平成 28 年3月 31 日 各 位 会 社 名 株式会社 フ ー ド ・ プ ラ ネ ッ ト 代表者名 代表取締役社長 アンドリュー・ネイサン (コード:7853 東証第二部) 問合せ先 執行役員 丹藤 昌彦 (TEL.03-4577-8701) (開示事項の経過)当社前取締役等に対する損害賠償請求に関するお知らせ 当社が、平成 28 年3月 11 日に開示いたしました「当社前取締役等に対する損害賠償請求に関するお知ら せ」に関して、当社の前取締役等及び当社連結子会社である株式会社アジェットクリエイティブ(以下「A C社」といいます。)の前取締役等に対する現時点での損害賠償請求額が確定し、本日付で前取締役等に対 し損害賠償請求訴訟を提起いたしましたので、お知らせいたします。 記 1.訴訟提起の経緯 当社取締役会は、平成 27 年 12 月3日付「当社及び当社連結子会社における会計処理の妥当性に関する 調査のための第三者委員会設置に関するお知らせ」においてお知らせしたとおり、AC社の平成 26 年9月 期の売上計上の妥当性を検証するため、当社と利害関係を有しない専門家からなる第三者委員会を設置し た上で調査を実施し、平成 28 年1月 20 日付「第三者委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」におい てお知らせしたとおり、同日付調査報告書における指摘事項、すなわち、①AC社の平成 26 年9月期の売 上計上に関連して不適切な会計処理が行われたこと(以下、かかる会計処理を「本件会計処理」といいま す。 ) 、②当社が日本取引所自主規制法人に対して提出した平成 26 年 12 月 11 日付回答書(以下「本件回答 書」といいます。 )の内容が客観的事実と異なっていたこと等に関して、これらの行為に関与した当社の前 取締役等及びAC社の前取締役等に対し、厳正な姿勢で臨むべく、社外の弁護士を交えて民事及び刑事上 の責任追及について検討を進めて参りました。 これを受け、当社取締役会は、当社の前取締役である萩原明氏(株式会社りく・マネージメント・パー トナーズ代表取締役兼務)については、本件会計処理及び本件回答書の作成いずれにおいても主導的役割 を担っていたと認められること、当社の元代表取締役でありかつAC社の前代表取締役である早間央氏に ついては、本件会計処理及び本件回答書の作成について取締役として果たすべき監視義務を果たしていな いと認められること、AC社の前取締役である内野隆之氏については、本件会計処理に関して取締役とし て果たすべき監視義務を果たしていないと認められることから、これらの3名に対して平成 28 年3月末ま でに損害賠償請求訴訟を提起することを、平成 28 年3月 11 日開催の当社取締役会において決議いたしま した。 今般、前取締役等に対する現時点での損害賠償請求額が確定いたしましたので、本日付で、東京地方裁 判所に対して損害賠償請求訴訟を提起したものであります。 2.訴訟を提起した相手(被告) 当社元代表取締役(AC社前代表取締役) 早間 央 当 社 前 取 締 役 萩原 明 AC社前取締役 内野 隆之 1 3.訴訟の内容及び損害賠償請求金額 訴訟の内容:損害賠償請求事件 請 求 金 額:金9432万7504円(4.損害請求金額の内訳①~⑥の合計金額) 4.損害賠償請求金額の内訳 番号 ① 内容 金額 AC社の平成 26 年9月期の売上計上の妥当性を検証す 金1642万7870円 るために設置した第三者委員会による調査に要した費用 ② 第 30 期に係る有価証券報告書、第 31 期に係る第1四半 金1081万1000円 期報告書、同第2四半期報告書及び同第3四半期報告書 について過年度決算の訂正作業及び当社の連結計算書類 についての監査証明を得るための費用 ③ 第 31 期定時株主総会の継続会を開催するために要した 金701万8735円 費用 ④ 株式会社東京証券取引所より、有価証券上場規程第509 金1440万0000円 条第1項第1号に基づき徴求された上場契約違約金 ⑤ 金融商品取引法第 172 条の4第1項の規定に基づく、有 金600万0000円 価証券報告書の虚偽記載に係る課徴金 ⑥ 当社において、 「マグノリアベーカリー」のフランチャ 金3966万9899円 イズ展開を行い、2店舗の新規出店を行う予定であった が、当該計画が頓挫したことで発生した損害 合計 金9432万7504円 今後の経過につきましては、適宜開示を行ってまいります。 なお、損害賠償請求額につきましては、現時点において当社が確認した損害にとどまっておりますが、今 後更なる損害が確認された場合には、追加の損害賠償請求を予定しており、上記3名に対する刑事責任の追 及に関しましても引き続き検討を進めてまいります。 また、第三者委員会による調査報告書において本件への関与が指摘されている者のうち、上記3名を除く 者についても、損害賠償請求訴訟の提起の可能性や刑事上の責任追及に関し引き続き検討を進めてまいりま す。 以 上 2
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