松島水族館跡地利活用に係る基礎調査業務仕様書 1 委託業務の名称 松島水族館跡地利活用に係る基礎調査業務 2 委託期間 契約締結の日 から 平成28年3月31日(木)まで 3 委託業務の内容 (1)現状と課題の整理 松島湾エリア全体及び松島水族館跡地の立地特性等の現状と課題を整理し,これらの分析評価を行う こと。また,立地に関する法規制についても整理すること。 (2)先進事例の調査,有識者の意見聴取等による跡地利活用の検討 公共施設跡地を利活用した先進事例(民間による利活用を含む)を調査の上,取りまとめを行うこと。 また,跡地利活用の方法について,有識者から意見を聴取しながら,以下のいずれかを機能を含む利活 用を検討すること。 ① ② ③ ④ 県内インバウンドの中心となる拠点機能 県内サイクルツーリズムの拠点機能 松島湾エリアの広域観光及び松島湾エリア全体の観光PR拠点となる機能 松島湾エリアの「自然・歴史・祭り」などの情報発信機能や親子で楽しめる自然体験機能 ⑤ 松島湾エリアの地元産の農林水産物の提供・販売や物産展開催の機能 ⑥ その他 (3)利活用案の作成 跡地利活用で考えられる機能案を提示し,それぞれのメリット(経済効果,集客力等)とデメリット (経費,脅威等)を整理すること。また,その利用モデル施設案を複数作成し,施設の種別,規模,イ メージ図を作成し,民間での利活用の可能性を検討すること。 なお,作成については,以下に配慮すること。 ① 施設配置計画,概算工事費,運営形態等を記載すること。 ② モデル案毎の特徴を分析し,記載すること。 ③ 立地の法規制に配慮した案とすること。 4 委託業務の目的 松島湾エリアの主要観光施設である松島水族館が平成27年5月が閉館したことに伴い,県有地である 当該跡地は,更地に復旧の上,県に返還される見込みとなっているが,これまで松島水族館が担ってきた 役割を考慮しながら,跡地の利活用を検討していく必要がある。 ついては,松島水族館跡地を有効に利活用するための基礎調査を実施するもの。 5 規格・内容 内容については、企画提案競技での企画書を基本とするが、発注者との打合せの上で、企画書の内容に 修正・調整等を加えて実施する場合がある。 (1)松島湾エリア及び松島水族館跡地の立地特性等の現状及び課題の整理 ① 松島湾エリアの現状及び課題 ② 松島水族館跡地の立地特性等の現状及び課題(立地に関する法規制の整理を含む) 1/2 (2)跡地利活用のあり方及び方向性に関する調査 ① 先進事例調査 ② 有識者への意見聴取等による跡地利活用のあり方及び方向性の検討 (3)利活用モデル案の作成 ① モデル案の作成は複数案とする ② 経済効果,集客力,施設配置計画,イニシャル及びランニングコストの整理を含む ③ 作成にあたっては,以下に留意すること イ 利活用モデル案に関する有識者への意見聴取 ロ 民間誘致可能性についての調査・検討 ハ 施設種別・規模等の検討(各種調査,方向性を受けてのコンセプトメイキング) (4)その他として,上記(1)~(3)を補完する独自提案 (5)上記(1)~(4)を踏まえた報告書作成 ※ 上記を踏まえた企画提案競技での企画書を基本とするが,発注者との打合せの上で,企画書の内容に修 正・調整等を加える場合がある。 6 納入物 (1)報告書 10冊 (2)上記(1)の成果品を納めた電子記憶媒体 2セット 7 納入場所 公益社団法人 宮城県観光連盟 事務局 8 納入期限 平成28年3月31日(木) 9 留意点 (1)発注者と連絡を密にしながら業務を遂行するものとする(必要に応じて随時打ち合わせを行う) 。打 合場所は発注者の事業所を基本とする。 (2)契約金額には,本委託業務に係る全ての経費を含むものとする。 (3)仕様書に明示のない事項または疑義が生じた場合は,発注者との協議により決定する。 協議の成立が困難な場合は,発注者側の解釈によるものとする。 (4)納入物に関する全ての著作権は,発注者に帰属するものとする。 2/2
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