けせんぬま創生戦略本部会議資料 平成28年3月29日

けせんぬま創生戦略本部会議資料
平成28年3月29日
けせんぬま創生戦略室
第4回けせんぬま創生戦略会議について(開催報告)
標記会議について,次のとおり開催しましたので,報告します。
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日
時:平成28年3月28日(月)午後1時30分~午後3時45分
場
所:ワン・テン庁舎大ホール
出席委員:25名(欠席9名)
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議事内容
(1)地方創生戦略推進のための基礎的な進め方(考え方)について
(2)総合戦略掲載事業の追加について
(3)地方創生交付金活用事業等の進捗について
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主な質疑等
・「農業後継者結婚相談事業補助金」が事業削除となっているが,一次産業の後継者に対する結婚
問題については,当市において重要な課題のひとつであると考える。これに替わる対策として「結
婚に向けた啓発セミナー等」が掲載されているが,一次産業の後継者育成という観点から,もう
少し具体的に明確化できないか。
⇒結婚問題については,一次産業に限らず,二次・三次産業も含めて,市として全体的に取り組む
べき課題であると認識している。一次産業に特化して行うのではなく,もう少し広い意味での取
り組みが必要であると考えているもの。
⇒アンケート結果から,職業別に未婚の状況を分析できるものか確認してみたいと思う。一次産業
が他と比べて大きく問題となっているのかどうかを含めて。
・資料6に,推進中や検討中という表記があるが,どういう部署がどのように検討しているか教え
ていただきたい。特に,5番と6番について聞きたい。
⇒5・6番については,4番も含めて,U・Iターン受け入れ体制整備事業として取り組んでいこ
うと考えている。予算については,震災復興・企画課で計上している。新年度に受託者を募り,
企画コンペ等を実施して委託する予定。その中においては,本市として足りていなかった情報発
信,或いは相談窓口,資源開発,空き家情報の提供等を行っていく。
・気仙沼ファンクラブについて,もう少し地道に丁寧にファンを増やす方が,故郷に誇りを持ち,
長く住もうと思ってもらえるのではないか。何年かに1度,気仙沼を訪れる方々よりも,外に出
て行った気仙沼出身者を対象にした方が,戻って来てもらえるのではないかと考える。
⇒気仙沼ファンクラブについては,現在,まだ約6千人にとどまっている状況。目標としたいのは,
本市の人口と同程度。ご意見は,そこにどのように向かっていくかということも含まれるものと
思うが,本市は慣習として,成人式や歳祝いの時に帰郷する方が多くいる。そういう機会を捉え
て,もっとアピールするシステムを構築できるのではないかと考えているところ。
・UIJターン労働力定着化支援事業の採用者実績 22 人は改めて素晴らしい数字だと思う。ここ
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で,後段に「採用者の住居の確保が困難な傾向にある」という表記があるが,私自身も事業を行
う中で感じているところ。
現在,唐桑で移住者の受け入れ支援を行っているが,やはり住居の確保が困難である。「空き家
の調査」については,ネガティブに捉えるのではなく,市の資源としてリノベーションして新た
に入ってくる若者等に充てて頂ければと考える。
⇒お話があったことも含めて,新年度のU・Iターン受け入れ体制整備事業の中で,課題を抽出し
て次の事業に繋げていくということも考えている。
・市内に子どもと親がゆったり遊べる公園は少ない。むしろ都会のほうが多く感じる。
全地区,全地域とは言わないが,もっと子どもの声が聞こえる場所が随所にあってもよいのでは
ないかと考える。
・社会減,特に若者が出て行くことについて,仕方ない部分もあると思うが,残念に思う。かつて,
市長が対策として学校を作るという話をしていたが,例えば,介護のマンパワーが不足している
状況であるので,統合後の気仙沼西高校を介護専門学校や看護学校として活用する考えはないか。
⇒まず,自然減については,状況を勘案すると回復は非常に難しい。社会減については,まずは
ゼロにもっていく。それからプラスにもっていくというのが当市の人口ビジョンの目標数値と
なっている。人口ピラミットで見ると,若年層のところが凹んでいることから,学校建設・誘
致はひとつの有効な施策だと考える。
一方で大学については,全国的に学生の確保に苦慮している状況。専門学校については,可能
性があると考えている。
看護学校については,40 人定員で3学年。医師会の方もある。市外県外からも相当数入ってき
ていることから,ひとつの産業と言えると思う。介護については,現状としては難しい状況と
捉えている。
⇒気仙沼西高校には福祉カリキュラムがあるが,介護職を目指す生徒については,上の学校を目指
して仙台市などに出る生徒が多い。高校卒業後に地元で介護職に就く人は少ない状況であるが,
市としては,介護初任者研修や通信教育での資格取得に際して受講料を軽減する等の施策を講じ
ている。
介護専門学校設置については難しい状況にある。介護人材の確保については,皆さんと知恵を絞
りながら検討していきたい。
・出産・子育て分野の比重が大きく,非常に大事であると思っている。
これまで,それぞれの部署で行っていた事業を,取り纏めながら遂行していくということだが,
それだけでは難しい部分があると感じる。民と官の間でどのように区分けをするのか整理するこ
とが必要だと思う。
人材育成の部分については,市民と行政の絡み,産業界の人達も入ってくる。そこでしっかり物
事を合意して前へ進むことが重要。その仕組みを早く作って動かしていくことも重要。
・戦略 63Pの追加事業。産業面で言えば,ここは水産のまちであるから,ここを非常に重要視して
いるといことが感じられた。
最近こういう話がある。東京オリンピックの選手村で採用できる食材がほとんどないと言われて
いる。背景としては,国際認証を受けたものが調達基準となっているということがある。そうい
った問題も,「水産のまち」「食のまち」である気仙沼市は,重大な問題として取り組んでいか
なければならない。
ハラールについては,対象となる人が日本に 15 万人いる。彼らにとって食べられる物がないと
いう状況である。水産都市である気仙沼市は,このような問題についても考えていかないといけ
ない。インドネシアをきっかけに,このような問題に気づくかもしれない。是非,全体的にこのよ
うな問題に取り組んで,先行的な水産のまちとして確立していければと思う。
・この計画はどのような位置付けになっているか。次の総合計画への繋ぎという位置付けで,そこ
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から発展させていって 2020 年度からの総合計画に基本構想として繋がっていくものなのか。
⇒総合計画については,あらゆる分野において,気仙沼市をどのようなまちにしていくかといった
議論の中で作ってきたという経過がある。
戦略については,総合計画と目指すところは同じである。気仙沼市が将来目指すべきところを,
この計画に則って行っていくものだと考えている。そういう意味において,総合計画の一部をこ
の総合戦略が担っていると言える。戦略の方が具体的であるので,実施計画に近い形と言えるか
もしれない。
戦略の切り口は,「しごと」「定住・交流促進」「結婚・子育て・福祉」「地域づくり・教育」
で行っているので,総合計画で謳っている分野とは別の視点で,横串が入ったような取り組みも
できるようになっている。
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