廃校を活用した地域産業活性化の取組みに対する金融

平成28年3月30日
各
位
株式会社 みちのく銀行
廃校を活用した地域産業活性化の取組みに対する金融支援について
~生ハム加工・体験施設~
みちのく銀行(頭取 髙田 邦洋)は、有限会社エコネット(代表取締役
三浦 浩)が実施
する「廃校を活用した生ハム加工・体験ビジネス」の事業性を評価し、融資契約の締結に至りま
したのでお知らせいたします。
小・中学校は立地条件や構造的価値からも地域の拠点的な施設であるものの、少子化による
児童・生徒数の減少や市町村合併などの影響により、多くの学校が廃校となり、その有効活用が
求められております。
本事例は、平成7年に廃校となった大鰐第三小学校を生ハム加工・体験施設としてリニューア
ルし、新たな学習の場としてリスタートする取組みとなっております。
当行では、地域の実情に応じた新たなビジネスモデルに対し、円滑な金融サービスの提供を
行うことで、地方創生の取組みを積極的に進めてまいります。
記
1. 事業内容について
1-1.事業主体
事 業 者 名 有限会社 エコネット(代表取締役 三浦 浩)
所
在
地 青森県弘前市大字清水森字清水野2番
設
立 平成10年4月
・平成10年に産業廃棄物の収集運搬のほか食品リサイクル業として
弘前市にて設立。
・平成18年度から食品リサイクルによる飼料製造に取り組み、平成20
年度から自社製造した飼料を利用した養豚業を開始。
事 業 内 容 ・平成23年度からは、自社で生産した豚を原料とした生ハムの試作に
取り組むも、本格的な生産に取り組む施設がなく、需要に応えることが
できなかった。
・本施設の稼働により、安定した生ハム製造に取り組んでいくとともに、
生ハム工房や生ハム作り講座「生ハム塾」を開講する。
1-2.事業の概要
平成27年11月プロポーザル方式によって活用が決定。
以下の施設の再活用し、生ハム加工施設として稼働いたします。
施
設
名
旧大鰐第三小学校
所
在
地
南津軽郡大鰐町大字早瀬野字小金沢48番2
建 築 年 月 日 (校 舎)昭和37年11月15日
構
造 (校 舎)木造2階建て
延 床 面 積 (校 舎)969.23㎡
2.今後のスケジュール
平成28年3月18日(金) 加工場完成
平成28年5月5日(木)
開校式
11時~
以
上