解散に係る留意事項 清算業務の管理は清算人会で行います 残余財産の

解散に係る留意事項
清算業務の管理は清算人会で行います
今後当基金は、債権債務の解消に努めて国への返還金(最低責任準備金)及び
残余財産(分配金の対象)を確定していきますが、この作業に概ね約2年かかる
ものと想定しています。
解散した基金は、厚生年金保険法により「清算の目的の範囲内において、清算
が結了するまでの間は存続するものとみなされ、清算には理事から選出された
清算人があたる。」ことになっていますので、当基金では下記のメンバーによる
清算人会を設置し、債権債務の整理などの清算業務は、この清算人会により管理
していくこととなりました。
また、前理事長に代表清算人に就任していただきましたので、今後当基金の代
表者は『代表清算人 阿部 憲一』となります。
なお、清算が結了するまでの間、基金は存続するものとみなされますので、
基金の名称・所在地・電話番号に変更はありません。
従来の基金事務局が清算事務局として清算業務にあたります。
役
職
名
代表清算人
氏
阿部
副代表清算人 花沢
名
会
社
名
摘
要
憲一
(株)細田工務店
前理事長
仁
花沢ホールディングス(株)
前理事
清
算
人
幸
寿
シーズクリエイト(株)
前理事
清
算
人
片山
英次
日本住宅建設産業厚生年金基金
前理事(清算事
務局長を兼務)
残余財産の確定時期は?
解散後は債権債務の早期解消に努めますが、当基金の主な債権は、未収掛金
及び年金過払いによる返納金であり、主な債務は、未払年金(特に年金の受給
資格のある方が年金の裁定請求を行っていないために生じている未請求に係
る未払年金)です。
国へ返還する最低責任準備金が確定し、法務省への供託など債権債務が「0」
となった後に、残余財産が確定します。
この時期を概ね平成 29 年秋と想定しています。
年金の受給資格があるのにまだ未請求の方への請求勧奨のお願い
男子は昭和 30 年 3 月 1 日、女子は昭和 31 年 3 月 1 日以前に生まれた方で
受給資格期間を満たしている場合は、当基金に年金の請求手続きをしていた
だく必要があります。
該当の方がいらっしゃる場合は、当基金までご相談ください。
未請求分は当基金の債務であり、これが解消しない限り債権債務の整理は
終了しません。未請求が平成 29 年秋頃までに解消されない場合、残余財産を
確定させるために、当基金が支給すべきであった代行部分相当額を最大で
5 年間遡及して法務省へ供託することになります。
この未請求分の供託は、報酬との支給調整をしない 100%支給の額で行いま
すので、多い方で 100 万円以上になる可能性もあります。
残余財産からの不要な減額を避けるためにも、年金の受給資格があるのに
まだ未請求の方は、日本年金機構と当基金へ早急に請求手続を行っていただ
きますようお願いします。
住所が変わった場合はご連絡をお願いします
分配金の通知は、分配金を事業所単位で DB・DC・中退共へ持ち込む方以外
の加入員あるいは受給者・待期者へ送付します。
このため、住所を変更された場合にはその変更後の住所を「喪失者関係変更
届」(別紙参照)により当基金にご連絡いただきますようお願いいたします。