任意接種 平成28年度高齢者肺炎球菌ワクチン接種説明書 こちらの予防接種は、予防接種法に基づかない任意の予防接種です。 この説明書をよく読み、予防接種による効果や副反応、健康被害救済制度などをよく理解し、 接種をするかどうか検討してください。 1 助成期間 平成 28年4月 1 日(金)~平成 29年 3 月 31 日(金) 2 接種対象者 接種日時点で川越市に住民登録をしている、年齢が満75歳以上の方のうち、定期接種の対 象者でない方。(5年以内に高齢者肺炎球菌ワクチンを接種された方は、対象外です。) ※上記「定期接種の対象者」につきましては、委託医療機関または、担当にお尋ねください。 注意事項 肺炎球菌ワクチンは、前回の接種から5年をあけずに接種すると、注射部位の疼痛、紅 斑、硬結等の副反応が強く発現する可能性があります。接種にあたっては、必ず、前回接 種から5年以上経過しているか確認してください。 3 接種回数 1回 4 接種費用 「川越市マスコットキャラクターときも」 助成額は、3,200円(自己負担額は、5,000円)です。 ※ 接種費用 8,200 円のうち、3,200 円を市が助成しますので、自己負担金 5,000 円を 市内委託医療機関でお支払いください。なお、上記 5,000 円に対する還付はありませ んので、ご注意ください。 ※ 生活保護受給世帯の方は生活保護受給証、中国残留邦人等支援給付制度受給の方は本人 確認証を市内委託医療機関窓口に提示すれば無料になります。その際、医療機関で生活 保護受給証等のコピーを取りますのでご了承ください。 ※ 川越市の助成制度は、平成24年9月1日から開始しています。 助成を受けたかどうか不明な方は、健康管理課にお問い合わせください。 5 接種のしかた (市への事前申し込みは、必要ありません。) 市内委託医療機関に予約のうえ、以下のものを持参してください。 【持参するもの】 ○接種される方の住所、氏名、生年月日等がわかる証明書(健康保険証など) ○生活保護受給世帯の方は、生活保護受給証。 ○中国残留邦人等支援給付制度受給の方は、本人確認証。 ○その他、医療機関から指示のあったもの。 ※ 予診票は、市内委託医療機関・総合保健センター健康管理課・市役所市民課・各市民セ ンター・南連絡所で配布しています。 ※ 市内委託医療機関以外で接種した場合は接種費用の助成は受けられません。 市内委託医療機関は、 「健康づくりスケジュール」や市ホームページに掲載しています。 市内委託医療機関以外で接種した場合の、接種費用の償還払いは行っていません。 現在のところ、 川越市の助成のもとに接種できるのは、定期接 種も含め、1人につき生涯1回限りです。 6 肺炎球菌性肺炎について 肺炎は、日本人の死亡率の第3位をしめ、75歳を超えてから、肺炎による死亡率は急激に増加し ます。肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題にな っています。 7 肺炎球菌ワクチンについて 肺炎球菌ワクチンは、約90種類ある肺炎球菌のうち、頻度の高い23種類の肺炎球菌について予 防するものです。そのため、すべての肺炎を予防するものではありません。 副反応としては、局所の疼痛、熱感、腫脹、発赤が5%以上認められます。また、筋肉痛、倦怠感、 違和感、悪寒、頭痛、発熱もみられることがありますが、いずれも軽度で2~3日で消失します。 【他の予防接種との間隔】 肺炎球菌ワクチン接種前に、生ワクチンを接種した場合は、27日以上、不活化ワクチン(インフルエン ザワクチン等)を接種した場合は、6日以上の間隔をあける必要があります。 また、肺炎球菌ワクチン接種後に、他のワクチン(生ワクチン・不活化ワクチン)を接種する場合は、6 日以上の間隔が必要です。 【予防接種を受けられない方】 ①明らかに発熱している方(接種時体温 37.5℃以上)。 ②重い急性疾患にかかっている方。 ③ワクチンの成分(詳しくは医師にお尋ねください)によって過敏症(通常接種後 30 分以内に出現する呼 吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応を含む)をおこしたことがある方。 ④その他、かかりつけの医師に予防接種を受けないほうがよいと言われた方。 【予防接種前に医師によく相談しなければならない方】 ①心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患のある方。 ②過去に予防接種で接種後 2 日以内に発熱のみられた方及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈し たことがある方。 ③過去にけいれん(ひきつけ)をおこしたことがある方。 ④過去に免疫状態の異常を指摘されたことのある方、もしくは近親者に先天性免疫不全症の方がいる方。 ⑤ワクチンの成分に対してアレルギーを呈するおそれのある方。 【接種後の注意】 ①接種後、急な副反応が発生するおそれがありますので、すぐに帰宅せず 30 分間は安静にしてください。 また、接種後約 1 週間は副反応の発生に注意し、強い痛みがある場合や痛みが長く続いている場合など、 気になる症状があるときは医師にご相談ください。 ②接種後は接種部位を清潔に保ち、こすらないようにしましょう。 ③接種当日は安静を保って過度な運動を控えましょう。接種当日の入浴は差し支えありません。 8 健康被害救済制度について 任意の予防接種により健康被害が発生した場合は、予防接種法に基づく救済は受けることができません。健 康被害が発生した場合は川越市予防接種事故災害補償規則か、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による 「医 薬品副作用被害救済制度」により救済される可能性があります。支給額は予防接種法に基づく救済とは異なり ます。支給額や給付内容、給付申請の必要が生じた場合は健康管理課にお問い合わせください。 【予防接種に関する問い合わせ先】 川越市保健所 健康管理課 予防接種担当 TEL 049-229-4123 FAX 049-225-2817 平成28年4月 1 日作成
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