1 小売電気事業者様向け説明会資料 小売全面自由化に伴う 託送契約等に係る制度変更の概要および 今後のご契約手続きについて 平成２８年１月１２日～１５日 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 2 目次 １．託送契約等に係る制度変更の概要 ２．スイッチング支援システム運開前の対応 ３．今後のご契約手続き ４．料金精算関連 ５．ＦＩＴ特例制度 ６．その他 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 ① 概 3 要 項目 内容 １．低圧託送料金 メニューの新設 電力小売全面自由化に伴い、低圧で電気の供給を受けるお客さまも自由化 の対象となることから、新たに低圧供給向け託送料金メニューを設定いたしま す。 ２．計画値同時同量 制度の導入 需要側・発電側のそれぞれが予め提出した30分毎の計画値に対して３０分 毎の実績値を合わせていただく計画値同時同量制度を導入いたします。 計画値と実績値との差（不足、余剰）がインバランス料金となります。 ３．発電量調整供給 契約の新設 発電側のインバランス料金の精算を行う契約として、発電量調整供給契約を 新たに設定いたしました。この契約は、当社と発電契約者との間で締結します。 ４. インバランス料金制度 の見直し インバランス料金について、所定の料金単価を使用する現行の仕組みから、 卸電力取引所の市場価格に連動する仕組み（市場価格を基準に全国の 需給状況や各エリアの調整コストを考慮して単価を増減する）へ見直します。 ５. 近接性評価割引 制度の見直し 現行の近接性評価割引について、低圧電源を対象に追加するとともに、 割引対象とする地域および割引単価の見直しを行います。 料金の算定期間について、従来の歴月単位で料金を算定する方法に加え、 ６．日程別料金算定期 日程別の料金算定期間を導入します。 間の導入およびインバラン また、インバランス料金制度の変更に伴い、インバランス料金の請求時期を変 ス料金の請求時期の変更 更します。 ７．バランシンググループ 需要側、発電側の双方においてバランシンググループを設定し、契約主体とな © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ることができます。 １．制度変更の概要 4 ② 低圧託送メニューの概要 ＜接続送電サービスのメニュー区分＞ 低圧供給向け託送料金メニューは、供給約款料金や現行の高圧・特別高圧の託送供給料金との整合を踏まえ、 次のとおり設定しました。 ・ 電灯／動力別に設定 ・ 標準／時間帯別（夜間時間22時～８時）等に二部料金を設定 ・ 小規模需要に対する定額料金を設定 ・ １年未満需要に対する臨時種別を設定 スマートメーターの導入を踏まえ、電気の使用実態をより適切に契約電力に反映できる実量契約を設定しました。 なお、契約主開閉器の容量に基づき契約容量または契約電力を決定する主開閉器契約の選択も可能となります。 電灯 動力 50kW 50kVA 二部料金 （標準/時間帯別） 二部料金 （臨時） 二部料金 従量 ※ （臨時） 料金 二部料金 （標準/時間帯別） 従量 ※ 料金 5kW 3kVA 0.4kVA 定額料金 定額料金 （臨時） 定額料金 （臨時） ※従量料金については、自己等への電気の供給（自己託送）を希望される場合に適用します。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 5 ③ 低圧託送料金メニューの契約電力決定方法 平成28年4月以降の契約電力決定方法は以下のとおりです。 電灯 6kVA以下 低圧供給 実量契約※１ ＳＢ契約 6kVA以上 実量契約※１ 主開閉器契約 動力 実量契約※１ 主開閉器契約 負荷設備契約※２ ※１：スマートメーターの設置が間に合わない場合には、30分電力量および最大電力について、プロファイル等により算定する予定です。 ※２：臨時電力の場合に適用いたします。 種類 契約決定方法の概要 実量契約 当月を含む過去１年間の最大需要電力にもとづき契約電力を決定する方法。 ＳＢ契約 ＳＢ（サービスブレーカー：60アンペア以下のアンペアブレーカー）の容量（定格電流値）にもと づき契約電力を決定する方法。 主開閉器契約 契約主開閉器の容量（定格電流値）をもとに所定の算定式により契約電力を決定する方法。 負荷設備契約 需要者の動力機器（契約負荷設備）の容量をもとに所定の算定式により契約電力を決定する 方法。 参考：高圧・特別高圧の契約電力決定方法 高圧供給で、契約電力500kW未満 実量契約 高圧供給で、契約電力500kW以上 特別高圧供給 協議契約 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 6 ④ 計画値同時同量制度の導入（１） 現行（実需同時同量） ●現行制度では、特定規模電気事業者等は ３０分単位で自社の顧客の需要量と発電量 を一致させる「３０分実需同時同量」の義務を 負っています。 ●なお、これが一致しない場合、その不足分につ いて「インバランス料金」をお支払いいただきます。 新制度（計画値同時同量）Ｈ２８．４～ ●新制度の計画値同時同量は、発電、需要の双方において、同時 同量の義務があり、事前に策定した発電計画または需要計画と実 際の供給における発電実績または需要実績とを３０分単位で一 致するよう調整していただきます。 ●なお、計画と実績が一致しない場合は、その不足または余剰分に 応じて「インバランス料金」による精算を行っていただきます。 計画値同時同量 【発電側】 実需同時同量 発電実績 需要実績 インバランス： 発電実績と需要実績の 差分を中部電力が調整 発電実績 発電計画 発電側インバランス： 計画と実績の差分を中部電力 が調整 計画値同時同量 【需要側】 需要計画 需要実績 需要側インバランス： 計画と実績の差分を中部電力 が調整 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 7 ⑤ 発電量調整供給契約の新設（１） ● 現行の託送制度である接続供給契約・振替供給契約に、新たに発電量調整供給契約が加わります。 【参考】・現行の接続供給契約とは、契約者の発電者が発電した電気を当社が受け取り、当社の送配電設備を介して供給区域内 の契約者の顧客である需要者へ送り届けるとともに、契約者の発電量と需要量が一致しない分（不足分）に対して、当社 が供給を行う契約です。 ・現行の振替供給契約とは、契約者の発電した電気を当社が受け取り、当社送配電設備を介して会社間連系点において 同時・同量の電気を送り届ける契約（地内振替）です。会社間連系地点で電気を受け取り、別の会社間連系地点まで 電気を送り届ける契約（中継振替）もあります。 現行の振替供給契約 現行の接続供給契約 中部電力㈱ の自社電源 中部電力㈱ ＮＳＣ 接続供給契約 発電者 契約者 Ｂ電力会社 中部電力㈱ＮＳＣ 一般電気事業者の送配電設備 振替供給契約 （地内振替） 振替供給契約 （中継振替） 接続供給契約 契約者 契約者 契約者 不足分 の補給等 需要者 会社間連系地点 発電者 中部電力供給区域 Ｃ電力会社 会社間連系地点 一般電気事業者の送配電設備 Ｂ電力会社供給区域 需要者 Ｃ電力会社供給区域 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 8 ⑤ 発電量調整供給契約の新設（２） ● 新制度の発電量調整供給契約とは、発電契約者となる発電事業者等が自らが維持・運用する発電設備で発電した 電気を、一般送配電事業者である当社が、その受電場所において、当該発電契約者の計画値に調整した上で、当該発 電契約者に供給する契約です。（＝当社が、発電契約者に対してインバランス調整を行う契約）。 新制度における発電量調整供給契約・接続供給契約 中部電力㈱ の調整電源 不足分 の補給等 中部電力㈱の 送配電設備 不足分 の補給等 中部電力㈱ ＮＳＣ 発電量調整供給契約 発電者 中部電力㈱ の調整電源 発電契約者 中部電力㈱ ＮＳＣ 接続供給契約 契約者 需要者 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 9 （参考） 実需同時同量の場合の契約、受電地点・供給地点のイメージ ●発電と需要の紐付きがあるため、全ての契約において、受電地点（発電場所）、供給 地点（需要場所）が特定（認識）されます（ただし、取引所を介した取引を除く）。 振替供給 （中継振替） 契約者 受電地点 供 給 地 点 Ｂ電力会社供給区域 供給地点 受電地点 接続供給 （需要者側） 供給地点 Ａ電力会社供給区域 Ｃ電力会社供給区域 接続供給 契約者 Ｌ 契約者 受電地点 受電地点 接続供給 （発電者側） 契約者 Ｇ 供給地点 振替供給 （地内振替） Ｌ 契約者 接続供給 （需要者側） 契約者 Ａ電力会社 ⇔ 契約者 Ｂ電力会社 ⇔ 契約者 Ｃ電力会社 ⇔ 契約者 接続供給契約＆振替供給契約 （地内振替）を締結 振替供給契約 （中継振替）を締結 接続供給契約を締結 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 10 （参考）計画値同時同量の場合の契約、受電地点・供給地点イメージ ●発電と需要の紐付きは、契約者間で確認します。それぞれの契約においては、相手方 の受電地点（発電場所）を特定（認識）しません。 接続供給 発電量調整供給 Ｃ電力会社供給区域 振替供給 契約者 （中継振替） Ｌ 契約者 Ｂ電力会社供給区域 受電地点 需要ＢＧ 供給地点 供 給 地 点 受電地点 供給地点 Ａ電力会社供給区域 振替供給 契約者 （地内振替） 需要ＢＧ 受電地点 供給地点 受電地点 Ｇ 発電契約者 Ｇ 受電地点 発電ＢＧ Ｌ 受電地点 接続供給 契約者 Ｇ Ａ電力会社⇔発電契約者 発電量調整供給契約を締結 Ａ電力会社⇔契約者 振替供給契約＆接続供給契約を締結 Ｂ電力会社⇔契約者 Ｃ電力会社⇔契約者 振替供給契約を締結 接続供給契約を締結 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 11 ⑥ インバランス料金制度の見直し ● 同時同量を達成できない場合に発生する差分（インバランス）に対する料金は、これまで一定の単価でしたが、今後 は、市場価格に連動した３０分毎の料金単価に見直しとなります。 これまでのインバランス制度 余剰が発生 余剰電力量(有償) 余剰電力量(無償) 変動範囲内 発電・需要 0 が一致 不足が発生 ３％ 負荷変動対応電力量 変動範囲内 ３％ ◆余剰が発生する場合 ・変動範囲内余剰購入電力量については、有償にて一般 送配電事業者が引き取り。 ・変動範囲内余剰購入電力量を超える部分については無 償にて一般送配電事業者が引き取り。 ◆不足が発生する場合 ・契約電力の３％相当以内の部分については変動範囲内 電力料金にて補給。 ・変動範囲内基準電力量を超える部分については変動範 囲超過電力料金にて補給 今後のインバランス制度 ◆今後のインバランス料金は、以下の算定式により、３０分毎に単価が変動します。 これにより、これまでの余剰と不足の価格差や変動範囲３％が廃止されます。また、発電・需要とも同一の単価となります。 インバランス料金単価＝スポット市場価格と１時間前市場価格の加重平均値 × α ＋ β α：系統全体の需給状況に応じた調整項 不足 余剰 A 接続対象計画差対応補給電力量 （接続対象電力量－接続対象計画電力量） β：各地域ごとの需給調整コスト の年平均の水準差を反映する 調整項 B 接続対象計画差対応余剰電力量 （接続対象計画電力量－接続対象電力量） 上図は接続供給におけるインバランスを示しており、発電量調整供給の場合は以下となります。（縦軸の「余剰」と「不足」が逆転します） A 発電量調整受電計画差対応余剰電力量（発電量調整受電電力量－発電量調整受電計画電力量） B 発電量調整受電計画差対応補給電力量（発電量調整受電計画電力量－発電量調整受電電力量） © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 12 ⑦ 近接性評価割引制度の見直し（１） 従来は連系電圧が高圧以上の電源かつ一定の地域で発電された電気を対象とし、当該発電によって一般電気事業者 が発電した電気に係るロスの低減を評価し、割引を行っておりましたが、新制度では、以下の評価に基づき、割引単価およ び割引対象地域を設定いたします。 投資抑制に係る評価 ロス低減に係る評価 評価地域の電源に係る電気を受電し、接続供給を利用することにより、 評価地域の電源に係る電気を受電し、接続供給を利用することにより、 基幹系統に係る設備投資が抑制され得ることを評価し、基幹系統に 基幹系統を通じて需要者に電気を届けるまでの追加的に発電を求めて いるロス分について不要とみなし、上位系統のロス分に係る電気的価値 係る減価償却費相当分を割り引きいたします。 を割り引きいたします。 基幹系統 設備 電源 需要 需要 需要 その他 特高 設備 高圧 設備 低圧 設備 電源 電源 電源 基幹系統 設備 α％ 電源 需要 需要 需要 その他 特高 設備 β％ 高圧 設備 低圧 設備 電源 電源 電源 近接性評価地域 近接性評価地域 ・特別高圧に連系する電源はα％のロス率を割引 （基幹系統に連系している電源を除く） ・高圧および低圧に連系する電源は（α＋β）％のロス率を割引 ・基幹系統に連系する電源は、特高に連系する電源の半分を評価。 ・基幹系統に係る減価償却等相当をkW価値で 補正し割引 ◆近接性評価割引 単 位 受電電圧が標準電圧6,000V以下の場合 受電電圧が標準電圧6,000Vをこえ140,000V以下の場合 受電電圧が標準電圧140,000Vをこえる場合 １kWh １kWh １kWh （円） 割引単価（消費税等相当額含む） 新単価 現 行単価 0.62 高圧 特別高圧 0.31 0.05 0.16 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 13 ⑦ 近接性評価割引制度の見直し（２） ◆近接性評価割引の対象地域選定 ・現行の対象地域は、岐阜県可児市および 各務原市を設定しております。 ・今回は、以下の①～③の考え方に基づき 対象地域を 選定しました。 ・その結果、地図で示した地域（８６市町村） が対象地域となります。 ①当該市町村の需要量（当該市町村に所在 の需要者の年間電気使用量の合計）が当 該市町村の発電量（当該市町村に所在の 発電者の年間発電電力量（自家消費分を 除く）の合計）を上回る地域であること。 ②当該市町村の需要密度（需要者の年間電 気使用量の合計／面積）が当社供給区域 の需要密度を上回る地域であること。 ③上記①②のいずれの条件も満たす市町村 から、当社ホームページにて公表している 「系統マッピング」において、「熱容量面か ら特別高圧系統の対策工事が必要となる 地域」を含む市町村を除外。 ：今回新たに対象となる地域 ：近接性評価割引の対象地域 ：前回に引き続き今回も対象となる地域（各務原市） © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ：今回対象から外れる地域（可児市） １．制度変更の概要 14 ⑦ 近接性評価割引制度の見直し（３） ◆近接性評価対象地域 愛知県 静岡県 三重県 岐阜県 長野県 豊橋市 江南市 清須市 阿久比町 静岡市 四日市市 岐阜市 岡谷市 一宮市 小牧市 北名古屋市 東浦町 浜松市 伊勢市 多治見市 諏訪市 瀬戸市 稲沢市 弥富市 南知多町 富士市 桑名市 羽島市 中野市 半田市 東海市 みよし市 美浜町 磐田市 鈴鹿市 土岐市 千曲市 春日井市 大府市 あま市 幸田町 焼津市 亀山市 各務原市 南箕輪村 豊川市 知立市 長久手市 掛川市 いなべ市 瑞穂市 坂城町 津島市 尾張旭市 東郷町 藤枝市 木曽岬町 岐南町 刈谷市 高浜市 豊山町 袋井市 東員町 笠松町 安城市 岩倉市 大口町 湖西市 朝日町 輪之内町 西尾市 豊明市 扶桑町 御前崎市 玉城町 安八町 蒲郡市 日進市 大治町 菊川市 北方町 犬山市 田原市 蟹江町 牧之原市 坂祝町 常滑市 愛西市 飛島村 吉田町 富加町 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 15 ⑧ 日程別の料金算定期間の導入およびインバランス料金 の請求時期の変更 現在、託送料金の料金算定期間は、歴月単位としておりますが、新制度では、低圧および高圧500kW未満の需要者 の料金算定期間は、日程別（01日程から19日程へ分散）を導入いたします。ただし、高圧500ｋＷ未満の需要者は、 料金の算定期間が歴月単位の場合と変わらない「０１日程」をご選択いただくことが可能です（ただし、月分表示が異 なる）。※Ｐ３５の記入例を参照。 また、インバランス料金については、従来どおり歴月単位でご請求させていただきますが、請求の時期については、 新制度の導入により、従来よりひと月遅れとなります。 【託送料金の料金算定期間】 平成28年3月まで 特別高圧 500kW以上 高 圧 500kW未満 平成28年４月以降 歴月単位 歴月単位 歴月単位 歴月単位 歴月単位 日程別（01～19） ただし、「01」日程の選択可能 低 圧 日程別（01～19） 【料金算定期間・請求時期のイメージ】 4/1 特高・ 高圧500kW以上 5/1 ４月分 ５月分（０１日程） 高圧500kW未満 ・低圧 ５月分（０６日程） ５月分（11日程） インバランス料金 平成28年4月より前から接続供給のご契約の ある需要者は、当面の間、歴月単位の扱いを 継続いたします。 ６/1 凡例： 料金算定期間 支払義務発生（請求） 【日程別の料金算定期間（５月分の例）】 ０１日程 ： ４月１日～５月１日 ０６日程 ： ４月８日～５月１０日 １１日程 ： ４月１４日～５月１６日 インバランス料金の料金算定期間は、歴月単 位となります（高圧500ｋＷ未満、低圧に係る © 2016Chubu Electric Power Co., 15Inc. All rights reserved. インバランスも、歴月単位で精算します）。 １．制度変更の概要 ⑨ バランシンググループ（１） 16 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料をもとに作成 バランシンググループとは： 複数の事業者が集まり、インバランスの精算を合算して算定する対象となる単位 • 小売電気事業者のバランシンググループ：「需要バランシンググループ」 • 発電者のバランシンググループ：「発電バランシンググループ」 需要バランシンググループの例 １つの接続供給契約＝１つの需要バランシンググループ＝Σ１つまたは複数の小売電気事業者 バランシンググループは、供給区域内で構成 接続供給契約（需要バランシンググループ）単位で各種計画を提出 下記の内容は、代表契約者制度を利用した場合の例（３者の連名で接続供給契約を締結） 【代表契約者制度における契約イメージ】 託送供給等約款に係る当社との協議事 項についての一切の権限を委任 （代表契約者） 小売電気事業者A （契約者） 小売電気事業者B 接続供給契約の締結 （３者連名） 中部電力㈱ ＮＳＣ ◆代表契約者制度の見直し内容（金銭債務の一部個別化） 【現行】 全ての金銭債務に関して、契約者全員が連帯責任を負う 【見直し後】 ・責任範囲を特定可能な以下の金銭債務については契約者ごとに責任を負う 接続送電サービス料金、臨時接続送電サービス料金、 予備送電サービス料金、工事費負担金 等 ・責任範囲を特定できない以下の金銭債務については、契約者全員が連帯 責任を負う 接続対象計画差対応電力料金（インバランス料金）、 給電指令時補給電力料金 等 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. １．制度変更の概要 17 ⑨ バランシンググループ（２） 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料をもとに作成 発電バランシンググループの例 １つの発電量調整供給契約＝１つまたは複数のバランシンググループ＝Σ１つまたは複数の発電所 バランシンググループは、供給区域内で構成 発電バランシンググループには複数の発電者、発電所（発電機）を含むことが可能 （調整用発電所は単独で発電バランシンググループを構成） １つの発電所が複数のバランシンググループに属することも可能 発電契約者（この場合 発電者A）が供給区域の一般送配電事業者と「発電量調整供給契約」を締結 （複数の発電バランシンググループを束ねることが可能） 発電契約単位で各種計画を提出 発電計画と発電実績の差分電力量（インバランス）は、バランシンググループ単位で算定 発電量調整契約 発電バランシンググループ （発電契約者） 発電者A G1 G2 発電バランシンググループ 発電者B 発電者A G3 G4 調整用電源 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ２．スイッチング支援システム運開前の対応 18 ① スマートメーター取替工事に係る動静情報のご提供のお願い 現在当社では、スマートメーターへの取替を計画的に実施しておりますが、全面自由化開始前のスマートメーター 取替工事手配の参考情報とさせていただくため、スマートメーター取替工事に係る動静情報のご提供を以下のとおり お願いいたします。 受付期間 平成27年12月21日～平成28年２月29日 対象需要者 平成28年４月中にスイッチングをおこなう予定の低圧で供給する需要者 ご提供方法 ・所定の様式に必要な情報をご記入いただき、電子メールにてご提供ください。 ・ご提供頻度は、週に１回程度、新規申込受付分および取消分（差分データ）をご提供ください。 ・ご送付いただく情報には個人情報が含まれるため、送付いただくファイルにはあらかじめ定めたパス ワードを設定してください（パスワードは別のメールにてご連絡をお願いいたします。）。 ・なお、需要者さまの供給地点特定番号をご希望される小売電気事業者さまは、動静情報ご提供時の メール本文に次の項目を記載願います。 「供給地点特定番号の通知を希望」すること 電力広域的運営推進機関より発番されている事業者コード 様式 ・所定の様式となりますので、「電力広域的運営推進機関 スイッチング支援システムヘルプデスク」（下 記のメールアドレス）に連絡し入手してください。 Email：[email protected] 電子メール送付先 その他 Email：[email protected] ・スマートメーターへの取替工事の完了報告はおこないません。 ・スイッチング支援システム運開後、スイッチング支援システムにて、別途スイッチング申込みが必要で す。 【事前に需要者さまにお伝えいただきたいこと】 （取替工事についての説明） ・当社担当者より需要者さまに直接電話連絡をさせていただきます。 ・15分程度の停電が発生いたします。 ・当社社員または当社が委託する電気工事店にて実施いたします。 ・ご不在の場合でも取替工事を実施させていただく場合があります。 ・日時の指定はできかねますのであらかじめご了承ください。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ２．スイッチング支援システム運開前の対応 19 ② 設備情報照会および使用量照会 設備情報照会および使用量照会について、以下のとおりお申込みください。 受付期間 平成28年１月４日～平成28年２月25日 お申込み方法 ・所定の様式に必要な情報をご記入いただき、電子メールにてご送付ください。 ・使用量照会の場合は、その際、需要者さまの本人確認のために必要な書類（運転免許証、健 康保険証など）および代理人確認のために必要な書類（名刺、社員証など）※を電子データ化し たものを合わせて添付していただきます。 ※下線部分は、平成27年12月25日にお知らせした内容からの変更部分。 ・ご送付いただく情報には個人情報が含まれるため、送付いただくファイルにはあらかじめ定め たパスワードを設定してください（パスワードは別のメールにてご連絡をお願いいたします。）。 様式 （設備情報照会） ・所定の様式となりますので、「電力広域的運営推進機関 スイッチング支援システムヘルプデ スク」（下記のメールアドレス）に連絡し入手してください。 Email：[email protected] （使用量照会） ・所定の様式となりますので、当社HPより入手してください。 URL：https://www.chuden.co.jp/business/etc/free/fre_kouri/kou_moushikomi/index.html 電子メール送付先 その他 Email：[email protected] ・回答時には、お申込み時にファイルに設定していただいたものと同じパスワードを設定いたし ます。 ・当日営業時間内にお申込みを受付した場合は、原則として翌営業日までにメールにて回答い たします。 ・お申込みが集中した場合など、回答が翌営業日までにできないことが予想される場合は、お申 込みの受付けの際に、小売電気事業者さまに回答に要するおおよその期間をお知らせいたしま す。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ３．今後のご契約手続き 20 ① ご留意いただきたい事項 ご契約の手続きにおいては、次の点にご留意ください。 基本契約について ・接続供給契約における電気の調達先は、ゲートクローズ（実需給の１時間前）に広域機関にて自 動紐付け情報によって申込みが行われたものとみなすため、この申込み方法に対応した「基本契 約書」を締結します（接続供給契約書に包含）。既に当社と接続供給契約を締結している契約者に ついても、「接続供給契約兼基本契約書」にて契約更改させていただきます。 ・また、当社に接続供給契約をお申込みいただくのと合わせて、沖縄電力を除く一般送配電事業者 ８社に対し、振替供給に係る基本契約のお申込みをしていただきます。 ※すでに振替供給に係る基本契約を締結しているエリアでは、改めてお申込みいただく必要はあ りません。 広域機関への加入および小売電気事業登録について ・接続供給契約の締結または更改にあたっては、広域機関への加入および資源エネルギー庁への 小売電気事業登録が必要となります。小売電気事業登録には標準処理期間として１ヶ月必要との ことですので、接続供給契約の申込みと並行して、すみやかに登録申請を行ってください。 ○平成２８年３月末時点で当社と接続供給契約を締結している契約者 ・現行の接続供給契約の更改にあたり、計画値同時同量制度への移行または実需同時同量制度 （経過措置）適用のいずれかを選択していただく必要があります。（Ｐ２１、３５参照） ・計画値同時同量制度へ移行される場合、必要に応じて、発電量調整供給契約を新たにお申込み いただきます。 ○平成２８年４月以降に新規に接続供給契約を申し込まれる事業者 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ・実需同時同量制度はご選択いただけません。 ３．今後のご契約手続き 21 ② ご契約手続きのスケジュール 【契約お申込み～締結までのスケジュール＜４月１日接続供給開始のケース＞】 １月 ２月 広域機関 システム切替 説明会 既契約者 契約申込み （計画／実需の選択） ＳＷ支援 システム運開 ３月 年間・月間計画 の提出締切 ４月 全面自由化 ＳＷ申込み 契約締結 実施覚書の交換 計画値同時同量に移行する場合、広域機関にて連系線利用計画のデータ移行作業を実施する必要があり、移行にあた って契約更改済みかの確認が行われるため、２月中の契約締結が必要となります。 ⇒契約協議（契約書の内容確認）の期間を考慮し、２月10日（水）までにお申込み（計画値同時同量／実需同時同量の 選択の意思表示を含む）いただきますようお願いします。※Ｐ35の記入例参照。 新規契約者 （低圧のみ） ＳＷ申込み 契約申込み 契約締結 接続供給 開始 実施覚書の交換 スイッチング支援システムでのスイッチング申込みを行うにあたり、標準処理期間（８営業日＋２暦日）を確保する必要 があるため、３月中旬までの契約締結が必要となります。 ⇒契約書の内容確認、接続供給準備（データ交換システム利用申請、電子証明書取得等）の期間を考慮し、２月17日 （水）までにお申込みいただきますようお願いします。 新規契約者 （高圧含む） 契約申込み後の検討期間（２週間程度）、契約締結（供給承諾後）の標準工期（計量器取替＋ 通信端末設置で２か月程度）を考慮し、接続供給開始希望日を設定いただきますようお願いし ます。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 22 ③ 契約書類一覧 これまで締結していた契約書等は、今後は、新制度等を反映し、以下の契約書とさせていただきます。 （現行の既設の契約書等は、原則として、再締結させていただきます。） 平成２８年３月３１日までの契約書類 接続供給 平成２８年４月１日以降の契約書類 接続供給契約書 接続供給にともなう託送購入契約書 接続供給兼基本契約書 スポット取引および時間前取引の接続供給に関する基本 契約書 接続供給等に係る実施取扱い覚書 接続供給等に係る実施取扱い覚書 発電者および需要者に関する確認書 受電地点明細表、供給地点明細表 スポット補給にかかわる電力受給契約書（接続） 振替供給 －※ 開閉器の開放および投入に伴う電力量等の算定に関する 覚書 開閉器の開放および投入に伴う電力量等の算定に関する 覚書 力率に関する覚書 力率に関する覚書 振替供給契約書 振替供給にともなう託送購入契約書 振替供給兼基本契約書 スポット取引および時間前取引の振替供給等に関する基 本契約書 発電量 調整供給 振替供給に関する確認書 － スポット補給にかかわる電力受給契約書（振替） －※ 発電量調整供給兼基本契約書 － 発電量調整供給契約に係る実施取扱い覚書 受電地点明細表 ※発電側のインバランス精算は、発電量調整供給で行うため、不要となります。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き （参考） 自動紐付（青紐・赤紐）の概要 23 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料抜粋 23 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 24 ④ 各種異動申込み方法 ○新規契約 新規で接続供給契約の申込みを行う契約者（小売電気事業者等）または発電量調整供給契約の申込みを行う発電契 約者は、書面により、お申込み下さい。 ※申込用紙は、当社ＨＰに掲載予定。 なお、統一様式については、電力広域的運営推進機関ＨＰからも入手可となる予定です。 ○供給地点、受電地点に係る異動申込み方法 契約変更のうち、供給地点、受電地点に係る異動申込み方法は、次のとおりとなります。 ・供給地点に係る異動申込み 区 分 低圧、高圧500kW未満 高圧500kW以上、特別高圧 異動内容 申込み方法 供給者変更、廃止、情報変更 スイッチング支援システム 新設、設備変更、契約電力変更等 原則として、Web受付システム （高圧500kW未満） 自己託送、予備送電サービス、部分供給、自家発 補給を含む契約 書面によるお申込み すべて 書面によるお申込み ・受電地点に係る異動申込み 区 分 低圧（ＦＩＴ） 高圧、特別高圧 異動内容 申込み方法 供給者変更、廃止、情報変更 スイッチング支援システム 新設、設備変更、契約電力変更 原則として、Web受付システム すべて 書面によるお申込み © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ３．今後のご契約手続き 25 ⑤ 供給地点特定番号および受電地点特定番号について 平成28年４月以降の供給地点（受電地点）に係る各種異動申込み・お問い合わせの際、個々の需要者（発電者）を 識別・管理する番号として設定される供給地点特定番号（受電地点特定番号）が必要となります。 なお、現在、当社と託送供給契約を締結している契約者への供給地点特定番号および受電地点特定番号の通知 は、以下のとおりとなります。 （当社が小売契約を締結している需要者等への通知は、検針票等にてお知らせを行っております。） 対 象 通知方法 通知時期 平成28年１月１日時点で供給 または受電している地点 「供給地点特定番号および受電地点特 定番号一覧」にて、通知 H28.1.8通知済 平成28年３月までに開始される分 「同時同量支援用マスター情報のお知ら せ」にて、通知 供給承諾後 平成28年４月以降の新規設定、変更※分 「供給地点特定番号および検針日程変 更のお知らせ」（新様式）にて、通知 事象発生の都度 ※高圧500kW未満の供給地点が、高圧500kW以上に移行するなどの場合、供給地点特定番号が変更となります。 （参考：新様式） 平成28年7月20日 株式会社●●●●● 御中 ●●電力株式会社 送電ｻｰﾋﾞｽｾﾝﾀｰ 供給地点特定番号および検針日程変更のお知らせ № 供給地点特定番号 ＊変更前 供給地点特定番号 変更予定 1 1234567890123456789012 1234567890123456789098 平成28年8月5日 2 1234567890123456789012 1234567890123456789098 平成28年8月1日 3 1234567890123456789012 1234567890123456789098 平成28年8月1日 4 1234567890123456789012 1234567890123456789098 平成28年8月1日 5 1234567890123456789012 1234567890123456789098 平成28年8月1日 需要家名 １あああああああああ２あああああああああ３あああああああああ４あ あああああああ １あああああああああ２あああああああああ３あああああああああ５あ あああああああ １あああああああああ２あああああああああ３あああああああああ６あ あああああああ １あああああああああ２あああああああああ３あああああああああ７あ あああああああ © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All １あああああああああ２あああああああああ３あああああああああ８あ あああああああ 検針日程 ＊変更前 検針日程 01 05 01 01 05 01 01 01 rights reserved. 01 01 3．今後のご契約手続き 26 ⑥ スイッチング支援システムの概要（１） 電力広域的運営推進機関 スイッチング支援システム小売電気事業者向け説明会資料をもとに作成 ※ ※中部電力の場合、低圧FITのスイッチング支援システム対象は太陽光、 風力のみとなります。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 27 ⑥ スイッチング支援システムの概要（２） スイッチング支援システム取扱マニュアル抜粋 ＜スイッチング支援システムの主な機能＞表内の「-」はシステム対象外です。 カテ ゴリ 業務 機能名 低圧 高圧 ５００ｋＷ 未満 低圧 ＦＩＴ 概要 共通情報検索 設備情報取得 設備情報照会 ● － ● 需要者および発電者の設備情報を照会ができます。 使用量情報取得 使用量情報 照会ＰＷ申請 ● ● (高圧･特高含) － 一般送配電事業者が保有する需要者の３０分電力使用量情報 を照会するためのパスワード発行の申請ができます。 ● ● (高圧･特高含) － 一般送配電事業者が保有する需要者の３０分電力使用量情報 の照会ができます。 ● － ● 需要者または発電者のご入居等による新規契約にともない， 止めてあった電気を再び使えるようにすることをいいます。 ● 需要者または発電者の転居等に伴い，電気の使用を廃止する ことを『廃止』といいます。『廃止』には，アパート等で再 び電気が使用されるケースに備えて，供給設備を残した状態 にする場合と家屋の取壊し等に合わせて供給設備を撤去する 場合の２パターンが有ります。 使用量情報照会 再点 再点 廃止 廃止 ● 託送異動 スイッチング （新小売電気事 業者向け） スイッチング （現（旧）小売 電気事業者向 け） アンペア変更 ● 廃止取次 (一覧/登録/修正/ 削除/結果照会) ● ● ● 需要者または発電者からのスイッチング廃止依頼を，現契約 中の小売電気事業者に取次ぐ場合に使用します。 スイッチング 開始申請 ● ● ● 需要者または発電者からのスイッチング申出に伴う開始側の 申込に使用します。 廃止取次受領 (一覧/登録/修正/ 削除/結果照会） ● ● ● 新小売電気事業者からのスイッチング廃止取次依頼の確認と 承認を行う場合に使用します。 スイッチング 廃止申請 ● ● ● 需要者または発電者からのスイッチング申出に伴う廃止側の 申込に使用します。 － 契約電流以上の電流が流れないように制限するために設置し ている「アンペアブレーカー（電流制限器）」の容量を変更 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. する手続きのことをいいます。 アンペア変更 ● － 3．今後のご契約手続き 28 ⑥ スイッチング支援システムの概要（３） スイッチング支援システム取扱マニュアル抜粋 ＜スイッチング⽀援システムの主な機能＞表内の「-」はシステム対象外です。 カテ ゴリ 業務 需要者情報変更 機能名 低圧 託送異動 低圧 ＦＩＴ 概要 － 小売電気事業者が一般送配電事業者に届けている需要者の 名義や連絡先等に変更が発生した場合，スイッチング支援 システムを通じて登録内容を変更する手続きのことをいい ます。 需要者情報変更 ● 発電者情報変更 高圧 ５００ｋＷ 未満 ● 発電者情報変更 管理／その他 － － ● 小売電気事業者が一般送配電事業者に届けている発電者の 名義や連絡先等に変更が発生した場合，スイッチング支援 システムを通じて登録内容を変更する手続きのことをいい ます。 ● ● ● スイッチング支援システムを利用可能な小売電気事業者情 報を検索，一覧表示します。 － スイッチング支援システムの利用者を事業者単位でメンテ ナンスします。 事業者管理 事業者一覧/検索 ユーザ管理 （管理者機能） ユーザ⼀覧/登録/ 一括登録/変更/削除/ ロック解除ほか インフォメー ション インフォメーション 一覧/詳細表⽰ ● ● ● システムメンテナンスなど，システムに関する情報を参照 する機能です。 ＡＰＩ運用情報 管理（管理者） ＡＰＩ情報⼀覧/詳細 表示 － － － ＡＰＩを使用してシステムを利用する事業者向け情報（マ ニュアル等）を参照することができます。 住所検索機能 供給（受電）地点 検索 ● － ● 住所・電柱番号・計器番号を基に供給（受電）地点の特定 を行う場合に使用します。 － － © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 29 ⑦ スイッチング支援システム申込み時にご留意いただきたい事項 スイッチング支援システム申込み時に廃止取次を希望され、かつ、当社が受電または供給する発電者または需 要者の廃止取次となる場合、「お客さま番号」（当社がお客さまを識別・管理するために使用している番号）が必要 となりますので、あらかじめ発電者または需要者から聞き取っていただくなどしてご準備ください。 なお、お客さま番号は、毎月の検針時にお届けしている「電気使用量のお知らせ（検針票）」に記載しております。 （参考：検針票の見方） 日程 検針日付けのスイッチ ング申込みをいただく 際に使用します。 お客さま番号 当社小売供給地点の廃 止取次申込みの際に使 用します。 供給地点特定番号 スイッチング支援システム 等、各お申込みに必要と なります。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 30 ⑧ スイッチング支援システム対象外の申込み 需要側高圧500kW未満の異動申込みのうち、スイッチング支援システムでの申込みはできない契約について ※高圧500kW未満の接続送電サービスにおいて、以下に該当する契約を含む場合はスイッチング支援システムでの申込みはで きません。 ○ 自己等への電気の供給の用に供するための接続送電サービス 自己等への電気の供給の用に供するための接続送電サービスについては、一般送配電事業者にて密接関係性等の確認が必 要となることからスイッチング支援システムでの申込みはできません。 ○ 臨時接続送電サービス 契約使用期間が１年未満の場合において適用される臨時接続送電サービスのうち、高圧以上のものについては、需要場所に おいて使用される負荷設備および受電設備の内容、同一業種の負荷率、操業度等を基準として、契約者と一般送配電事業者と の協議により供給地点ごとに臨時接続送電サービス契約電力を定める必要があることから、スイッチング支援システムで申し込 むことはできません。 ○ 予備送電サービス 供給地点ごとに予備電線路の利用を希望される場合に適用される予備送電サービスについては、予備送電サービス契約電力 を契約者と一般送配電事業者との協議により定める場合があることから、スイッチング支援システムで申し込むことはできません。 ○ 部分供給 複数の電気事業者の電源から１需要場所に対して各々の発電した電気が物理的に区分されることなく、１引込を通じて一体と して供給される形態を指す部分供給については、契約者と一般送配電事業者との協議が必要となることから、スイッチング支援 システムで申し込むことはできません。 ○ 自家発補給を含む契約 自家発補給を含む契約については、需要者、契約者および一般送配電事業者の三者間の協議が必要となる場合があることか ら、スイッチング支援システムで申し込むことはできません。 ○ その他 新設、契約電力・受電設備容量・負荷設備容量・発電設備容量・供給地点（財産責任分界点）が変更となる場合、協議が必要と なることからスイッチング支援システムで申し込むことはできません。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 31 ⑧ スイッチング支援システム対象外の申込み （１）Web申込み スイッチング支援システム以外のお申込み方法の１つとして、WEB申込みを開設いたします。 ◆ 対象範囲 ・低圧の受電地点、供給地点 ・高圧500kW未満の供給地点 に係る新設・増減設 ◆ 申込方法 WEB申込みには、以下の２通りのお申込み方法がございます。 ① 小売電気事業者自らがお申込み内容を入力し、お申込みをいただく方法。 ② 電気工事店がお申込み内容を入力し、その内容を小売電気事業者が承認することで、お申込み※をいただく方法。（※あくまで も申込みの主体は小売電気事業者です。） ※Ｐ３２の業務フローを参照。 ◆ 運用開始時期 WEB申込みは、平成２８年４月１日に当社ホームページのコーポレートサイトに開設予定 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ※ 平成２８年３月を目途にご利用方法詳細を別途ご案内させていただく予定です。 3．今後のご契約手続き 32 ⑧ スイッチング支援システム対象外の申込み （２）Web申込みにおける業務フロー Ｗｅｂ申込みは、電気工事店がお申込み内容を入力し、その内容を小売電気事業者が承認することにより、お 申込みをいただく方法となります。なお、需要者の設備状況の確認や工事に関する手続きは、当社営業所から 直接、電気工事店と調整させていただく場合があります。 受付通知受領 申込み内容入力 電気工事店 各電気工事店さまに付番された 認証ＩＤにてログイン。 供給する小売電気事業者さまの 事業者コードを入力・・・① ①にて選択された小売電気事業 者さまにメールでお知らせ 受付通知受領 受付通知 受付 申込み内容入力 通知 接続供給契約 申込み 申込み内容入力 確認 中部電力 承認 小売電気事業者 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 33 ⑧ スイッチング支援システム対象外の申込み （３）書面申込み〔供給地点〕 スイッチング支援システム申込み対象外の需要側の異動申込みは、従来どおり、小売電気事業者より、ネットワー クサービスセンターへ接続供給契約申込書を書面にて提出していただきます（Ｗｅｂ申込みを除く）。 注：スイッチング廃止申込みについても、従来どおり、申込書をご提出いただきます。 （電力需給契約申込み） 需要者 小売電気事業者 託送供給契約申込みに必要 な情報を聴取ください。 託送供給契約申込み ﾈｯﾄﾜｰｸｻｰﾋﾞｽｾﾝﾀｰ 所定様式にご記入の上、申込 みください。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 34 ⑧ スイッチング支援システム対象外の申込み （４）書面申込みにおける業務フロー〔供給地点〕 スイッチング支援システム対象外の申込みにおける、送電までの標準的な手続きの流れは、以下のとおりです。 （従来と同じです。） （必要に応じて） ◇システム対象外の契約については、小売電気事業者、ネットワークサービスセン ターおよび他供給者等との協議が必要であるため、事前に協議・調整をお願いす ることがあります。 接続供給のお申込み ◇所定の様式に必要事項をご記入の上、ネットワークサービスセンターへご提出を お願いいたします。 協議の実施 ◇契約電力等について小売電気事業者、ネットワークサービスセンターおよび必要 に応じて他供給者等と協議を行います。 供給承諾、 協定書等の締結 ◇接続供給契約は、接続供給契約の申込みを当社が承諾したときに、成立いたし ます。（供給承諾書を発行します。） （なお、必要に応じて、契約内容に関する協定書等を締結いたします。） 事前協議 接続供給開始 ◇接続供給開始日より接続供給を開始いたします。 （供給地点明細表に当該需要者の情報を反映させます。 ） © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 35 （参考） 申込書イメージ 接続供給契約申込書別紙（需要場所の概要） 平成27年 月 日 中部電力株式会社御中 （カタカナ）※全角 需要者の名称 供給地点特定番号*半角22桁 接 続 供 給 契 約 電気の使用住所 （需要場所） 申 込 書 業種 供給地点 （財産責任分界点） 接続供給に関する契約について，貴社の託送供給等約款を承認のうえ，以下のとおり申込みます。 (高圧以上は選択して下さい) 申込内容 （選択して下さい） 臨時期間（終了） 接続供給 開始希望日 １．契約者等 契 連 約 絡 者 者 名 名 （事務的内容と技術的内容で別の 方への連絡をご要望の場合は併記 ください） 名 称 ： 役 職 ： 氏 名 ： 住 所 ： 所 属 ： 氏 名 ： 住 所 ： 託送供給等約款における需要者に関する事 項の遵守について承諾いただいているか 電話・FAX ： E-mail 予備送電 サービスＡ ： ２．申込内容 接続供給の開始希望日 別紙のとおり 受電側接続検討との 同時申込 予備送電 サービスＢ （選択して下さい） 受電地点・供給地点ごとの事項 申込件数 申込内容 受電地点 件 件 契約受電電力または 契約電力の変更 件 件 契約廃止 件 件 設備撤去 件 件 件 件 地点の削除 その他の変更 （ ） 今回： （選択して下さい） 契約電力 今回： - kＷ (内自家補相当分) 今回：（ - ） kＷ 供給電気方式 今回： - 供給電圧 今回： - Ｖ 計量電圧 今回： - Ｖ 契約電力 今回： 供給電圧 今回： 計量電圧 今回： 契約電力 今回： 供給電圧 今回： 計量電圧 今回： ピークシフト電力 今回： 受電設備容量（合計） 今回： 負荷設備容量（合計） 今回： 発電設備容量（合計） 今回： 供給地点 地点の追加 契約受電電力または契約電力の変更を伴わ ない設備変更 料金種別 印 平成28年３月末時点で当社と接続供給 契約を締結している場合は、契約更改 にあたり、計画値同時同量制度または 実需同時同量制度の選択をご記載くだ さい。 （記入例） ・「計画値同時同量制度」を希望します。 接続送電 サービス （選択して下さい） 接続受電電力の計画値および接続供給電力 の計画値 （選択して下さい） 従来： - kＷ 従来：（ - ） kＷ 従来： - 従来： - Ｖ 従来： - Ｖ 500kW未満の供給地点の供給者変 更申込み時、検針日程の繰上げ（ 01日程）への変更を希望される場 合は、その旨を「その他特記事項」 欄にご記入ください。 （記入例） ・検針日程「01」を希望します。 - kＷ 従来： - kＷ - Ｖ 従来： - Ｖ - Ｖ 従来： - Ｖ - kＷ 従来： - kＷ - Ｖ 従来： - Ｖ - Ｖ 従来： - Ｖ - kＷ 従来： - kＷ - kＶＡ 従来： - kＶＡ - kＷ 従来： - kＷ - kＷ 従来： - kＷ - パルス受給の要否 需要者窓口 連絡先 従来： 会社・所属 氏名 電話番号 会社・所属 件 件 主任技術者名 連絡先 氏名 電話番号 許可年月日 許可番号 特記事項 本申込書を受領する一般送配電事業者は、接続供給の申込みおよび実施に際して得た情報を、託送供給等を実施す る目的以外に使用いたしません。 その他特記事項 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 36 ⑧ スイッチング支援システム対象外の申込み （５）書面申込み〔受電地点〕 スイッチング支援システムを介さない発電側の異動申込みについては、以下のとおり発電契約者（FIT特例および 実需同時同量の場合は小売電気事業者）より発電量調整供給契約または接続供給契約を申込みいただきます。 電力受給契約申込み 発電者 発電量調整供給契約申込み または接続供給契約申込み 発電契約者または 小売電気事業者 発電量調整供給契約の申込みに 必要な情報を聴取ください。 ﾈｯﾄﾜｰｸｻｰﾋﾞｽｾﾝﾀｰ 当社所定様式にご記入の上、申込 みください。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 37 ⑧ スイッチング支援システム対象外の申込み （６）書面申込みにおける業務フロー〔受電地点〕 スイッチング支援システムを介さない発電側の異動申込みにおける、スイッチングまでの標準的な流れは 以下のとおりです。（従来と同じです。） 発電量調整供給契約 （または接続供給契約※） のお申込み 協議の実施 ◇所定の様式に必要事項をご記入の上、ネットワークサービスセンターへご提出を お願いいたします。 ◇必要に応じて供給開始日（スイッチング日）等について協議を行います。 供給承諾 ◇発電量調整供給契約（または接続供給契約※）は、申込みを当社が承諾したとき に、成立いたします。（供給承諾書を発行します。） 発電量調整供給 （または接続供給）開始 ◇発電量調整供給開始日（または接続供給開始日※）より供給を開始いたします。 （受電地点明細表に当該発電者の情報を反映させます。 ） ※実需同時同量をご選択の場合 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 38 ⑨ 供給地点明細表および受電地点明細表の取扱い 現行、託送供給契約に係る供給地点および受電地点の一覧（発電場所および需要場所に関する確認書）について、 制度変更を踏まえて、以下のとおりご提供いたします。 ○接続供給契約（供給地点明細表、受電地点明細表） 提供時期 提供方法 高圧以上 月１回 低圧 原則として提供 しません※ 供給地点 受電地点 （実需のみ） 高圧以上 月１回 低圧 原則として提供 しません※ ファイル形式 記載内容 csv形式 添付参照 （全国大で記載内容を統一） 提供方法 ファイル形式 記載内容 託送業務支援 システム csv形式 （全国大で記載内容を統一） 託送業務支援 システム ※当社のシステム都合上、高圧以上と同様に提供いたします。 ○発電量調整供給（受電地点明細表） 提供時期 高圧以上 月１回 低圧 原則として提供 しません※ 受電地点 添付参照 ※当社のシステム都合上、高圧以上と同様に提供いたします。 ○振替供給契約 取扱いを行いません。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 39 ⑩ 承諾書の提出省略について ■ 承諾書とは 契約の要件として、「契約者が、需要者に託送供給等約款における需要者に係る規定を遵守させること」および「需要者が 託送供給等約款における需要者に係る規定を遵守する旨の承諾をすること」が規定されており、契約申込み時に、承諾書 を提出する必要があります。 （発電者に係る承諾書の場合、需要者を発電者、契約者を発電契約者と読み替えます） ■ 承諾書の提出省略について 上記の承諾書提出は契約者の実務負担が大きいことから、「承諾書の提出省略の取扱いに関する同意書」を予め提出し ていただくことで、承諾書の提出を省略することができるルールを設けました。また、スイッチング支援システムを使うには、事前 に承諾書提出省略のお手続きをしていただく必要があります。 ①契約者と需要者間の需給契約書等で 担保されていること 電力需給 契約書等 託送供給等 約款における 需要者に関す る規定を需要 者が遵守する 電力需給 契約書等 ②契約申込み時に、接続供給契約の実施に必要な 需要者情報の提供承諾があること 需要者情報 提供 小売電気事業者 または発電契約者 ③電力需給契約書等の写しの提出 （一般送配電が提示を求めた場合のみ） 一般送配電事業者 提供 小売電気事業者 一般送配電事業者 または発電契約者 などについて、予め同意いただくことが省略の条件と なります。 詳細については、別紙の「承諾書の提出省略の取 扱いに関する同意書」をご確認願います。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 3．今後のご契約手続き 40 ⑪ 定例検針日付けでの供給者変更のお願い（低圧供給・受電の場合） 小売全面自由化開始にあたり、平成２８年４月１日付のお申込みが集中する恐れがあります。 スムースなスイッチング手続きを進めるため、お申込みをいただくにあたっては、定例検針日付けで のスイッチングにご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。 なお、定例検針日は、以下のカレンダーのとおりです。 ◆平成２８年４月のカレンダ－（例：「03日程」の場合→定例検針日は4/5（火）） 日 月 火 水 木 金 土 １ ２ ８ ９ 15 16 22 23 29 30 ０１ ３ ５ ４ ０２ 10 ０３ 17 ０９ １３ 25 ０５ １０ １５ ０６ 14 １１ 20 １６ 26 ７ 13 19 18 24 ０４ 12 11 ０８ ６ １２ 21 １７ 27 １８ 28 １９ ※カレンダー内の「01」～「19」の数字は、お客さま番号に付定した「日程」の番号です。 「日程」については、P29をご参照ください。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ※検針カレンダーは、当社HPに掲載予定です。 ４．料金精算関連 41 ① 託送供給等に係る料金精算の概要 ○分散検針の導入 現行、一般電気事業者が供給している低圧および高圧500ｋＷ未満の需要者の電力量等の検針は日 程を分散して行っております。平成28年４月以降は、システム負荷の軽減を目的に引き続き分散検針を 行います。 ※高圧500kW未満は、供給者変更の際に１日検針（01日程）を選択することも可能です。 １日検針をご希望される場合は、供給者変更の申込みの際、申し出て下さい（P１５、３５参照）。 （高圧の受電地点の検針日は、01日程に変更となります。） ○料金の種類およびスケジュール 契 約 接続供給 発電量調整供給 料金の種類 日程等別料金 ・接続送電サービス料金、臨時接続サービス料金、 予備送電サービス料金 ※近接評価割引額は、至近で発生する日程等別 料金に反映 支払義務 発生日 （低圧） 検針日 （高圧以上） 計量日 料金請求タイミング 検針日（計量日） の１～２営業日後 インバランス料金 ・接続対象計画差対応補給電力料金 ・接続対象計画差対応余剰電力料金 ・給電指令時補給電力料金 毎月１日 毎月第５営業日 インバランス料金 ・発電量調整受電計画差対応補給電力料金 ・発電量調整受電計画差対応余剰電力料金 毎月１日 毎月第５営業日 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ４．料金精算関連 42 （参考） 料金調定スケジュール例（平成28年６月の場合） 日 （曜日） ６ 月 分 ５ 月 分 １ （水） ２ （木） ３ （金） 01 02 03 ・検針日 ※暦日固定 01’ 02’ 03’ ・実績確定 ・料金計算 ※営業日実施 01’ 02’ 03’ ・検針日 ※１日固定 ○ ○検針日制（低圧） ※検針日に実績・料金確定 ○計量日制 （高圧小口） ○大口検針 （既存、高圧 大口以上） ○ ・料金計算 ※第２営業日実施 ○ ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽ量確定 01 01’ ４月 分 ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽﾘｽｸ料金請求 ７ （火） ８ （水） ９ （木） 10 （金） 11 （土） 04 05 06 08 09 06’ 08’ 09’ 10’ 04’ ～ 06’ 08’ 09’ 10’ 11’ ～ 13’ 05 06 08’ 08 09’ 09 10’ 11’ 12 （日） 12’ 13 （月） 14 （火） 10 11 13’ 02 02’ ○ 03 03’ 04 04’ ～ 06’ 10 11’ ～ 13’ ● ● 近接性評価割引額反映 ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽﾘｽｸ料金計算 05’ ６ （月） ● ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽ単価算定、料金計算 近接性評価割引額算定 04’ ５ （日） 当社システム構成による。 ・実績確定 ※第２営業日実施 託送料金請求 ４ （土） ● ● ● ※近接性評価割引額は算定日が料金算定日となる日程等別料金に反映いたします。ただし、割引額がその日程等別料金を上回る場合、上回った分をそ の直後の日程等別料金に反映いたします。また、代表契約者制度を利用する場合は、代表契約者に請求する料金から割引を行います。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ※欠測があった場合、欠測コマの補完が行われ次第、実績確定・料金計算となるため、上記日程より遅れる場合があります。 ４．料金精算関連 43 （参考） 欠測発生時の料金請求タイミング 検針日に検針データが収集できなかった場合は、欠測補完を原則４営業日以内に行います。 その場合、料金の請求は以下のとおりとなります。 第４営業日 第３営業日 検針日程 （02） 検針値取得 請 求 第５営業日 ｎ件欠測 欠測補完 同日に取得された 検針日程に合算 検針日程 （03） 請 求 検針日程 （04） 請 求 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ４．料金精算関連 44 ② 接続供給電力量の協定（協定従量） 供給する需要者が使用する電灯または小型機器の総容量が400ボルトアンペアをこえるにも かかわらず、技術上、経済上やむをえない場合等特別の事情がある場合は、計量器を取り付け ずに、協定により接続供給電力量を定めることがあります（協定従量といいます）。 接続供給電力量の協定は、託送供給等約款にもとづき、協議により定めさせていただきます。 （当社小売における契約の場合と、定額の範囲が異なることから、接続供給契約を締結する際、 新たに接続供給電力量の協定が必要となるケースがあります。） 特定小売供給契約 （現電気供給約款） 1kVA 従量 （または、 協定従量） 従量 （または、 協定従量） 公衆 街路灯 （定額） 0.4kVA 定額 託送供給等約款 原則、 協定従量 定額 託送供給等約款 別表８（２）により協定 させていただきます。 託送供給等約款 別表８（１）により協定 させていただきます。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ５．ＦＩＴ特例制度 45 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料をもとに作成 ① ＦＩＴ特例制度①の概要 （太陽光および風力の場合は）一般送配電事業者が発電計画値を作成 インバランス単価は回避可能単価（インバランスリスクは一般送配電事業者に帰属） Ｈ28.4.1以降に特定契約を締結する混焼バイオマス（地域資源バイオマスを除く）は対象外 ＜発電バランシンググループ＞ 広域機関にて計画発電量授受の仕組みを用意 ①計画発電量の設定・通知 特定供給者 広域 機関 一般送配電 事業者 ③80の電気を供給 （特定契約） 計画発電量：100 実績発電量： 80 ②不足ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽ： 20 ⑤20のインバランス供給 ④ＦＩＴ価格×80の料金 で買取（特定契約） 小売電気 事業者 ⑥回避可能費用×20の料金を支払 電気の流れ 支払 収入 収支合計 特定供給者 80を供給 － 80×FIT価格 ＋80×FIT価格 小売電気 事業者 100を調達 80×FIT価格 20×回避可能費用 80×交付金（※） ▲100×回避可能費用 一般送配電 事業者 20を供給 － 20×回避可能費用 ＋20×回避可能費用 費用負担 調整機関 － 80×交付金（※） （サーチャージ） ▲80×交付金（※） ⑦交付金(※)×80を支払 費用負担調整機関 ※交付金＝FIT価格－回避可能費用 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ５．ＦＩＴ特例制度 46 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料をもとに作成 ② ＦＩＴ特例制度②の概要 発電計画は発電バランシンググループ単位で作成 インバランス単価は通常の単価とする（インバランスリスクは小売電気事業者に帰属） すべての再生可能エネルギーが対象 ＜発電バランシンググループ＞ 特定供給者 ①計画発電量の設定・通知 ③80の電気を供給 （特定契約） 計画発電量：100 一般送配電 事業者 実績発電量： 80 ②不足ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽ： 20 ⑤20のインバランス供給 ④ＦＩＴ価格×80の料金 で買取（特定契約） 小売電気 事業者 ⑥インバランス料金×20を支払 電気の流れ 支払 収入 収支合計 特定供給者 80を供給 － 80×FIT価格 ＋80×FIT価格 小売電気 事業者 100を調達 80×FIT価格 20×ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽ料金 80×交付金（※） ▲80×回避可能費用 ▲20×ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽ料金 一般送配電 事業者 20を供給 － 20×ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽ料金 ＋20×ｲﾝﾊﾞﾗﾝｽ料金 費用負担 調整機関 － 80×交付金（※） （サーチャージ） ▲80×交付金（※） ⑦交付金(※)×80を支払 費用負担調整機関 ※交付金＝FIT価格－回避可能費用 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ５．ＦＩＴ特例制度 47 ③ 特例バランシンググループの設定および運用 発電バランシンググループはインバランスを算定する単位となることから、発電契約者（ＦＩＴ特例制 度においては小売電気事業者）が託送供給等約款の定めに従って任意で設定することになります。 なお、適用するインバランス料金単価の差異の観点に加え、ＦＩＴに係る発電バランシンググループに ついては、交付金（回避可能費用、インバランスリスク）を算定する観点などから、以下の表の区分 に仕訳けてバランシンググループを組成していただきます。 特例制度① 回避可能費用 変動電源 （太陽光、風力） 非変動電源（水力、 地熱、バイオマス） 特例制度② 特例制度非適用 激変緩和措置 ＢＧ １ ＢＧ ２ ＢＧ ３ ＢＧ ４ 市場価格 ＢＧ ５ ＢＧ ６ ＢＧ ７ ＢＧ ８ © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ５．ＦＩＴ特例制度 48 ④ 激変緩和措置の対象について 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課資料「小売全面自由化に 向けた固定価格買取制度の運用見直しについて」をもとに作成 ※４月１日０時に特定契約の切替が行われる場合も対象。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ５．ＦＩＴ特例制度 49 ⑤ スイッチング支援システム申込みにおけるＦＩＴ特例ＢＧ設定の留意点 スイッチング支援システム取扱マニュアルをもとに作成 以下の電源についてはスイッチング支援システムでの申込み対象外となりますので、書面にてお 申し込みください。 ・低圧ＦＩＴ電源のうち水力、地熱、バイオマスによるもの ・ＦＩＴ電源以外の電源 ・高圧以上の電源 □発電バランシンググループの指定について スイッチング支援システムを通じた各種異動申込みと同時に、発電バランシンググループ（以下、「発電ＢＧ」といいま す。）を指定すること（例えば、ＦＩＴ特例①の発電ＢＧやＦＩＴ特例②の発電ＢＧの指定）は現時点ではできません。 従いまして、以下の方法により、発電ＢＧを指定するようにお願いします。 ① 一般送配電事業者との発電量調整供給契約書を締結する時点で、予め発電ＢＧを指定します。 ② ①により予め指定した発電ＢＧと異なる発電ＢＧの指定を希望する場合は、一般送配電事業者に、別途申し出をしていた だき、一般送配電事業者にて登録を実施します。 ※ＢＧ：バランシンググループの略 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ５．ＦＩＴ特例制度 50 ⑥ インバランスリスクの概要 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 新エネル ギー小委員会 買取制度ワーキンググループ（第５回）資料をもとに作成 特例制度①・②では、通常のインバランス料金と回避可能費用との差額をインバランスリスク料として費用負担調 整機関から交付されることとなりますが、特例制度①では小売電気事業者はインバランスリスクを負わないため、当 該料金は託送供給に係る料金にあわせて負担することとなります。（特例制度②の場合は小売電気事業者がインバ ランスリスクを負うことから当該料金の負担は不要です。） なお、インバランスリスクの請求は、発電量調整供給契約に係るインバランス料金とあわせて行います。 50 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ５．ＦＩＴ特例制度 51 ⑦ その他 ○混焼バイオマスに係る取扱い 化石燃料を混焼するバイオマス発電設備については、特例発電バランシンググループに 係る発電量調整受電電力量のバイオマス混焼比率を契約者から当社に通知していただく 必要があります。なお、通知する期限については、別途ご案内いたします。 ※託送供給等約款 附則６（５） ○１発電場所が複数の特例発電バランシンググループに属する場合（部分買取）の取扱い １発電場所が複数の特例発電バランシンググループに属する場合、インバランス単価が 異なる特例発電バランシンググループに属することはできません。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ６．その他 52 ① 同時同量支援用データの提供内容変更について 平成28年4月以降、電力広域的運営推進機関から提供される同時同量支援用データに おける「管理番号（JP06121）」は、現在当社が提供させていただいているものから内容が 変更となります。 当社エリアの需要者の場合、 「管理番号（JP06121）」は 計器種別 となります。 現 在 ： 計器番号 計器種別 平成28年4月1日以降 ： 計器種別 01：常時計器 11：予備線計器 12：予備電源計器 51：電灯計器１ 52：電灯計器２ 56：動力計器１ 57：動力計器１ 58：動力計器３ 61：夜間計器１ 62：夜間計器２ これに伴い、平成28年4月以降、 接続供給契約における地点の追加時や計器取替時に 送付している「同時同量支援用マスター情報のお知らせ」は送付いたしません。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ６．その他 53 ② 同時同量支援データの提供が不可能となる場合について 遠隔地等の理由により通信環境が整わない場合および30分計量が可能でない場合 （計量器未設置箇所、機械式計量器設置箇所など）は、同時同量支援データの提供が できません。 ③ スマートメーター取替に期間を要する場合について 変成器付計量器で計量を行っている地点にスマートメーターを設置する場合は、最大で2カ月ほ ど期間を有する場合がございますので、ご留意願います。 このような場合、スマートメーター設置までの間の30分ごとの電力量は、プロファイリングにて算 定させていただきます。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ６．その他 54 ④ 各計画の提出について（１） 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料抜粋 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ６．その他 55 ④ 各計画の提出について（２） 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料抜粋 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ６．その他 56 ④ 各計画の提出について（３） 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料抜粋 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ６．その他 57 ④ 各計画の提出について（４） 電力広域的運営推進機関 広域機関システムに関する事業者説明会資料抜粋 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. ６．その他 58 ⑤ ネットワークサービスセンターのお問い合わせ先 ネットワークサービスセンターへのお問い合わせ先は、以下のとおりです。 お問い合わせ内容、お問い合わせ日時によって、お問い合わせ先（電話番号）が異なりますの で、ご注意ください。 営業時間 （平日 9:00～17：00） 左記以外 スイッチング支援システム に関するお問い合わせ※ ０５８－３３７－４０３０ ― 停電時のお問い合わせ または緊急の申込み （平成28年４月より） ０５８－３３７－４０３０ ０５２－７４０－４０６９ 上記以外の 申込み・お問い合わせ ０５２－９７３－２１９９ ― ※ １、２月のスマートメーター先行取替工事についての動静情報、スイッチング支援システム運開 前の設備情報照会・使用量照会に関してのお問い合わせもこちらで承ります。 ◎説明会、資料等へのお問い合わせについては、下記までご連絡願います。 E-mail：[email protected] TEL ：０５２－９７３－２１９９ © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved. 59 ご清聴ありがとうございました。 © 2016Chubu Electric Power Co., Inc. All rights reserved.
© Copyright 2024 ExpyDoc
![【運転情報】救急車の要請について[PDF：88KB]](http://s1.expydoc.com/store/data/007790759_1-e4dd368771ac2f0cb3cbcb7e0d524383-250x500.png)
