(参考資料2)基礎検討報告

既設の風力発電所に関する環境影響の基礎検討
既設サイト実態把握に関するワーキンググループ報告
平成28年4月
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
Ⅰ.本報告の位置づけ
NEDOは、風力発電と地熱発電に係る環境アセスメントの迅速化を行うため、環境アセスメント手続
き期間の半減を目指し、環境調査の前倒・並行実施(以後、前倒環境調査)の方法論に関する知見を
得ることを目的とした環境アセスメント調査早期実施実証事業を平成26年度より実施している。
実証事業の成果等を基に、環境アセスメントの迅速化のための前倒環境調査の方法論の確立に資す
る手法等を平成29年度までに取りまとめる。
一方、前倒環境調査の方法論の構築に資する知見をとりまとめるにあたっては、実証事業による検
証の他に、既設及び工事中の風力発電施設において、事業規模や立地特性等に応じ、実際にどのよう
な環境影響が生じているのか実態を把握した上で、建設前の状況との比較検討等を行うことにより、
環境アセスメントの迅速化を推進する上での、調査・予測・評価手法の重点化・簡素化の考え方等の
知見を得ることが有効であると考えられる。
しかし、現時点では既設及び工事中の風力発電施設における環境影響の実態把握に十分な資料がな
いことから、文献資料の調査及び既設及び工事中の風力発電施設における現地調査を実施し、検討に
必要なデータを収集することが必要である。
本報告は上記の検討を実施するに当たり、把握すべき事項・規模要件等を「風力発電等導入支援事
業/環境アセスメント調査早期実施実証事業/環境アセスメント前倒データベース化事業」において複数回
のワーキンググループにて基礎検討を行ったものである。この基礎検討の結果を元に今後、実態把握
を行うこととする。
1
Ⅱ-1.既設サイト実態把握で確認すべき事項
既設及び工事中の風力発電施設における環境影響の実態を把握するためには、以下の事項・規
模別に既設のサイトにおいて実態を把握(文献等の基礎情報調査を含む。以下、既設サイト実態
把握)する必要がある。
(1)調査・検討を行う環境要素
・既設サイト実態把握では、環境アセスメントの迅速化の検討において優先度が高いと考えられる環境要素
として、鳥類、騒音・超低周波音、景観及び工事中の大気環境を対象とする。なお、事業者や環境省等に
よる調査等がなされている事項については、その知見を参照しながら、相互補完的な調査計画を検討する。
①鳥類
鳥類については、事業実施区域周辺に猛禽類が生息・繁殖している場合、 「猛禽類保護の進め方(改訂版)(平成24年12月、
環境省)」に準拠し、原則として2営巣期(1.5年以上)の調査が必要になるため、環境アセスメントの工程を左右する大
きな要因となっており、環境アセスメントの迅速化を検討する上で重要な環境要素である。
②騒音・超低周波音
騒音・超低周波音については、これまで風車の影響が問題になった事例もあり、環境アセスメントの手続において意見
提出が想定されることなど地域住民等とのコミュニケーション上も重要な環境要素である。
③景観
景観については、今後の風力発電施設の増加とともに新たな問題が生じる可能性があること、環境アセスメントの手続
において意見提出が想定されることなど地域住民等とのコミュニケーション上も重要な環境要素である。
④工事中の大気環境
工事中の大気環境については、風力発電事業の環境影響評価項目としてよく選定されることから、工事中の影響実態を
示す環境要素である。
2
Ⅱ-1.既設サイト実態把握で確認すべき事項
(2)調査・検討を行う項目
・環境アセスメントの迅速化に係る検討を行う上で重要な項目を調査・検討対象とする。
表Ⅱ-1
区分
存在及び
供用
工事の
実施
*1
環境要素
環境要素と調査検討項目の整理
調査・検討項目
鳥類 *1
・風力発電施設の存在及び供用に伴う以下の状況
・生息環境の減少・喪失
・移動経路の遮断・阻害
・ブレード・タワー等への接近・接触(バードストライク)
騒音・超低周波音
・風力発電施設の存在及び供用に伴う騒音及び超低周波音の状況
景観
・風力発電施設の存在及び供用に伴う主要な眺望景観の状況
大気環境
・工事の実施に伴う大気質(窒素酸化物、粉じん)、騒音及び振動の状況
鳥類の調査対象種については、前倒環境調査の適用による環境アセスメント迅速化の検討のため、
猛禽類や渡り鳥等、重点化・簡略化の検討が有効であると考えられる種を選定する。
3
Ⅱ-2.既設サイト実態把握の規模要件
・既設サイト実態把握では、環境アセスメントの規模要件となる総出力7500kW以上を対象とする。現時点で稼
働している7500kW以上の既設サイトは全国で126サイトあると見込まれる。
・事業規模の区分は、第一種事業に該当する1万kW以上を4区分した他、第二種事業に該当する7,500kW~1万kW
を加えた、総出力からみた5区分を基本的な区分として整理した。
・立地特性の区分は、鳥類の生息環境や渡りルート等の生態特性、音の伝搬特性、景観特性の違い等の観点か
ら、「山地」「平地・海岸」の2区分を基本的な区分として整理した。工事中サイトについては、工事用道路
沿道への大気環境の影響把握では立地特性の違いが大きく関わらないと想定されるため区分していない。
表Ⅱ-2 既設サイトの件数、工事中サイトの件数(参考)
事業規模(総出力)
事業規模
合計
7500kW
以上
1万kW
以上
2万kW
以上
3万kW
以上
5万kW
以上
山地
10
33
18
7
4
72
平地・海岸
10
24
14
5
1
54
20
57
32
12
5
126
4
5
3
6
4
22
立地特性
立地特性
既設サイト *1
小計
工事中サイト *2
*1 既設サイト数は、(一社)日本風力発電協会資料による。
*2 工事中サイト数は、参考としてアセス手続が終了した件数を示した。(平成27年12月時点:経済産業省HP
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/wind.html)
4
Ⅱ-2.既設サイト実態把握の規模要件
凡
例
サイト位置
:既設サイト
:工事中サイト *
* 工事中サイト数は、参考としてアセス手続が終
了した事業を示した。
(平成27年12月時点:経済産業省HP)
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industria
l_safety/sangyo/electric/detail/wind.html
図Ⅱ-2
既設サイト及び工事中サイトの位置
5
Ⅲ.既設サイト実態把握
既設サイト実態把握は、既往知見及び事業者情報による「基礎情報調査」と新たに実施する「現地
調査」によって構成される。
Ⅲ-1 基礎情報調査【既往知見及び事業者情報の収集・整理】
・鳥類、騒音・超低周波音、景観及び工事中の大気環境に関し、環境アセスメントの迅速化に係る検討を行う上で
必要な情報に関する文献・資料、研究論文、既往調査報告等を収集・整理する。
・既設・工事中の風力発電施設の事業者を対象として、アンケート調査等により、環境アセスメントの迅速化に係
る検討を行う上で必要な環境影響の実態や苦情、実施した環境保全措置とその効果、事後的な対応(事後調査・
順応的管理・環境監視)の実施状況とその結果等に関する情報を収集・整理する。なお、本ワーキンググループ
において事前のアンケート調査を実施したところだが、その結果は「資料1」に示すとりである。
・以上の情報整理に基づいて、環境アセスメント迅速化のための調査・予測・評価手法の重点化・簡略化等に資す
る既往の知見を総括的にとりまとめる。
Ⅲ-2 現地調査
・基礎情報調査のみでは得られない情報等については新たに現地調査を行い補完する。現地調査の検討内容等につ
いて次ページ以降で詳細を示す。なお、現地調査の対象サイトの選定にあたっては、風力発電施設の建設前・
工事中の情報を出来る限り収集し、事業者による事後調査や環境省等による既往調査等が実施されている既設
サイトについては、その調査手法及び得られている調査結果を吟味して、サイト選定時に考慮する。
6
Ⅲ-2-1.現地調査(鳥類)
(1)調査・検討を行う項目
・鳥類に関して次の3点について供用後の実態を調査し、建設前の状況との比較検討を行う。
①生息環境の減少・喪失
②移動経路の遮断・阻害
③ブレード・タワー等への接近・接触(バードストライク)
・鳥類の調査対象種は、前倒環境調査の適用による環境アセスメント迅速化の検討のため、重点化・簡略化の検討
が有効であると考えられる対象種を選定する。(なお、本報告では例示として主に猛禽類を用いている)
表Ⅲ-2.1 鳥類調査の調査・検討項目(想定)
調査・検討項目
把握すべき内容
現地調査内容の例
①生息環境の減少・喪失
・供用後のペアリングの有無、繁殖成功の有 ・繁殖状況調査
無等の繁殖状況の把握
・行動圏(営巣地、餌場等)の変化の把握
・行動圏の内部構造解析
②移動経路の遮断・阻害
【留鳥の場合】
・営巣地と餌場等との移動経路の変化の把握
【渡り鳥の場合】
・渡り経路の変化の把握
・巣や休息場と餌場等との移動経路の変化の
把握
③ブレード・タワー等への接近・ ・衝突回数の推定値の変化の把握
接触(バードストライク)
・ブレード・タワー等への衝突実態の把握
【留鳥の場合】
・移動経路調査
【渡り鳥の場合】
・渡り経路調査
・移動経路調査
・衝突回数の推定(衝突モデルに
よる推定値の建設前後の比較)
・死骸調査
7
Ⅲ-2-1.現地調査(鳥類)
(2)現地調査を行うサイト選定の考え方
・調査サイトは、事業規模(総出力)と立地特性(山地、平地・海岸)によるマトリックスに基づき基礎情報調査では
得られないサイトを選定する。また、風力発電施設の事業特性及び立地条件からみて、対象種における環境影響
の発生に関連が深いと考えられる「条件」を検討し、ケース設定を検討する。「条件」とは、事業規模(総出力)
の他に必要と考えられる細区分(例えば、基数、配列、風車の大きさ、近傍の他事業との位置関係等)、立地特性
(山地、平地・海岸)の他に必要と考えられる細区分(例えば、営巣地・餌場と風車との距離、地形・植生条件等)
である。設定した各ケースについて出来る限り複数のサイトを選定する。
・サイト選定にあたっては、鳥類の対象種についての既知の生息分布情報を考慮すること(例えば、「鳥類等に関す
る風力発電施設立地適正化のための手引き(平成23年1月、環境省)」に記載された分布情報)。また、建設前の
データの存在状況にも留意する。
・なお、既往成果(事業者の事後調査、環境省等の調査成果、研究資料等)において、本調査での解析・検討に活用
可能なデータがある場合は、可能な限り活用することとし、現地調査を合理化する。
表Ⅲ-2.2 サイト選定の考え方
事業規模(総出力)
事業規模
立地特性
山地
立地
平地・海岸
特性
計
7500kW
以上
1万kW
以上
2万kW
以上
3万kW
以上
小計
5万kW
以上
10
33
18
7
4
72
10
24
14
5
1
54
20
57
32
12
5
126
8
Ⅲ-2-1.現地調査(鳥類)(山地に生息する猛禽類の例:クマタカ)
クマタカ
凡
例
既設サイト
:クマタカ生息情報あり
:クマタカ生息情報なし
クマタカの生息分布 *
:生息確認メッシュ
* 出典:「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のため
の手引き(平成23年1月、環境省自然環境局野生生物
課)」に記載された「クマタカ生息分布図」
図Ⅲ-2.1
猛禽類の生息情報と既設サイトの重ね合わせ(例)
9
Ⅲ-2-1.現地調査(鳥類)(渡りを伴う猛禽類の例:サシバ、ハチクマ、ノスリ)
サシバ
ハチクマ
凡
既設サイト
:生息情報あり
ノスリ
凡
例
サシバ、ハチクマの渡り経路 *
:主要な渡りルート
既設サイト
:生息情報あり
例
ノスリの渡り経路 *
:主要な渡りルート
:生息情報なし
:生息情報なし
* 出典:「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き(平成23年1月、環境省自然環境局野生生物課)」
に記載された「サシバ及びハチクマの渡り経路図」及び「ノスリの渡り経路図」
図Ⅲ-2.2
猛禽類の生息情報と既設サイトの重ね合わせ(例)
10
Ⅲ-2-1.現地調査(鳥類)
(3)調査手法・とりまとめの考え方
①既往知見等の整理手法
・既設サイトで調査を行った事後調査結果や環境省等の既往成果等を収集することにより、環境アセスメント迅速
化のための調査・予測・評価手法の重点化・簡略化に資する既往知見を整理する。
②現地調査の手法
・本調査において重点を置く対象種を選定して調査計画を検討する。現地調査の手法は次の手引等を参考にする。
・「改訂・発電所に係る環境影響評価の手引(平成27年7月、経済産業省)」
・「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き」(平成27年9月修正、環境省)」
・「猛禽類保護の進め方(改訂版)(平成24年12月、環境省)」
・現地調査計画における留意事項:
・隔年繁殖の可能性、風車建設後の好適採食地の変化、隣接ペアの有無や行動圏の重複等(クマタカ)
・渡りだけではなく繁殖の有無の把握、同種または異種他個体との干渉行動の把握等(海ワシ類)
・近傍の他事業との複合的影響
・猛禽類のみならず、渡りを行う一般鳥類も可能な限り把握する
・調査手法の選定にあたっては新技術の採用を考慮する 等
③とりまとめの考え方
・対象種ごとに供用後の生息実態の特徴を整理する。また、建設前と供用後の比較検討を行うとともに、事業規模
及び種ごとに設定した立地特性等の条件に応じて、各対象種への環境影響の有無と程度にどのような違いがある
かを解析・考察する。
・これらにより、各対象種の調査・予測・評価手法についての重点化・簡略化の考え方を示すなど、前倒環境調査
による環境アセスメントの迅速化に資する知見をとりまとめる。
11
Ⅲ-2-2.現地調査(騒音・超低周波音)
(1)調査・検討を行う項目
・騒音・超低周波音に関して、既設サイトにおける実態を把握し、建設前の状況との比較検討を行う。
表Ⅲ-2.3
調査・検討項目
騒音・超低周波音調査の調査・検討項目(想定)
把握すべき内容
調査内容(例)
①騒音
・発生源近傍及び保全対象における騒音の状況(A特性等価音圧
レベル、1/3オクターブバンド音圧レベル(20Hz以上))
②超低周波音
・発生源近傍における超低周波音の状況(G特性等価音圧レベル、
1/3オクターブバンド音圧レベル(20Hz以下))
・騒音・超低周波音調査
(2)サイト選定の考え方
・調査サイトは、事業規模(総出力)と立地特性(山地、平地・海岸)によるマトリックスに基づいて選定する。ま
た、風力発電施設の事業特性及び立地条件からみて、環境影響の発生に関連が深いと考えられる「条件」を検
討し、ケース設定を検討する。「条件」とは、事業規模(総出力)の他に必要と考えられる細区分(例えば、基数、
配列、近傍の他事業との位置関係等)、立地特性(山地、平地・海岸)の他に必要と考えられる細区分(例えば、
風向・風速、地形・植生条件、暗騒音レベル等)である。設定した各ケースについて出来る限り複数のサイトを
選定する。
表Ⅲ-2.4 サイト選定の考え方
・また、サイト選定にあたっては、騒音についての既往
事業規模
事業規模(総出力)
7500kW 1万kW 2万kW 3万kW 5万kW 小計
知見を考慮する。建設前のデータの存在状況にも
以上 以上 以上 以上 以上
立地特性
留意する。
山地
10
33
18
7
4
72
・なお、既往成果(事業者の事後調査、環境省等の調査
成果、研究資料等)において、本調査で解析・検討に
活用可能なデータがある場合は、可能な限り活用する
こととし、現地調査を合理化する。
平地・海岸
10
24
14
5
1
54
近傍他事業の存在
5
14
5
4
0
28
・山地、平地・海岸の全サイト数を示す。
・近傍他事業の存在は、1km以内に他サイトが存在するサイト数を示す。
12
Ⅲ-2-2.現地調査(騒音・超低周波音)
(3)調査手法・とりまとめの考え方
①既往知見の整理手法
・既設サイトで調査を行った事後調査結果や環境省等の既往成果等を収集することにより、環境アセスメント迅速
化のための調査・予測・評価手法の重点化・簡略化に資する既往知見を整理する。
②現地調査の手法
・現地調査の手法は、以下の手引等を参考にする。
・「改訂・発電所に係る環境影響評価の手引(平成27年7月、経済産業省)」
・「風力発電施設から発生する騒音等への対応について中間取りまとめ(案)(平成28年1月、環境省)」
・現地調査計画における留意事項:
・現地調査は四季調査を基本とする。その際に、1回の調査により最大の情報量を取得する方法を考慮する。音
源特性の把握、純音性成分の確認(発生源側と保全対象側)、除外音処理等についても考慮する。なお除外音処
理が十分に行えない場合も考慮し、Leqの他にL90やL95も算出する。超低周波音(発生源側)の調査時期につい
ては、少なくとも風車が定格稼働する条件を考慮する。
・近傍の他事業との複合的影響
・調査手法の選定にあたっては新技術の採用を考慮する
等
③とりまとめの考え方
・供用後の騒音・超低周波音の実態と特徴を整理すること。また、建設前と供用後の比較検討を行うとともに、事
業規模及び設定した立地特性等の条件に応じて、騒音・超低周波音の環境影響の有無と程度にどのような違いが
あるかを解析・考察する。
・これらにより、騒音の調査・予測・評価手法についての重点化・簡略化の考え方を示すなど、前倒環境調査によ
る環境アセスメントの迅速化に資する知見をとりまとめる。
13
Ⅲ-2-3.現地調査(景観)
(1)調査・検討を行う項目
・景観に関して、既設サイトにおける実態を把握し、建設前の状況との比較検討を行う。
表Ⅲ-2.5
景観調査の調査・検討項目(想定)
調査・検討項目
①風力発電所の設置に伴う主要な眺望景観の変化
把握すべき内容
調査内容(例)
・主要な眺望景観の変化の把握
・景観調査
(2)サイト選定の考え方
・調査サイトは、事業規模(総出力)と立地特性(山地、平地・海岸)によるマトリックスに基づいて選定する。また、
風力発電施設の事業特性及び立地条件からみて、環境影響の発生に関連が深いと考えられる「条件」を検討し、
ケース設定を検討する。「条件」とは、事業規模(総出力)の他に必要と考えられる細区分(例えば、基数、配列、
風車の大きさ・色彩、近傍の他事業との位置関係等)、立地特性(山地、平地・海岸)の他に必要と考えられる細
区分(例えば、視点場との位置関係、自然公園等の指定状況、周辺の土地利用、地形・植生条件等)である。設
定した各ケースについて出来る限り複数のサイトを選定する。
表Ⅲ-2.6
・また、サイト選定にあたっては、景観についての
既往知見を考慮すること。建設前のデータの存在
状況にも留意する。
・なお、既往成果(事業者の事後調査、環境省等の
調査成果、研究資料等)において、本調査での
解析・検討に活用可能なデータがある場合は、
可能な限り活用することとし、現地調査を合理化
する。
サイト選定の考え方
事業規模(総出力)
事業規模
7500kW
以上
1万kW
以上
2万kW
以上
3万kW
以上
5万kW
以上
小計
山地
10
33
18
7
4
72
平地・海岸
10
24
14
5
1
54
近傍他事業の存在
5
14
5
4
0
28
立地特性
・山地、平地・海岸の全サイト数を示す。
・近傍他事業の存在は、1km以内に他サイトが存在するサイト数を示す。
14
Ⅲ-2-3.現地調査(景観)
(3)調査手法・とりまとめの考え方
①既往知見及び対応状況の整理
・既設サイトで調査を行った事後調査結果や環境省等の既往成果等を収集することにより、環境アセスメント迅速
化のための調査・予測・評価手法の重点化・簡略化に資する既往知見を整理する。
②現地調査の手法
・現地調査の手法は、以下の手引等を参考にする。
・「改訂・発電所に係る環境影響評価の手引」(平成27年7月、経済産業省)
・現地調査における留意事項:
・現地調査は四季調査を基本とする
・風車がかなり遠方からでも視認できる場合があることも考慮する
・アセス時に予測地点とした「主要な眺望点」の他に、地域住民の日常景観等の把握についても考慮する
・近傍の他事業との複合的影響
・調査手法の選定にあたっては新技術の採用を考慮する
等
③とりまとめの考え方
・風車に関する景観の実態と特徴を整理する。また、建設前と供用後の比較検討を行うとともに、事業規模及び設
定した立地特性等の条件に応じて、景観についての環境影響の有無と程度にどのような違いがあるかを解析・考
察する。
・これらにより、騒音の調査・予測・評価手法についての重点化・簡略化の考え方を示すなど、前倒環境調査によ
る環境アセスメントの迅速化に資する知見をとりまとめる。
15
Ⅲ-2-4.現地調査(工事中の大気環境)
(1)調査・検討を行う項目
・工事中の大気環境に関して、工事中サイトにおける実態を把握し、建設前の状況との比較検討を行う。
表Ⅲ-2.7
工事中の大気環境調査の調査・検討項目(想定)
調査・検討項目
把握すべき内容
調査内容(例)
①工事中の大気環境
大気質(窒素酸化物、粉じん)、騒音、振動
・窒素酸化物の濃度、粉じん等
(降下ばいじん)、騒音、振動
・大気環境調査
(2)サイト選定の考え方
・調査サイトは、事業規模(総出力;表Ⅱ-5.8)を基本に選定する。また、アセス時調査のデータ量、事業規模(総
出力)の他に必要と考えられる事業特性(基数、配列、風車の大きさ、施工計画の特徴(例えば、工事用道路の新
設か現道拡幅か等)、近傍の他事業との位置関係等)に留意する。
・選定にあたっては、大気環境についての既往知見
を考慮する。
・なお、既往成果(事業者の事後調査、環境省等の
調査成果、研究資料等)において、本調査での
解析・検討に活用可能なデータがある場合は、
可能な限り活用することとし、現地調査を合理化
する。
表Ⅲ-2.8
事業規模(総出力)
事業規模
項目
工事中サイト
(アセス終了数)
サイト選定の考え方
7500kW
以上
1万kW
以上
2万kW
以上
3万kW
以上
5万kW
以上
小計
4
5
3
6
4
22
*1
工事中サイト数は、アセス手続が終了したもの(平成27年12月
時点)を参考として示す。
*2 出典:経済産業省HP
(http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial
_safety/sangyo/electric/detail/wind.html)
16
Ⅲ-2-4.現地調査(工事中の大気環境)
(3)調査手法・とりまとめの考え方
①既往知見の整理手法
・既設サイトで調査を行った事後調査結果や環境省等の既往成果等を収集することにより、環境アセスメント迅速
化のための調査・予測・評価手法の重点化・簡略化に資する既往知見を整理する。
②現地調査の手法
・現地調査の手法は、以下の手引等を参考にする。
・「改訂・発電所に係る環境影響評価の手引(平成27年7月、経済産業省)」
・「道路環境影響評価の技術手法(平成25年3月、国土交通省)」
・現地調査における留意事項:調査手法の選定にあたっては新技術の採用を考慮する
等
③とりまとめの考え方
・風力発電施設の建設における工事中の大気環境への影響の実態と特徴を整理すること。また、事業規模及びその
他の条件に応じて、工事中の大気環境についての環境影響の有無と程度にどのような違いがあるかを解析・考察
する。
・また、他の環境アセスメント対象事業における工事中の大気環境への影響を、既往のアセス図書等から把握し、
風力発電事業との比較・検討を行う。
・これらにより、工事中の大気環境の調査・予測・評価手法についての重点化・簡略化の考え方を示すなど、前倒
環境調査による環境アセスメントの迅速化に資する知見をとりまとめる。
17
資料1
事前事業者アンケートの集計結果
1 .ア ン ケ ー ト の 概 要
総 出 力 7,500kW 以 上 の 風 力 発 電 施 設 を 対 象 に ア ン ケ ー ト を 実 施 し た (巻 末 に 参 考 資
料 と し て ア ン ケ ー ト を 添 付 )。
アンケートA票で下記の内容を質問し、その回答によっては、アンケートB票でよ
り詳細に回答してもらう手法とした。
回 答 No.
アンケートA票の設問
Q1
どのようなアセス手続きを行ったのか
Q2
アセス等の情報提供は可能か
Q3
アセス後(建設中・供用後等)に行った調査はあるか
Q4
ア セ ス 後 (建 設 中 ・ 供 用 後 )に 実 施 し た 調 査 の 情 報 提 供 は 可 能 か
Q5
N E D O 事 業 ( 平 成 28 年 度 以 降 ) の 環 境 調 査 に 協 力 は 可 能 か
アンケートを送付した事業者数・サイト数、有効回答数は下表のとおりである。
アンケート対象数
有効回答数
既 設 サ イ ト (供 用 後 )
46 社 126 サ イ ト
15 社 56 サ イ ト
建設中のサイト
15 社 23 サ イ ト
8 社 13 サ イ ト
1
2 .既 設 サ イ ト (供 用 後 )
46 社 126 サ イ ト に ア ン ケ ー ト を 送 り 、 15 社 56 サ イ ト か ら 回 答 が あ っ た 。
Q1どのようなアセス手続きを行ったのか?
集 計 の 結 果 、法 ア セ ス (経 過 措 置 案 件 )が 1 サ イ ト 稼 働 し て い る 。全 体 の 約 84% に あ
た る 47 サ イ ト が 自 主 ア セ ス 案 件 で あ っ た 。
回答選択肢
回答
選択肢
1
2
法アセス
法 アセ ス(経 過 措
置案件)
3
条例アセス
4
自主アセス
5
アセスなし
合計
回答結果
0 サイト
(0.0%)
1 サイト
(1.8%)
7 サイト
(12.5%)
47 サ イ ト
(83.9%)
1 サイト
(1.8%)
56 サ イ ト
Q2アセス等の情報提供は可能か?
全 体 の 75%に あ た る 42 サ イ ト で 、何 ら か の 方 法 で 情 報 提 供 が で き る と い う 回 答 で あ
った。
回答選択肢
回答
選択肢
1
2
3
4
5
アセス図書の貸与
を許可
アセス図書の閲覧
を許可
アンケートによる
3 サイト
(5.0%)
18 サ イ ト
(32.0%)
20 サ イ ト
情報提供
(36.0%)
ヒアリングによる
1 サイト
情報提供
情報提供不可
合計
2
回答結果
(2.0%)
14 サ イ ト
(25.0%)
56 サ イ ト
Q3アセス後(建設中・供用後等)に行った調査はあるか?
全 体 の 78%に あ た る 39 サ イ ト で 、何 ら か の 環 境 調 査 を 実 施 し て い る と い う 回 答 で あ
った。
ア ン ケ ー ト B 票 、閲 覧 で き た 事 後 調 査 報 告 書 の 内 容 を 集 計 す る と 、鳥 類 (18 件 )、騒
音 (11 件 )、低 周 波 音 (6 件 )、植 物 (6 件 )が 多 く 、こ の 他 に は 、粉 じ ん 、水 質 、景 観 、電
波障害、窒素酸化物、振動等を実施している例があった。
回答選択肢
1
調査を実施した
回答
選択肢
調査を実施して
2
いない
合計
※
回答結果
39 サ イ ト
(78.0%)
11 サ イ ト
(22.0%)
50 サ イ ト ※
6 サ イ ト が 未 回 答 で あ り 、 計 50 サ イ
トとなっている。
Q 4 ア セ ス 後 (建 設 中 ・ 供 用 後 )に 実 施 し た 調 査 の 情 報 提 供 は 可 能 か ?
全 体 の 77%に あ た る 30 サ イ ト で 、何 ら か の 方 法 で 情 報 提 供 が で き る と い う 回 答 で あ
った。
回答選択肢
回答
選択肢
1
2
3
4
調査報告書等の貸
与を許可
調査報告書の閲覧
を許可
ヒアリングによる
情報提供
情報提供不可
合計
回答結果
1 サイト
(2.6%)
15 サ イ ト
(38.5%)
14 サ イ ト
(35.9%)
9 サイト
(23.1%)
39 サ イ ト ※
※ Q3 で 「 1 」 を 選 択 し た サ イ ト を 対 象 と し た
3
Q5NEDO事業(平成28年度以降)の調査に協力は可能か?
協 力 可 能・ 条 件 付 き で 協 力 可 能 を 合 わ せ る と 、全 体 の 約 95%に あ た る 53 サ イ ト で あ
った。
条件について記載があったものは「サイトごとに条件は異なると考えられるので相
談して決めたい」等がほとんどであった。
回答選択肢
回答
選択肢
1
協力可能
2
条件付きで協力可能
3
協力不可能
合計
4
回答結果
18 サ イ ト
(32.1%)
35 サ イ ト
(62.5%)
3 サイト
(5.4%)
56 サ イ ト
3 .工 事 中 サ イ ト
15 社 23 サ イ ト に ア ン ケ ー ト を 送 付 し 、 8 社 13 サ イ ト か ら 回 答 が あ っ た 。
Q1どのようなアセス手続きを行ったのか?
法 ア セ ス 及 び 法 ア セ ス (経 過 措 置 案 件 )が 多 く 、 自 主 ア セ ス 案 件 は 1 件 も な か っ た 。
回答選択肢
回答
選択肢
1
法アセス
2
回答結果
5 サイト
(38.5%)
法 ア セ ス (経 過 措
7 サイト
置案件)
(53.8%)
3
条例アセス
4
自主アセス
5
アセスなし
合計
1 サイト
(7.7%)
0 サイト
(0.0%)
0 サイト
(0.0%)
13 サ イ ト
Q2アセス等の情報提供は可能か?
全サイトで、何らかの方法で情報提供が可能という回答であった。
回答選択肢
回答
選択肢
1
2
3
4
5
アセス図書の貸与
2 サイト
を許可
(15.0%)
アセス図書の閲覧
4 サイト
を許可
(31.0%)
アンケートによる
7 サイト
情報提供
(54.0%)
ヒアリングによる
0 サイト
情報提供
情報提供不可
合計
5
回答結果
(0.0%)
0 サイト
(0.0%)
13 サ イ ト
Q3アセス後、建設中に行った調査はあるか?
約 85%に あ た る 11 サ イ ト で 何 ら か の 調 査 を 実 施 し て い る と い う 回 答 で あ っ た 。
回答選択肢
回答
選択肢
1
調査を実施した
2
調査を実施していない
合計
回答結果
11 サ イ ト
(84.6%)
2 サイト
(15.4%)
13 サ イ ト
Q4アセス後、建設中に実施した調査の情報提供は可能か?
約 70%に あ た る 8 サ イ ト で 、 何 ら か の 方 法 で 情 報 提 供 が 可 能 と い う 回 答 で あ っ た 。
回答選択肢
回答
選択肢
1
2
3
4
調査報告書等の貸与
を許可
回答結果
1 サイト
(9.1%)
調査報告書の閲覧を
2 サイト
許可
(18.2%)
ヒアリングによる情
5 サイト
報提供
(45.5%)
情報提供不可
合計
3 サイト
(27.3%)
11 サ イ ト
※
※ Q3 で 「 1」 を 選 択 し た サ イ ト を
対象に質問
6
Q5NEDO事業(平成28年度以降)の調査に協力可能か?
ほ と ん ど の サ イ ト で 、 協 力 可 能 (条 件 付 き を 含 む )と い う 回 答 で あ っ た 。
回答選択肢
回答
選択肢
1
2
3
協力可能
回答結果
3 サイト
(25.0%)
条件付きで協力可
9 サイト
能
(75.0%)
協力不可能
合計
0 サイト
(0.0%)
12 サ イ ト ※
※ 1 サ イ ト の 回 答 が 無 効 の た め 、計 1 2
サイトとなっている
7
参考資料
アンケート A 票
アンケート内容
アンケート項目
1.法アセス
Q1
アセス手続きの実施状況
2.法アセス(経過措置案件)
3.条例アセス
4.自主アセス
5.アセスなし
(1~3については終了年月日、 4については図書公表年月日の併記もお願いいたします) ■Q1で、「1~4」を選択された場合にご回答ください。
Q2
Q3
Q4
Q5
アセス等情報のご提供について
下記のような情報提供は可能でしょうか?
1.アセス図書の貸与を許可
2.アセス図書の閲覧を許可(御社にて閲覧)
3.アンケートによる情報提供を許可
(→「3」を選択の場合は、アンケートB票へのご記入・ご協力をお願いします)
4.ヒアリングによる情報提供を許可
(→「4」を選択の場合は、アンケートB票に準じたヒアリングを行いますので、ご協力をお願いします)
5.情報提供不可
■Q1で、「1~4」を選択された場合にご回答ください。
アセス後(建設中・供用後等)に行っ
た調査の有無
1.調査を実施した
2.調査を実施していない
■Q3で、「1」を選択された場合にご回答ください。
下記の情報提供は可能でしょうか?
アセス後(建設中・供用後等)に作
1.アセス後(建設中・供用後等)に実施した調査報告書等の貸与を許可
成した調査報告書の提供について
2.アセス後(建設中・供用後等)に実施した調査報告書等の閲覧を許可(御社にて閲覧)
3.ヒアリングによる情報提供を許可
4.情報提供不可
■当該サイト周辺の現状の環境要因について、NEDO事業(平成28年度以降)による現状把握調査のご協力の可否につ
いて
NEDO事業による平成28年度以降
1.調査実施について協力可能
の調査実施協力
2.調査実施について条件付で協力可能
3.調査実施について協力不可能
アンケート B 票①
アンケート内容
アンケート項目
事業規模等(計画) (1)区分
( )年( )月
平成●年○月
(3)供用開始年
( )年( )月
平成●年○月
(4)出力
総出力( )kw =( )kw/基 × ( )基
(5)風車の仕様
メーカー( ) 機種名( )
ハブ高( )m,ブレード長( )m
(1)直接改変面積
( )ha
●●●ha
(2)事業実施区域
( )ha
(自主アセスで未設定の場合は記入不要です)
■■■ha
サイト位置環境
(1)立地環境
1.山地・尾根 2.平地(内陸) 3.平地(海岸) 4.洋上
アセスの結果
(1)工事中の影響予測結果
表1の該当箇所に●印を入力ください
(2)工事中の保全措置、環境 アンケートB票②を参照
調査(事後調査、モニタリン
グ等)の内容
表2の該当箇所に記述ください
(3)供用後の影響予測結果
表3の該当箇所に●印を入力ください
(4)供用後の保全措置、環境 アンケートB票③を参照
調査(事後調査、モニタリン
グ等)の内容
表4の該当箇所に記述ください
事業地面積
Q7
Q9
1
(2)工事着手年
Q6
Q8
1.新規 2.増設 3.リプレース
記入方法
8
総出力10,000kw
1000kw/基×10基
●●メーカー(機種名●●)
ハブ高●m、ブレード長●m
1
重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く。)
地域を特徴づける生態系
主要な眺望点及び景観資源並びに主要な眺望景観
主要な人と自然との触れ合いの活動の場
産業廃棄物
生態系
景観
人と自然との触れ合いの活動の場
廃棄物等
9
影響あり
影響なし※
工事用資材等の搬出入
非選定
重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く。)
地域を特徴づける生態系(上位性、典型性、特殊性)
主要な眺望点及び景観資源並びに主要な眺望景観
主要な人と自然との触れ合いの活動の場
産業廃棄物
生態系
景観
人と自然との触れ合いの活動の場
廃棄物等
※保全対象:集落、重要種など(具体的な内容については回答例もご参考ください。)
※表中にない環境要素等があれば追加ください。
残土
重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く。)
植物
重要な地形及び地質
有害物質
地形及び地質
水の濁り
底質
振動
水質
騒音
振動
粉じん等
窒素酸化物
環境要素の区分
騒音及び超低周波音
大気質
動物
その他の環境
水環境
大気環境
保全対象※
表2 「アンケートB票① Q9(2)工事中の保全措置、環境調査(事後調査、モニタリング等)の内容」について、下記の該当箇所に記述ください。
※影響なし:保全措置を実施することを前提に「影響なし」「影響は極めて小さい」「基準に適合」とした場合等も含むが、その場合は、下表に保全措置等の内容を記載のこと。
※色塗りは、発電所アセス省令(平成24年経済産業省令第57号)の参考項目を示す。
※表中にない環境要素や環境要因があれば追加ください。
残土
重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く。)
植物
重要な地形及び地質
有害物質
地形及び地質
水の濁り
底質
振動
水質
騒音
振動
粉じん等
窒素酸化物
騒音及び超低周波音
大気質
動物
その他の環境
水環境
大気環境
影響要因の区分
環境要素の区分
表1 「アンケートB票① Q9(1)工事中の影響予測結果」について、下記の該当箇所に●印を入力ください。
サイト名:
影響あり
環境保全措置の内容
影響なし※
建設機械の稼働
工事の実施
【アンケートB票②(工事中)】 ※アンケートA票のQ2において、「3.アンケートによる情報提供を許可」 とご回答いただいている場合のみ利用します。
非選定
影響なし※
非選定
工事中に実施した調査(事後調査・モニタリング等)
影響あり
造成等の施工による一時的な影響
工事中
参考資料
アンケート B 票②
有害物質
風車の影
その他
地域を特徴づける生態系
主要な眺望点及び景観資源並びに主要な眺望景観
景観
10
影響あり
影響なし※
地形改変及び施設の存在
非選定
有害物質
風車の影
その他
重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く。)
地域を特徴づける生態系(上位性、典型性、特殊性)
主要な眺望点及び景観資源並びに主要な眺望景観
主要な人と自然との触れ合いの活動の場
生態系
景観
人と自然との触れ合いの活動の場
※保全対象:集落、重要種など(具体的な内容については回答例もご参考ください。)
※表中にない環境要素等があれば追加ください。
重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く。)
植物
電波障害
重要な地形及び地質
地形及び地質
動物
その他の環境
水の濁り
底質
超低周波音
水質
水環境
環境要素
騒音
騒音及び超低周波音
大気環境
保全対象※
影響あり
土地又は工作物の存在及び供用
表4 「アンケートB票① Q9(4)供用後の保全措置、環境調査(事後調査、モニタリング等)の内容」について、下記の該当箇所に記述ください。
※影響なし:保全措置を実施することを前提に「影響なし」「影響は極めて小さい」「基準に適合」とした場合等も含むが、その場合は、下表に保全措置等の内容を記載のこと。
※色塗りは、発電所アセス省令(平成24年経済産業省令第57号)の参考項目を示す。
※表中にない環境要素や環境要因があれば追加ください。
主要な人と自然との触れ合いの活動の場
重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く。)
生態系
人と自然との触れ合いの活動の場
重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く。)
植物
電波障害
重要な地形及び地質
地形及び地質
動物
その他の環境
水の濁り
底質
超低周波音
水質
水環境
騒音
騒音及び超低周波音
大気環境
影響要因の区分
環境要素の区分
表3 「アンケートB票① Q9(3)供用後の影響予測結果」について、下記の該当箇所に●印を入力ください。
サイト名:
影響なし※
施設の稼働
環境保全措置の内容
【アンケートB票③(供用後)】 ※アンケートA票のQ2において、「3.アンケートによる情報提供を許可」 とご回答いただいている場合のみ利用します。
非選定
供用後に実施した調査(事後調査・モニタリング等)
供用後
参考資料
アンケート B 票③