事業所向け説明会資料(PDF:1711KB)

介護予防・日常生活支援総合事業
事業者向け
介護予防・日常生活支援総合事業
説明会資料
高齢介護課 地域包括ケア推進係
平成28年1月21日・22日
現時点における考え方であり、今後内容に変更等が生じることもございます。予めご了承ください。
1
介護予防・日常生活支援総合事業
本日の予定
説明者 岩崎 概ね5分
 利用申請から請求までの流れの中で、総合事
業として各事業者に実施していただきたいこと
をお伝えしていきます。
説明者 清水 概ね10分
 説明の最後に、居宅介護支援事業者等よりい
ただきましたご質問について回答、説明をさせ
ていただきます。
説明者 秋山 概ね25分
説明者 岩崎 概ね5分
東京都国民健康保険団体連合会より請求事務説明
 今回の説明内容において質問がある場合には、
質問票を提出してください。
 当市による説明終了後、東京都国民健康保険
団体連合会介護福祉部のご担当者様より、請
求事務に関するご説明がございます。
概ね30分
2
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 平成28年4月1日事業開始予定の総合事業のメニュー
1
利用申請
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
6 請求
3
3
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 総合事業の開始時期は平成28年4月1日です
1
利用申請
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
利用者の要支援認定有効期間の残期間を問わず、一斉に平成
28年4月1日より総合事業がスタートします
 平成28年4月1日より全ての介護予防訪問介護、介護予防通所介護利用者
については、総合事業の利用者となり、総合事業における「訪問型サービ
ス(第1号訪問事業)」及び「通所型サービス(第1号通所事業)」とし
てサービスを提供することとなります。
 「第1号訪問事業」及び「第1号通所事業」を利用した場合には、総合事
業として請求を行う必要があります。
総合事業の開始時期は各区市町村(保険者)によって異なり
ます。
他自治体の被保険者の方を対象にサービスを提供している場
合には、注意してください
6 請求
4
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 基本チェックリストの活用を検討してください
1
2
利用申請
要支援認定の有効期間の満了時、また新規申請時には、基本
チェックリストの活用を、先ずは検討してください
要支援認定
 基本チェックリストを積極的に活用してください(基本チェックリストを
活用することは、利用者にとっては認定調査員の訪問調査や医師意見書の
ための受診が不要になります。)。
 基本チェックリストを行うのは、市又は地域包括支援センターです。
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
6 請求
 委託を受けてプランを作成している居宅介護支援事業所では、利用者の心
身の状況を鑑み、基本チェックリストの活用を促してください。
 次のような方の場合には要支援認定申請の手続きをお手伝いください。
・ 認知症、認知症の疑いがある方、また認知症の進行が予見される方
・ 問題行動により目が離せない方
・ 要支援認定を希望される方
・ 2号被保険者
 基本チェックリストは当市ホームページ上に掲載予定です(2月中旬)。
 サービスの利用の有無を問わず、基本チェックリストにより事業該当者と
判定された方には、被保険者証を送付します。
5
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 基本チェックリストの有効期間は設定しません
1
2
利用申請
要支援認定
基本チェックリストの有効期間は設定しません
 基本チェックリストの有効期間は設定しません。ケアマネジメントを行っ
ている事業者については、ご本人様の心身に状況に応じて要支援・要介護
認定申請を行う等の対応を図ってください。
 新規申請、更新申請、基本チェックリストの活用については下記の表を参
考にしてください。
3
4
ケアマ ネジ メン ト
サービス利用
区分
訪問型サービス、通所型サー
ビスのみの利用
訪問介護、通所介護以外のサービス
を利用
寝たきりの状態等、常に介護が必要
な人
新規
基本チェックリスト
要介護(要支援)認定申請
要介護認定者
要支援認定者
5
モニタリング・担当者会議
6 請求
要介護→要介護
要支援→要介護
要介護→要支援
要支援→要支援
全て要介護(要支援)認定申請
基本チェックリスト
要介護(要支援)認定申請
全て要介護(要支援)認定申請
基本チェックリスト
要介護(要支援)認定申請
第2号被保険者
全て要介護(要支援)認定申請
転入者
新規申請の取り扱いに準じる
6
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 事業対象者には認定有効期間がない
7
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 サービスの利用状況によっては、必ず要支援認定が必要になる場合があります
総合事業の利用者=基本チェックリストの活用ではありません
1
利用申請
現在介護保険のサービスを利用していますか?
はい
2
3
4
要支援認定
ケアマ ネジ メン ト
サービス利用
□訪問看護
□通所リハビリテーション
□福祉用具の貸与
□短期入所生活介護(ショートステイ)
□短期入所療養介護 等
A
国の介護保険サービス
いいえ
□訪問型サービス
(ヘルパー派遣)
□通所型サービス
(デイサービス)
B
市の総合事業サービス
Aのサービスのみ
AとBのサービス
Bのサービスのみ
を利用する場合
両方を利用する場合
を利用する場合
今後介護サービス
の利用を希望する
はい
5
モニタリング・担当者会議
介護認定が
必要になります
6 請求
基本チェックリストの
活用により、サービス
の利用ができる場合が
あります
いいえ
現在の健康状態を維持
するために、一般介護
予防事業への参加を検
討ください。
 旧介護予防訪問介護・通所介護を以外の給付管理を行うサービスを利用し
ている場合には要支援認定が必要になります。
8
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 介護予防ケアマネジメントと介護予防支援の違い
1
利用申請
介護予防ケアマネジメントと介護予防支援は異なります
 総合事業のサービスを利用する方であっても、従来の介護予防支援にてケ
アプランを立てる方もいます。
2
3
4
要支援認定
ケアマ ネジ メン ト
サービス利用
介護予防支援
介護予防給付のみ又は介護予防給付と総合事業を組み合わせた
予防プランの作成
介護予防
ケアマネジメント
介護予防給付を含まず、総合事業のみのプラン作成
(給付管理を行わない介護予防給付を含む場合も、介護予防ケ
アマネジメントとなる)
前のページを参照し
てください
介護予防支援
5
介護予防
ケアマネジメント
モニタリング・担当者会議
6 請求
9
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 ケアマネジメントは「原則的なケアマネジメント(現行相当)」のみです
1
利用申請
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
介護予防ケアマネジメントのプロセス
 介護予防ケアマネジメントは、介護予防の目的である「高齢者が要介護状
態になることをできる限り防ぐ」「要支援・要介護状態になっても状態が
それ以上に悪化しないようにする」ために、高齢者自身が地域において自
立した日常生活を送れるよう支援するものです。
 総合事業における介護予防ケアマネジメントでは、現行の介護予防支援に
比較して簡略化された類型も用意されておりますが、当市では「原則的な
ケアマネジメント(現行相当)」のみを実施いたします。
 従いまして、基本的なプロセスに変更はありません。
 介護予防ケアマネジメントの記録等の様式は、現在、介護予防支援で使用
している様式をそのまま使用してください。
6 請求
10
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 第一号訪問事業においてはサービスが増える
1
利用申請
サービスの種類が増えます
 介護予防・生活支援サービスでは現行通りの基準にて実施するサービスと
指定基準を緩和したサービス、住民主体のサービス等が提供されます。
2
要支援認定
 平成28年4月における東村山市の訪問型サービスのメニューは下記の表の
とおりです。
訪問型サービス
3
4
5
ケアマ ネジ メン ト
サービス利用
モニタリング・担当者会議
サービス
種別
現行相当
資格要件
現行同様の資格要件
利用者
負担
緩和サービス(緩和した基準によるサービス)
指定事業者
委託型
身体介護は有資格者に
よるものとし、生活援
助等の場合は資格は問
わない。
サービス
内容
単価
加算
6 請求
現行の介護予防訪問
介護相当
要件を課さない
る
居室の掃除整理整頓、
洗濯、買い物、食事の
準備配下膳等、体に触
れないサービス
但し、一定の研修の受講を求め
現行と同様の負担(1割又は2割)
現行相当を1回当た
りに換算
現行相当を減算し、1
回当たりに換算
加算は現行運用と同様
に設定
独自設定
11
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 訪問型サービスは多様化、通所型サービスは現行相当のサービスのみ
1
利用申請
サービスの種類が増えます
 平成28年4月における東村山市の通所型サービスのメニューは、現行相当
のサービスのみで実施します。
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
5
サービス利用
モニタリング・担当者会議
6 請求
 総合事業の実施に伴い、サービス選択の幅が広がります。このことを利用
者に説明し、ケアプランを見直してください。
訪問型サービス
サービス
種別
現行相当
利用者
負担
今まで通り
資格
専門職
使い勝手
通所型サービス
緩和サービス
指定事業者
委託型
安くなります
より安くなります
研修を受けた無資格者
「1回当たり」の報酬単価にす
ることで、必要な回数の利用が
できるようになり、使い勝手は
向上します
家事援助の範囲を
少し拡大します
現行相当
今までどおり
専門職
「1回当たり」
の報酬単価にす
ることで、必要
な回数の利用が
できるようにな
り、使い勝手は
向上します
※ 利用者負担等を含めたサービス類型に係る比較表を後日提供します。利用者の皆様への説明等
においてご活用ください。
12
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 利用者と締結している契約書の内容を変更する必要があります
1
利用申請
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
現在、利用者と締結している契約書は介護予防給付に係る契
約です
訪問型サービス・通所型サービス等を利用する場合には契約
書の変更が平成28年3月31日までに必要になります
 総合事業の開始に伴い、利用者と総合事業としての利用契約を締結する必
要があります。
 契約については契約書文面案、読み替え文面案をお示ししますが、各事業
所の契約書本体との整合性を確認したものではありません。各事業所の責
務で作成してください。
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
6 請求
 総合事業としてのサービスを提供する前に、利用者に契約内容の変更を説
明し、同意の上で再度契約書を締結(読み替え)してください。また、一
回当たりの報酬体系に変更いたしますので、重要事項説明書等の取り交わ
しが必要になります。
 地域包括支援センターから介護予防支援に係る委託を受けている場合にも、
同様に介護予防ケアマネジメントの読み替えが必要になる場合があります。
この点にもご留意ください。
13
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 契約書の内容参考例について(読み替え既定の例示)
1
利用申請
利用者との契約について(参考:読み替え既定の例示)
 介護予防支援⇒介護予防ケアマネジメント
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
(介護予防・日常生活支援総合事業実施の際の読み替え)
第○○条 センターは利用者の委託を受けて、利用者に対して介護保険
法関係法令の趣旨に従って、介護予防ケアマネジメントに係るプランを
作成するとともに、介護予防・生活支援サービス事業の提供が確保され
るよう・・・
 一部委託を受けている居宅介護支援事業者との契約
5
モニタリング・担当者会議
介護予防支援、介護予防ケアマネジメントを一括して委託契約ができる
契約書を地域包括支援センターにお示しいたします。
6 請求
14
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 契約書の内容参考例について(読み替え既定の例示)
1
利用申請
利用者との契約について(参考:読み替え既定の例示)
 介護予防訪問介護⇒訪問型サービス
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
(介護予防・日常生活支援総合事業実施の際の読み替え)
第○○条 利用者の保険者である東村山市が介護保険法(平成9年法律
第123号。以下「法」という。)第115条の45第1項に規定する介
護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」という。)を実施す
る場合においては、本契約に「介護予防訪問介護」とあるのは、「地域
における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備
に関する法律(平成26年法律第83)」第5条による改正前の法にお
ける介護予防に相当するサービスとして、総合事業において実施される
訪問型サービス(次項において「介護予防訪問介護相当サービス」とい
う。)」と読み替えるものとする。
2 当事業所が介護予防訪問介護相当サービスに係る第115条の45
の3第1項の指定を東村山市から受けていない場合は、前項の読み替え
は行わない。
6 請求
15
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 契約書の内容参考例について(読み替え既定の例示)
1
利用申請
利用者との契約について(参考:読み替え既定の例示)
 介護予防通所介護⇒通所型サービス
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
(介護予防・日常生活支援総合事業実施の際の読み替え)
第○○条 利用者の保険者である東村山市が介護保険法(平成9年法律
第123号。以下「法」という。)第115条の45第1項に規定する介
護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」という。)を実施す
る場合においては、本契約に「介護予防通所介護」とあるのは、「地域
における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備
に関する法律(平成26年法律第83)」第5条による改正前の法にお
ける介護予防に相当するサービスとして、総合事業において実施される
通所型サービス(次項において「介護予防通所介護相当サービス」とい
う。)」と読み替えるものとする。
2 当事業所が介護予防通所介護相当サービスに係る第115条の45
の3第1項の指定を東村山市から受けていない場合は、前項の読み替え
は行わない。
6 請求
16
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 重要事項説明書の例示
1
利用申請
訪問型サービス・通所型サービスにおける
重要事項説明書の例示
提供するサービスの内容についての書き換え
2
要支援認定
•
•
3
4
5
ケアマ ネジ メン ト
サービス利用
モニタリング・担当者会議
6 請求
第1号訪問事業(「介護予防訪問介護相当」や「訪問型サービスA」)は、訪
問介護員等が利用者のお宅を訪問し・・・
第1号通所事業(介護予防通所介護相当」)は事業者が設置する事業所に通
所・・・
利用者負担についての書き換え
•
第1号訪問事業の基本部分の利用料は下記の表のとおりです。
利用
回数
利用回数等
利用者
負担(1割)
利用回数等
利用者
負担(1割)
週1回
程度
266単位
1月で4回まで
1回 289円
1,168単位
1月で4回を超える場合
1,267円/月
週2回
程度
270単位
1月で8回まで
1回 293円
2,335単位
1月で8回を超える場合
2,354円/月
週2回
を超える
285単位
1月で12回まで
1回 309円
3,704単位
1月で12回を超える場合
4,016円/月
キャンセル料
• 包括払いから一回払いに変更することで、キャンセル等が発生した場合の請求が
問題になることもあります。キャンセル料を規定する場合には、重要事項説明書
にて説明をし同意を得てください。
17
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 「みなし指定」を受けている事業者は、特別な手続きは不要
1
利用申請
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
平成27年3月末日までに介護予防訪問介護・介護予防通所介
護の指定を受けていた事業者の事業者指定について(東村山
市に対しての手続き)
 「みなし指定」により総合事業開始に伴う手続きは必要ありません。
 総合事業の指定内容に変更があった場合には(介護予防訪問介護・介護予
防通所介護の指定を受けた内容に変更があった場合)には、総合事業とし
ての変更届を当市に(予防事業者の指定変更を東京都に)行う必要があり
ます。
 なお、基準緩和型(当市の場合には、平成28年度では訪問介護のみ実施予
定)の事業の実施を行う場合には、当市より指定を受ける必要があります。
指定申請の方法や申請様式についてはホームページにてご報告いたします
(平成28年3月頃を予定)。
 但し、「みなし指定」の有効期間は平成30年3月末日までとなります。総
合事業として事業(訪問型サービスや通所型サービス)を継続する場合に
は、東村山市(利用している保険者)に対して、総合事業としての事業者
指定を申請する必要があります。
6 請求
18
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 「みなし指定」を受けていないと、現行相当のサービスを継続する場合でも事業者指定が必要になる
平成27年4月以降に介護予防訪問介護・介護予防通所介護の
指定を受けた事業者の事業者指定について(東村山市に対し
ての手続き)
1
利用申請
2
要支援認定
 「みなし指定」の対象となりません。
ケアマ ネジ メン ト
 平成28年4月以降に、当市の被保険者(他市に居住する当市被保険者であ
る住所地特例者を除く。また、当市に居住する他市の住所地特例者を含
む)に対して、訪問型サービス等を提供する場合には、総合事業としての
事業者指定を受けなければ事業を実施できません。
3
 他の総合事業を実施している自治体の被保険者に対して、サービスを提供
する場合にも同様です。利用者の保険者の動向を確認してください。
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
 事業者指定申請についてはホームページにてご報告いたします。指定申請
の方法についてはホームページにてご報告いたします(平成28年3月頃を
予定)。
6 請求
19
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 訪問型サービスの基準を緩和した事業者の指定について
訪問型サービスの基準を緩和した事業者の指定について
1
2
3
利用申請
 平成28年4月より「緩和した基準」による訪問型サービスを開始します。
要支援認定
ケアマ ネジ メン ト
 緩和した基準の訪問型サービスを実施する場合には、改めて指定を受ける
必要があります。
 事業者指定申請についてはホームページにてご報告いたします。指定申請
の方法についてはホームページにてご報告いたします(平成28年3月頃を
予定)。
基準緩和の考え方
4
5
サービス利用
モニタリング・担当者会議
6 請求
現行の基準
従業員の資格
身体介護に従事しないため資格要件を
課さない
①介護福祉士
②介護職員初任者研修修了者
従業員の必要数
事業実施において必要な数
常勤換算2.5人以上
サービス提供責任
者の資格
①介護福祉士
②実務者研修修了者
③3年以上の経験を有する初任者研修修了者
サービス提供責任
者数
事業実施において必要な数
設備基準
旧来の介護予防訪問介護と同様
運営基準
同上
管理者
1名以上(非常勤や兼任も可とする)
原則として専従常勤1人
要支援認定の申請
に係る援助
不要
利用申込者が要支援認定を受けていない
場合における申請に係る支援
利用者:常勤換算=40:1
事業者によっては50:1の配置でも可
20
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 事業者の指定について 特に注意してください
1
2
3
4
利用申請
事業者指定について(東村山市以外に対しての手続き)
 みなし指定期間の満了後、当市以外の事業対象者へサービスを提供する場
合には、その者の保険者から指定を受けることが必要になります。
要支援認定
ケアマ ネジ メン ト
サービス利用
 当市以外の利用者で、総合事業を実施していない市の被保険者の利用があ
る場合、介護予防通所介護等の指定を継続して受けておく必要があります。
各事業者におかれましては、現在指定を受けているサービスの有効期間に
も留意してください。
 また、指定内容に変更が生じた場合には、サービスを利用している方の属
する保険者(総合事業を実施している保険者に限る)全てに申し出る必要
があります。
これから
今まで
5
モニタリング・担当者会議
東京都
保険者A
事業者
申請・変更等の手続き
事業者
保険者B
保険者C
申請・変更等の手続き
6 請求
21
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 サービス担当者会議は変更ありません
1
利用申請
サービス担当者会議については、介護予防ケアマネジメント
も介護予防支援も現行の考え方と変わりません。
2
要支援認定
 サービス担当者会議は①新規、②計画の変更、③区分変更を行う時には実
施してください。また、サービス評価期間終了時(概ね1年)にも開催し
てください。
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
 毎月のモニタリングは必ずしも訪問して実施する必要はありませんが、状
態像は記録してください。また、サービス提供開始月の翌月から起算して
3か月に1回、サービスの評価期間の終了時、状態像の変化が認められる時
には、利用者宅を訪問してください。
 何らかのサービス提供中(通所利用中や訪問介護派遣中)は、そのサービ
スの報酬が算定されている状況ですので、サービス担当者会議の開催は原
則として認められません。
 「介護予防サービス・支援計画書(ケアマネジメント結果記録表)」は介
護予防支援と介護予防ケアマネジメントともに使用する共通様式です。介
護予防支援と介護予防ケアマネジメントを交互に実施しても、計画書を作
成しなおす必要はありません。ただし、本人の状態変化等がある場合には、
計画書の見直しを行ってください。
6 請求
22
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 利用者負担は1割または2割
1
利用申請
利用者負担は1割または2割負担です
 介護給付の利用者負担割合(原則1割、一定以上所得者は2割)と同じと
します。
2
要支援認定
 また、給付における利用者負担額の軽減制度に相当する高額介護(介護予
防)サービス費相当事業等を実施します。
3
ケアマ ネジ メン ト
 保険料を滞納している方が介護保険サービスを受けた時にとられる給付制
限と同様の措置を行います。
4
サービス利用
給付管理
 指定事業者のサービスを利用する場合にのみ、給付管理を行います。
5
モニタリング・担当者会議
6 請求
 要支援認定を受けた方が総合事業を利用する場合には、現在適用されてい
る予防給付の利用限度額の範囲内で、給付と総合事業を一体的に給付管理
します。
 基本チェックリストにより事業対象者と判断された方については、予防給
付の要支援1の利用限度額と同じくします。
23
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 請求コードの変更
1
2
3
利用申請
事業者指定によって実施するサービス(現行相当、基準緩
和)の請求方法は従来と同じになります
要支援認定
 厚生労働省令に規定のあった旧介護予防訪問介護及び旧介護予防通所介護
と同一の内容を総合事業のサービスとして規定するから、請求方法につい
ても同じとなる。したがって、費用の1割(2割)を利用者から徴収し、
報酬分を国保連経由で請求する流れに変更はありません。
ケアマ ネジ メン ト
 ただし、請求コードについては事業者の指定状況によって、またサービス
の内容によって異なります。
訪問型サービス
4
5
サービス利用
モニタリング・担当者会議
6 請求
通所型サービス
平成27年3月末日までに指定を受
けている(みなし指定)
A1
申請不要
A5
申請不要
みなし指定対象外事業者
A2
要申請
A6
要申請
基準緩和事業を実施する事業者
A2
要申請
 基準緩和の訪問型サービスのうち「委託型」については請求において、国
保連を経由しません。また、上限管理の対象としません(給付管理票が不
要なサービス)。
24
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 訪問型サービス 基本的な報酬の考え方
1
利用申請
基本的な報酬の考え方は下記のとおりです
 介護予防訪問介護では、月額包括報酬(定額制)とされています。
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
5
サービス利用
 一方、当市の総合事業として旧来の介護予防訪問介護相当のサービスを実
施するに当たっては、「サービス利用実績に応じた報酬設定」及び「訪問
型サービスA(緩和した基準によるサービス)との併用」の観点から、1
回当たりの単価設定による報酬を設定しました。
現行相当のサービス
週に1回程度
266単位/回
(提供回数が4回を超過した場合1,168単位/月)
週に2回程度
270単位/回
(提供回数が8回を超過した場合2,335単位/月)
週に3回程度
285単位/回
(提供回数が12回を超過した場合3,704単位/月)
モニタリング・担当者会議
 週2回以上の利用は、原則として要支援2の者とします。
 加算に変更はありません。
6 請求
25
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 訪問型サービス 基本的な報酬の考え方
1
利用申請
基準を緩和したサービス(訪問型サービス)の基本的な報酬
の考え方は下記のとおりです
 研修を受講した無資格な方による家事援助サービスの提供です。
2
要支援認定
 専門職種との賃金の差を考慮し、概ね20%程度の減額して算定しました。
基準を緩和したサービス
3
4
5
ケアマ ネジ メン ト
週に1回程度
213単位/回
(提供回数が4回を超過した場合934単位/月)
週に2回程度
216単位/回
(提供回数が8回を超過した場合1,868単位/月)
週に3回程度
228単位/回
(提供回数が12回を超過した場合2,963単位/月)
サービス利用
モニタリング・担当者会議
 加算は生活機能向上連携加算を設けませんが、初回加算、介護職員処遇向
上加算については変わりません。
6 請求
26
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 訪問型サービス 基本的な報酬の考え方
1
2
利用申請
要支援認定
委託型サービス(訪問型サービス)の基本的な報酬の考え方
は下記のとおりです
 シルバー人材センター等の雇用労働者以外による家事援助サービスの提供
です。
 指定事業者との賃金の差を考慮し、概ね50%程度の減額して算定しました。
委託型サービス
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
6 請求
週に1回程度
1,540円/回(加算はなし)
(提供回数が4回まで)
 介護保険において「日常的に行われる家事の範囲を超える行為」とされて
いる用務についても、ケアマネジメントにおいて提供することが自立助長
に資すると判断された場合には、提供することを可能としました。
 事業利用については介護予防サービス・支援計画書、利用者基本情報につ
いての写しを市に提出し、事業対象の可否の判定を受ける必要があります。
利用方法の詳細についてはホームページにてご報告いたします(平成28年
3月頃を予定)。
 事業利用については単発の利用ではなく、一定の期間継続して利用する必
要がある者を想定しています。また、基本的には他の訪問型サービスとの
併用は想定しておりません。
27
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 通所型サービス 基本的な報酬の考え方
1
2
利用申請
基本的な報酬の考え方は下記のとおりです
 介護予防通所介護においても、1回当たりの単価設定による報酬を設定し
ました。
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
現行相当のサービス
週に1回程度
378単位/回
(提供回数が4回を超過した場合1,647単位/月)
週に2回程度
389単位/回
(提供回数が8回を超過した場合3,377単位/月)
 週2回以上の利用は、原則として要支援2の者とします。
 加算に変更はありません。
5
モニタリング・担当者会議
 通所事業における基準緩和サービスについては、平成28年度以降に検討を
していきます。
6 請求
28
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 基本的な報酬の算定方法
1
利用申請
報酬算定の方法
 派遣(実施)する回数(週何回程度であるか)に応じたコードを利用して
請求を行います。
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
5
 提供回数がそれぞれの回数を超過した時に、包括払いのコードを利用して
の請求に切り替えます。
ケアマネジメントの結果
として派遣(実施)する
ことが適当とされた回数
実際の派遣
(実施)回数
週1回
4回
週1回
5回
週2回
10回
サービス利用
モニタリング・担当者会議
利用するコード等
A1-2411
266単位×4回
A1-1111 1,168単位
(包括払いのコード)
A1-1211 2,335単位
(包括払いのコード)
6 請求
29
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 計画と実績の違い 基本的な報酬の考え方
1
利用申請
計画と実績が異なる場合の請求について(報酬算定の例)
 なお、身体状況等の変化に伴い派遣(実施)回数が増加(減少)すること
が想定されます。
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
 たとえば、ある月において週2回程度(その月では9回の派遣になる)の派
遣が必要として想定していたが、状態の変化により派遣(実施)回数が4
回となった。
 この場合は、週2回程度の派遣を想定していたので、「週2回程度」の単価
コードにて請求を行うものとする。
ケアマネジメントの結果とし
て派遣(実施)することが
適当とされた回数
実際の派遣
(実施)回数
利用するコード等
週2回
1回
A1-2511
270単位×1回
週2回(9回)
4回
A1-2511
270単位×4回
6 請求
30
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 利用者とともにサービスを検討してください
給付管理票とケアマネジメントの関係
1
利用申請
従 来 の 要 支 援 者
要支援認定
2
要支援認定
要 支 援 者
基本チェックリストで判断
介護予防・日常生活支援サービス事業対象者
地域包括支援センターが介護予防支援・介護予防ケアマネジメントを実施
3
ケアマ ネジ メン ト
介護予防訪問看護
介護予防福祉用具貸与等
総合事業において介護
予防ケアマネジメントを自己
作成できない。
+
4
5
サービス利用
モニタリング・担当者会議
6 請求
介護予防・生活支援サービス事業
①訪問型・通所型サービス(限度額管理対象)
介護予防・生活支援サービス事業
②その他の生活支援サービス(限度額管理対象外)
給付管理票を国保連
に提出(伝送又は媒体等)
(46:介護予防支援)
請求
給付管理票は不要
給付管理票を国保連に
提出(伝送又は媒体等)
(介護予防ケアマネジメント費)
請求
(介護予防ケアマネジメント費)
請求
31
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 利用者とともにサービスを検討してください
1
2
利用申請
居宅介護事業者連絡会等にていただいた質問
【Q1】
基準を緩和する訪問型サービスの従事者を要請する研修はいつごろ実施する予
定ですか?
要支援認定
【A1】
本年3月中を予定しております。実施日程が決まり次第ホームページにてご報
告いたします。
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
【Q2】
A市の被保険者が東村山市に居住している(住所地特例者ではなく、A市に住
民票はある)。この者が、東村山市内の訪問介護、通所介護、福祉用具貸与を
利用している。
東村山市が総合事業を始めたことで、どのような手続きが必要になるのか?
また、平成30年3月以降の手続きはどのようなことが必要になるのか?
【A2】
A市に確認してください。
6 請求
32
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 利用者とともにサービスを検討してください
1
利用申請
2
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
モニタリング・担当者会議
居宅介護事業者連絡会等にていただいた質問
【Q3】
東村山市の被保険者がA市に居住している(住所地特例者ではなく、東村山市
に住民票はある)。この者が、A市内の訪問介護、通所介護、福祉用具貸与を
利用している。
東村山市が総合事業を始めたことで、どのような手続きが必要になるのか?
また、平成30年3月以降の手続きはどのようなことが必要になるのか?
【A3】
東村山市は平成28年4月より総合事業を開始します。通所介護、訪問介護を実
施しているA市の事業者が「みなし指定」を受けている場合には、当市の総合
事業の指定事業者としてサービスの提供をしていただくことになります。ただ
し、請求方法は当市のルールとなります。
「みなし指定」を受けていない場合には、当市に総合事業としての事業者指定
申請をする必要があります。
いずれにいたしましても、当市以外の事業者の場合には、当市のルールが適用
されることを承知していない場合があります。ケアマネの皆さまにつきまして
は、利用している他市の事業者に、東村山市実施状況を確認するようにご助言
いただきたくお願いいたします。
6 請求
33
介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 利用者とともにサービスを検討してください
1
2
利用申請
【Q4】
訪問介護に加え、月によって短期入所を利用している。この場合介護予防支援
となるのか?介護予防ケアマネジメントとなるのか?
要支援認定
3
ケアマ ネジ メン ト
4
サービス利用
5
居宅介護事業者連絡会等にていただいた質問
モニタリング・担当者会議
【A4】
総合事業のサービスのみを利用する月は介護予防ケアマネジメントで、短期入
所等を併用する月は介護予防支援としてケアマネジメントに係る請求をしてく
ださい。計画の様式は共通ですので、交互に実施したとしても計画書を作成し
直すことは必要ありません。
【Q5】
計画書のサービス種別はどのように記載するのか?
【A5】
「介護予防訪問介護相当サービス」、「介護予防通所介護相当サービス」、
「基準緩和型訪問介護サービス」、「委託型訪問介護サービス」、「一般介護
予防事業」といった名称で記載してください。
6 請求
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介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 利用者とともにサービスを検討してください
1
2
3
4
5
利用申請
居宅介護事業者連絡会にていただいた質問
【Q6】
介護予防支援の取扱件数の算出で、介護予防ケアマネジメントの委託を受けた
場合、この件数についてはどのように考えるのか?
要支援認定
ケアマ ネジ メン ト
サービス利用
モニタリング・担当者会議
【A6】
介護予防ケアマネジメントについては、受託件数の制限や逓減制には含みませ
ん。しかしながら、適正なケアマネジメントの実施を鑑み、従前どおりの件数
を念頭に置いてください。
【Q7】
住所地特例者への対応については?
【A7】
住所地特例者に対する総合事業は、その施設が所在する市町村が実施します。
ケアマネジメントについても同様です。
そのため、保険者の実施する事業(総合事業未実施)と住所地特例者が受ける
サービス内容(総合事業)が異なる場合があります。
なお、認定については保険者が実施します。
6 請求
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介護予防・日常生活支援総合事業
【ポイント】 これからが総合事業の始まりです
最後に・・・
総合事業は平成28年4月1日で完成するものではありません。
事業者の皆さまと一緒に、総合事業の東村山モデルを作り上げてたい、と考
えています。
特に、介護予防ケアマネジメントが総合事業の成否のカギとなります。
どのような生活を望むのか?本人の「したい・できるようなりたい」といっ
た意欲を引き出す支援があってこそ、総合事業が機能します。
また、「したい・できるようになりたい」といった意欲を実現するサービス
を作るのも総合事業の役割です。事業者の皆さまに届く利用者の声をお聞か
せください。
皆さまの協力が不可欠です。
これからも宜しくお願いいたします。
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