平成28年度柏原市スクールバス運行業務(2)仕様書 ~堅上小学校~ 本 仕 様 書 は 、 柏 原 市 ( 以 下 、「 発 注 者 」 と い う 。) と 受 注 者 と の 間 で 締 結 する柏原市立堅上小学校スクールバス運行委託業務契約について必要な 事項を定めるものである。 1.業務名、業務場所及び業務内容 (1)業務名 柏原市立堅上小学校スクールバス運行業務 (2)業務場所 別紙資料のとおり (3)業務内容 ・柏原市立堅上小学校(横尾地区の堅上中学校生徒 を含む)児童の登下校時の送迎 ・柏原市立堅上小学校児童の校外学習時の送迎 2.目的 本業務は、特認校である柏原市立堅上小学校児童等の送迎を行うことに より、通学距離が長く、時間がかかる児童等の通学手段を確保し、通学 の利便性と安全性の確保を図るとともに、特認校の児童数を確保し、よ り充実した教育活動を展開することができるようにするため。 3.運行形態 受注者の車両による児童等の移送 4.委託契約期間 平成28年4月1日から平成29年3月31日まで 5.運行日 課業日に準ずる 6.運行路線・時刻表 別添資料のとおり 7.運行車両 ( 1 ) 運 行 に 使 用 す る 車 両 ( 以 下 、「 使 用 車 両 」 と い う 。) は 、 受 注 者 の 所 有する車両を使用する。 (2)使用車両は、乗車定員29人乗りのマイクロバスとする。 (3)受注者に起因する事故などに係る使用車両の修繕費及び、当該修繕 に伴う使用車両のレンタカーなどの代替車両費については受注者の 負担とする。 8.経費の負担 市 が 負 担 す る 経 費 は 、本 業 務 委 託 料 と す る 。本 業 務 委 託 に 含 む 経 費 は 次 の とおりとする。 ①通学バスの運行及び管理に係る燃料・油脂類・消耗品費その他運行管理 に関する経費。 ②通学バスの運行及び管理に係る運転者・添乗者及びこれの代替員並びに 管理者その他の人件費。 ③車検・法定点検等整備点検経費・諸税 ④日常の維持管理及び修繕に係る経費。 ⑤ 車 両 の 使 用 者 名 義 の 変 更 に 係 る 経 費 。( 変 更 を 必 要 と す る 場 合 ) ⑥通学バス運行に関する許認可・届出等公的手続に係る経費。 ⑦車両の保管に係る経費。 ⑧緊急時等の代替車両に係る経費。 ⑨自賠責保険、任意保険及び事故等が発生した場合の発生から解決までの 対応経費及び修繕費。 ⑩通学バス運行計画の策定及び変更に係る経費。 ⑪通学バス運行に係る学校、発注者との連絡調整に関する経費。 9.運行条件 ( 1 )受 注 者 は 、本 業 務 の 実 施 に あ た り 当 該 業 務 の 関 係 法 令 を 正 し く 理 解 し か つ 遵 守 す る と と も に 、発 注 者 又 は 発 注 者 の 命 を 受 け た 職 員 の 業 務 履 行 上 の 指 示 、注 意 に 従 い 業 務 の 履 行 を 確 保 し な け れ ば な ら な い 。 ( 2 ) 受 注 者 の 業 務 担 当 者 ( 以 下 、「 乗 務 員 」 と い う 。) は 、 大 型 又 は 中 型 第二種免許保有者で、官公庁・民間企業車等の運行管理業務又は旅 客輸送経験を有し、心身ともに健康な者とする。 (3)乗務員については、事前に運転免許証の写し、運転記録証明書、経 歴書及び医師による就労可否証明書を発注者に提出しなければなら ない。なお、乗務員については複数名(3名以上)とする。 (4)乗務員に不適切な状況が生じた場合には、発注者と受注者が協議の うえ、変更する場合がある。 (5)受注者は、事前に業務内容を把握し、平成28年4月1日からの本 業務に支障のないよう準備する。 10.運行管理 (1)乗務員は、児童等を乗せて運転していることを自覚し、安全運転に 努めなければならない。 (2)乗務員は、使用車両の運転のほか、始業点検及び終業点検、清掃等 を行い、適正な管理に努めなければならない。 (3)乗務員は、使用車両を損傷した場合、又は事故等があった場合は、 警 察 に 届 け る ほ か 、臨 機 の 処 置 を と り 、速 や か に そ の 旨 を 学 校 長 と 発注者に連絡し、その指示を受けなければならない。 ( 4 )乗 務 員 は 、受 注 者 の 定 め ら れ た 服 装 及 び 、社 名 や 氏 名 を 記 載 し た 名 札 を 着 用 す る な ど 、受 注 者 の 従 事 者 で あ る こ と が 容 易 に 判 別 で き る ようにする。 11.運行上の責務 (1)受注者は乗務員に対して、児童等や保護者からの苦情等が生じない よう誠意ある接遇を行うための指導及び教育に努める。 (2)乗務員は、運行路線や運行時刻のほか、本業務にかかる問い合わせ や苦情に対し、誠意をもって対応しなければならない。 (3)受注者は、毎月の乗務員運転予定名簿と連絡先を前月の25日まで に 学 校 長 に 提 出 す る 。乗 務 員 に 事 故 等 不 測 の 事 態 が 発 生 し 、乗 務 員 の 変 更 が あ る 場 合 は 早 急 に 学 校 長 に 連 絡 し 、受 注 者 の 責 任 に お い て 代替乗務員を配置しなければならない。 (4)受注者は、契約締結後、通常時、緊急時及び災害時の連絡体制等を 書面にて発注者と学校長に通知しなければならない。 (5)受注者は、本業務開始前に自動車保険(任意保険)への加入を証明 できる書面の写しを提出しなければならない。 (6)乗務員は、児童等や保護者からの意見や要望があった場合は、速や かに学校長へ報告しなければならない。 12.運行の中止 受注者は、天災地変及びその他受注者の責によらない事由により、運行 区間の全部または一部が運行不能の場合は、学校長へ、その事由を報告 し、協議のうえ発注者の指示により運行を中止することができる。 13.緊急時(事故発生等)の対応 受注者は、交通事故等その他やむを得ない理由により運行に支障が生じ、 又は生じるおそれがあるときは、現場確認などにより、状況を確認する とともに、速やかに学校長へ連絡し、適切な処置をとらなければならな い。事故発生等により運行に支障が生じた場合には、受注者は、速やか に発注者に報告書を提出しなければならない。 14.損害賠償 受注者は、本業務において、乗客及び第三者の生命、身体及び財産に損 害を与えたときは、その賠償の責を負うものとし、受注者の責任におい て 速 や か に 処 理・解 決 し な け れ ば な ら な い 。ま た 、そ の 結 果 等 に つ い て 、 速やかに書面により発注者に報告しなければならない。 15.業務報告 (1)乗務員は、一日の業務完了後、所定の運行日誌等を記載し発注者に 提出する。 (2)発注者は、受注者に対し、本業務の処理状況について随時調査し必 要な報告を求めるとともに、本業務の実施について必要な指示をす ることができるものとする。 16.契約の解除 発注者は、次の事項のいずれかに該当するときは、受注者との契約を解 除することができるものとする。 (1)受注者の責めに帰すべき事由により、契約内容を履行する見込みが ないと認められるとき。 (2)受注者が、契約の締結または履行に当たり、不正な行為をしたと認 められるとき。 (3)受注者は、前号の規定により契約が解除されたときは、発注者に対 して、その損害の賠償を求めることはできない。 17.その他 (1)この仕様書に規定する事項は、受注者がその責任において履行する ものとする。 (2)本業務について、契約書に定められた事項以外は、この仕様書及び 発注者の指示によるものとする。 (3)受注者が本業務の遂行上その他一切について知りえた秘密は、これ を漏らしてはならない。また、本業務を退いた以降も同様とする。 なお、秘密の漏洩が発覚したときは、直ちに発注者は本契約を解除 し 、そ れ に よ っ て 生 じ た 損 害 賠 償 を 受 注 者 に 請 求 す る こ と が で き る 。 (4)契約書及び仕様書に明示のない場合、又は疑義を生じた場合は、発 注者と受注者の双方が誠意を持って協議のうえ定める。 (5)受注者は支払いの請求を翌月5日までに行うものとする。
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