申告申請 - 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構

障害者雇用納付金制度の
申告・申請について
【納付金・調整金関係】
独立行政法人
高齢・障害・求職者雇用支援機構
納付金部
目次
Ⅰ 障害者雇用納付金制度の概要
Ⅲ 常用雇用労働者の総数の把握
1.障害者雇用納付金制度のあらまし
1.常用雇用労働者
2.申告申請の期限及び納付、支給時期等
3.申告義務の確認方法【納付義務の有無】
(短時間以外の常用雇用労働者・短時間労働者)の範囲
★常用雇用労働者の範囲のイメージ(雇用期間)
4.申告義務の確認方法【納付月額、調整金額等】
★在宅就業障害者特例調整金について
Ⅳ 雇用障害者の総数の把握
5.申告申請等の流れ
1.雇用障害者の雇用区分の確認
Ⅱ 平成28年度申告申請の変更点等
1.障害者雇用納付金制度の対象事業主の範囲が変更
2.納付金の減額特例
3.申告申請様式の一部変更及び新様式の制定
4.特例調整金の算定方法の見直し
5.申告申請書作成支援シートのバージョンアップ
6.障害の種類・程度の確認書類の提出について
★所定労働時間と実労働時間に
含めるもの・含めないもの
★労働時間の記載に関する留意事項
2.月の所定労働時間が変動しない場合
3.月の所定労働時間が変動する場合
4.申告申請の対象となる雇用障害者の範囲と
障害者の確認方法及び障害者の方のプライバシー
保護について
目次
Ⅴ 申告申請書等の作成及び提出
1.申告申請書の作成方法
2.添付書類の提出が必要な事業主について
(1)労働時間の状況を明らかにする書類
(2)障害の種類・程度を明らかにする書類
3.障害者手帳等の確認書類に関する留意事項
4.障害者確認書類等の備付け及び保管
★添付書類の提出に当たってのお願い
5.申告申請書及び添付書類の提出について
(1)申告申請窓口に送付又は持参の場合
(2)電子申告申請の場合
Ⅵ 申告申請に当たっての留意事項等
1.除外率の適用について
2.法定雇用障害者数の算定方法
3.特例子会社等について
4.年度の中途で事業を開始・廃止した場合の取扱い
5.吸収、合併、分割等が発生した場合
6.申告申請において誤りが多い例
★常用雇用労働者数について
★雇用障害者数について
7.申告申請書提出後における申告・申請内容の
修正手続
Ⅶ 納付について
1. 納付について
2. 納付金等の未申告・未納付の場合
Ⅷ 調査について
1.調査の実施
★調査の概要図
このスライドで使用している略語等
・
納・調 (番号) :平成28年度記入説明書(納付金・調整金関係)の該当ページ
・ 納付金
: 障害者雇用納付金
・ 調整金
: 障害者雇用調整金
・ 特例調整金
: 在宅就業障害者特例調整金
・
: 障害者の雇用の促進等に関する法律
法
・ 機
構
: 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
・ 申告申請窓口 : 各都道府県支部高齢・障害者業務課
(東京・大阪は、高齢・障害者窓口サービス課)
・ 所
定
: 所定労働時間
・ 実
働
: 実労働時間
・ 短時間以外
: 短時間以外の常用雇用労働者
・ 短時間
: 短時間労働者
・ 対象外
: 常用雇用労働者に該当しない労働者
Ⅰ 障害者雇用納付金制度の概要
1. 障害者雇用納付金制度のあらまし
障害者雇用納付金の徴収
納・調p2
①障害者雇用調整金の支給
1人当たり月額 27,000円
1人当たり月額 50,000円 (注)
(注) 減額特例が適用される場合は、1人当たり月額40,000円
常用雇用労働者の総数が
100人を超える事業主
機構
●毎年度、申告が必要
●法定雇用率を達成している
場合も申告が必要
●法定雇用障害者数を下回っている
場合は申告と納付金の納付が必要
③在宅就業障害者
特例調整金の支給
法定雇用障害者数
(法定雇用率2.0%)
法定雇用障害者数を
下回る事業主
④在宅就業障害者
特例報奨金の支給
納付金
⑤各種助成金の支給
雇用障害者の数
法定雇用障害者数を
超えている事業主
②報奨金の支給
1人当たり月額 21,000円
調整金
2. 申告申請の期限及び納付、支給時期
種別
対象期間
申告申請期限
納・調p1
提出方法
納付期限・支給時期
1
申告申請
はお早めに
障害者雇用
納付金
障害者雇用
調整金
平成27年
4月1日
~
平成28年
3月31日
平成28年
全納の場合
●各都道府県
平成28年5月16日まで
申告申請
2 延納の場合
窓口へ
4月1日
① 送付
~
又は
平成28年
5月16日 ② 持 参
●機構HPから
(第1期)平成28年5月16日まで
(第2期)平成28年8月
1日まで
(第3期)平成28年11月30日ま
で
平成28年10月に支給
③ 電子
申告申請
在宅就業障害
者特例調整金
◆納付方法
①銀行窓口
又は
②ペイジー(インターネットバンキング)
納・調p3
3.申告義務の確認方法(申告義務の有無)
常用雇用労働者の総数が100人を超えるすべての事業主に納付金の申告義務
4月
申告申請対象:前年度の各月(算定基礎日)の常用雇用労働者数の確認
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
①常用雇用労働者数
=②短時間労働者以外の常時雇用している労働者数
(週所定労働時間が30時間以上の労働者)
+
③短時間労働者数(1人を0.5カウント)
(週所定労働時間が20時間以上30時間未満の労働者)
※除外率適用前の労働者数で算定
100人を超える月(100.5人以上)が5か月以上ある
NO
YES
納付金の申告義務なし
納付金の申告義務あり
報奨金の支給申請が可能
報奨金申請事業主が
常用雇用労働者の総数が100人以下である月が8ヶ月以上あり、
①「4月から3月までの各月ごとの常用雇用労働者数 × 4/100の合計数」
②「72人」
のいずれか多い数を超える障害者を雇用している事業主
又は
報奨金の額=(各月ごとの算定基礎日における雇用障害者数の合計数 - ①又は②のいずれか多い数)
× 1人当たり 月21,000円
在宅就業障害者又は
在宅就業支援団体に対して
仕事を発注し、業務の対価
を支払った場合、
特例報奨金
の支給申請が可能
4.申告義務の確認方法(納付月額、調整金額等)
H27年度の各月ごと
の常用雇用労働者数が
納・調p3~4
100人を超える月(100.5人以上)が5か月以上ある
YES
納付金の申告義務あり
200人以下の月が8か月以上ある
NO
YES
1
納付金の額=
H27.4~H27.6の間に300人以下の月が2か月以上ある
(法定雇用障害者数-雇用障害者
数)の各月の合計数
×1人当たり
2
3
YES
月40,000円
NO
納付金の額=
(法定雇用障害者数-雇用障害者数)の
各月の合計数
納付金の額=
×1人当たり
H27.4~H27.6までの
(法定雇用障害者数 - 雇用障害者数)の各月の合計数
+
H27.7~H28.3までの
(法定雇用障害者数 - 雇用障害者数)の各月の合計数
雇用障害者数が法定雇用障害者数を超える事業主は、
×
1人当たり40,000円
×
1人当たり50,000円
月50,000円
納付金申告事業主又は調整金申請事業主が在宅就業障害者
調整金支給申請が可能
又は在宅就業支援団体に対して仕事を発注した場合、
調整金の額=(雇用障害者数-法定雇用障害者数)の
各月の合計数×1人当たり月27,000円
特例調整金の額=
特例調整金の支給申請が可能
在宅就業障害者への支払総額/評価額(35万円)× 調整額(21,000円)
納・調p55
在宅就業障害者特例調整金について
A
① 仕事の発注
⑤
②納品
③ 対価の支払
在
B宅
就
業
障
害
者
① 仕事の発注
②納
品
③ 業務の対価
支 援
在
宅
就
業
支
援
団
体
事
業
主
③支払額
④ 証明書交付
⑤
機
構
(
特
例
調
整
金
の
支
給
)
5.申告申請等の流れ
STEP
1
常
用
雇
用
労
働
者
数
の
把
握
↓
納付金の申告
義務あり
雇
用
障
害
者
数
の
把
握
STEP
5
STEP
4
STEP
3
STEP
2
100人超
の月が
5か月以上
納・調p5~6
申
告
申
請
書
等
の
作
成
申
告
申
請
書
等
の
提
出
納
付
金
の
納
付
STEP
6
電子申告申請
100人以下である月
が8か月以上ある
100人超
の月が
5か月未満
納付金の申告
義務なし
●申告申請書
作成支援シート
又は
●手書き
申告と同時に納付
●金融機関窓口
●ペイジー
●電子申告申請
又は
●窓口に送付
又は持参
調
整
金
等
の
受
給
●10月に指定
の口座へ振込
Ⅱ 平成28年度申告申請の変更点等
平成28年度申告申請の主な変更点等
納・調p2
1.障害者雇用納付金制度の対象事業主の範囲が変更
~平成27年3月
適
用
対
象
と
な
る
事
業
主
の
労
働
者
数
※1
※2
平成27年4月~
平成28年3月
平成28年4月~
申告・申請・納付
開始
納付金
・
調整金
報奨金
常時雇用する労働者数
200人超
常時雇用する労働者数100人超の
事業主(※1)
常時雇用する労働者数
200人以下
常時雇用する労働者数100人以下の
事業主(※2)
調整金申請対象事業主は、常時雇用する労働者数100人超で、法定雇用障害者数を超えて障害者を雇用している事業主
報奨金申請対象事業主は、常時雇用する労働者数100人以下で、支給要件として定められている数を超えて障害者を
雇用している事業主
納・調:表紙裏
平成28年度申告申請の主な変更点等
2.納付金の減額特例
常時雇用している労働者の総数
100人超~200人以下の事業主
● 平成27年4月1日~
平成32年3月31日 まで
一人当たり月額4万円
《 要件 》
申告対象年度の12か月間に
200人以下の月が8か月以上ある
事業主
200人超~300人以下の事業主
● 平成22年7月1日~
平成27年6月30日 まで
月額4万円
一人当たり
《 要件 》
200人以下の月が8か月以上なく、
H27.4~H27.6の3か月間に
300人以下の月が2か月以上ある
事業主
●平成27年7月1日~
一人当たり
月額5万円
平成28年度申告申請の主な変更点等
納・調:表紙裏
【200人超~300人以下の事業主】納付金計算式
(4月~6月の法定雇用障害者数 - 4月~6月の実雇用障害者数)× 4万円
+
(7月~3月の法定雇用障害者数 - 7月~3月の実雇用障害者数)× 5万円
(例)
平成
27
年
4月
5月
6月
常用雇用
労働者総数
201
201
201
法定雇用
障害者数
4
4
4
雇用障害者数
合計
4
4
3
差
4月
~
6月
小計
7月
8月
9月
10
月
11
月
12
月
平成
28
年
1月
2月
3月
201
201
201
201
201
201
201
201
201
12
4
4
4
4
4
4
4
4
11
3
4
4
4
4
4
4
4
-1
7月
~
3月
小計
合計
4
36
48
4
35
46
-1
-2
(12人 - 11人)× 4万円 + (36人 - 35人)× 5万円 = 9万円の納付
納・調:表紙裏
平成28年度申告申請の主な変更点等
3.納付金申告書、調整金及び特例調整金申請書の一部変更及び新様式の制定
H27年度の各月ごと
の常用雇用労働者数が
100人を超える月(100.5人以上)が5か月以上ある
=納付金の申告義務あり
200人以下の月が8か月以上ある
YES
NO
H27.4~H27.6の間に300人以下の月が2か月以上ある
NO
1 様式101号(90-91頁)
納付金の額=
(法定雇用障害者数-雇用障害者数)
の各月の合計数
×1人当たり
2
YES
様式101号(90-91頁)
納付金の額=
月40,000円
(法定雇用障害者数-雇用障害者数)の
各月の合計数
×1人当たり
3
月50,000円
様式101-2号(92-93頁)
納付金の額=
H27.4~H27.6までの(法定雇用障害者数 - 雇用障害者数)の各月の合計数 ×
1人当たり40,000円
H27.7~H28.3までの(法定雇用障害者数 - 雇用障害者数)の各月の合計数 ×
1人当たり50,000円
+
納・調:表紙裏
平成28年度申告申請の主な変更点等
4. 在宅就業障害者特例調整金の算定方法の見直し
(平成27年4月1日施行)
◆ 特例調整金
ある企業の年間の
在宅就業障害者への支払総額
評価額(105万円 → 35万円)
調整額
× (21,000円) =
在宅就業障害者
特例調整金
平成28年度申告申請の主な変更点等
納・調:表紙裏
5. 申告申請書作成支援シートのバージョンアップ
バージョンを
Ver.4.0.1から
Ver.5.0.0
に変更
※作成支援シートを利用する場合には、必ずダウンロード
していただく必要があります。
パソコンの推奨環境: Microsoft Windows Vista、7、8、8.1
Excel2007、2010、2013
Microsoft Internet Explorer 8、9、10、11
平成28年度申告申請の主な変更点等
納・調:表紙裏
6. 障害の種類・程度の確認書類
調整金(常用雇用労働者数が300人以下)・報奨金申請事業主であって、
○初めて申請される事業主
⇒ 雇用障害者 全員分 の手帳等(写)を提出
障害者手帳
○平成26年度以降に手帳等(写)を提出している事業主
⇒ 新たに障害者であることを確認した者の手帳等(写)を提出
⇒ 既に提出し、変更がない者の手帳等(写)は提出不要
具体的には…
・新たに雇用した障害者・新たに障害者となった者
・障害の種類及び等級・程度の変更
・精神障害者保健福祉手帳の更新・再交付
労働時間の状況を明らかにする書類は、雇用障害者全員分の提出が必要です。
適用対象
納 付 金 、調 整 金 (300人超)
調 整 金 (300人以下 )
報 奨 金
添付書類(雇用障害者分)
源泉徴収票等(写)
障害者手帳等(写)
×
○
○
×
△
△
Ⅲ
常用雇用労働者の総数の把握
1.常用雇用労働者(短時間以外の常用雇用労働者・短時間労働者)の範囲
雇用契約期間
例
① 契約期間の定めがなく雇用されている労働者
週所定労働
時
間
正社員
② 契約期間を定めて雇用されている労働者
であって、その契約が反復更新され、
A
雇入れのときから1年を超えて引き続き
雇用されると見込まれる労働者
B
過去1年を超える期間について引き続き
雇用されている労働者
雇用区分
短時間以外の常用雇用労働者
短時間労働者
契約社員、
非常勤職員、
パート、
アルバイト、
登録型派遣社員
(名称不問)
20時間
以上
週所定労働時間
(1人を1カウント)
(1人を0.5カウント)
対象外(常用労働者に該当しない労働者)
30時間以上
20時間以上30時間未満
20時間未満
所定労働時間と実労働時間との間に
「常態的な乖離」がある場合
実労働時間で雇用区分を判断
納・調p9
イメージ
常用雇用労働者の範囲(雇用期間)
(1)雇用契約に期間の定めがない労働者
(例)定年・継続雇用制度・定年の定めなし
(2)雇用契約に期間の定めがある労働者(いわゆる有期雇用)
A
雇い入れから引き続き1年を超えて雇用されると見込まれる
(更新)
6か月
B
6か月
(更新の可能性あり)
1年超
雇い入れから既に1年を超えている
(更新)
1年
1年超
納・調p9
●次に掲げる労働者も 常用雇用労働者
納・調p11~12
(労働時間・雇用契約期間の要件を満たした場合)
・ パートタイム労働者
・ 役員を兼務している労働者
・
・
・
・
・
・
・
外務員である労働者
出向労働者
海外勤務労働者
外国人労働者
労働者派遣事業における派遣労働者
在宅勤務者
休職中等の労働者
Ⅳ
雇用障害者の総数の把握
1.
雇用障害者の雇用区分の確認
納・調p17
確認手順
STEP
1
週所定労働時間 を確認し 常用雇用労働者を把握
、
月所定労働時間の「変動の有無」を確認
A
STEP
2
STEP
3
変動なし
B
月ごとの所定労働時間と
実労働時間を確認
変動あり
月ごとの
所定労働時間の年間合計数と
実労働時間の年間合計数を確認
雇用区分を確認
A 変動なしの場合
所定労働時間と実労働時間に
常態的な乖離がある場合は、
実労働時間で雇用区分を判断
B
変動ありの場合
年間の実労働時間の合計数で
雇用区分を判断
所定労働時間と実労働時間に含めるもの・含めないもの
所定労働時間
にのみ計上可
所定労働時間
実労働時間
共に計上可
◆無届欠勤
◆体調不良等による断続的な欠勤
(遅刻、早退を含む)
※有給の場合は実労働時間にも含める
◆年次有給休暇及び(有給の)特別休暇
◆法定休暇等
(生理休暇、産前産後休暇、育児休業、介護休業、子の看護休暇等)
◆休職期間
◆傷病欠勤の期間
◆傷病欠勤以外の欠勤の期間
実労働時間
納・調p19~20
(賃金が支払われている欠勤に限る)
にのみ計上可
◆所定外労働時間
労働時間の記載に関する留意事項
納・調p22
① 週所定労働時間が20時間未満、又は、
月所定労働時間が80時間未満の場合は対象外
②
算定基礎日に在籍する月のみ労働時間を記入
③ 月の途中で雇入れ又は離職した場合は、その月の在籍日数分
の労働時間を記入
④ 原則、毎月1日から末日までの時間を記入
※算定基礎日が賃金締切日の場合に限り、前月の賃金締切日の翌日から
当月の賃金締切日までの労働時間を記入しても差し支えない
⑤ 育児・介護のための短時間勤務制度を利用している場合、制度利用前の
所定と実労働時間を記入
⑥ 管理監督者、裁量労働制度及び見なし労働時間制等
A
2.月所定労働時間が変動しない場合
変動なし
納・調p18
STEP
常用雇用労働者の把握
1
週所定労働時間
月所定労働時間
雇用区分
30時間以上
120時間以上
20時間以上30時間未満
80時間以上120時間未満 短時間労働者
20時間未満
80時間未満
STEP
短時間以外の常用雇用労働者
対象外(常用労働者に該当しない労働者)
月ごとの所定・実労働時間の確認
2
◆ 労働時間数は
1時間未満切り捨て
◆ 月の途中の雇入れ・離職がある月は
◆
在籍日数分の労働時間を記入
算定基礎日に在籍する月のみ
労働時間を記入
納・調p22
STEP
2
例1)
就業規則:1日7.5時間勤務、休日=土日祝日、夏季休日8/10~14、年末年始12/29~1/3
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
勤務すべき日数
21
18
22
22
16
19
21
19
1月
2月
3月
19
19
20
22
計
所
定
157
135
165
165
120
142
157
142
142
142
150
165
1,782
実
働
172
150
170
165
120
142
157
142
142
142
150
180
1,832
例2)
2月の算定基礎日に在籍
⇒退職日2/15までの在籍日数の
雇用契約:1日6時間、月120時間勤務、休日=土日祝日、夏季休日8/12~14、年末年始12/29~
労働時間数を記入
1/3 ★H28年2月15日退職(算定基礎日=1日)
所
定
120
108
120
120
108
114
120
114
114
114
60
1,212
実
働
120
108
120
120
108
114
120
114
114
114
60
1,212
2月の算定基礎日に在籍して
例3)
雇用契約:週所定20時間(5h✕4週)勤務、休日=夏季休日8/12~15、年末年始12/29~1/3
いない ⇒2月は記入しない
★H28年2月14日退職(算定基礎日=31日)
所
定
95
80
90
90
75
85
85
85
80
80
845
実
働
95
80
85
90
75
80
85
80
80
80
830
STEP
3
表
1
納・調p23
雇用区分の確認(乖離判断)
対象期間
雇用区分が
異なる月数
10
11
12
か月
か月
か月
1か月 2か月 2か月 3か月 3か月 4か月 4か月 5か月 5か月 6か月 6か月
1か月
以上
以上
以上
以上
以上
以上
以上
以上
以上
以上
以上
1か月 2か月 3か月 4か月 5か月 6か月 7か月 8か月 9か月
対象期間の半分以上の月で所定と実働の雇用区分が異なる場合=
⇒ 実労働時間
で雇用区分を判断する
実労働時間が、
月120時間以上(120時間≦実労働時間)
の月数が対象期間の半分を超える場合
月80時間以上(80時間≦実労働時間)
の月数が対象期間の半分を超える場合
表
2
常態的乖離あり
月実労働時間
雇用区分
120時間以上
短時間以外の常用雇用労働者
80以上120時間未満
短時間労働者
80時間未満
対象外
短時間以外
短時間
A 変動なし (月所定労働時間が変動しない場合) 短時間以外
STEP
3
納・調p23
例4)就業規則:週所定労働時間30時間(6h×週5日)、休日=土日祝日、
夏季休日8/10~8/14、年末年始12/29~1/3
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
所
計
定
126 108 132 132
96
114
126
114
114 114 120 132 1,428
実
働
乖離状況
126 108 126 132
93
108
102
114
114 113 120 119 1,375
×
×
×
○
○
○
○
○
○
×
○
×
所定労働時間が120時間以上の者で、祝日や所定休日等の影響により
所定労働時間が120時間未満になる場合で実労働時間が所定労働時間未満の場合
雇用区分が異なる(8月、9月、1月)
対象期間12か月のうち
① 乖離判断
雇用区分が異なる月が5か月(対象期間の半分未満)
Point
常態的な乖離なし
所定労働時間で雇用区分を判断
短時間以外
STEP
3
納・調p24
例5) 雇用契約:週所定労働時間 20時間(5h×週4日)、
短時間
休日=夏季休日8/12~8/15、年末年始12/29~1/3
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
2月 3月
計
所
定
95
80
90
90
75
85
85
85
80
80
85
95
1,025
実
働
75
80
75
80
75
75
80
80
80
79
75
75
929
乖離状況
×
○
×
○
○
×
○
○
○
×
×
×
対象期間12か月のうち
①乖離判断
雇用区分が異なる月が6か月(対象期間の半分以上)
常態的な乖離あり
実労働時間で雇用区分を判断
②実労働時間
80時間以上の月(5か月)< 対象期間の半分超
対象外
STEP
3
納・調p24
例6) 雇用契約:週所定労働時間 20時間(5h×週4日)
短時間
休日=夏季休日8/12~8/15、年末年始12/29~1/3
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
計
90
90
75
85
85
95
1,025
所
定
95
80
実
働
100
79
○
×
乖離状況
100 120
○
×
90
○
85
120 120
×
×
85
120
80
80
120 100 120 120 1,309
×
×
○
×
×
対象期間12か月のうち
①乖離判断
雇用区分が異なる月が8か月(対象期間の半分以上)
常態的な乖離あり
実労働時間で雇用区分を判断
②実労働時間
120時間以上の月(7か月) > 対象期間の半分超
短時間以外
STEP
3
例) 月の途中の雇入れ・離職
短時間以外
納・調p26
・就業規則:週所定労働時間30時間(6h×週5日)、休日=土日祝日、夏季休日8/10~8/14、
年末年始12/29~1/3
・H27年7月1日入社、H28年3月15日退職、算定基礎日 = 15日(賃金締切日)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
2月
3月
計
所
定
66
108 132
108
120
126 102 120 126 1,008
実
働
65
108 114
102
120
120 102 120 120
乖離状況
○
×
○
○
×
○
○
○
○
算定基礎日に在籍している場合の労働時間数
①月ごとの労働時間が月の初日から月末の場合
・雇入れ月:雇入れ日から月末まで
・離職日は、月の初日から離職日まで
②賃金締切日で労働時間を把握している場合
前月の賃金締切日の翌日から当月の賃金締切日までの労働時間を
当月に記載しても可
この例の場合
7月は 7/1~7/15、3月は 2/16~3/15 の時間を記載
971
STEP
3
・就業規則:週所定労働時間30時間(6h×週5日)、休日=土日祝日、
夏季休日8/10~8/14、年末年始12/29~1/3
納・調p20、26
・H27年7月1日入社、H28年3月15日退職、算定基礎日 = 15日(賃金締切日)
4月 5月
所 定
実 働
乖離状況
6月 7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
計
66 108 132 108
120
126 102 120 126 1,008
65 108 114 102
120
120 102 120 120
○
○
×
×
○
○
○
○
971
○
月の途中で雇入れ・離職等がある場合の乖離判断の取扱い
・中途入離職等により、労働時間が通常の月より短くなる場合、
実労働時間が以下の条件(A≦B)を満たす場合は「雇用区分が異ならない」
A
B
120時間(短時間の場合は80時間)
途中で雇入れ又は離職しなかった場合の
当該月の所定労働時間
×
当該月の実際の
所定労働時間
≦
※「A」に端数が生じた場合は、1時間単位に切り上げ
7月は、A(120h÷132h×66h)=60h
B=65h
※月の途中で雇い入れをしなかった場合の7月の所定労働時間は132h
⇒
「A≦B」となるため雇用区分は同じ
当該月の
実労働時間
3.月所定労働時間が変動する場合
B
変動あり
「変動あり」に該当する常用雇用労働者とは
月ごとに
所定労働時間と実労働時間の乖離を判断することが困難
である次の労働者
① 雇用契約等において
週の所定労働時間が一定時間に定まっていない
② 変形労働時間制(1か月を超え1年以内の期間を対象期間とするものに限る)
を労働基準監督署へ届け出ている
納・調p18
B
変動あり
STEP
2
納・調p27
(月所定労働時間が変動する場合)
年間の所定・実労働時間の確認
4月 5月
6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
計
所
定
1,275
実
働
1,255
所定労働時間:
就業規則、雇用契約書等で定められている所定労働時間の
年間合計数
実労働時間
実際に勤務した労働時間の年間合計数
:
960時間未満 の場合は、
常用労働者に該当しない 労働者(年度の途中で雇入れ又は離職がある場合を除く)
◆年間の所定労働時間が
納・調p27
雇用区分の確認
STEP
3
対象期間中の実労働時間を対象期間の月数で除して、
により雇用区分を判断
表
表
雇用区分
1か月当たりの実労働時間
120時間以上
短時間以外の常用雇用労働者
80時間以上120時間未満
短時間労働者
80時間未満
対象外(常用雇用労働者に該当しない労働者)
例2)月ごとの労働時間が変動するシフト勤務のパート労働者(12か月在籍)
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
計
所
定
1,275
実
働
1,255
実労働時間 を12か月で除した時間数
80時間以上120時間未満
⇒
1,255h/12月=104h
短時間
STEP
3
例)月の途中の雇入れ・離職
短時間以外
H27年5月1日入社、H28年3月15日退職(算定基礎日=1日)
① 年間の実労働時間数
1,266h ( 雇入日 5/1 ~ 離職日 3/15 )
② 月の途中で雇入れ又は離職があった月を除く月数
10か月
( 5月~2月まで )
③ 月の途中で雇入れ又は離職があった月の当該週
3月 離職日15日 =
雇入日
1~7日
8~15日
16~22日
23~末日
2週
該当週数
4週
3週
2週
1週
離職日
1~7日
8~15日
16~22日
23~末日
該当週数
1週
2週
3週
4週
①「年間の実労働時間」
(②「月の途中で雇入れ又は離職があった月を除く月数」 × 4週 )
+ ③「月の途中で雇入れ又は離職があった月の当該週」
①1,266h
(②10か月✕4週)+③2週
= 30h
(1時間未満切り捨て)
短時間以外
納・調p21、28
4.申告申請の対象となる
雇用障害者の範囲と障害者の確認方法
◆
週所定労働時間が20時間未満の雇用障害者は、申告申請の対象外
◆
複数の障害を有する場合、
納・調p29~30
重度知的障害>重度身体障害>知的障害>身体障害>精神障害の順で
いずれか一つの障害で申告申請
◆
精神障害の場合、精神障害者保健福祉手帳の有効期限を経過した期間
や再度認定されるまでの期間については、雇用障害者として計上できない
障害者の方のプライバシー保護について
申告書等の作成に当たっては、障害者の個人名、障害の種類及び程度を記入していただく
ことから、厚生労働省が作成した「プライバシーに配慮した障害者の把握・確認ガイドライン」
に沿って、雇用する障害者の方のプライバシーの保護に十分なご配慮をお願いします。
※ 納付金等の申告申請のために、障害者手帳等の所持、障害の状況、労働時間の状況等を把
握・確認し、その個人情報を機構に提供する場合には、本人に照会するにあたり利用目的等を
明示し、同意を得てください。
Ⅴ
申告申請書等の作成及び提出
1. 申告申請書の作成方法
方式1
◆ 申告申請書作成支援シート
(マクロ機能付き)
(1)エクセルのマクロ機能により自動計算
① 申告申請金額
② 法定雇用障害者数
③ 雇用障害者のカウント
(2)エラーチェック機能
① 所定項目の入力もれ
② 誤入力のエラー表示
③ 労働時間のチェック機能等
納・調p32~33
機構
ホームページから
◆申告申請書作成支援
シート(マクロ機能付き)
最新の
Version 5.0.0
ダウンロード
をお願いします
(3)その他
① 積み上げ集計など計算の手間がない
② 前年度のバックアップデータが引続き活用できる
③ 電子申告申請ができる
方式2
申告申請書
手書き様式
機構
申告申請窓口に
ご請求ください
納・調:表紙裏
2. 添付書類の提出が必要な事業主
添付書類(雇用障害者分)
適用対象
①納 付
金
②調 整
金
(
300人
超)
③調 整
(
源泉徴収票等
(写)
300人以下
④報 奨
金
)
金
×
×
○
○
障害者手帳等
(写)
×
×
△
△
○ : 添付書類の提出が必須である事業主
△: 平成27年度までの申請時に提出した雇用障害者について、障害の種類・程度に変更がない
場合は添付書類の提出が不要である事業主
× : 添付書類が不要な事業主
納・調p45~46
(1)労働時間の状況を明らかにする書類
次のいずれか1種類をご提出ください
源泉徴収票
(平成27年分)(写)
源泉徴収簿
(平成27年分)(写)
賃金台帳、月ごとの賃金の支払い状況が
確認できる書類 (平成27年度分)
給与支払額報告書
(平成27年度分)(機構様式)
(2)障害の種類・程度を明らかにする書類
①
②
納・調p45~46
初めて調整金(300人以下)・ 報奨金を申請
⇒ 全ての雇用障害者
平成26年度以降に障害を明らかにする書類を提出した事業主
⇒ 次のいずれかに該当する雇用障害者
【1】 新たに雇用した者、新たに障害者となった者
【2】 障害の種類・程度が変更(身体障害者再認定含む)された者
【3】 27年度中に精神障害者保健福祉手帳の有効期限が経過した者
既に平成27年度までの申請時に提出された雇用障害者の「障害の種類・程度」に
変更がない場合は、提出不要です。
3.障害者手帳等の確認書類に関する留意事項
納・調p31
身体障害者であることの確認書類 身体障害者手帳等
○○県
例
第
33111号
平成25年8月20日交付
氏 名
写真
身体障害
程度等級
法 定 泰 子
★身体障害者手帳に
「再認定期日」が記載されている
場合
⇒ 最新の手帳(写)であるかを確認
旅客鉄道株式会社
旅客運賃減額 第1種
1級
★申告申請の対象期間中に
○○県
印
再認定を受けている場合
⇒ 再認定前・後の両方の手帳
(写)を保管・提出
障害名
▲▲▲による 心臓機能障害(ペースメーカ、除細動器)
(1級)
[再認定期 平成28年8月]
再認定期日
3.障害者手帳等の確認書類
に関する留意事項
障 害 等 級
例
交付日
手 帳 番 号
写真
精神障害者保健福祉手帳
平成24年5月1日
有効期限を確認!!
医療受給者番号
有効期限
★有効期限が経過している期間は、
申告申請の対象となりません。
住
所
XX県XX市XX町X-X-X
★申告申請対象期間中に手帳の更新
を行っているときは、
氏
名
法定 嗣郎
● 更新前、 ● 更新後 、● 両方の手帳 (写 )
平成26年4月30日
更新されている場合、
更新後の有効期限を確認
(更新日)平成28年4月30日
を 提 出 し 、 報 告 書 Ⅱ は 、 更 新 後 の有 効 期 限 を 記 入
昭和41年5月6日 生
性
別
必ずこの手帳である
(男)
◯◯(都道府県)
ことを確認 !!
印
精神保健及び精神障害者福祉に関する
法 律 第 4 5 条 の 保 健 福 祉 手 帳
( ※手帳のスタイルは、都道府県によって異なる )
納・調p31
3.障害者手帳等の確認書類に関する留意事項
知的障害者であることの確認書類 療育手帳等(*)
例
手 帳 番 号
氏 名
37160号
法 定 泰 男
(重度以外の知的障害者)を所持し
ている雇用障害者について再確認
を!
機関の再判定 を 受 診 し た 結 果 、
「重度知的障害者 」 と 判 定 さ
れ納付金制度上の「重度知的障害
昭和54年 1月 1日 生
者 」 と 確 認 で き る 「判定書」 の
交付を受けているときは、重度知
旅客鉄道株式会社
旅客運賃減額 第
★療育手帳等(*)
※ 雇 用 障 害 者 が 知的障害者判定
(男)
写真
納・調p31
○種
この項目は障害の
程度ではありません
○○県
印
* 表記は、都道府県等により異なる
重度知的障害者、A、A1、A2等
重度以外の知的障害者、B、B1、B2等
障害の程度(総合判定)など
再判定があった場合は、
最新の障害の程度
がわかるように
ダブルカウント で き ま す 。
※重度知的障害者の判定を受けた
障害の程度(総合判定)など
A
的障害者として
場 合 、 添付書類は判定書のみ 。
療育手帳等(写)は、提出不要です。
* 様式や手帳の名称は、都道府県
(政令指定都市)により異なります。
★ 提出する障害者手帳等の写し
は 、 ① 氏 名 、 ② 性別、 ③ 生 年 月 日 、
④の障害の程度が不明な場合は、
正当な添付書類としては取り扱い
ません。
●次の地方公共団体は「療育手帳」以外
の名称
青森県…愛護手帳
東京都…愛の手帳
埼玉県…みどりの手帳
さいたま市…みどりの手帳
横浜市…愛の手帳
名古屋市…愛護手帳
4.障害者確認書類等の備付け及び保管
納・調p31、110
(1)障害者手帳等(写)は、雇用障害者の死亡、退職又は解雇の日から3年間保存
障害者の雇用の促進等に関する法律施行規則(抄)
(書類の備付け及び保管)
第45条
事業主は、各事業所ごとに、当該事業所において雇用する身体障害者である
労働者等について、医師の診断書その他その者が身体障害者、知的障害者又は
精神障害者であることを明らかにすることができる書類を備え付けるものとす
る。
2 事業主は、前項の書類を当該身体障害者である労働者等の死亡、退職又は
解雇の日から3年間保存するものとする。
(2)労働者名簿、賃金台帳、雇入通知書等は3年間保存
労働基準法(抄)
(記録の保存)
使用者は、労働者名簿、賃金台帳及び雇入、解雇、災害補償、賃金その他
第109条
労働関係に関する重要な書類を3年間保存しなければならない。
添付書類の提出に当たってのお願い
<添付書類の提出が必要な事業主の皆様へ>
②
②
①
①
源泉徴収票(写)B さん
源泉徴収票等(写)A さん
障害者手帳等(写)B さん
障害者手帳等(写)A さん
報告書(Ⅱ)002㊣
報告書(Ⅱ)001㊣
納・調p6
添付書類
①障害者手帳等(写)
②源泉徴収票等(写)
(1) 正本のみに添付
窓口控、事業主控に
添付書類は不要です
報告書(Ⅰ)002㊣
報告書(Ⅰ)001㊣
(2) 報告書(Ⅱ)に記載
した障害者の氏名順
(3) 可能であれば
申告申請書㊣
A4サイズ
に綴ってご提出いただき
ますようお願い申し上げま
す。
5.申告申請書及び添付書類の提出について
納・調p45~46
(1)各都道府県申告申請窓口に送付、持参又は電子申告申請
《納付金》
《調整金・特例調整金》
① 障害者雇用納付金
② 障害者雇用調整金及び在宅
申告書
就業者特例調整金支給申請書
+
④・障害者雇用状況等報告書(Ⅰ)
・障害者雇用状況等報告書(Ⅱ)[短時間以外の常用雇用労働者用]
・障害者雇用状況等報告書(Ⅱ)[短時間労働者用]
注意!
特例調整金は電子申告申
請ができません。
また、⑤の添付書類等も
電子送信はできませんの
で、送付又は持参で提出
をお願いします。
+
⑤ ※該当する事業主のみ
《添付書類》・労働時間の状況を明らかにする書類(源泉徴収票等)
・障害の種類・程度を明らかにする書類(障害者手帳等)
《その他》
◆添付書類以外
・在宅就業契約報告書
・発注証明書(在宅就業契約報告書)
・分割支給先一覧表
⇒ 各3部(正、申告申請窓口控、事業主控)
添付書類
⇒ 1部(正)のみ
※郵便は当日消印まで有効、信書便は当日通信日付印まで有効
(2)電子申告申請
1
2
電子申告申請
ID・パスワード
の取得
納・調p7~8、47
※エラーがある場合は
修正し再送信をお願いします
申告申請書 3
申告申請等
作成支援シート
データの送信
による申告申
★機構ホームページ
請書の作成
4
受付確認
メール
受信
「添付書類」は電子送信できません
郵送又は持参により提出をお願いします
電子申告申請ができない申告申請
① 「マクロ付き申告申請書作成支援シート」
Version 5.0.0 以外で作成された申告申請書による申告申請
②
③
④
⑤
⑥
平成28年度(対象期間:H27年4月~H28年3月)以外の申告申請
年度の中途で事業を開始・廃止した事業主
年度の中途で算定基礎日が変更になった事業主
特例調整金・特例報奨金の申請がある事業主
修正申告申請書(申告申請済みの納付金の修正や調整金等の返還)
5
審査結果
メール受信
(完了※)
Ⅵ
申告申請の作成に当たっての
留意事項等
1.除外率の適用について
納・調p35~36
(1)除外率の適用の判定は、ハローワークが実施
(2)事業所(業種)ごとに適用
(3)除外率及び事業所の区分
平成27年度の「障害者雇用状況報告書」と同様に記入
(4)調整金及び報奨金の支給申請に当たっては、
除外率は適用されない
除外率設定業種(一例・イメージ)
納・調p34
2. 法定雇用障害者数の算定方法
●除外率の適用がない事業所の場合
短時間以外の
常用雇用労働者数
+
短時間労働者数×0.5
×
2.0%
=
法定雇用
障害者数
常用雇用労働者の総数
●除外率の適用がある事業所の場合
※
調整金・報奨金等の支給金の申請に当たっては、除外率は適用されません
短時間以外の
常用雇用労働者数
+
短時間労働者数×0.5
常用雇用労働者の総数
-
除外率相当
労働者数
×
2.0%
法定雇用
=
障害者数
納・調p37
3.特例子会社等について
(1)特例子会社制度
(2)関係会社特例
★申告申請単位
親会社等において
特例子会社等を
事業所として申告申請
子会社等
(3)企業グループ特例
(4)事業協同組合等特例
親会社
認定申請が行われた日の属する年度の初めから適用
※ただし、当該認定の申請が納付金申告・調整金等申請期限内
(平成28年4月1日から5月16日)までに行われた場合は、前年度の初めから適用
4.年度の中途で事業を開始・廃止した場合の取扱い
事業開始
 事業を新たに開始した場合
事業を開始した日
 合併により新たに法人を設立
= 法人の場合、
設立登記された日
した場合
事業廃止
納・調p38
 事業を廃止した場合
 合併又は相続により事業を
廃止した場合
合併又は相続により
事業を廃止した日
= 合併又は相続の
あった日
申告申請期限:事業を廃止した日から45日以内
(申請期限を過ぎた場合、調整金等の支給申請はできません)
5.吸収、合併、分割等が発生した場合
納・調p38、96、98
★ 発生日以降速やかに下記の届けを提出
吸収、合併、分割、
廃止等届
住所、名称等
変更届
吸収、合併、分割
の発生年月日
=
法人登記簿に当該事項
が登記されている日
直近の申告申請書に記載した住所、名称及び代表
者氏名等に変更がある場合
取扱事例
1.新規に事業を開始した場合 (事例1)
2.事業を廃止した場合 (事例2)
3.法人である事業主が合併した場合
・ 存続事業主がある場合 (事例3-①)
・ 合併法人が新規設立の場合 (事例3-②)
4.事業の全部を相続した場合
5.事業の全部を譲り渡した場合
納・調p38~40
(事例1) ◆新規に事業を開始した場合
6月1日
新規設立
申告申請書
A事業主
翌年度の申告申請
期限までに
7月~3月分を
申告申請
A事業主
(事例2) ◆事業を廃止した場合
12月15日
事業廃止
申告申請書
B事業主
12月15日から
45日以内に
4月~11月分を
申告申請
B事業主
調整金又は報奨金を申請の場合、支給日(支給の申請を受理し
た日から3か月以内)まで口座を解約しないこと
(事例3-①)◆事業主が吸収合併された場合
7月10日
納・調p38~40
D’ 事業主が、
申告申請、各種変更届を行う
吸収合併
申請期限内
事業廃止
申告申請書
C事業主分
C事業主
吸収
合併届
存続
D事業主
(7月10日から45日以内)
に4~6月分を
申告申請
関係する企業の状況欄
にC事業主について
記載する
D’事業主
合併と同時にD事業主が社名変更等し
ている場合、D’事業主による住所、
名称等変更届が併せて必要
申告申請書
D’事業主
翌年度の申請期限まで
に4~3月分を
申告申請
納・調p38~40
(事例3-②)◆事業主が新設合併した場合
G 事業主が、
申告申請、各種変更届を行う
8月15日
新設合併
事業廃止
申告申請書
E事業主分
E事業主
(8月15日から45日以内)
に4~7月分を申告申
請
申告申請書
F事業主分
新規設立
G事業主
合併届
F事業主
申請期限内
関係する企業の状況欄
にE、F事業主につい
て記載
事業廃止
申告申請書
G事業主
翌年度の申請期限まで
にG事業主の
9月~3月分を申告申請
6.申告申請において誤りが多い例
納・調p41
<常用雇用労働者数について>
◆ 算入すべき
常用雇用労働者の計上漏れ
・
嘱託、パート、アルバイト等の有期雇用労働者
→ 週の所定労働時間が20時間以上の場合は計上する
・
年度途中又は雇用契約期間中に自己都合により退職した労働者
→ 退職した月までは常用雇用労働者として計上する
・
他の法人への出向労働者
→ 出向中の職員に対して、直接賃金を支払っている場合は計上する
・
派遣労働者
→ 週所定労働時間20時間以上で、その他要件を満たす場合は計上する
◆ 算入できない 常用雇用労働者の誤計上
・
専任役員(使用者)、雇用契約がない職場実習生は計上しない
◆ 在職している者が計上対象
→ 育児休業者など当該月の賃金の支払対象者でない場合も、在職者であれば計上する
6.申告申請において誤りが多い例 <雇用障害者数について>
◆ 算入すべき
・
雇用障害者数の計上漏れ
納・調p41~42
年度中途に採用した障害者、年度の中途に障害者となった者等
→ 採用月または障害者となった月から計上する
ただし、算定基礎日に在職していない場合は翌月から計上
◆ 算入できない
雇用障害者の計上誤り
・
離職または転出した者の計上、障害者手帳の交付日より前から計上
→ 算定基礎日に在職する者のみを計上する
・
精神障害者福祉手帳の有効期限切れ、更新されていない期間がある者を計上
→ 有効期限を経過した期間、断続した期間は計上しない
・
週所定労働時間が20時間未満の障害者を計上
→ 障害者であることのみをもって計上しない
→ 週所定労働時間が20時間以上の障害者を計上する
・
週所定労働時間と実労働時間との間に常態的な乖離がありながら、所定労働時間を
計上
→ 常態的な乖離がある場合は、実労働時間で雇用区分を判断する
・
障害者手帳等の保管の不備、障害の等級・程度や確認書類の錯誤
→ 障害者であることが確認できない場合は、障害者として計上しない
7.申告申請書提出後における修正手続
納・調p47
<納付金>
(1)申告した納付金の額が
修正申告書の提出、納付
過少であった場合
修正申告
更正請求の申出
(2)申告した納付金の額が
事業主
過大であった場合
還付
還付通知
更正請求
未納の納付金に充当、残余のあるとき
又は未納の納付金がないとき
<調整金・特例調整金>
(3)申請した調整金等の額が
過大であった場合
(4)支給を受けた調整金等の
額が
過大であった場合
返還
修正申告書の提出
修正申請
返還の申出、返還
返還通知
返還
過大支給があった場合
偽りその他不正の行為により支給を受けた場合
機構
Ⅶ
納付について
納・調p48~51
1. 納付について
◆ 納付方法
① 取扱金融機関の窓口
※口座振込はできません。
納付には納付書が必要です。
② パソコンによるインターネットバンキング
「ペイジー」
※ペイジーの利用には納付書の確認番号等が必要
です。
※ペイジーによる領収証書の発行は、
(TEL 043-297-9651)にお問合せください。
取扱金融機関は、機構HPでご確認ください。
◆ 納付期限
・全納・延納第1期 :
5月 15日 (土日祝日の場合は、翌営業日)
・延納第2期
: 7月 31日
〃
・延納第3期
: 11月 30日
〃
期限内に納付しない場合は、国による滞納処分(財産差押え)を行うことがあります。
◆
納付書の送付
・ 全納・延納第1期分
:納付が見込まれる事業主に対し申告申請関係書類に同封して送付
・ 延納第2期及び第3期分:申告書に基づき、納付期限までに納付額等を印字して送付
2. 納付金等の未申告・未納付の場合
申告済み
納付
納・調p54
未申告等
の場合
納入告知
追徴金の徴収
1.納入告知(法第56条)
申告期限内に申告がなかった場合又は申告内容に誤りがあり
納付すべき納付金がある場合には、機構が納付すべき額を決定
し納入告知を行います。
2.追徴金の徴収(法第58条)
納入告知を行った場合には、その納付すべき額に10%を乗
じて得た額の追徴金が加算されます。
未納付の場合
督
促
延滞金の徴収
滞納処分
3.督促(法第59条)
納付金等を所定の期限までに完納しない場合には、改めて期
限を指定して、督促状により督促
4.延滞金の徴収(法第60条)
納付金の督促を受け、その指定期限後に完納または滞納処分が
行われた場合は、年14.5%の割合で、納付期限の翌日から完納又は
財産差押えの日の前日までの日数により計算した延滞金を徴収します。
5.滞納処分(法第59条第3項)
督促を受け、その指定期限内に納付金等を完納しないときは、
国税滞納処分の例により滞納処分を行います。
Ⅷ
調査について
納・調p52~53
1. 調査の実施
調 査 の 趣 旨
及び
概 要
根拠法「障害者の雇用の促進等に関する法律」
申告申請の内容が適正であるかを確認するため、
毎年度、一定数の事業主を抽出し、
申告申請を行った全ての事業主
(納付金申告を行っていない事業主の申告義務の有無確認を含む。)を対象
に訪問調査
本調査は、法第52条に基づくものです。
資料の提出を拒否したり、虚偽の報告等をされますと、法第86条に
基づいて罰せられることがありますのでご注意ください。
調査の概要図
事 業 所 調 査
原則、 申告申請年度を含む直近3か年 の各月にお
ける常用雇用労働者数や雇用障害者の雇用を裏付ける
資料を確認
確認内容
●常用雇用労働者の総数確認
・常用雇用労働者の範囲
・法定雇用障害者数の算定基礎となる労働者数
●雇用障害者の確認
・障害の種類及び程度
・雇用関係及び労働時間数
調査方法
調査職員による訪問調査を実施
●ご準備いただく資料《例》
・全労働者に係る労働者名簿、賃金台帳、雇用契約書
・全労働者の勤務(就労)状況が確認できる出勤簿、
タイムカード、勤怠表
・その他、労働者の雇用に関する資料
納・調p52~53
調査の結果
調査の結果に基づき、次のような手続きをと
ることがあります。
① 申告した納付金の額が過少であった場合
機構が納付金の額を決定し、納入の告知を行
う。この場合、その納付すべき額に10%を乗じ
て得た額の追徴金が加算されます。
② 申告した納付金の額が過大であった場合
機構が納付金の額を決定し、すでに納付し
た納付金の額のうち、過大となっている額が
ある場合には、未納の納付金に充当し、なお
残余があるとき又は未納の納付金がないとき
は還付します。
③ 支給を受けた調整金等の額が過大であっ
た場合
対象事業主は、最大10年に遡って支給額の
全部又は一部を返還していただきます。