水戸地区向けパイプラインの供用開始について

2016年3月31日
水戸地区向けパイプラインの供用開始について
東部ガス株式会社
東京ガス株式会社
東部ガス株式会社(社長:穴水 一行、以下「東部ガス」
)と、東京ガス株式会社(社長:
広瀬 道明、以下「東京ガス」
)は、2013 年 2 月 20 日の合意に基づき、
「茨城~栃木幹線」
(茨城県日立市~栃木県真岡市、約 80 km)から分岐する水戸地区向けの新たなパイプラ
イン(茨城県水戸市内、約 10km、以下「本パイプライン」
)を共同で建設※し、昨日、供用
を開始しました。
両社は、本パイプラインを建設することで、東部ガス水戸地区ならびに東京ガス常総支
社管内における供給安定性をさらに向上するとともに、水戸南部地域で増大する産業用を
中心としたお客さまからの天然ガス需要に、より一層お応えしてまいります。
※東部ガスがパイプラインを、東京ガスが減圧設備を建設しました。
スタート式においてパイプラインのバルブを開ける
東部ガス株式会社 取締役社長 穴水 一行(右)と、
東京ガス株式会社 常務執行役員 広域圏営業本部長 荒井 英昭(左)
<東部ガス水戸地区向けパイプラインの建設について>
※1
※2
東京ガス
※2
東京ガス
※1 水戸地区向けの新たなパイプライン
※2 筑波学園ガス株式会社は 5 月 1 日付で東京ガス株式会社に統合予定
以上
参 考 資 料
茨城県における天然ガスインフラの整備・拡充状況について
東京ガス株式会社
茨城県と東京ガスは、2009年12月に、
「低炭素社会の実現」という環境・エネルギ
ー対策への貢献と、産業振興・雇用拡大による地域経済のさらなる活性化を図るため、県
内における天然ガスインフラを、双方が協力して早期に整備するとともに、有効活用を推
進することについて、基本合意※1 しました。また、東日本大震災以降の2013年11月
には、天然ガスを適時適切かつより一層安定的に供給することで、茨城県をはじめとした
関東一円のお客さまのエネルギーセキュリティのさらなる向上と地域経済の復興へより一
層貢献すべく、茨城県において天然ガスインフラの整備のさらなる推進・加速について、
相互に協力しながら検討していくことに合意※2 しました。
東京ガスは、これらの合意に基づき、2015年度に、「日立LNG基地」(茨城県日立
港区内)と、同基地と栃木県真岡市にある既存のパイプラインを接続する「茨城~栃木幹
線」(茨城県日立市~栃木県真岡市、約80 km)を建設しました。さらには、高圧ガスパ
イプラインをループ化し、関東圏全域のエネルギーセキュリティ向上に貢献するため、2
020年度までに「日立LNG基地2号タンク」と、「茨城幹線」(茨城県日立市~茨城県
神栖市、約87km)を建設することを意思決定しました。
東京ガスグループは、
「チャレンジ2020ビジョン」において「LNGバリューチェー
ンの高度化」を掲げ、その一環として「エネルギーの安全かつ安定的な供給」を推進して
おり、今後も更なるエネルギーの安全かつ安定的な供給に努めてまいります。
※1 「茨城県における天然ガスインフラ整備に関する基本合意書 ~低炭素社会の実現と地域経済のさら
なる活性化を目指して~」
※2 「茨城県における天然ガスインフラ整備の推進・加速に関する合意書 ~東日本大震災以降の新たな時
代の要請に応えて~」
計画中の高圧幹線
①古河~真岡幹線
②茨城幹線
東京ガスの供給エリア概要図
以上