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会議録
件 名
平成27年度第1回 小糸・清和地区公民館
運営審議会
日 時 5月15日(金)午後3時00分~
場 所 君津市役所601会議室
傍聴者
なし
出席者
石塚貴雄委員・小川和子委員・勝正明委員・
鎌田貢司郎委員
欠席者
宮﨑勲委員・磯部博子委員・鈴木由紀子委員・
松本博文委員
事務局
小泉康・廣部智子・飯泉みゆき・鳥海大輔
(小糸公民館)
石橋誠治・綿引知子・德重由華・真木博章
(清和公民館)
司会進行 事務局廣部
1 開会
2 あいさつ
3
4
5
6
7
8
小糸公民館長 小泉
清和公民館長 石橋
自己紹介
新運営審議会委員 出席者4名
職員紹介
小糸公民館長・清和公民館長
役員選出について
事務局による説明
委員長
石塚貴雄(当該地区から選出 小糸地区)
副委員長 鈴木由紀子(清和地区)
議題(議長は石塚委員長)
(1)平成27年度公民館事業及び予算について
資料により説明
小糸・廣部、飯泉、鳥海
清和・綿引、德重、真木
その他
事務局
廣部
閉会
議事進行
石塚委員長
6 議題【以下、議長は石塚委員長】
(1)平成27年度公民館事業及び予算について
石塚委員長:それではご指名ですので、議長をさせていただきます。
それでは本日の議題ですが、資料にあります平成 27 年度公民館事業及び予算につきまして事
務局からご説明をいただきます。
廣部副館長:それでは、まず小糸公民館から説明させていただきます。資料 1 ページからご覧ください。
小糸地区の本年 3 月末人口は、8,613 人ということで減少傾向にありますが、地区内には、
保育園、小学校、中学校、高等学校、また児童養護施設といった子どもにかかわる機関が揃
っております。また、PTAや青少年健全育成など地域を挙げての活動が盛んに行われてお
ります。さらに、婦人会、体育協会、赤十字奉仕団、地区社会福祉協議会などの団体活動も
活発に行われ、公民館もその活動を支援しております。しかし、人口は年々減少しており、
高齢化率も高くなっていることから、地域での担い手不足、歴史や伝統の継承が難しいとい
った課題が生じております。これらに対応するため、学習機会の提供、次世代育成、世代
交流の場作りが求められています。このようなことから、気軽に集い学ぶことのできる場作
りを推進し、住民の意識に即した学習活動を展開すると共に、各種団体、サークルなどの活
動支援と育成に努めることを基本方針として、公民館活動の活発化を図っていきます。
次に重点目標ですが、7 点掲げております。
1、公民館運営審議会や利用者懇談会等の意見や要望を公民館運営に反映させると共に、公民
館とかかわる機会が少ない層の意見収集に努めていきます。また、館報「こいと」は、地域
の方に編集委員をお願いし、地域の話題などを積極的に発信していきます。施設も老朽化し
ていますが、地域住民のふれあいの場としての機能を目指していきます。2、事業内容の充実
と各種団体の育成、各種団体への援助を行います。3、関係団体と連携し、青少年の健やかな
成長と地域ぐるみの青少年健全育成のための環境を整えていきます。
資料 2 ページご覧ください。4、子育てに関する学習機会の提供と子育て支援事業の充実を図
ります。5、高齢者の健康で豊かな老後と生きがい形成に資するよう、継続的な学習機会の提
供と活動支援を行い、老人クラブとの連携に努めます。6 として新たに人口減少と高齢化に
よる地域の課題に対応するため、
「地域の歴史文化の次世代への継承と記録活動の推進」を加
えました。7、君津中央図書館小糸分室として、図書の充実と「もみやま文庫」などによる地
域と連携した読書活動を進めていきます。重点目標は、以上となります。
続きまして、今年度の事業計画について、飯泉と鳥海より説明いたします。
鳥海主任主事:それでは、今年度の事業計画について説明いたします。資料の 2 ページ目をご覧ください。
まず(1)公民館運営審議会ですが、小糸・清和地区の公民館運営審議会を 5 月から 3 月まで
年 4 回予定しております。
(2)広報・文化活動は 2 つの事業があります。1 つ目は公民館だ
より「こいと」の発行です。現在は、編集委員は 5 名体制で、年 4 回発行しており、公民館
活動や地域の情報を発信しています。今年度は編集委員の委嘱替えの年にあたりますので、
後任の選出に加えて、委員の人数を増やし、紙面をより充実させていきたいと考えています。
2 つめの小糸地区文化祭ですが、こちらは小糸地区の文化活動の発表の場、また地域住民の
交流の場として実施しており、今年度は、10 月 31 日、11 月 1 日及び 8 日に予定しておりま
す。企画・運営については、公民館利用団体及び地域団体の方のご協力を頂き、実行委員会
を組織して進めてまいります。
続きまして(3)の青少年教育についてです。まず 4 番の「子どもキャンプ」ですが、こちら
は自然体験や仲間づくりをする場として、小学 4 年生から 6 年生を対象に、2 泊 3 日のキャ
ンプを行っています。今年度は、清和県民の森キャンプ場で 7 月 18 日から 20 日に実施する
予定です。5 番の「チャレンジスクール」は、こちらも小学 4 年生から 6 年生を対象に、学
校や家庭では体験できないことに挑戦しています。今年度は 8 月から 2 月の間で 5 回の実施
を予定しています。
「子どもキャンプ」と「チャレンジスクール」は青少年相談員と共催で実
施しておりますが、今年度は相談員の任期が 3 年目になりますので、これまでの経験を活か
してより充実した活動にしたいと考えています。6 番の「チャレンジスクールジュニア」は、
小学 1 年生から 3 年生を対象に、年 1、2 回の体験活動を予定しています。8 番の小糸親子教
室は、小学生とその家族を対象に、9 回の活動を予定しています。資料では 8 回となってい
ますが、9 回が正しいので訂正をお願いします。
次に 10 番の成人を祝う集いは、小糸地区で成人を迎える方を対象として、毎年 1 月に実施
しています。企画と運営は新成人で組織した実行委員会が主体となって行っています。
11 番の青年事業は、地区の青年同士の交流とともに、地域とのつながりをつくる場として検
討しています。私からは以上になります。
飯泉副主査:続きまして資料 3 ページ(4)の成人教育からから5ページの(6)サークル・団体への援助
の年間計画について説明します。
まず、小糸公民館の成人教育に関する事業ですが、青少年を除いた全ての層が対象となりま
す。年代が幅広いですが小糸公民館としては主に 2 つの年代層を考えて事業をしております。
一つが子育て層への事業、そして主に 60 歳以上を対象とした高齢者学級です。それ以外の層
を対象とした趣味教養講座を入れて 3 本柱で今年度事業を考えています。まず家庭教育関連
の事業について説明します。資料の 3 ページのナンバー12 から 14 と 16 になります。小糸公
民館は家庭教育関連事業、子どもの年代別に「幼児家庭教育学級」
、小中学生の子どもの親を
対象とした「家庭教育学級」、思春期以上の子どもを持つ「思春期こいともクラブ(思春期の
子を持つ親のための学習会)」の 3 つと、プレイルームを活用した事業となっております。
すでに幼児家庭教育学級と家庭教育学級は準備会を始めており、来週この計画にあるとおり
の年間回数で募集を開始いたします。思春期の学習会につきましては、今月、遅くても来月
あたりから準備会を始めて事業を進めてまいります。この思春期の学級ですが、今年度 5 年
目に入りますが、なかなか参加者層が広がらない状況にありますので、今年度は事業のあり
方を検討していきたいと思っております。ナンバー16 にある「集いの広場事業」についてで
すが、国庫補助事業ということで、生涯学習課と児童家庭課と共催で行っております。昨年
度プレイルームの年間利用者が 6,171 名と、ここ 5 年間では 2 番目に多い利用者数を記録い
たしました。特にここ 5 年間で、市内のあちこちに子育て支援施設ができたり、事業をやっ
ているところが増えている中で、小糸のプレイルームを非常に気に入って使ってくださって
いる方が多い状況にあります。また小糸地区出身で他地区にお嫁に行かれた方が、里帰りの
際に利用してくださっているという状況もおきております。このプレイルームの状況をでき
れば地域の親御さんたちのニーズに合ったようなものを進めていきたいと思います。計画書
にあるように「ブックトーク」やお母さん向けの「ママチャレンジ」といった講習会を行っ
ていきます。
続きまして 17 番の「高齢者学級」の説明をさせていただきます。年間 10 回で、すでに募集
を開始しております。今日時点の申込者数が 120 名になりました。まだ一般募集を始めたば
かりですが、人数が増えそうです。小糸の高齢者学級は、老人クラブを通じて申し込むパタ
ーンと回覧を通じた一般申し込みの 2 本立てになっております。小糸地区 60 歳以上の高齢者
がこの 4 月末で 3,500 人を超えております。学級生が占める割合を考えると 3%ほどですが、
この学級で学んだことを学級生が自分の地区に帰って広めているということが、一昨年ぐら
いから非常に盛んになっております。人数は少ないですが、その裾野が広がっていくような
学級の内容を今年度もやっていきたいと思っております。去年の学級で学んだ方たちから生
まれた活動が、今年一つできました。この計画書には間に合わなかったのですが、来週の金
曜日に「集団学童疎開のお話を聞く会」を小糸公民館で行います。こちらは去年の高齢者学
級のお話が元になって企画されたものですが、先ほど副館長から説明があった重点課題にあ
る「地域の伝承、文化の継承」という部分を、各既存の事業の中に取り入れながら進めてい
こうと思っております。
ナンバー15 の趣味教養講座ですが、これまで述べた子育て層や高齢者層ではない、普段
なかなか公民館に足を運ばれない大人の男性の方、お仕事をされている方そういう方を対象
とした事業を組んでいきたいと思います。まだ具体的な内容は決まっておりませんが、この
一年間の様子ですとか公運審の皆さんの御意見なども伺いながら組んでいきたいと思ってお
ります。
続きまして、地域自治文化振興支援事業です。こちらは清和公民館も共通となりますが、
8 公民館で実行委員を作っております「共に学ぶ市民の集い」を小糸公民館も共催というこ
とで行っていきます。今年は小櫃公民館が会場となりますので、詳しい日程が決まりました
ら公運審の場等でもお伝えしたいと思います。
続きまして(6)サークル団体への援助となりますが、小糸地区も元々地域活動が活発ですが、
会員の減少ですとか高齢化が進んでいるという団体もあります。こちらに社会体育の推進活
動ですとか各種団体のサークル援助と挙げてますが、団体の求めに応じて公民館としてでき
る限りの支援と応援をしていこうと思っています。読書支援事業については、
「もみやま文庫」
を地区内の歯医者さんや病院を拠点に5ヶ所分室を置いてありましたが、3 月末に塚原の鈴
木内科医院が閉院されまして、
「もみやま文庫」も廃止になりました。よって今年度は 4 つの
文庫で運営していきたいと思います。山中歯科と大御歯科、鎌田歯科と上の鈴木病院の 4 つ
になります。
最後になりましたが、公民館利用者懇談会の開催ということで、5 月 22 日の午前と午後に利
用者懇談会を行いまして、前期の全体作業を 25 日に、後期の全体作業は 10 月の文化祭の一
週間前に今年度予定しております。さらに 2 月に利用者と移動研修に今年度は行く予定にな
っております。全体通してまだ抜けている面ですとかこれから練っていく余裕もあると思い
ますので、是非委員の皆さんも気がついた点がありましたら職員に伝えていただければと思
います。では引き続き、今年度の予算について廣部副館長から説明申し上げます。
廣部副館長:では、資料の 6 ページをご覧ください。平成 27 年度予算の主なものについてご説明いたし
ます。
地域自治文化振興支援事業では、公民館だより発行事業としてしまして館報「こいと」を年
4 回発行しています。予算は 19 万 3 千円で主に印刷費となっております。小糸地区文化祭予
算としては、主に消耗品費としまして 3 万 4 千円を計上しております。次に生活活性化支援
事業では、先ほども事業計画で話がありましたが、現在申し込み者数 120 名の「高齢者学級」
の予算としまして 5 万 3 千円、小中学生や思春期の子を持つ親を対象とした「家庭教育学級」
の予算 3 万 2 千円と幼児を持つ親を対象とした「幼児家庭教育学級」の予算 13 万 5 千円でご
ざいます。内容としましては、講師や保育協力者の謝礼、消耗品費、通信費を計上していま
す。青少年支援事業では、
「成人を祝う集い」にかかる消耗品費等 1 万 9 千円、青少年相談員
と共催で行います「チャレンジスクール」に 5 万 6 千円、同じく「子どもキャンプ」に 1 万
5 千円を計上しています。プレイルーム関係事業ですけれども、先ほども説明がありました
が、国庫補助事業として国と市で 2 分の 1 ずつ負担しております。予算額は 286 万 8 千円で
ございます。こちらの予算は小糸公民館予算ではなく生涯学習課に予算が計上されておりま
す。
このように今年度も限られた予算ではございますが効率的な執行に努めてまいりたいと思い
ます。以上で小糸公民館の説明を終わります。
石塚委員長:ありがとうございました。引き続き清和公民館からお願いします。
綿引副館長:平成 27 年度の清和公民館事業についてご説明いたします。資料の 7 ページをご覧ください。
初めに清和地区の概要についてですが、平成 27 年 3 月末現在清和地区の人口が 2,859 人、
世帯数は 1,247 戸と人口は年々減少しますが、世帯数はわずかずつ増加する傾向にありま
す。65 歳以上の割合が 43%以上、15 歳未満の割合は 7%未満となっており、地域外で就労
する方が多く、公民館の夜間利用が多い傾向にあります。従来から、少子高齢化や過疎化の
進展が課題となっています。これらの地域の特性を踏まえ、現況に対応した幅広い学習活動
の場が求められているところです。そのような中で清和公民館では、次に掲げる 3 つの運営
の基本方針を定めております。
(1)自ら考え、仲間と行動する心豊かな人づくり(育ちあい)をとおして明るく活気のあ
る住みよい地域づくりに貢献する。
(2)住民の自主的学習、文化スポーツ活動の拠点としての役割を高め、地域文化の継承発
展に努める。
(3)住民が主体となった地域づくりや住民自治の充実に向け、暮らしに即した
公民館活動を積極的に展開する。
以上3つの運営の基本方針に則り、運営と事業の重点目標として次の 7 点としています。
(1)地域の人々の要求を把握し地域の実態にあった事業の研究・展開、
(2)長年にわたる
地域住民による編集委員会活動の発展と、住民の結びつきを強める紙面づくりの促進などに
よる「館報せいわ」発行事業の充実、
(3)子育て支援事業・青少年教育事業の充実と青少年
に関わる各種機関の交流の促進を図るなど、青少年の健やかな成長を支援する地域の輪の拡
充、
(4)高齢者の活動支援と他世代間の交流促進、
(5)地域文化創造の担い手であるサーク
ル・団体の育成・援助、
(6)諸団体、機関、各地域等との連携、
(7)高齢者から子どもまで
誰もが使いやすく安全な公民館を目指して施設の補修・改善、という目標をおいております。
主な事業計画につきましては、次ページ、8 ページからになりますが、こちらにつきまして
は、德重、真木、また綿引が順次説明したいと思いますのでお願いいたします。
德重公民館主事:では平成 27 年度の清和公民館事業計画ということで資料 8 ページをご覧ください。
まず(1)公民館運営審議会ですが、小糸地区から説明がありましたので割愛します。
広報・文化・地域活動ですけれども、ナンバー2、第 44 回清和地区文化祭、こちらを 11 月
14 日・15 日に予定しております。例年より若干遅い時期の開催となっておりますが、その
理由として、地域の行事を考慮したり学校事業を考慮しましてこういった時期に設定してお
ります。
続きましてナンバー3、公民館だより「館報せいわ」の発行についてですが、こちらは編集
委員会の活動によって年間 4 回の発行を予定しております。次に出るものが 6 月 4 日木曜日
に発行予定です。今年度、新しい編集委員 1 名、通信員 1 名が交替となりまして新体制とし
て 12 期目を迎えました。限られた予算内で、清和地区の方にとって、なくてはならない情
報源となるように、編集委員と協力して内容の充実に努めたいと思います。
続きまして「共に学ぶ市民の集い」は、小糸公民館から同じ内容で報告がありましたので割
愛いたします。
続いて、次ページ(3)青少年教育ですが、ナンバー5「子ども教室」につきましては、地域
の小学生 20 名程度を対象としまして、夏休みまた春休み期間中を利用して、清和こどもプロ
ジェクトといった事業と共催をしながら行う予定です。清和こどもプロジェクトという事業
につきましては、後ほど平成 26 年度の成果と課題という部分で詳しく説明しますのでこの場
では省略をしたいと思います。
真木主事:続きまして、
(3)の青少年教育について説明いたします。
資料 9 ページをご覧ください。6 番の「子どもキャンプ」ですが、今年度は市外内浦山県民の
森へ 1 泊 2 日のキャンプを実施します。異年齢集団で、自然の中での体験や活動を通して、
仲間と協力することの大切さを学ぶ取り組みです。続きまして 7 番「凧づくり教室」と 8 番
新春ちびっこ大会の 2 つですが、地域の文化を伝承する機会として、昔から伝わるお正月の
遊びや伝承する機会を提供し、自分の力で物を作る喜びをつけていきながら、集団で喜ぶ遊
びの楽しさを味わい、仲間の輪を広げる場としています。
続きまして(4)資料 10 ページになります。子育て支援事業の 11 番「子育て教室」と 12 番
「親子教室」について説明します。こちらは、子育てをしている仲間が集い、子育ての悩み
や不安を話し合える仲間づくりを目的にしています。
「子育て教室」につきましては、地区内
の子育て中の保護者 20 名程度を対象に年 10 回程度の開催です。清和地区人口のうち、7 パー
セントしか子どもがいないという状況ですので、子育てをしている方が孤立しないよう、公
民館として子育てを通じた仲間作りを支援していくよう、各回の活動を予定しています。
ナンバー12 親子教室ですが、地区内の親子 20 組を対象に年 8 回開催を予定しています。小学
校を通じて児童に募集チラシを配布することにしています。教室の企画段階から多くの親子
に加わってもらうことを目的に、年間計画を立てそれぞれ実施することとしております。
綿引副館長:それでは 13「地域伝統文化講座」については、後ほど德重から詳しく説明いたします。
14「お飾りづくり教室」こちらにつきましては、生活文化の伝承を図りつつ世代間交流の場
を設けることとして開催いたします。15「女性教室」につきましては、地域女性の知識を広
め、相互の親睦を図ることを目的として 10 月から 2 月までの間 3 回程度を予定しております。
こちらにつきましては、地域の婦人会の協力を得て行いたいと考えております。
16「高齢者学級」こちらは、地区の 60 歳以上の男女を対象に募集をさせていただきました。
5 月 19 日締切ということになっておりますが、現在 2 名の方が新規に申し込みをされてきて
おります。5 月 28 日に開級式を実施する予定でおります。こちらの事業につきましては、年
9 回程度の開催を予定しています。学級生の高齢化が進む状況ですが、学級生確保に向け、講
座の内容等も含め準備運営委員会ということで学級生と共に考えながら今年度の計画を立て
させていただきました。またさらなる工夫を加えて今後実施していきたいと思っております。
次に(5)サークル団体への援助、関係団体との連携でありますが、17、18 の「利用者交流会」
「利用者研修会」は昨年度から変更点等ありますので、また後ほど德重からご説明させてい
ただきたいと思います。21、22 の地域団体・関連機関との連携として、昨年に引き続き、
「千
葉県立中央博物館」
「市宿おばあちゃんの畑」と連携し、NPOいきいき清和主催による「目
指せ!!田んぼのマイスター」事業の支援を行います。この事業につきましては、昔の品種
の米づくりを昔の作り方で体験することにより、食べ物や過去の技術に対する興味・理解を
深めることを目的に実施しております。すでに 4 月 29 日から始まっておりますが、市外・県
外からの参加者も含めて、13 グループ 40 人前後の参加申込があり、先だって種蒔きを行いま
した。清和地区への関心が高まっている様子がうかがえる事業となっております。
引き続き平成 26 年度の成果と課題 3 点についてご説明をさせていただきます。こちらにつき
ましては、德重から説明いたしますのでよろしくお願いします。
德重公民館主事:最後 12 ページの中段、平成 26 年度の成果と課題の説明をします。
まず(1)青少年支援事業「清和こどもプロジェクト」ですが、この事業は地域に関心・愛着
を持つ青年が増えるよう、また地域を基盤とした若者集団を作り、活動の輪を広げることを
目標に事業を実施しています。昨年は中学生から 30 歳までの 15 名がスタッフとして参加し
ました。中でも春休みを利用して小学生と若者がグループを作り、三島地区を実際に歩いて
周る「三島クエスト」というイベントを行いましたが、小学生とふれあう機会をもつことが
できたと同時に、故郷である三島地区を知る機会にもなりました。これにより、子どもも含
めた少なくなっている若者の、地域への関心や興味が高まったように感じています。今年度
も引き続いて、高校生から 30 歳までの若者を対象に、様々な行事やイベントを企画、運営し
ていきたいと考えております。
続いて(2)成人教育事業、「地域伝統文化講座」ですが、こちらは昨年度まで、地域の方へ
実際に聞き取りを行いながら、清和地区の伝統文化、例えば昔の行事、それから結婚式の様
子などを記録したり保存する取り組みを行ってきました。聞き取りの成果として、昨年度は
聞き取った内容をもとに、文化祭の企画展として「清和地区の結婚式」といった展示を行い
ました。こういった成果がありますが、実際の課題としまして、昔の様子を語ってくれる語
り手はいらっしゃるんですが、聞き取る側が少なくなっておりまして、事業として成立する
のが難しい状況がここ 2~3 年続いています。今年度はそういった課題を踏まえまして事業の
あり方や必要性を根本的に見直す年度として、事業実施については現在検討中です。
続いて(3)サークル団体への援助というところで、利用者相互の交流と連携を深めるために、
昨年度から新しい取り組みとして館内外の美化活動に取り組み始めました。こちらの経緯で
すが、利用者から「館内外の美化活動をやりませんか」という声が挙がりまして、2 年間の話
し合いを踏まえて実現に至りました。25 年度は試験的な実施として年に 1 回取り組みました
が、今年度は本格的実施として年に 2 回 6 月と文化祭前の 10 月に計画しております。27 年度
の事業計画については以上になりますが、最後に補足として別紙でお配りした資料をご覧く
ださい。こちら「清和てづくりマーケット」という今年度新しい取り組みです。清和公民館
では利用者の固定化、高齢化が課題となっておりました。そこで利用者やサークルの若返り、
高齢者以外の年齢層が気軽に公民館に集まれる場を提供するということで、また併せまして
文化活動の発展というところを目的に、清和公民館を会場にフリーマーケットを実施するこ
とにしました。実施する日ですけれども、来月 6 月 6 日土曜日を予定しております。地域住
民有志による実行委員を立ち上げまして、これまで 3 回の実行委員会を行いました。現在ま
でに 10 グループの出品希望者があります。このイベントをきっかけに、何か新しい動きが生
まれて、公民館や清和地区の活性化につながればと思いまして、実行委員の活動を公民館と
して支援しているところです。小糸地区の方にも当日足を運んでいただければと思いますの
で、どうぞお越しください。以上で事業計画の説明を終わります。
綿引副館長:それでは 13 ページ平成 27 年度の事業予算概要をご覧ください。清和公民館の事業予算概要
の説明をさせていただきます。こちらの事業名、事業費を元に読ませていただきます。
「公民館だより発行事業」31万7千円、
「第44回清和地区文化祭」1万7千円、
「利用者
交流研修会」4千円、
「地域課題学習会」8千円、
「子育て支援事業子育て教室」6万3千円、
「子育て支援事業親子教室」1万9千円、
「清和高齢者学級」2万円、
「女性学級」7千円、
「お
飾り作り教室」3千円、
「成人を祝う集い事業」1万5千円、
「凧づくり教室」3千円、
「子ど
も教室」6千円、
「清和子どもプロジェクト」1万4千円、
「清和地区子どもキャンプ」5千
円、公民館の管理運営に関する事業として14万2千円、総額64万3千円です。こちらに
つきまして、地域自治・文化振興支援事業、地域交流促進支援事業、青少年支援事業、公民
館管理運営事業に係る各予算ですけれども、各種講座の講師謝礼や文具類等の消耗品費、切
手やはがきなどの通信運搬費が主なものになります。また、施設の修繕費につきましては、
生涯学習課一括要求という中で、今年度は給水ポンプ制御盤の改修及び非常用照明バッテリ
ーの交換等実施する予定でおります。やはり限られた予算ですが、修繕に関しましては緊急
度の高いものから、また各事業につきましては効率的に予算を使用して各事業に反映させた
いと思っております。以上です。
石塚委員長:ありがとうございました。それではただいま小糸公民館、清和公民館それぞれ事業並びに予
算案について説明いただきました。いかがでしょうか。皆さんのほうでご質問もしくはご意
見等ございましたら伺いたいと思います。
清和公民館さんの地域伝統文化講座は、よく文化祭のときに発表されている内容ですか。
德重公民館主事:はい。去年は展示の元になるものとして、情報収集で聞き取り活動をしました。
石塚委員長:これは聞き出す方のほうが少なくなってきたっていうことですか。
德重公民館主事:話を聞く側、記録する側が少なくなってきました。あと聞き取りをする側もあまり年齢が
変わらなくなってきているのが厳しい現状です。
石塚委員長:いかがですか、皆さんのほうで何かご質問等。
一点だけいいですか。私もこの公運審の委員として小糸公民館さんの事業の中で公民館運営審
議会の金額が結構大きい金額になっていますけど、具体的使用目的は。
廣部副館長:運営審議会の予算につきましては、委員の皆様の報酬や旅費と負担金の予算を計上しておりま
す。
石塚委員長:わかりました。他に何かございませんでしょうか。
小川委員:公民館だよりのことを伺ってもよろしいですか。小糸より戸数も少ないし発行は年 4 回と同じで
すけども、予算は清和が多いですよね。見たら通信委員という言葉があったんですが、具体的に
通信委員というのはどういうお仕事をしているのですか。
德重公民館主事:通信委員さんは、元々編集委員をされた方が協力してくださっています。例えば地域の情
報を集めたいときに、もうちょっと地域の人たちのことを知りたい、こういう人を紹介してほ
しいというとき、通信委員さんたちにも協力いただいて、情報を寄せていただいています。
鎌田委員:要するに私たち館報編集委員を終えた者が、通信委員という立場で館報の会議からは離れるんで
すが、編集委員さんから要請があれば一緒に協力して何でもやりましょうといって協力していま
す。
小川委員:何名ぐらいいらっしゃるんですか。
鎌田委員:今4名です。今年1名増えました。
德重公民館主事:あと館報の金額が違うのは、小糸は 2 面構成ですけれども清和は 4 面です。それで金額に
差が出ています。
小川委員:昔から内容が豊富で、どうやって集めているのだろうと思っていたんです。
石塚委員長:他にいかがでしょうか。
勝
委員:本当にお金が無いとは聞いていたんですけど、これだけの予算しか組めないというのは厳しい
ですね。
石塚委員長:よろしいでしょうか。それでは質問、ご意見等無いようなので、これで議事を終了させてい
ただきます。議長の職を解かさせていただきます。ご協力ありがとうございました。
その他として事務局より事務連絡後、閉会。