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2016 年 4 月 4 日
人材活用の拡大を狙い、国内販売会社・関連会社の
人事・教育制度の統合とともに、女性活躍推進のた
め「配偶者転勤帯同制度」を導入
富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:栗原 博)は、人材活
用の場の拡大を狙い、4 月 1 日付で国内関連会社・販売会社の人事制度および人事情報システム
の統合を図るとともに、女性活躍推進の一環として「配偶者転勤帯同制度」を導入いたします。
企業の競争力強化のための、人材育成・人事制度の充実は喫緊の課題です。当社は「複写機卒
業」を掲げ、お客様へのソリューション・サービス提供力を強化しており、お客様の課題を解決
し、価値創造を支援する企業への事業構造の改革、体質強化のスピードをさらに加速する必要が
あります。
そのような変革を担う人材育成や適材適所を実現するためには、関連会社や販売会社までも含
め、評価制度、教育体系、就労体系、人材データベースを共通化し、人材の「見える化」および
「流動化」を図ることが必要であることから、まず国内 約 23,000 人の社員の人事・教育制度
および人事情報システムを統合します。
統合により、会社の枠を超えて人材活用の機動性を高め、社員が活躍する機会・場の拡大や、
そのことによりチャレンジする組織風土への改革、人材データベースの一元化による業務の標準
化や運用コストの削減を進めていきます 。
同時に、女性活躍推進の一環として、海外も含むオール富士ゼロックスのどこでも活躍できる
場を提供するため、配偶者転勤帯同制度を導入し、キャリア形成・就労継続の機会を拡大します。
これまでも「育児等を理由に退職した社員の再雇用制度」により、一旦退職しても、一定期間内
であれば再度職場に復帰することを可能としていましたが、一定期間といえどもキャリアが中断
し就労意欲に影響を及ぼしてしまうことを避けるため、配偶者の新任地において勤務することを
可能とします。
具体的には、事由に該当する社員の申請を受け、申請者が所属する会社の他の拠点へ転勤し就
労が可能か検討します。拠点がない場合や適合する業務がない場合、オール富士ゼロックスの各
社に範囲を広げて、出向の形で継続就労の可能性を検討します。さらに、転勤や出向が成立しな
い場合に対応するため、同事由により申請可能となる休職制度も新たに導入します*1。
富士ゼロックスは、企業理念「私たちが目指すもの」の一つに「一人ひとりの成長の実感と喜
びの実現」、「私たちが大切にすること」の一つに「多様性の尊重」を掲げています。今後も、よ
り個々人のもつ能力、意欲を活かせる風土形成を推進してまいります。
*1 休職制度は富士ゼロックスと一部の国内関連会社のみ。
Xerox、Xerox ロゴ、および Fuji Xerox ロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
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