平成28年4月1日号6-15ページ(PDF:4598KB)

平成28年度 の 主 な事業
〜全ての市民が健康で活力にあふれ、
安心して暮らせるまちづくりに取り組みます〜
平成28年度は
「環境施設の更新」
を最重要課題として位置付け、
「全ての市民が健康で活力にあふれ、安心
して暮らせるまちづくり」
に重点を置き、5つの施策を柱に予算編成しました。
柱1 将来を見据えた子育て・福祉施策の充実
新規
妊娠出産包括支援事業
子育て支援の充実
344万円
すこやか生活課 拡充
妊娠・出産・子育てにかかる妊産婦の不安や負担が
増えているため、妊娠期から子育て期にわたるまでの
切れ目ない支援を行うため、コーディネーターを配置
します。
放課後児童クラブ室の整備
1億3,491万円
子ども・子育て応援プランにおける整備計画を前倒
しし、増加する児童クラブの利用ニーズに応えていき
ます。
こども課 誰もが安心して元気に暮らせる
まちづくり
刷新
みんなで健康100日チャレンジ!事業
639万円
すこやかチャレンジ事業を改め新たな事業として、
100日間体重を測定することと、W
(ウォーキング)
R
(ランニング)
C
(サイクリング)
することによる健康づ
くりの推進を図ります。がんばったチームや個人には、
抽選で賞品を贈ります。
●小津児童クラブ室・
・
・小学校敷地内の既存クラ
ブ室横に、増築。
(40人分程度確保)
●吉身児童クラブ室・
・
・小学校近隣の民間物件を
借り上げ、児童クラブ施設
として改修。
(35人分程度確保)
新規
すこやか生活課 ●物部児童クラブ室・
・
・小学校敷地内の既存クラ
ブ室横に、新たに1棟建設。
(40人分程度確保)
保育所等訪問支援事業
305万円
訪問支援員
(心理職や保育士)
が各保育園などを訪
問し、支援が必要な子どもの療育を行います。また、職
員の相談にも応じ、園内でのスキルアップを図ります。
発達支援課 平成28年
(2016年)
4月1日号 広報
もりやま
6
平成29年4月から実施する
「新しい総合事業
(介護
予防・日常生活支援総合事業)
」
について、介護認定の
要支援者にかかる訪問介護・通所介護のスムーズな移
行を図るため、訪問型サービス、通所型サービスのモ
デル事業を実施します。
新規
新規
介護認定の要支援者等を
対象としたモデル事業の実施
389万円
コンビニde健診事業(国保会計含む)
116万円
健診未受診者や受診率の低い若年層への健康に対
する意識の向上と受診のきっかけとするため、人が集
まりやすく、若い世代に利用が多い場所で県やコンビ
ニエンスストアの協力を得て健診を実施します。
すこやか生活課 高齢福祉課 高齢者が身近な地域で介護・福祉の相談やサービ
スなどの利用支援が受けられるよう、10月に北部地
区地域包括支援センター
(河西、速野、中洲学区が対
象)
を北公民館内に設置します。 拡充
新規
北部地区地域包括支援センターの
設置・運営
2,116万円
すこやか生活課 新規
拡充
1,128万円
地域包括支援センター 障害者基幹
相談支援センターの開設
3,300万円
栗東市との広域事業により、
3障害
(精神・身体・知
的)
をひとつにした総合的な相談や支援を行うため、
基幹相談支援センターをセルバ守山に開設します。
障害福祉課 新規
認知症の人とその家族が安心して過ごすことがで
きる場として
「認知症カフェ」
の開催や、物忘れの不安
および介護者の相談に応じる
「もの忘れ相談」
に取り
組みます。
認知症サポーター養成講座の上級者用として、
「守
山市認定 認知症みまもーりー♡隊員」
養成講座を開
催し、認知症の人を実際に手助けできるサポーターを
増やします。
2,215万円
40歳以上の人を対象に肺がん検診を実施するとと
もに、国保特定健診対象者にはCOPD
(慢性閉塞性肺
疾患)
検診をあわせて行います。
地域包括支援センター 認知症対策の推進
呼吸器疾患検診事業
年金生活者等支援
臨時福祉給付金事業(3月補正を含む)
1億9,759万円
賃金引上げの恩恵がおよびにくい低年金受給者へ
の支援や、高齢者世帯の年金も含めた所得全体の底
上げを図る観点から、
1人につき3万円の給付金事業
を実施します。
健康福祉政策課 7
4月1日号
広報 もりやま 平成28年(2016年)
在宅医療・介護連携の取り組み
962万円
市民病院
4月から、整形外科
(骨折治療、関節外科、スポーツ
整形外科ほか)
と消化器内科
(消化器疾患、内視鏡、エ
コー、内視鏡手術ほか)
に新しい医師をお迎えしまし
た。
市民の皆さまに最適、最良の医療が提供できるよ
う、診療の充実に努めます。
ひ ぐ ち
なおひこ
整形外科 樋口 直彦 医師
も り た
高齢者がいつまでも住み慣れた自宅で過ごすこと
ができるよう、在宅医療・介護を支える関係機関など
と連携して、自宅での生活をサポートします。
在宅医療・介護連携サポートセンター ゆきひろ
消化器内科 森田 幸弘 医師
柱2 教育の充実と文化・スポーツの振興
ハローイングリッシュプロジェクト事業
2,452万円
学校教育課 新規
市内の保育園・幼稚園・こども園
(19園)
の5歳児と
小学校
(9校)
1~4年生を対象に、朝の会・休み時間・給
食・帰りの会などの授業時間外の時間を使い、英語指
導助手
(ALT)
による英語に触れる活動を実施すること
により、英語コミュニケーションの素地を養います。
学校教育の充実
小中連携推進事業
105万円
中学校教員が小学校で授業を行い、学びの継続性
を確保することにより中1ギャップの解消を目指しま
す。平成28年度はモデル事業として明富中学校区に
おいて、英語授業を中心に実施します。
学校教育課 拡充
小学校少人数学級対応事業
3,043万円
市独自の少人数学級
(32人程度)
を小学1~3年生
で実施します。きめ細かな指導を図ることにより、義務
教育9年間の基礎を築く小学1〜3年生に学びの基礎
となる生活や学習習慣の定着を図ります。
学校教育課 生徒指導・特別支援の充実
2,753万円
小中学校において、加配教員や相談員などの体制
を強化していくことにより、学校運営の円滑化を図る
とともに児童生徒に寄り添った支援を行います。
学校教育課 (継続)
大規模校加配教員配置事業
(拡充)
中学校生徒指導加配教員配置事業
(継続)
やすらぎ支援相談員配置事業
(拡充)
いきいき支援員配置事業
平成28年
(2016年)
4月1日号 広報
もりやま
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文化・スポーツの振興
学校環境の充実
新規
諏訪家屋敷保存整備事業
1億1,100万円
おおじょうや
す
わ
け
や し き
市指定文化財
(史跡)
大 庄屋諏 訪家屋 敷を、市民の
憩いの場、おもてなしの場として活用できるよう、平成
30年3月の完成を目指し、屋敷の老朽化に伴う修理や
管理棟などの周辺整備を行います。
守山中学校改築事業(3月補正を含む)
16億1,946万円
平成27年5月から校舎建設に着手しており、平成
28年度2学期中に校舎が使用できるよう工事を進め
ます。
教育総務課 文化財保護課 新規
新図書館整備事業
1億1,191万円
現図書館は平成28年8月末までで閉館し、旧法務
局施設
(市役所横)
を改修し、11月ごろから仮設図書
館として運営します。それに伴い、引越しと現図書館
の解体を行います。また、新図書館については、現在の
ところ平成30年7月のオープンを目指し、設計を行い
ます。
図書館整備室 完成イメージ図
中学校空調設備整備事業(3月補正)
2億9,690万円
夏期における生徒の学習環境の改善を図るため、
計画的に空調設備の整備を行います。本年度は、守山
北中および明富中の普通教室などへの整備を行いま
す。
なお、守山中は改築事業、守山南中は大規模改造事
業に合わせて整備する予定です。
教育総務課 市民運動公園再整備事業
(テニスコート整備など)
3億8,
643万円
市民が日常的に憩い、散策などができる公園にする
とともに、市民の交流、健康づくり、運動などのさまざ
まなことが実践される拠点へと再整備します。
都市計画課 9
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広報 もりやま 平成28年(2016年)
新規
市民の憩いの場、健康づくりの場
守山南中学校大規模改造事業
4,000万円
開校後、約30年が経過し経年劣化により施設や設
備などが老朽化していることから、校舎や体育館を改
修するための実施設計を行います。
教育総務課 柱3 地方創生の推進
守山全体の活性化
北部振興
地域の歴史・自然・生活などの地域資源“たからも
の”
を生かした、地域主体のまちづくりの取り組み『守
山まるごと活性化』
を推進するため、支援の充実を図
ります。
地域振興・交通政策課 各学区での取り組み状況
(一例)
新規
拡充
守山まるごと活性化推進事業
614万円
びわ湖・湖上交通を生かした
自転車の聖地“ビワイチ”
サイクリング創造事業
(3月補正)
7,943万円
『自転車や湖上交通等、守山らしい素材と強みを生
かした観光交流の推進』
を実現するため、県および大
津市、高島市、米原市と連携し、国の地方創生加速化
交付金を活用するなか、びわ湖や湖上交通を生かした
ビワイチサイクリングの推進を図ります。
地域振興・交通政策課 守山学区
吉身学区
小津学区
玉津学区
河西学区
速野学区
平成27年度は、会議で
検討された各種企画の実
施や、既存団体との連携
などが行われました。平成
28年度は、より一層の
“ま
るごと活性化”
の実現を図
れるよう、特にソフト事業
への支援を充実します。
中洲学区
3月18日、ラフォーレ琵琶湖にレンタサイクルや
サイクリストの着替え、休憩などが行える、サイク
ルサポートステーションがオープンしました。
今後、湖岸地域の周辺整備なども含め官民が協
力し合うなか、ビワイチの拠点としてさらなる機能
充実に取り組みます。
平成28年
(2016年)
4月1日号 広報
もりやま
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野洲川中洲河川公園整備事業
2,
946万円
市内飲食店業などのサービス向上、市内中小企業
の活性化を目的として、
トイレ改修工事を行う事業者
などに支援を行い、だれもが気持ちよく利用できるお
店の
「おもてなしトイレ」
の普及を目指します。
中洲小学校裏の河川敷に、
「 野洲川」
という地域資
源を生かし、誰もが安心・安全に利用できる親水空間
として整備します。
新規
おもてなしトイレ改修工事助成事業
400万円
都市計画課 商工観光課 新規
自転車購入補助事業
300万円
自転車利用の促進による環境負荷軽減をはじめ、
健康づくり、市内経済活性化を目的として、一定の条
件のもと、対象となる自転車を購入した費用に対して
補助を行います。申請受付は、
6月ごろを予定していま
す。
商工観光課 中心市街地の活性化
守山銀座ビル第一種市街地
再開発事業に対する支援
1億3,
553万円
準用河川大川水辺環境整備事業
5,500万円
旧野洲川の豊かな自然と湖周道路に近い立地を活
用し大川と周辺自然環境を環境学習の場として整備
します。
道路河川課 中心市街地活性化の一環として、守山銀座商店街
の銀座ビル再開発に向け、事業主体が行う実施設計
(建物、電線共同溝)、権利変換計画作成費などへの
補助を予算の範囲内にて行います。
都市再生室 (守山まるごと活性化事業)
地域経済の活性化
新規
中小企業者の経営支援事業
300万円
守山商工会議所と連携し、(1)各種専門家派遣等支
援、(2)起業・創業等支援、(3)しごとはじめ協議会によ
る総合的支援を実施します。
【イメージ図】
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4月1日号
広報 もりやま 平成28年(2016年)
商工観光課 柱4 環境施設の更新と環境先端都市の実現
環境センターの老朽対策
環境施設対策事業
老朽化が進む施設の更新に向け、基幹施設と付帯
施設の基本計画の策定とともに、前年度に引き続き地
元の理解を得るため、環境影響調査を実施します。
引き続き、地元のご理解を得るべく、説明や協議を
重ねさせていただき、庁内一丸となって取り組みます。
新規
5,853万円
廃棄物の適正搬入および
減量化・資源化の促進
廃棄物適正処理推進事業
248万円
環境センターでの廃棄物の適正な搬入指導やさら
なるごみの減量、資源化を促すために指導員を雇用
し、排出者や事業所へ個別指導を行います。
ごみ減量推進課 環境施設対策課 施設の適正な維持管理を図りつつ、環境基準などを
遵守し、安全で適正なごみ処理を推進します。
環境センター エネルギー・雨水の有効利用
新規
中間処理施設運転管理事業
5億9,569万円
エコ事業所・エコファミリー支援事業
260万円
再生可能エネルギー導入促進とともに、省エネル
ギー、蓄電池などによるエネルギーの有効利用を支援
します。さらには水資源の保全に向け、雨水タンク設
置を支援します。
環境政策課 赤野井湾等の水辺環境改善
新規
最終処分場機能強化事業
389万円
施設稼働開始から11年が経過する中、今後の長期
的かつ安定的な運転に向け、各設備機能の総合点検
を実施し、必要な修繕を計画的に行います。
水辺環境保全事業
767万円
赤野井湾をはじめ、身近な水辺環境の保全・再生を
目指し、地域、環境団体、漁業者と協働し、環境改善に
取り組みます。
環境政策課 環境センター 平成28年
(2016年)
4月1日号 広報
もりやま
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柱5 市民から頼られる市政運営
マイナンバー制度の推進
新規
「もりやま“大好き”指標」
アンケートの実施
68万円
市民と行政が目指すまちづくりの方向性を共有す
るため、住みやすさに関するアンケートを実施・分析し、
「住みやすさ日本一が実感できるまち 守山」
の実現を
目指します。
市民協働課 個人番号カード交付事業
マイナンバー制度導入に伴い、ICチップが搭載され
た顔写真入りの
「個人番号カード」
の申請をされた人
に、順次カードの交付を行います。
市民課 9
1
2
市民懇談会の開催
942万円
4
3
5
6
7
8
0
86万円
無作為抽出によって集まった市民の話し合いの結
果を活用することで、市の施策を幅広い市民の声を反
映したものにするとともに、
「話し合い」
により市民のま
ちづくりへの関心を高めます。
市民協働課 市民参画の推進
「わ」
で輝く自治会応援報償事業
1,800万円
地域特性を生かしたまちづくりと、自発的、自主的な
活動を推進するため、自治会応援報償事業により自治
会活動を支援します。
市民協働課 市民提案型まちづくり支援事業
275万円
市民公益活動団体が自主的、自発的に取り組む活
動を支援することで、地域課題の解決を図り、住みや
すさと活力に満ちた地域社会の実現を目指します。
市民協働課 13
4月1日号
広報 もりやま 平成28年(2016年)
雨水幹線事業
道路河川課 かんきょ
・勝部2号:分水桝・函渠・ゲート築造
かんきょ
・勝部5号:管渠
(推進工)
・ゲート築造
情報配信システム更新
勝部三丁目
105万円
市から配信している防犯、災害、地震などの各情報
を迅速かつ適正に収集・配信できるよう情報配信シス
テムの更新を行い、市民の皆さまへの情報伝達手段を
整備し、安全で安心なまちづくりに努めます。
危機管理課 守山栗東雨水幹線
(県施工済)
工
施
度
年
28
H
新規
大雨などによる浸水被害の解消・軽減のため、勝部
2号・5号雨水幹線の整備を行います。
ぶんすいます
防犯・防災・減災対策
3億9,304万円
勝部四丁目
伊勢町
道
海
東
勝部四丁目
線
本
大宝東小
勝部5号雨水幹線
(市道勝部吉身線・工事中)
流入口(H28年度施行)
勝部2号雨水幹線
(市道阿村千代線)
影響水路
通学路安全対策事業
新規
流入口(施行済)
8,919万円
安全で快適な通学環境を確保するために歩行者空
間
(グリーンベルト設置など)
を確保します。
道路河川課 情報セキュリティ強化対策事業
(3月補正)
1億円
市の情報システムへの不正侵入やコンピュータウィ
ルスによる個人情報などの漏えいを防止するため、既
存の情報システムからインターネットを分離し、セキュ
リティの強化を図ります。
情報政策課 ・今宿線
・伊勢勝部線
(伊勢町)
・今市荒見線
(今市町)
など
平成28年
(2016年)
4月1日号 広報
もりやま
14
下水道事業(下水道事業会計)
本年度から地方公営企業法の適用を受け、事業経
営を行います。
か ん き ょ
汚水管渠等整備事業
2億593万円
木造住宅耐震・バリアフリー
改修補助事業
600万円
地震による被害を軽減するため、耐震性の低い木
造住宅の耐震改修に対して助成を行います。
建築課 公共下水道事業においては、速野ポンプ場やマン
ホールポンプの適正な運転・維持管理に努めるととも
に、施設の長寿命化を図るため、マンホールポンプの
更新を行います。さらに地震災害への対策としてマン
ホールの浮上対策や避難所へのマンホールトイレの設
置を進めます。
施設工務課 地震による家屋倒壊の様子
(東日本大震災)
上水道事業(水道事業会計)
安全で安心な水道水を安定して供給するため、施設
の維持管理や水質管理に万全を期すとともに、耐震化
改良事業(成人病センター高ノ後線他)や配水施設の
設備更新などを行います。
滋賀県企業庁の職員の派遣を受け技術の確立とと
もに、安定した水の確保に努めます。
施設工務課 流域下水道負担金
5億9,161万円
滋賀県が管理する流域下水道の建設および維持管
理の負担金を支出します。
上下水道課 15
4月1日号
広報 もりやま 平成28年(2016年)
配水管耐震化改良事業
2億4,350万円
水道施設電気機械設備更新事業
6,850万円