調査-」 (平成27 年12月公表)
公表内容は、JC総研のホームページ(http://www.jc-so-ken.or.jp)でご覧いただけます。
Copyright 2016 JC General Research Institute. All Rights Reserved
9
報道発表資料
一般社団法人
Press Release
2016年4月7日(木)13時
JC総研
東京都新宿区市谷船河原町11番地
飯田橋レインボービル5F
URL http://www.jc-so-ken.or.jp
解禁
一般社団法人JC総研は、平成18年4月1日に社団法人JA総合研究所として発足したシンクタンクです。
平成23年1月に(財)協同組合経営研究所と合併し、JC総研に名称を変更し、平成25年4月に一般社団法人と
なりました。
主な活動として、①JAの基本課題に関する理論構築
ながる調査研究
②活力あるJA運営の構築
③農業・農村地域の活性化につ
④各種協同組合に関する調査研究などを行っています。
会員は、JA全国機関、JA都道府県中央会、JA・連合会および生活協同組合など各協同組合等です。
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