海洋生物資源の保存及び管理に関する法律(平成8年法律第 77 号)第4

海
号)
実施
いて
洋
第
す
準
平
生
4
べ
用
成
物資
条第
き施
する
28年
源
7
策
同
3
の
項
に
条
月
保存
の規
関す
第5
30日
及
定
る
項
び
に
県
の
管
よ
計
規
理
り
画
定
に
、
を
に
関 す る 法 律 ( 平 成 8 年 法 律 第 77
都道府県別に定める数量に関し
変 更 す る の で 、 同 条 第 10項 に お
より、次のとおり公表する。
高知県知事
1
尾﨑
正直
海洋生物資源の保存及び管理に関する方針
(1 )
本 県 は 、 総 延 長 約 700キ ロ メ ー ト ル の 長 い 海 岸 線 を 有 し
ており、黒潮のもたらす豊かな恵みを利用した漁業が古くか
ら営まれてきた。浦々には、零細な沿岸漁業を主体とする漁
村が点在しており、漁業は、本県沿岸域の重要産業となって
いる。
(2 ) 本 県 の 平 成 26年 の 海 面 漁 業 ・ 養 殖 生 産 量 は 、 92,126ト ン
で 、 全 国 の 1.9パ ー セ ン ト を 占 め て い る ( 高 知 農 林 水 産 統 計
年報)。
(3 )
本県の主な漁業種類である遠洋・近海かつおまぐろ漁
業、沖合漁業、沿岸漁業及び養殖業の生産量の構成比は、そ
れ ぞ れ 33.0パ ー セ ン ト 、 13.1パ ー セ ン ト 、 34.4パ ー セ ン ト 及
び 19.5パ ー セ ン ト と な っ て い る ( 高 知 農 林 水 産 統 計 年 報 ) 。
(4 ) し か し 、 遠 洋 漁 業 に お い て は 国 際 的 な 規 制 の 強 化 、 養 殖
業においては漁場環境の悪化、不安定な市況の変動等、両漁
業を取り巻く環境は、年々厳しさを増しており、漁家経営
は、予断を許さない状況となっている。
(5 ) こ の こ と か ら 、 今 後 、 沿 岸 域 に お け る 漁 船 漁 業 の 果 た す
役割がますます重要になってくるものと考えられるが、全国
的に海洋生物資源の水準がおおむね安定している中にあって
も、低い水準にとどまっている資源及び水準が悪化している
資源が見られ、本県の沿岸漁業の漁獲も総じて伸び悩んでお
り、漁家経営は、不安定な状況となっている。
(6 ) 本 県 の 基 幹 産 業 の 一 翼 を 担 う 水 産 業 が 、 今 後 も 県 民 及 び
国民への高品質なたん白源の安定的な供給という責務を果た
すとともに、地域経済の活性化及び発展に寄与していくため
には、漁家経営の安定が不可欠である。
(7 ) こ の た め 、 県 と し て は 、 こ れ ま で の 漁 業 管 理 及 び 資 源 管
理型漁業の推進等に加えて、漁獲可能量制度に基づく資源の
保存及び管理措置を講ずるため、国の基本計画により決定さ
れた本県への第一種特定海洋生物資源の配分量に基づき管理
を行うこととする。
(8 ) 漁 獲 可 能 量 を 適 切 に 管 理 す る た め 、 採 捕 数 量 の 的 確 な 把
握を行い、必要に応じて採捕実績を公表し、併せて漁業関係
者への適切な指導を行うことにより、管理の実効性を確保す
る。
(9 )
況、
が必
がら
(10)
続き
流等
2
第一
定めら
(1 )
物資
(
更に、適切な管理を行うためには、資源の分布、回遊状
資源状況等について詳細な科学的データ又は知見の集積
要であるため、水産試験場を中心に国との連携も図りな
資源調査体制の充実強化を図ることとする。
特定海洋生物資源以外の海洋生物資源についても、引き
従来からの資源管理型漁業を推進するとともに、種苗放
の栽培漁業による資源の増殖に取り組むこととする。
種特定海洋生物資源ごとの漁獲可能量について、本県に
れた数量に関する事項
平 成 27年 4 月 か ら 平 成 28年 3 月 ま で の 第 一 種 特 定 海 洋 生
源の知事管理量は、以下のとおりである。
するめいか)
若干
(2 ) 平 成 27年 7 月 か ら 平 成 28年 6 月 ま で の 第 一 種 特 定 海 洋 生
物資源の知事管理量は、以下のとおりである。
(まさば及びごまさば)
15,000ト ン
(3 ) 平 成 28年 1 月 か ら 同 年 12月 ま で の 第 一 種 特 定 海 洋 生 物 資
源の知事管理量は、それぞれ以下のとおりである。
(まあじ)
若干
(まいわし)
若干
(4 ) 平 成 28年 4 月 か ら 平 成 29年 3 月 ま で の 第 一 種 特 定 海 洋 生
物資源の知事管理量は、以下のとおりである。
(するめいか)
若干
(5 ) 平 成 28年 7 月 か ら 平 成 29年 6 月 ま で の 第 一 種 特 定 海 洋 生
物資源の知事管理量は、以下のとおりである。
(まさば及びごまさば)
管理の対象となる期間が開始する前までに設定する。
3
第一種特定海洋生物資源の知事管理量について、海洋生物資
源の採捕の種類別、海域別又は期間別の数量に関する事項
海域別及び期間別の数量は、定めない。
また、過去の漁獲実績があるものの資源に対する漁獲圧力が
小さいと認められる漁業種類については、「若干」とする。
更に、資源に対する漁獲圧力が無視できるほど小さいと認め
られる漁業種類については、数量を明示しない。
(1 ) 平 成 27年 7 月 か ら 平 成 28年 6 月 ま で の 第 一 種 特 定 海 洋
生物資源の知事管理量の採捕の種類別に定める数量は、以
下のとおりとする。
(まさば及びごまさば)
中型まき網漁業
6,500ト ン
さば釣り漁業
若干
定置漁業及び小型定置漁業
若干
(2 )
生物
下の
(
4
第一種
に関する
(さん
知事
は、現
数は、
定置
数を維
この
める。
(まあ
知事
き網漁
ないよ
共同
定置漁
る。
この
める。
(まい
知事
き網漁
ないよ
共同
定置漁
る。
この
める。
(まさ
知事
よる自
普及・
超えな
ること
敷網
量を増
する。
共同
定置漁
る。
平
資
と
ま
管
特
事
ま
許
状
現
漁
持
結
成
源
お
さ
理
定
項
)
可
の
状
業
す
果
28年
の知
りと
ば及
の対
海洋
7
事
す
び
象
生
月
管
る
ご
と
物
か
理
。
ま
な
資
ら 平 成 29年 6 月 ま で の 第 一 種 特 定 海 洋
量の採捕の種類別に定める数量は、以
さば)
る期間が開始する前までに設定する。
源の知事管理量に関し実施すべき施策
漁
漁
ど
権
る
、
業
獲
お
に
こ
漁
で
努
り
基
と
獲
あ
力
と
づ
と
実
る
量
す
く
す
績
敷
を
る
定
る
が
網
増
。
置
。
前
漁業及び小型まき網漁業について
加させることがないよう、許可隻
じ
許
業
う
漁
業
)
可
に
、
業
に
漁
つ
許
権
つ
業
い
可
に
い
で
て
隻
基
て
あ
は
数
づ
は
る
、
は
く
、
中
現
、
小
現
型
状
現
型
状
ま
の
状
定
ど
漁業については、現状どおりの統
年の漁獲実績程度となるように努
き
漁
ど
置
お
網
獲
お
漁
り
漁業、敷網漁
努力量を増加
りとする。
業及び定置漁
の統数を維持
業及び小型ま
させることが
業権に基づく
することとす
結果、漁獲実績が前年の漁獲実績程度となるように努
わ
許
業
う
漁
業
し
可
に
、
業
に
)
漁
つ
許
権
つ
業
い
可
に
い
で
て
隻
基
て
あ
は
数
づ
は
る
、
は
く
、
中
現
、
小
現
型
状
現
型
状
ま
の
状
定
ど
き
漁
ど
置
お
網
獲
お
漁
り
漁業、
努力量
りとす
業及び
の統数
敷網漁業
を増加さ
る。
定置漁業
を維持す
及び小型ま
せることが
権に基づく
ることとす
結果、漁獲実績が前年の漁獲実績程度となるように努
ば
許
主
定
い
が
漁
加
及
可
的
着
よ
な
業
さ
び
漁
な
を
う
い
及
せ
ご
業
漁
図
に
よ
び
る
ま
で
獲
る
努
う
小
こ
さ
あ
可
こ
め
、
型
と
ば
る
能
と
る
許
ま
が
)
中
量
と
。
可
き
な
型
の
し
ま
隻
網
い
ま
管
、
た
数
漁
よ
き
理
漁
、
は
業
う
網
を
獲
現
、
に
、
漁業に
推進す
実績が
状の漁
現状ど
ついて
許可隻
つ
る
定
獲
お
は
数
いては
ため、
められ
努力量
りとす
、現状
は、現
、漁
協定
た配
を増
る。
の漁
状ど
業
制
分
加
者
度
量
さ
に
の
を
せ
獲努力
おりと
漁業権に基づく小型定置漁業及び定置漁業権に基づく
業については、現状どおりの統数を維持することとす
る
(
定
る
か
量
こ
。
す
共
置
。
ま
を
を
こ
る
の
め
5
そ
(1 )
るた
定め
把握
(2 )
に、
ら、
・研
(3 )
び産
(4 )
られ
るこ
の結果、漁獲実績が知事管理量を超えないように努め
るめいか)
同漁業権に基づく小型定置漁業及び定置漁業権に基づく
漁業については、現状どおりの統数を維持することとす
た、5トン未満の動力船を使用して釣りによりするめ
とることを目的とする漁業については、現状の漁獲努
増加させることがないよう指導する。
の結果、漁獲実績が前年の漁獲実績程度となるように
。
他海洋生物資源の保存及び管理に関する重要事項
漁業関係者への適切な指導による管理の実効性を確保
め、特定海洋生物資源の採捕数量については、県規則
る者以外の者からも報告を徴し、県下全体の採捕状況
を行うこととする。
海洋生物資源の保存及び管理をより一層推進するた
より詳細かつ正確な資源状況の把握が必要であること
漁獲情報を的確に把握するとともに、資源に関する調
究の充実強化を更に進めることとする。
海洋生物資源の保存及び管理を推進するため、小型魚
卵親魚の保護等に向けた取組を進めることとする。
遊漁者による採捕量が資源に与える影響が大きいと考
る魚種については、遊漁者による採捕数量の把握に努
ととする。
い
力
努
す
で
の
め
か
査
及
え
め