「中部圏広域地方計画」と 「中部ブロックにおける社会資本整備重点計画」

平成28年3月29日
国土交通省中部地方整備局
中 部 運 輸 局
新たな「中部圏広域地方計画」と
「中部ブロックにおける社会資本整備重点計画」が決定
概 要: 2050 年の中部圏を展望する中で、2027 年のリニア中央新幹線「東京~名古屋」間開業
を見据えた今後概ね 10 ヶ年間の中部圏の国土づくりの指針、「世界ものづくり対流拠点-中
部」を標榜する新たな「中部圏広域地方計画」と、これを踏まえた今後概ね 5 ヶ年間の社会
資本整備に関する具体的計画「中部ブロックにおける社会資本整備重点計画」が、平成 28 年
3 月 29 日付で決定いたしました。
この決定を受け、国(関係地方支分部局)・地方自治体・経済界等の関係機関が連携し、中
部圏の将来像の実現に向けて、計画を着実に推進して参ります。
資 料:・中部圏広域地方計画・中部ブロックにおける社会資本整備重点計画(策定経緯)(資料 1)
・広域地方計画・社会資本整備重点計画(資料2)
・中部圏の将来像(資料3)
なお、両計画本文、概要版については、以下のアドレスからご確認下さい。
【中部圏広域地方計画】
http://www.cbr.mlit.go.jp/kokudokeisei/index.htm
【中部ブロックにおける社会資本整備重点計画】
http://www.cbr.mlit.go.jp/mannaka/new_mannaka/shakai-shihon.html
配布先:中部地方整備局記者クラブ、東海交通研究会、名古屋港記者クラブ、長野県庁内会見場、岐阜
県政記者クラブ、静岡県政記者クラブ、三重県政記者クラブ、三重第二県政記者クラブ、静岡
市政・経済記者会、浜松市政記者クラブ、名古屋市政記者クラブ
〔問合せ先(広域地方計画)〕
中部圏広域地方計画協議会 事務局
国土交通省中部地方整備局
企画部 事業調整官
松岡 敏郎
TEL 052-953-8129
建政部 事業認定調整官 大仲 章雅
TEL 052-953-8571
国土交通省中部運輸局
交通政策部 計画調整官 金子 靖志
TEL 052-952-8006
〔問合せ先(中部ブロックにおける社会資本整備重点計画)〕
国土交通広域連携中部会議 事務局
国土交通省中部地方整備局
企画部 事業調整官
松岡 敏郎
広域計画課長
竹下 康則
TEL 052-953-8129
中部圏広域地方計画 ・ 中部ブロックにおける社会資本整備重点計画 (策定経緯)
資料1
全 国
中 部 圏
H26.7.4 策定・公表
第3次まんなかビジョン
国土のグランドデザイン2050
2050年を見据えた国土づくりの理念・考え方
平成
国土形成計画法
年度
社会資本整備
重点計画
[長期を展望した概ね10ヶ年]
国土づくりの指針
[概ね5ヶ年]
社会資本整備の具体的計画
26
H27.3.24
H27.6.15
H27.7.3
H27.7.24
計画(素案)
中部圏広域地方計画
中部ブロックにおける
社会資本整備重点計画
[長期を展望した概ね10ヶ年]
中部圏の地域づくりの指針
[概ね5ヶ年]
社会資本整備の具体的計画
第1回有識者会議
H27.2.27
第2回有識者会議
H27.3.25
第1回協議会(骨子)
H27.8.17
H27.9.10
計画(原案)
年度
H27.7.30
H27.8.14
計画(案)
閣議決定
H27.9.1
H27.9.18
H27.2 ~ H27.7
市町村、経済界、学識者
等との意見交換
(延べ約300名)
第3回有識者会議
第2回協議会(中間整理)
H27.10.15
平成
27
社会資本整備重点計画法
国土形成計画法
H26.12.9
中間とりまとめ
計画(原案)
2050年を見据えた中部の地域づくりのあり方や将来像
社会資本整備重点計画法
国土形成計画
H26.11.7 策定・公表
シンポジウム「あすの中部2050」
H27.10.22~11.18
計画(案)
閣議決定
市町村計画提案
H27.12.14
H28.2.8
第4回有識者会議
第3回協議会(計画原案)
国土交通広域連携中部会議(計画原案)
H28.2.26 ~ H28.3.14
H28.2.26 ~ H28.3.14
パブリックコメント
市町村意見聴取
H28.3.29
(今回)
計画決定
計画決定
広域地方計画・社会資本整備重点計画 ①
資料2
広域地方計画
地方ブロックにおける社会資本整備重点計画
~ブロックの国土形成に係る総合的・基本的計画~
~地方ブロックの社会資本整備の重点計画~
目的
「広域ブロックの地域特性に応じた施策展開によ
り自立的に発展する圏域の形成」を目指し、広域
ブロックにおける国土の利用、整備及び保全を推
進するための総合的かつ基本的な計画を定める。
広域地方計画に示す地方ブロックの将来像などの実現
に向け、地域特性に応じて社会資本を重点的、効率的
かつ効果的に整備し、適切に維持管理・更新していく
ための具体的な重点計画を定める。
計画の
対 象
国土の利用、整備及び保全に関する府省にまたが
る施策全般
道路、河川、空港、港湾、下水道、公園等の社会資本
整備事業
2050年という長期を展望しつつ、概ね10年間
概ね5年間(平成32年度まで)
国土形成計画法
社会資本整備重点計画[全国計画][閣議決定]
○地方圏を取り巻く情勢
○目指すべき将来像と実現に向けた基本方針
○将来像実現に向けた具体的方策及び取組
○現状と主要課題
○目指すべき将来の姿と社会資本整備の基本戦略
○社会資本整備の重点目標
◇重点目標、プロジェクト、重点施策
◇KPI(目標の達成度を評価するための代表的な指標)
◇主要取組(目標達成のための具体的な取組として地方を
計画期間
根拠法
計画内容
代表又は地域を支える事業)
策定圏域
全国8つの地方圏
広域地方計画の8ブロックに北海道と沖縄を加えた
全国10ブロック
広域地方計画・社会資本整備重点計画 ②
時間軸
社会資本分野
その他の分野
中部圏広域地方計画
概ね10年間の中部圏の国土づくり(社会資本分野 + 土地・水・自然・産業・文化・人材等)
中部ブロックにおける社会資本整備重点計画
社会資本整備に関する
平成32年度までの
重点目標と政策パッケージ
=
◇重点目標
◇プロジェクト
◇KPI(指標)
◇主要取組(主要事業)
分野軸
中部圏の将来像
(中部圏広域地方計画 H28.3.29 国土交通大臣決定)
資料3
目指す方向
中部圏の将来像
●世界を先導するスーパー・メガリージョ
ンを舞台に、そのセンターとして、もの
づくりを基軸に我が国の成長エンジン
の一翼を担う。
暮らしやすさと歴史文化に彩られた“世界ものづくり対流拠点-中部”
<世界の中の中部>
世界最強・最先端のものづくり産業・技術のグローバル・ハブ
●名古屋大都市圏と周辺都市・地域が連
携・融合・対流する日本のハートランド。
<日本の中の中部・中部の中の人々>
リニア効果を最大化し都市と地方の対流促進、ひとり一人が輝く中部
●人口減少・高齢化に適応し、リニア効
果を最大限発揮。東京一極集中の是
正や地方への人口環流を先導。
中部圏の戦略産業
<前提となる安全安心・環境>
南海トラフ地震などの災害に強くしなやか、 環境と共生した国土
世界に冠たるものづくり技術と品質。世界中からビジネスチャンスを求めて、ヒト、モノ、
カネ、情報が集まり対流。環太平洋・日本海に拓かれた我が国の一大産業拠点
高速交通ネットワークを活かし中部北陸に広がる国内外との交流連携、対流促進。
産業や文化、ライフスタイルなど新たな価値創造、ひとり一人の豊かさを実感、地方創生
太平洋・日本海2面活用型の強靱な国土。環境共生、国土保全、国土基盤の維持
管理・活用など、国土の適切な管理による安全安心で持続可能な国土
ヘルスケア産業(新型喉頭鏡)
H27.11.11 MRJ初飛行
国際競争力を支える産業基盤の強化
リニア中央新幹線
次世代自動車 FCV(MIRAI)
【写真提供】三菱航空機株式会社
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【出典】トヨタ自動車株式会社HP
新東名高速道路
【写真提供】NEXCO中日本
中部国際空港
名古屋港
【写真提供】中部国際空港株式会社
【写真提供】名古屋港管理組合