平成27年度 役員・各回生幹事

平成27年(2015年)6月4日
会
平成27年(2015年)6月4日
報
6
平成 27 年度 役員・各回生幹事
会長挨拶
会
長
石井トクコ・アイリーニ
回生 役職
代表
1
副
代表
2
副
代表
3
副
代表
4
副
代表
5
副
代表
6
副
代表
7
副
代表
8
副
代表
9 副
副
代表
10
副
得意なようです。この会報が
皆 様 の お 手 元 に 届 く こ ろ は、
ちょうど、興奮や緊張の糸が
切れかかるころではないで
しょうか⋮環境変化への適応
に、どうぞ休息を忘れないで、
さらなる前進に立ち向かって
参りましょうね。
昨年の五十周年祝賀会には
た く さ ん の 同 窓 生 が、 瀬 戸
ら、学園に戻って参られまし
︵七回生
旧姓ヤング︶ 内海の穏やかな海を眺めなが
沈丁花の薫りと共に春が訪
た。準備委員会、役員、幹事、
サに参列できました事、たく
れます。香りには心と体を癒
入 社、 異 動、 転 居 な ど 環 境
さんのシスター方や恩師にお
校長様、学園のシスター、先
の変化に対し、心身のエネル
会 い 出 来 た 事、 惜 し み な く
す効能がありますね。そこか
ギーを費やす時期でもありま
お手伝いを申し出て頂きまし
生方の多大なお知恵、及びご
すね。新しい環境に身を置く
た同窓生の方々、遠方より駆
しこで咲き乱れる花々に、心
と、あらゆる方向に五感のア
け付けて頂きました同窓生の
努力によって、学園で無事に
ンテナをむけ、情報の収集を
方 々、 た く さ ん の 笑 顔 と お
が癒される季節がまた廻って
はじめます。自分に求められ
しゃべりの輪で会を盛り上げ
開催できました事、心よりお
ているものは何か、自分の立
てくださった同窓生の方々⋮
参りましたが、同窓生の皆様
ち振る舞いはどうあるべきか
学園の同窓生であることを本
報
礼申し上げます。東京より足
⋮気疲れを感じる季節でもあ
当に誇らしく感じた一日でご
会
にはお元気でお過ごしでしょ
ります。私たちの生活は、長
ざ い ま し た。 又、 ア メ リ ア
をお運び頂きました懐かしい
距離走のようなもので、大き
基金にもたくさんの善意が寄
うか?
な力を一気に出すよりは、小
せられました事も、この紙面
四月、多くの方々が、入学、 ディアス神父様の心に残るミ
さい力を長く出し続ける方が
1
氏 名
福田 淑江
二宮 知
橋本 惟子
岡田 幸
金盛八重子
松井富砂子
横山 佳子
小池 悦子
井納れい子
藤田 節子
窪井よしこ
石田智恵子
北本 雅子
三宅智津子
岡本美知子
北川ひとみ
石川 恭美
岸本貴美代
田中 和子
秋田 京子
大西 周子
旧姓
高島
中村
小西
松下
大西
西田
川江
多田
大矢
水野
大浪
木村
青田
白崎
小山
北川
柴田
宇多
山根
秋田
浦藪
をおかりしてお礼申し上げま
す。 さて、本年も同窓会の
活動に於いては、やはり総会
及びバザーでの皆様方との直
接の触れ合いが、大きなウェ
イトを占めております。どう
ぞ、バザーへの、大きな支援
を お 待 ち い た し て お り ま す。
又、ホームページへのアクセ
スでの忌憚のないご意見もお
待ちいたしております。
最後になりましたが、五十
周年の節目を無事に迎えられ
ましたことを、神に感謝する
とともに、ますますの学園の
繁栄を、同窓生の皆様一人一
人と、見守り続けてまいりた
いと、心新たに今年の役員一
同励んで参ります。
神の大きな導きの光が、今
年もまた私どもの心を照らし
続 け て く だ さ る こ と に、 感 謝
Todo por Amor
いたします。
回生 役職
代表
11
副
代表
12
副
代表
13
副
代表
14
副
代表
15
副
代表
16
副
代表
17
副
代表
18
副
代表
19
副
代表
20
副
代表
21 副
副
氏 名
福井 明美
平山千恵子
喜多 和子
松 順子
宮本 郁代
上崎 清美
萬井智恵子
片山 朋子
小林久美子
上田 敬子
加藤 美紀
中津 聖子
川尻 康子
竹増 良子
沖本 敦子
前野 佳恵
小西 孝子
福島 真理
大島 ゆか
藪口 佳子
三好由佳里
高松美奈子
入江 洋子
旧姓
田村
小路
喜多
牛田
大川
山根
川元
川上
井崎
加藤
佐野
村元
福本
村上
先田
大村
安保
山田
回生 役職
代表
22
副
代表
23
副
代表
24
副
代表
25
副
代表
26
副
代表
27
副
代表
28
副
代表
29
副
代表
30
副
代表
31
副
代表
32
副
氏 名
宰川 雅子
吉田 由紀
市榮 玲子
南郷由美子
松 裕子
桝一 美紀
佃 さおり
吉村 恭代
中田 洋子
中村加奈子
家永 治恵
宮永 美恵
馬淵真由美
江田 麻希
キーズ亜衣子
齋藤美由紀
松井 千晃
仲東 智子
全徳 真矢
曽我部有紀
上地 園美
仲川裕美子
旧姓
飯室
橘
駒津
柴田
上野
安賀
下浦
衣笠
福光
西永
菅野
岸本
衣川
森岡
伊勢
藤原
回生 役職
代表
33 副
副
代表
34
副
代表
35
副
代表
36
副
代表
37
副
代表
38
副
代表
39
副
代表
40
副
永山
代表
41
野田
副
福島
代表
42
副
43 代表
愛徳学園同窓会
神戸・垂水
雨のあとの緑が光る美しい5月となりました。同窓生の皆様におかれましては、いか
がお過ごしでしょうか。昨年 10 月の「同窓会 50 周年記念の会」にはお招きいただきあり
がとうございました。300 人以上の同窓生の方の御参加をはじめ、200 名を超えるミサへ
の御参列があり、聖体拝領や祝福に並ばれる皆様方のお姿に大きな感動を覚えたのを今
でも鮮明に思い出されます。お祝いの会でもあちらこちらでミニ同窓会の花が咲き、ホ
アキナ様が大切にされた“家庭的温かさ”の輪が広がりました。これまでの学園の歩み
を支えてくださった同窓生の皆様への感謝の思いを新たにし、次の時代に向かって新し
Sr. 能美 啓子 い一歩を踏み出すための大きな励ましとなりました。本当にありがとうございました。
2015 年度の新入生は小学生 31 名、中学生 47 名、高校生 57 名でした。昨年より多くの
児童・生徒を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と心より御礼申し上げます。
今年度の取り組みとして、小学校ではさらにきめ細かな手作りの教育を行うため 30 名を超える学年(1、4、
6年)を2クラス編成で行っています。
中高では、昨年の会報でお知らせしましたように「自ら考え、人に奉仕し、充実した人生を歩む女性」を育
てるという教育ヴィジョンを実現するため、昨年度の試行を踏まえ、今までの学園の教育活動、つまり教科、
行事、部活動、校外学習などのすべての“学び”を「Rainbow Program」として集約し、実施いたします。
そのためのテキストも出来上がり、今それぞれのステージ(学年)で実践しているところです。(左記上に掲
載しているのが「Rainbow Program」のモデル図です。下は完成したテキストです。)
「Rainbow Program」は、
単に大学へ入るため、就職のためだけのキャリア教育ではなく、卒業後の人生全体を視野に入れ、充実した人
生を生きるための「7つの力」を身につけ、基礎学力と人間力を養うプログラムであることから、これを本校
オリジナルの「ライフキャリア教育」と位置付けています。
「Rainbow Program」では生徒一人ひとりが「考える力」を深め「問題発見・解決力」を身につけられるよ
う授業ではアクティブラーニングを取り入れ実施していきます。そのため今年の夏には校内 LAN を構築し、
ICT 教育機器が活用でき、様々なグループ学習に対応できるよう LL 教室をアクティブラーニング教室(仮称)
として改修を行います。
また「Rainbow Program」の中では、人生での様々な局面で必要になるコミュニケーション力やプレゼンテー
ション力、また社会人として、女性として生きていくための広い視野と深いものの見方を身につけるため、社
会でご活躍されている方の講演や授業への参加をお願いしています。同窓生の方で、社会人として後輩にこれ
は是非伝えておきたいという思いや貴重なご経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら学園へ是非ご一報くだ
さい。皆様方の豊かなご経験やお力を是非後輩のためにお貸し願えれば大変ありがたく存じます。(係りの方
からご連絡・ご相談させていただきます。)また「Rainbow Program」の実践や取り組み、入試に関する情報
などは、日々ホームページで発信しておりますので是非ご覧くださり、学園の取り組みにご理解とご支援を賜
りますようお願い申し上げます。
ここまで繰り返し「Rainbow Program」と申し上げてきましたが、
「Rainbow =虹」は旧約聖書「ノアの方舟」
の場面に出てくる神との契約の印として出てきます。創立当初から学園が大切にしてきた「一人ひとりを大切
に」の精神を皆様が体験なさったように現在、在学中の生徒やこれから出会う生徒も体験し、充実した人生を
歩めるよう、「一人ひとり」の生徒の未来への虹を架けたいと願い、教職員一同心を一つにし、全力で取り組
んでいるところです。是非ご期待ください。
最後になりますが、先日、二代目校長の Sr アメリアが天に召されました。永遠の安息をお祈りいたします
とともに、学園をこよなく愛してくださったシスターが天において私達のために強力なお取り次ぎをしてくだ
さることを信じています。
2015 年を新たなスタートとして皆様方とともに歩んでいければと願っております。皆様お一人おひとりのご健
勝とご発展と「充実した人生」を心よりお祈り申し上げます。
小学校
5月 27日㈬
5月 30日㈯
7月 25日㈯
10月 10日㈯
10月 24日㈯
平成28年
1月 23日㈯
中・高
公開行事・聖母のつどい
6月 7日㈰ 説明会
公開授業・説明会
8月29日㈯ オープンスクール・
「Rainbow Program」体験
オープンスクール・説明会
前期入学検査A日程
10月17日㈯ 説明会
11月 7日㈯ 説明会・公開授業
前期入学検査B日程
12月 5日㈯ 中学説明会
12月12日㈯ 高校説明会
後期入学検査
平成28年
※本校を第一志望とする中・高の新入生で
1月16日㈯ 中学入試A日程
母親が高等学校の卒業生である場合、入
1月19日㈫ 中学入試B日程
学金が半額相当免除となります。
2月10日㈬ 高校入試
平成26年度 51回生合格状況
国公立大
神戸大
神戸市外大
兵庫県立大
高知工科大
都留文科大
私立大
秀明大
上智大
白百合女子大
聖心女子大
日本体育大
京都外大
京都ノートルダム女子大
同志社女子大
花園大
龍谷大
大阪音楽大
大阪学院大
大阪芸術大
大阪工業大
大阪樟蔭女子大
関西外大
関西大
近畿大
四天王寺大
関西学院大
神戸女学院大
甲南女子大
( )内の数字は既卒生の数です。
1
2
1
1
1(1)
1(1)
1
1
1
2(1)
1
1(1)
2
1
1(1)
1
1
1
1
4
2
3
2
2
8
10
7
甲南大
神戸学院大
神戸芸術工科大
神戸松蔭女子学院大
神戸親和女子大
神戸常盤大
神戸山手大
園田学園女子大
兵庫医療大
武庫川女子大
流通科学大
岡山理科大
ノートルダム清心女子大
短大
武庫川女子短
頌栄短大
京都外大短
19
10
2
10
5(1)
1
1
1
3
2
6
2(1)
1
5
1
1
氏 名
旧姓
森下 瑞生
青山 美里
近藤 祐子
田中 綾香
稲田 帆波
諏訪由利香
近藤 真子
谷口 真菜
石丸 愛子
佐伯 直香
井上 美穂
井上かなみ
鎌塚なつき
手代木 萌
越後 巴絵
甲斐 神海
林 真子
吉本 千弘
平成 27 年度 役員
役 職
会
長
副 会 長
会
計
書
記
回生
氏 名
旧姓
7 石井トクコ・アイリーニ ヤング
17 石本 淳子
18 喜多久満子 伊奈
18 西河智佐子 石本
19 宝生 多美 坂口
役
員
19 服部 直子 前田
16 上野 樹世 藤本
会計監査
17 西河内美根子 山川
理
事 6
山野真美子 中村
福
収 入 の 部
科 目
金 額
前 年 度 繰 越 金
16,637,578
50 回生終身会費及び入会金
1,410,000
体 育 大 会 収 益 金
3,708
バ ザ ー 収 益 金
25,134
受 け 取 り 利 息
1,641
定期預金解約中間利息
35
合 計
18,078,096
高津理容美容専門
神戸理容美容専門
神戸総合医療専門
神戸市医師会看護専門
建部医療福祉専門
マロニエファッションデザイン専門
京都医健専門
米国 アーカンソー州立大
1
1
1
1
1
1
1
1
支 出 の 部
科 目
通
信
費
印
刷
費
慶
弔
費
会
議
費
事 務 消 耗 品 費
接 待 交 際 費
同 窓 会 設 備 費
雑
費
交
通
費
租
税
公
課
定期預金解約租税公課
50 周 年 記 念
次 年 度 繰 越 金
合 計
(円)
金 額
563,052
174,150
25,357
33,496
1,474
20,691
120,000
2,346
760
323
5
2,000,000
15,136,442
18,078,096
※バザー収益金に関してはバザー会計報告をご覧下さい。
前年度繰越金内訳 (円)
現
金
13,521
普
通
預
金
882,367
定
期
預
金
7,341,690
定
額
預
金
8,400,000
合 計
16,637,578
次年度繰越金内訳 (円)
現
金
26,193
普
通
預
金
883,747
定
期
預
金
5,826,502
定
額
預
金
8,400,000
合 計
15,136,442
上記の通り会計報告をいたします。
愛徳学園同窓会会長 石井トクコ・アイリーニ
会計 西河内美根子
愛徳学園同窓会 平成 26 年度会計報告並びに関係書類を監査した結果、
正確かつ適正であることを確認いたしました。
愛徳学園同窓会会計監査 福本 規子
上野 樹世
退職された先生方
<中・高> 山 下 陽 子 先生
専門学校
留学
旧姓 回生 役職
代表
44
有馬
副
代表
45
松井
副
代表
46
副
代表
47
谷口
副
代表
48
副
代表
49
副
代表
50
副
代表
魚崎
副
51
副
副
平成26年度会計報告 自平成26年4月1日∼至平成27年3月31日
平成27年度 入試案内
発 行 所
氏 名
浅見 彩子
竹内 尚美
梶村 杏子
米谷 千紗
真弓 佳子
中濱 佳子
三枝 藍
横山 明里
大場 久子
土井絵里奈
木村美由紀
那谷 玲奈
春山 文香
星川 恵美
西川 可恵
岩坂亜矢子
伊藤加奈子
三田麻奈未
杉村 朱玲
山本ルリ子
藤瀬 弥生
松尾 実咲
亀 甲 節 子 先生
赤 澤 恵 子 先生
澤 田 亞矢子 先生
シスター異動のお知らせ
Sr. 鈴木 英子 −島田より神戸へ
神戸市垂水区霞ヶ丘7−4−4
愛徳カルメル会
Sr. 塚部 恵子 −門真より松戸へ
松戸市松戸1052−2
愛徳カルメル会
ご冥福をお祈り申し上げます。
シスター アメリア
第6回卒業生 石 河 真里子(前田) 杉 本 宏 先生
役 員からのお 知らせ
昨年度より同窓会会報発送業務をすべて
(株)
サラトに委託いたしました。
昨年度までは幹事の皆様に宛名書き、封筒詰め等の作業をして頂いてお
りましたが、会員数の増加に伴い、集計など手作業では管理しきれない事
が多くなってまいりました。
昨年度総会で各回生幹事の賛同を得られ、決議致しました。
51 年も続いた会報発送作業の一日が同窓会行事から消えたことは、少し
寂しい気も致しますが、バザーに全力を注いで頂き、一層のご協力をお願
いしたいと存じます。
・同窓会ホームページをリニューアル致しました。これまで広告等が入り見に
くいページとなり申し訳ありませんでした。
・住所変更や会報への投稿はメール= [email protected]
又は郵便=神戸市垂水区歌敷山 3-6-49 愛徳学園同窓会へお知らせください。
いずれも必ず 回生、名前(旧姓)をお書き下さい。
・会報が届かないと言っておられる同窓生をご存じの方は同窓会までご一報下
さい。住所変更等を確認させて頂きます。
同窓生だより
心にしみ込んでおりました。
二十三歳で結婚し家庭に入
り二人の可愛い女の子にも恵
十九回生 宝生 多美 まれ幸せの絶頂期に訪れた突
︵旧姓 坂口︶ 然の試練。それは四歳になっ
たば かりの長女と父とを交通
事 故 で 亡 く し た こ と で す。 同
乗していた母は重体、次女は
重 傷、 そ し て 私 も 怪 我 を し
て悲惨なものでした。その人
生のどん底で支えとなったの
が 先 程 の 御 言 葉 で し た。 こ れ
は神様が計画されたことな
のだと受け留めることができ
たのです。悲しくて辛い出来
事でしたが神様は試練と共に
それを乗り越えるだけの豊
かなお恵みも与えて下さった
の で す。 有 り 難 い こ と に そ の
あと二人の男の子を次々と授
か り、 子 育 て を 必 死 に し な が
ら生きておりました。弱かっ
た私が少しだけ強くなりまし
た。あの時の苦しみに比べた
らどうってことない。命さえ
愛 徳 学 園 同 窓 生の 皆 様 お
元 気でいらっしゃいますか。
お 幸 せ に お 過 ご し でい らっ
し ゃ い ま す か。 学 園 を 巣 立
ち三十二年が過 ぎ私 達 十九
回生は全員が五十歳になり
人 生の 大 き な 節 目 を 迎 えて
お り ま す。 振 り 返 っ て み ま
す と、 学 園 で 過 ご し た あ の
十二年 間がどれだけ 私の人
生 の 土 台 と な り 支 え に なっ
ていたのかとつくづく思って
お り ま す。 沢 山 の 苦 労 が あ
り ましたがそれでも 幸せだ
な と思 えるのは 学 園で 学 ん
だ 聖 書 の 御 言 葉 が あった か
らです。
﹁ 神のな さ ることは
全て時に叶って美しい﹂この
言葉の深い意味も分からず、
でも素 敵な言 葉 だなと私の
二十三回生同窓会
▼
▼
▼
▼
▼
▼▼
▼
▼
▼
恩師だより
の最大限の努力を為すことで
す。話術・生徒からの解法の
導き・例え話やエピソードの
挿入等々、あらゆる技術を磨
くことです。卒業生の皆様に
とって世界史は﹁厳しく恐ろ
しい﹂科目だったと思います
が、当方も苦痛の緩和への努
力を怠らなかったつもりです
ので、どうぞご寛容頂きたい
と思っています。
授業以外では、歴代図書委
員 の 皆 様 お 疲 れ さ ま で し た。
着任して図書室︵旧校舎三階
北側︶が閉鎖されているのを
知り驚きました。書物が大好
きで司書資格も持っていた私
は、 十 年 計 画 を 立 て ま し た。
全ての本をNDCに基づいて
分類し、図書原簿に一致する
形でラベルを貼付、書名・著
者名・件名の検索カードを作
成し、図書室は常に開館する
という計画です。一緒に作業
し続けて下さった図書委員の
方々、本当に有り難う。もう
一つ、武道同好会の皆様。青
春の日々に空手で流した爽や
かな汗、座禅に始まり礼で終
わった身体と心の鍛錬を忘れ
ないで下さい。
あればいつでもやり直せるん
だからと思って明るく前向き
に生きていた私にもう一つ大
き な 試 練 が 与 え ら れ ま し た。
それは五年前に主人が病気で
亡 く な っ た こ と で す。 余 命 半
年を宣告され家族一丸となっ
て頑張りましたが三ヶ月半で
天 国 に 旅 立 ち ま し た。 四 十 七
回生だった娘は大学受験を控
えた高校三年生。反抗期の難
しい時期だった中学三年の息
子とまだ甘えん坊だった幼い
中学一年の息子、そして高齢
で病弱な義母と同居もしてお
りました。短い闘病生活でし
たがその時常に心にあったの
は﹁ 心 に 平 安 あ れ ﹂ で し た。
神様の御手に全てを委ねて私
達 は 精 一 杯 す る だ け で し た。
その時も大きなお恵みを沢山
頂きました。主人がいなくな
り、大きな責任が沢山私の肩
に の し か か り 大 変 で し た が、
多くの方の祈りや支えや励ま
愛徳学園同窓会 会長 石井トクコ・アイリーニ
会計 西河内美根子
自分中心にならず、周りに心
を配りながらお互いに人とし
て認め合う何という素晴らし
い社会でしょうか⋮。赴任し
た当初から、先人方のこの努
力の成果を学園を去る日まで
守り抜こうと心の中で誓いま
した。定年後七年目、今では
同窓会報や愛徳新聞、年に一
度募集状況の公報を見るだけ
の関係になっていますが、学
園の日々の生活はどうでしょ
藤田
宣顕 先生
う か。
﹁不易なるもの﹂とし
て先人の方々が築いてこられ
たものは守り抜かれているの
でしょうか。
数あるエピソードから一つ
ご紹介します。長年お勤め頂
いた数学科の講師の先生がご
退職の際、職員のお別れ会で
述 べ ら れ た お 話 し で す。
﹁職
員室の流し台でお茶を入れよ
うとした時、お茶の葉を沢山
床にこぼしたことがありまし
た。その時、周りで仕事をし
ておられた先生方が一斉に立
ち上がられ、何げなく床を拭
いて下さったのです。このよ
うな先生方があってこそ愛徳
の教育が成り立っていると思
います﹂今もそう話された先
生の優しい笑顔が目に浮かび
ます。
もお別れしてしまったことは
思 い 返 す も 残 念 至 極 で す。 卒
業生の皆様には、たとえ不器
用でも誠実に励み続ける人々
が報われる社会を築く一員で
あって欲しいと願っていま
す。同窓会報に拙い一文を寄
せる機会を与えて下さった同
窓会役員の皆様に深く感謝し
つつ。
Sr.
ナ ツ メ ヤ シ ﹂ や、﹁ 食 べ る と
優しくなれるジンジャークッ
キー﹂をいただきました。ラ
ンチのあとは、学校のご厚意
に よ り 校 内 ツ ア ー を 敢 行!
校舎は変わってしまったけ
れ ど、 ベ ラ ン ダ か ら の 景 色 は
そのままで、懐かしさのあま
り皆様なんとなく口数が少な
く、ただ黙って並んで景色を
見ていました。
卒 業 生 の 皆 様、﹁ 同 窓 会 の
時に﹁お祈り﹂﹂おすすめです。
二十三回生
市榮●
利益 25,134 円は同窓会会計に入金いたしました。
上記の通り収支報告いたします。
平成 26 年 11 月 1 日
定 年 退 職 後、 七 年 目 に 入
っ て い ま す。 十 四 回 生 の 政
治経済から五十回生の時事
地 理 ま で、 本 当 に 長 い 間 授
業を担当させて頂きました。
日本史や総合学習なども教
え ま し た が、 主 な 担 当 科 目
は世界史でした。
大阪の府立高校から転任
し て 来 た 頃、 若 い︵ 当 時 ︶
男 性 教 員 は 佐 々 木・ 竹 内・
田渕・鐘ヶ江の四先生方で、
私 は 竹 内 先 生 の 二 歳 下・ 田
渕 先 生 の 三 歳 上。 若 手 教 員
の 中 堅 と い う 所 で し た。 着
任式や最初の授業の日から、
身が引き締まる思いをした
こ と を 覚 え て い ま す。 始 業
の前から起立して教員を迎
え、 前 の 扉 は 自 動 ド ア。 授
業 の 前 後 に は﹁ お 願 い し ま
す﹂﹁有り難うございました﹂
の 爽 や か な 挨 拶 ⋮。 こ ん な
学校があるのかと驚きまし
た。 そ の 時 私 は、 学 園 の 創
立者やシスター方から大変
な責務を引き継いだ事を自
覚しました。
去る七月十九日、二十三回
生の同窓会をまたまた開催さ
せていただきました。
今回は学校の同窓会室を
お 借 り し て、 数 十 年 ぶ り に
, 校! 堀 井、 小 椋 先
s
Let 登
生、鮫島先生も参加してくだ
さり、最初にみんなで、既に
帰天した同級生や先生、シス
ターのことを思いつつ﹁主の
。久しぶりのお祈りの
祈り﹂
時 間 に、 皆 様 何 か 思 う こ と が
﹁家
あったようです。 堀井の
の中ではクイーン。強く優し
くしなやかに。いつも笑顔を
﹂ と い う お 話 に、
忘れずにね。
思わず涙ぐむ人もいました。
海外在住の同級生からは
﹁マリア様が食べたとされる
(円)
しがあり乗り越えることが
出来ました。
そ し て こ の 春、 娘 は 父 と
の約束だった念願の看護師
として社会に羽ばたいてい
き ま し た。 患 者 さ ん の 生 き
る希望となる看護師になっ
てねと言われた父の言葉を
胸に刻んでこれからの道を
歩んでいくことでしょう。
同 窓 生 の 皆 様、 苦 労 の 全
く な い 人 生 は あ り ま せ ん。
でもいくら苦労があっても
せっかく頂いた自分の大切
な 命、 人 生 は 明 る く 楽 し く
生 き て い き た い で す。 試 練
の時こそ豊かな恵みの時だ
と 私 は 学 び ま し た。 日 々 の
生活の中で小さな幸せを見
つ け な が ら、 小 さ な こ と に
感 動 し 感 謝 し、 自 分 の 生 命
を精一杯輝かせながら生き
て 参 り ま し ょ う ね。 皆 様 の
お幸せを心よりお祈り申し
上げます。
シスター・アメリアは今年4月 21 日にご逝去されました。長い間、学園で献身的に働いて
下さり、フィリピンに行かれてからも学園と私達に愛情溢れる関わりを持ち続けて下さいまし
た。あらためて深く感謝申し上げるとともにご冥福をお祈り致します。
大学時代グリークラブに所
属していた関係で、今幾つか
の合唱団に入り、活動してい
ます。ルネサンス期やバロッ
ク時代からビートルズに至る
まで歌う曲も様々です。コー
ラスを通じて友人の輪も広が
り、 教 員 以 外 の 多 く の 人 生
について知ることもできま
した。これからも仲間ととも
にハーモニーを作り続けなが
ら、
先ずは数年先に迫った﹁古
稀﹂に向けて頑張ります。
最後に、定年退職とともに
大 好 き で あ っ た﹃ 授 業 ﹄ と
25,134
412,750
残 高
支 出
収 入
44,518
88,344
432
9,918
44,404
100,000
100,000
387,616
芸
井 堂 仕 入
込
仕
料
議 費 そ の
メ リ ア 基
園 へ 寄
合 計
今年度のバザーは
平成27年11月3日(火曜日)
に行われます。
多数ご参加お待ちしております。
今後も皆さまのご協力をお願いします。
Sr.
412,750
上
部
れ
料
入
他
金
付
売
品
物
手
亀
振
飲
会
ア
学
昨年 11 月1日に行われたバザー
は皆様のご協力でレッスンバッグや
手作りお菓子、クリスマスグッズ等
が並ぶとても素敵で楽しい売場が実
現しました。雨天にもかかわらず、
大勢の同窓生が訪ねて下さり、大成
功に終わりました。皆様ありがとう
ございました。
世界史の授業や受験指導に
ついては、余りに沢山の思い
出があり過ぎて、ここではと
ても語り尽くせません。新任
の職員への研修会の席上、私
は常に一つの信念を強調し続
けました。それは
﹁生徒にとっ
て授業は苦痛である﹂という
命題です。五十分間固い椅子
に座って面白くもない話を聞
き続けることは苦痛以外の何
物でもありません。教員の使
命はその苦痛を和らげるため
愛徳学園同窓会 会長 石井トクコ・アイリーニ
50 周年祝賀会会計 平澤 恭子
礼儀や節度は短期間に崩
せ る も の で す が、 形 を 作 る
ためには長い歳月が必要で
す。 生 徒 は も ち ろ ん、 教 員
同士も廊下ですれ違えば会
釈、 職 員 室 の 中 で も 目 礼。
上記のとおり、会計報告をいたします。
平成 26 年 11 月 22 日
概要をお知らせ致します。
0
3,437,832
1,130,000
1,000,000
200,664
310,933
36,030
12,876
6,940
68,460
27,986
123,552
58,714
300,000
161,677
3,437,832
Tahanan Vedruna ベドゥルナホーム Carmelite Sisters of Charity-Vedruna
542 Kaykulot Road, Barangay Sungay East
4120 Tagaytay City
マニラから北に車で2時間ほどのところにある、タガイタイという市に、愛徳カルメ
ル会が 2002 年に設置した、恵まれない子どもたちのための、グループホームがある。
対象:経済的には勿論、家庭的な愛情の面でも非常に貧しい、恵まれない子どもた
ち。現在生活しているのは、両親あるいは片親が犯罪を犯し、服役中の家庭の子ど
も、貧しさのために親から見捨てられた子ども、家庭が分裂して、帰るところのな
い子どもなどが大部分である。
目的:このような悲惨な状態にある幼い子どもたちに家庭的な雰囲気の中で、祈り
と規律のある共同生活、衣食住を提供し、このホームから公立小学校に通学させ、
同時に信仰教育に力を入れて、信仰に基づいた希望のある自立した将来を生きうる
よう助けること。
定員:25 名
受け入れ当時の年齢:3歳から8歳まで 男女の割合:男子1、女子2の割合としている。男の子の人数がこれ以上の割合に
なると、女の子が押されて、活発さがなくなるとのこと。
共同生活:寝室は、女子、男子別棟。食堂は全員一緒。夕食は、シスターたちも全
員一緒に同じ食堂で、同じ食事をする。金曜日の夕食は、ごはんと塩だけで、自分
たちよりも更に貧しい状態にある子どもたちを思い、連帯する意識を養うことにス
タッフ、子どもたちで決めて実行している。訪問者が滞在していれば、訪問者もこ
の同じ食事をすることになっている。
当ホームで生活できる期間:
・男子は小学校卒業まで。そのあとはカトリック系の他の男子施設に移る。
・女子は、自立できる年齢までこのホームで生活してよいことになっている。ここ
から働きながら奨学金を得て高校、カレッジに進学することも可能。
当ホームで、高校を卒業して、マニラにある愛徳カルメル会の学生寮、“’Our
Lady,s Home”(Our Lady は、聖母マリアのこと)で、働きながらカレッジに通
っている”working students”が、現在2名いる。(シスターアメリアは、この学
生寮の共同体で生活している。)
スタッフ:
・3人のシスターたちが、それぞれ次の役割を分担している:ホーム長、会計、ハ
ウスマザー
・他に、ハウスマザー2名、ソーシャルワーカー1名、外回りの清掃・農耕その他、1ある
いは2名など
ホームへの受け入れは、ソーシャルワーカーが、市の福祉課に申請して許可されて
初めて、正式な受け入れとなる。国からの承認と援助もあるが、医療費や勉学、レ
クリエーション活動などに必要な経費にはとても足りない。みなさまからのご援助、
四谷イグナチオ教会からの援助金その他、のおかげで、この恵まれない子どもたち
が、スタッフの愛情ある世話と教育、お互いの助け合い、広い自然のある環境の中で、
人間的にも信仰の面でも成長して行っている。問題は絶え間なく起こるが、姉妹た
ちも、子どもたちも希望を失うことなく、前進したいと願っている。
不備な報告で申し訳ありませんが、以上お知らせいたします。もしどなたか、フィ
リピンを訪問なさることがありましたら、是非お立ち寄りくださいませ。シスターア
メリアがさぞ喜ぶことでしょう。またタガイタイにあ
るこのホームにもお連れして、子どもたちの様子をご
らんに入れたいと存じます。
写真を別便の添付でお送りいたします。ホームの様
子をお見せするために、またシスターアメリアが写っ
ているものもありますので、古いものも含めてお送り
いたします。
10 月 12 日、こちらでシスターアメリアとともに、同
窓会設立 50 年を喜び、祝い、あの垂水の丘につどって
おられる皆さまに思いをはせつつ、過ごします。皆さ
まと同窓会、学園全体のために神さまの祝福、力強い
導き、聖母マリアのご保護をお祈り申し上げます。
2014 年7月 16 日、カルメルの聖母の祝日に、フィリ
ピンより、
和田徳子 愛徳カルメル会
平成 26 年度バザー会計報告
卒業生からの心のこもったお便りと同窓会設立 50 年記念総会のご案
内状、うれしく拝見して、なつかしい想いと感謝でいっぱいになりま
した。心からお礼申し上げます。垂水で生活した長い年月、そして愛
徳学園で懸命に働いた日々、ともに労苦し、ともに喜びながら過ごし
たみなさまを忘れることはありません。もう一度お訪ねして、なつか
しいみなさまとお会いしたいのは山々ですが、私は今年 87 歳になり、
2度の骨折手術のあと、すっかり足腰が弱くなり、車いすの生活をし
ていますので、もう長い旅行は無理な状態です。でも姉妹たちのおか
げで落ち着いて、感謝のうちに主への奉献を生きています。
みなさまからのお心のこもった、尊いアメリア基金は、主にマニラから2時間余り
のところにある、タガイタイの恵まれない子どもたちのグループホームのために使わ
せていただいております。簡単な説明は、シスター和田が別紙でお送りするはずです。
姉妹一同、そしてこのホームの子どもたち、スタッフ一同、お会いしたことはなくて
も、みなさまに心からの感謝と親しみを感じています。本当にありがとうございます。
10 月 12 日には、こちらでみなさまと心を合わせ、心をこめて同窓会設立 50 年を祝
い、主の豊かな祝福と聖母のやさしい守りをみなさまと、みなさまの大切な方々の上
にお祈りいたします。日本の国が、これからも決して戦争に加担することのないよう
にと、心から願いつつ、
2014 年 7 月 16 日、カルメルの聖母の祝日に、フィリピン、マニラにて、
Amelia Díaz 愛徳カルメル会
2,300,000
1,130,400
7,200
232
同 窓 会 会 計 よ り
費
会
付
寄
ゆうちょ銀行利子
ケ ー タ リ ン グ
50 周 年 贈 呈 金
費
品
念
記
費
待
接
費
刷
印
費
信
通
費
議
会
費
通
交
事 務 消 耗 費
ル
タ
ン
レ
費
雑
同窓会会計に返金
アメリア基金に寄付
合 計
フィリピンのベドゥルナカルメル会より感謝の手紙を頂きました。
差引残高
支 出
収 入
アメリア基金
(円)
愛徳学園同窓会創立 50 周年祝賀会 会計報告
2
報
会
平成27年(2015年)6月4日
平成27年(2015年)6月4日
報
会
5
祝賀会
同窓会創立 50 周年記念行事報告
2013 年 4 月 15 日。この日から同窓会創立 50 周年記念行事実行委員の活動が始まりました。“愛徳生の原点に戻ろう!”というコンセプトが密かに石井会長の心の内に
あり、開催の場所はやはり愛徳学園で、ミサにあずかり清らかな気分で祝賀会を楽しんで頂きたい、という会長のお考えに他の7人は直ぐに賛同しました。1 年以上の時
間を与えられ、私たちは持てる知恵とネットワークと行動力をフル活用すれば何とかできそうだなどと意気込んでいました。しかし、私たちの力は小さいもので、何か問
題があると考えが堂々巡りで解決策を見いだせないこともしばしばありました。特に悩んだのがミサでした。うれしいことに申込み期限をすぎてからも参加希望者数が増
え続け、聖堂では収容できなくなってしまったのです。その様なときに同窓会室を訪ねて下さった Sr. 能美には本当に助けて頂きました。講堂や体育館の設備のすべてを
使わせていただけることになり、会場の設営には職員室の先生方のお手伝いまで頼んで頂きました。こうしてあの感動のミサが実現したわけです。初期の段階でミサへの
参加をお断りし、連絡が行き届かずミサに参加していただけなかった同窓生の方には申し訳ないことをしました。お詫び申し上げます。
さて、実行委員の苦労話はこれくらいにして、ミサと祝賀会の模様は写真でご報告させていただきます。当日の写真を撮ってくださったのは太田園恵さん(14 回生)です。
行事に参加できなかった皆様にも楽しんでいただけたらと思います。
同窓会創立 50 周年の大きな節目の時に実行委員の大役に携われたことに、また、たくさんの同窓生にご協力頂いたことに感謝し、喜びのうちに行事を終えることがで
きました。清く正しく美しく ? 生きていたあの頃の講堂で 37 年経った今も 13 回生のみんなと笑って過ごせた忘れられない一日になりました。私の原点はやっぱりここで
した(笑)
実行委員 宮本 郁代(13 回生)
は、一月十二日に成
人式を迎えました。
成人式を終えたあ
と、三ノ宮にあるレ
ストランで同窓会を
いたしました。残念
ながら全員揃うこと
はできませんでした
が、集まった仲間と
共にとても楽しい時
間を過ごすことがで
きました。
美味しい食事をい
ただきながら学園で
の懐かしい話をした
Sr. 掘井と Sr. 三好には日本に於けるカルメル
会の歴史についてお話して頂きました。
修道院秘蔵のアルバムから写真を選んで頂き、
スライドを見ながらの楽しいひと時でした。
最初の一滴
アメリア基金
ていただいた神父様のお世
話 で、 一 年 半 ほ ど ヨ ー ロ ッ
パで生活することができま
し た。 若 い 日 々 に 知 識 と し
て 知 っ て い た こ と を、 実 生
活 で 体 験 で き た の は、 そ の
の あ る 広 場 を 見 つ け、 遊 び
タリの、ブランコやシーソー
で す。 偶 然、 遊 び 場 に ピ ッ
今から六十三年も前のこと
今 も、 同 窓 会、 教 会、 地 域
方 々 と は、 高 齢 者 と な っ た
出 会 い が あ り、 そ の 多 く の
三十歳までにたくさんの
す。
に 行 く よ う に な り ま し た。 で ご 一 緒 す る こ と も あ り、
そ こ は、﹁ 愛 徳 カ ル メ ル 会 ﹂ 何 か に つ け 励 ま さ れ て い ま
の 運 営 す る﹁ ホ ア キ ナ 幼 稚
し た。 子 ど も の 目 に は、 異
にも入り込むようになりま
く整えられた修道院のお庭
探 険 気 分 で、 広 く、 美 し
と 呼 ば れ る 身 と な っ た 今、
あ り ま せ ん で し た。 高 齢 者
い。 良 い 出 会 い ば か り で は
どもを通しての新しい出会
親 戚 の 方 々 と の 出 会 い。 子
結婚して、夫やその家族、
様な外観の外国人のエルマ
これらのひとつひとつが重
園﹂の園庭だったのです。
ナ︵ シ ス タ ー︶ 方 か ら 話 し
なったり、連なったりして、
てを肯定できるようになり
﹁私﹂になったのだと、すべ
か け ら れ、 緊 張 し た 記 憶 が
あります。
ある時、﹁幼稚園にいらっ
私 は、 大 河 の 最 初 の 一 滴
ました。
ま す。 姉 は 公 立 の 幼 稚 園 に
を訪ねるテレビ番組が大好
しゃい﹂と言われた気がし
通 っ て い ま し た が、 私 は 両
親に、﹁あの幼稚園に行きた き で す。 今 で も、 ナ イ ル 河
い﹂とはっきり言いました。 や ア マ ゾ ン 河 の 源 流 を 訪 ね
一 滴 ﹂ と な っ て、 徐 々 に 広
歳の時の出会いが、
﹁最初の
こ の こ と が、 私 が﹁ 人 ﹂ と られたらと夢を見ています。
し て 生 き 始 め た 原 点 に な っ ﹁私という河﹂を思うと、四
たと思います。
二 年 後、 小 学 部 が 創 立 さ
れ、﹁ カ ル メ ル 学 園 ﹂ の 二 が り、 海 に 向 か っ て 流 れ て
回生となりました。幼稚園、 いるのだと。本当に幸福な、
号掲載
﹁よき家庭﹂二〇一四年十二月
日本カトリック小中高連盟発行
︵おかだみゆき︶
小 学 校 時 代 の エ ル マ ナ 方、 た く さ ん の 出 会 い に 感 謝 し
先生方の何人かは御健在で、 て大切にしたいと思います。
﹁私﹂にもどってしまいます。
お 目 に か か る と、 あ の 頃 の
を遣うことなく、何気ない話でさえも笑いに変わってしま
中 学、 高 校 そ し て 大 学 も カ
ト リ ッ ク 学 校 に 進 み ま し た。
シスター、先生方、同窓生総勢 200 名が心を合わせて祈りました。
小椋先生を囲んで
バスケット部集合!
ホテルセトレ舞子にて新体操
当日はお天気にも恵まれ、明
お 言 葉 に は、 色 ん な 想 い が 詰
先生にはこれまでの感謝の気
思い出されるものです。先生
方との出会い、新体操部での
なり、私達の財産となってい
仲間との出会いが永遠の宝と
ます。
また、昨年度より新体操部
の新たな時代が始まり、新た
な歴史が刻まれていくことで
しょう。私達が作ってきた道
す。最後になりましたが、こ
心よりお祈りいたしておりま
う に ラ イ ト ア ッ プ さ れ ま す。 を、多くの後輩達がしっかり
そろそろお開きの時間・・・。 と歩んでいってくれることを
石海峡大橋はあの頃と同じよ
刻 々 と 過 ぎ、 窓 か ら 見 え る 明
れていました。楽しい時間は
部 慰 労 会 を 執 り 行 い ま し た。 まっており、時折涙声で話さ
石海峡を一望出来るオーシャ
ン ビ ュ ー の 会 場 に て、 多 く の
新体操部OGそして保護者の
方々をお招き、開催致しまし
た。前監督である塚本先生が
会も終盤に近づいて声高ら
かに[♪そらあおーく∼]と、
校歌を歌うときは弾んでい
た ト ー ク も し ば し お 休 み。
ピアノを囲んで 300 人の参加
者がひとつになった時でし
た。
時 な ど、 乗 り 越 え る 度 に ふ と
ます。
三十九回生 山本麻理子
お借りしまして御礼申し上げ
した全ての皆様に、この場を
ト を 皆 か ら お 贈 り し ま し た。 の慰労会にご尽力いただきま
愛 徳 学 園 に 着 任 さ れ て か ら、 持ちを込め、素敵なプレゼン
先生の指導を受けてきたメン
学んだ数々のことは、今現在
何 十 年 経 っ て も、 先 生 か ら
した。
て、 全 員 で 記 念 撮 影 を 行 い ま
バ ー 総 勢 九 十 名 に 声 を か け、 最後は夜景が輝くテラスに出
参加者は六十一名と、予定よ
り多くのOGが当日駆けつけ
てくれました。中には、地方
ピアノ伴奏は去来川由易子さん
(13回生)
そして最後は…
本日の主役の皆様です。次の周年のお祝いでまたきっとお会いしましょう!
去来川由易子さん(13 回生)の企画構
成で音楽の分野で活躍されている同窓生
が素敵な曲を聞かせて下さいました。
都 合 な ど で 参 加 で き な い と、 仕事や家庭で悩み、苦しんだ
に住まいを変えたり、仕事の
涙を飲んだメンバーはそれぞ
れが是非次回は参加します!
と固く宣言をされておりまし
た。当日は夕方からの開催と
い う こ と で、 お 昼 過 ぎ か ら
っ て 来 ま し た。 皆、 久 し ぶ り
会場に続々とメンバーが集ま
に顔を合わせることで感嘆の
声を上げ、抱き合って懐かし
さを分け合う姿が印象的でし
た。慰労会は全員の自己紹介
と、近況報告から始まり、過
去のビデオ上映や先生との思
い 出 話 で 盛 り 上 が り ま し た。
試合前に怒られながらも泣き
ながら練習したこと。初めて
の遠征でトラブル続きだった
こと。試合での成功談・失敗
談。沢山の思い出話に笑いあ
り、涙あり・・・。先生の解
説付きのビデオ鑑賞では、終
始、皆あの頃の自分達にタイ
ムスリップしたような気持ち
でした。時には厳しく、母の
ように私達を育てて下さった
校歌斉唱
森川陽子さん(32 回生)が吹奏楽のため
に編曲をされた「アメージンググレース」
は圧巻でした。
ピアノ:森川陽子さん(32回生)
フルート:三宅友里さん(38回生)
クラリネット:木村肇子さん(32回生)
チューバ:角倉百々子さん(44回生)
ピアノ伴奏
小澤華子さん
(38回生)
ソプラノ歌手
清野千草さん
(35回生)
Sr. 三好と弾けちゃ
ってますか?
13回生なんですが…
焼きそばだけは放し
ません!
By Sr.M
ミニコンサート
たくさんの懐かしい先生方が
ご出席くださいました!
現職の先生方
前日の準備からご
協力頂き、大変お
世話になりまし
た。ありがとうご
ざいました。
Sr. 能美からお祝いのことばを頂戴しま
した。現在の愛徳学園についてもお話
して下さいました。傍らで石井会長(7
回生)と加藤副会長(16 回生)が笑っ
ています。ジョーク交じりの心温まる
お話でした。
昨 年 の 六 月 八 日 日 曜 日 に 、 塚 本 先 生、 最 後 の 先 生 か ら の
4年前に立ち上げたフィリピンの施設への
基金について会長が説明をさせて頂きまし
た。黒崎正子さん(14 回生)がコント仕立
てで同窓生に寄付を呼び掛けて下さいまし
た。後方の映像はフィリピンで過ごしてお
られる Sr. アメリアの笑顔です。
幸 運 な こ と に、 大 学 で 教 え
スライドの一部です。
懐かしいシスター方と過ごした日々が蘇
りました。
の 姉 や そ の 友 達 と、 近 所 の 後社会科の教師になった時、
野山を走り回っていました。 大いに役立ちました。
四 歳 に な っ た 頃、 二 つ 上
第二回卒業生 岡田
幸
父母・卒業生より
カルメル会の歩み
十歳になる直前に受洗し、
でいっぱいです。そして、こうして成人の日に皆で集まれ
たことにも感謝したいと思います。
神父様は参加者全員に直接祝福をして
下さいました。
先唱:北本雅子さん(7回生)
オルガン伴奏:吉村朋子さん(13 回生)
乾杯の発声は副校長先生にお願いしました。
ウーロン茶でしたが…カンパーイ !!
司会:政井マヤさん(31 回生)
第一朗読:瀬尾真理さん
(5回生)
う、そんな大切な仲間に出会えた愛徳学園に感謝の気持ち
まるで昨日まで一緒に学園生活を送っていたかの様に気
がりました。
にご協力いただいたメッセージムービーを皆で見て盛り上
高三の時にお世話になった太田先生、三好先生、松森先生
り、 振 袖 姿 や ド レ ス 姿 で 写 真 を 撮 っ た り し ま し た。 ま た、
私達五十一回生
六十五名はこの度同
窓会員に入らせて頂
きました。五十一回
生は何事にも積極的
で明るく団結力の強
い学年です。分から
ないことが多くご迷
惑をおかけするかも
しれませんが精一杯
頑張りますのでよろ
しくお願い致しま
す。
司祭:ディアス神父 (イエズス会)
1年以上前からのオファーを快諾して下さいました。
ご高齢ということもあり、体調が心配されましたが、
この通り ! 熱のこもったお説教には心をうたれました
私たち四十九回生
五十一回生
新入会のご挨拶
ミサ
4
報
会
平成27年(2015年)6月4日
平成27年(2015年)6月4日
報
会
3