モスバーガーチェーン - JFAフランチャイズガイド

フランチャイズ契約の要点と概説
中小小売商業振興法及び中小小売商業振興法施行規則と
フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方について
作 成 日 平成27年7月31日
社団法人日本フランチャイズチェーン協会 正会員
株式会社モスフードサービス
フランチャイズ契約のご案内
株式会社モスフードサービス
〒141-6004
住所 東京都品川区大崎2-1-1
ThinkPark Tower 4階
所属部門 立地開発部
氏
名 宮澤 聡
TEL (03)5487-7333
FAX (03)5487-7380
本資料は、これからフランチャイズシステムに加盟されようとしている
方々のために、社団法人日本フランチャイズチェーン協会の要請に基づき、
「中小小売商業振興法」(以下小振法という)及び「中小小売商業振興法規
則」(以下施行規則という)並びに「フランチャイズシステムに関する独占
禁止法上の考え方について」(以下フランチャイズガイドラインという)、
に従って当社が作成したものです。
フランチャイズ契約に際しては、この案内だけでなくできる限りたくさん
の資料を読んだり第三者にも相談するなど、十分に時間をかけて判断してく
ださい。もし不明な点や、この案内にないことでも確認したいこと等があれ
ば、ご遠慮なく当社にお問い合わせください。
またフランチャイズシステム一般のことや、フランチャイズ契約について
の注意点等についてお知りになりたい方は、社団法人日本フランチャイズ
チェーン協会へお問い合わせください。
社団法人日本フランチャイズチェーン協会
〒105-0001
東京都港区虎ノ門三丁目6番2号
TEL (03 )5777 -8701
この案内は平成27年7月31日に作成され、日本フランチャイズチェー
ン協会、経済産業省商務情報政策局流通政策課に提出しているものです。
なお本資料は、当社の責任において作成したものであり、内容について提
出先の承認を受けたものではありません。加盟に際して調査すべき資料につ
いては、加盟されようとしている方が事前に自ら確認をしていただくことが
必要です。
1
モスバーガーチェーンへの加盟を希望される方へ
~フランチャイズ契約を締結する前に~
このたびは、当社のフランチャイズシステムへの加盟をご検討いただきまし
て、誠にありがとうございます。
当社は「モスバーガー」の名のもとにモスバーガーチェーンのフランチャイ
ズシステムを展開しております。 当チェーンの店舗は、ハンバーガーショップ
としての永年の経験と研究によって開発した経営ノウハウ、運営システム、店
舗イメージなどで統一され、お客様に安心してご利用いただき、今日まで発展
してまいりました。
お客様に繰り返しご利用いただくためには、お客様の信頼を得なくてはなり
ません。そのためには、どの店舗を利用しても同じ商品、同じサービスを受け
られることが必要です。
これを実現するため、モスバーガーチェーンの経営に参加する方々には、フ
ランチャイズ契約等で定めたルールを守ることをお約束いただきます。従いま
して、最初から当社の理念と異なる独自の経営手法を重視され、モスバーガー
チェーン独自のノウハウ、システム、イメージなどにとらわれない経営を希望
される方には、モスバーガーチェーンへの加盟をお勧めできません。
当社のモスバーガーチェーンは、当社とフランチャイジーのそれぞれの役割
分担が明確になっています。当社はノウハウ、商品の開発等のシステムの整備
に多額の投資を行い、物流、データ管理、店舗指導など、フランチャイジーが
単独で行うことが困難な業務を一手に引き受けるために多額の費用を支出して
います。一方、フランチャイジーはフランチャイザーの提供するこれらのシス
テムを正しく活用して経営を行います。
このように分担を明確にした上で、それぞれの役割を忠実、かつ積極的に果
たすことがモスバーガー店舗の経営成功の鍵なのです。
モスバーガー店舗の経営をされるフランチャイジーの成功が当社の成長の源
でありますので、当社の経営努力はフランチャイジーへの経営支援が中心とな
ります。この意味で、フランチャイジーと当社は共存共栄の関係にあると言え
ます。
以上の主旨にご賛同していただける方は、次のページへおすすみください。
2
目
項 目
次
頁
法(中小小売商業振興法)及び規則
公正取引委員会
数
(中小小売商業振興法施行規則)
ガイドライン
フランチャイズ契約のご案内
1
モスバーガーチェーンへの加盟を希望される方へ
2
第Ⅰ部 株式会社モスフードサービスとモスバーガー
チェーンのフランチャイズシステムについて
5
1.当社の経営理念
2.会社概要
社名・所在地・資本金・設立・事業内容・他に行っ
ている事業の種類・事業の開始・主要株主・主要
5
6
7
取引銀行・従業員数・連結子会社の名称及び
規則第10条第2号
〃 第10条第5号
〃 第10条第1号
〃 第10条第3号
事業の種類・所属団体・沿革等
3.会社組織図
7
4.役員一覧
8
規則第10条第1号
5.直近3事業年度の貸借対照表および損益計算書
9
規則第10条第4号
6.売上・出店状況(直近3事業年度の推移)
9
規則第10条第6号、11条第6号イ
7.フランチャイジーの店舗に関する事項
9
10
規則第11条第6号ロ
直近3事業年度の各事業年度内に新規に営業を
開始したフランチャイジーの店舗数
直近3事業年度の各事業年度内に解除された契
〃 第11条第6号ハ
約に係るフランチャイジーの店舗数
直近3事業年度の各事業年度内に更新された契
〃 第11条第6号ニ
約に係るフランチャイジーの店舗数及び更新さ
れなかった契約に係るフランチャイジーの店舗数
8.訴訟件数
10
〃 第1条第7号
第Ⅱ部 フランチャイズ契約の要点
1.契約の名称等
11
2.売上・収益予測についての説明
11
2-(2)-イ
2-(3)-①
11
12
法11条1号、規則11条1号イ~ホ
2-(2)-ア③
4.オープンアカウント等の送金
12
規則第10条13号
3-イ-②
5.オープンアカウント等の与信利率
12
規則第10条14号・15号
2-(2)-ア⑤
3.加盟に際しフランチャイジーが支払う金銭に関す
る事項
①金銭の額、②金銭の性質、③支払い時期、④支払い
方法、⑤当該金銭の返還の有無及び条件
3
項 目
頁数
6.フランチャイジーに対する商品の販売条件に
関する事項
12
13
法(中小小売商業振興法)及び規則
公正取引委員会
(中小小売商業振興法施行規則)
ガイドライン
法11条2号、規則11条2号イ、ロ
2-(2)-ア①
3-(1)-ア
①フランチャイジーに販売又はあっせんする商品
3-イ-(3)
の種類②商品等の供給条件、③配送日・時間・回数
に関する事項、④仕入先の推奨制度、 ⑤発注方法、
⑥売買代金の決済方法、⑦返品、⑧在庫管理等、
⑨販売方法⑩許認可を要する商品の販売について
7.経営の指導に関する事項
13
14
法11条3号、規則11条3号イ~ハ
8.使用させる商標・商号・その他の表示に関する
14
法11条4号、規則11条4号イ、ロ
14
15
16
法11条5号、規則11条5号イ~ハ
2-(2)ア⑦イ④
規則第10条12号、11条7号イ~ニ
2-(2)-ア④
い時期、④支払い方法、⑤その他
16
17
18
19
11.店舗の営業時間・営業日・休業日
19
〃 第10条第8号
12.テリトリー権の有無
19
〃 第10条第9号
2-(2)-ア⑧
13.競業禁止義務の有無
19
〃 第10条第10号
3-(1)-ア
14.守秘義務の有無
19
〃 第10条第11号
15.店舗の構造と内外装についての特別義務
20
〃 第10条第16号
16.契約違反をした場合の違約金、その他の義務
20
〃 第10条第17号
2-(2)-ア②
事項
9.契約期間、契約の再契約および契約解除に関
する事項
①
約期間、②再契約の要件および手続き、③契
約解除の条件および手続き、④契約解除によ
って生じる損害賠償の額又は算定方法等、⑤
契約終了後のフランチャイジーの義務
10.フランチャイジーが定期的に支払う金銭に関
する事項
①金銭の額又は算定方法、②金銭の性質、③支払
に 関する事項等
17.事業活動上の損失に対する補償の有無内容等
20
18.フランチャイジーに課する特別の義務
20
21
後記1.「フランチャイズ契約締結のためのチェッ
22
23
クリスト」 説明確認書
2-(2)-ア⑥
4
第Ⅰ部
株式会社モスフードサービスとモスバーガーチェーンの
フランチャイズシステムについて
1.当社の経営理念
当社は、「食を通じて人を幸せにすること」を企業理念としております。
そのため、「おいしくて、安全で、健康に良い商品」を「真心と笑顔のサ
ービス」とともに提供することに取り組んでおります。同時に、創業以来、
基本方針として「感謝される仕事をしよう」を掲げ、この実現に向けて、
商品開発、店舗作り、一層のサービスの充実、新業態の開発などに
よるチェーン基盤の強化と、当社ならではの独自性の確立に向け、努力を
続けております。
2.会社概要
平成27年7月31日現在
■社
名
■所 在 地
株式会社モスフードサービス
〒141-6004
住所
東京都品川区大崎2-1-1
ThinkPark Tower 4階
TEL (03)5487-7333
FAX (03)5487-7380
URL
http://www.mos.co.jp/
■資 本 金
114億1,284万円
■設
昭和47年(1972年)7月21日
立
■事業内容
フランチャイズシステムによるフードサービス事業
■他に行っている事業の種類
■事業の開始
な
し
昭和48年(1973年)4月1日(フランチャイズ事業開始日)
5
■主要株主
紅梅食品工業株式会社
株式会社ダスキン
株式会社ニットー
日本生命保険相互会社
■主要取引銀行 株式会社三菱東京UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行株式会社
三井住友信託銀行株式会社
株式会社新生銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社みずほコーポレート銀行
■従業員数
1,319名
■連結子会社(8社)の名称及び事業の種類等
会社名
株式会社エム・エイチ・エス
株式会社モスクレジット
株式会社モスストアカンパニー
株式会社モスダイニング
モスフード・シンガポール社
モスフード・タイランド社
魔術食品工業(股)
事業内容
食品衛生検査業務
金銭貸付、保険代理業務
飲食店の経営
飲食店の経営
飲食店の経営
飲食店の経営
関連会社への製品提供、
金銭貸付
飲食店の経営
モスフード香港社
■所属団体
社団法人日本フランチャイズチェーン協会
社団法人日本フードサービス協会
社団法人日本ハンバーグ・ハンバーガー協会
■沿 革
1972. 3
1972. 6
1972. 7
1973.11
1985.11
1986. 6
東武東上線成増に実験店オープン
モスバーガー1号店成増店オープン
当社設立(商号「株式会社モス・フードサービス」)
創業者 故櫻田慧 代表取締役に就任
フランチャイズ1号店を名古屋市新瑞にオープン
株式を店頭登録銘柄として社団法人日本証券業協会に登録
外食産業において初めて全国47都道府県への出店達成
6
1988. 3
1996. 9
1998.10
2004. 2
2004. 3
2006. 4
2006. 7
2006. 9
2006.10
2007. 2
2007. 3
2008. 2
2008. 3
2008. 3
2008.12
2010. 2
2010. 4
2011. 3
2012. 2
4
2013. 6
10
2015. 2
株式を東京証券取引所市場第二部に上場
株式を東京証券取引所市場第一部に上場
(東証第二部より指定替え)
1500店舗目 恵庭店オープン(北海道)
ファストカジュアル業態に進化した「緑モス」1 号店
新橋二丁目店(東京都)オープン
環境マネジメントシステム国際規格 ISO14001 の認証を取得
摘みたて紅茶の店「マザーリーフ」のフランチャイズ展開
を開始
全国のモスバーガーで、お持ち帰り用ポリ袋を全廃
「環境保全に向けた取組に関する協定」を環境省と締結
香港1号店「モスバーガーAPM 店」がクルトン地区に
オープン
生鮮野菜の食材配送システムに関し「エコリーフ環境ラべ
ル」の認証を取得
タイのモスバーガー1号店「セントラルワールドプラザ店」
がバンコクにオープン
株式会社ダスキンと資本・業務提携
ISO14001 の認証取得を国内連結子会社全体へ拡大
携帯サイトリニューアル、会員限定クーポン開始
インドネシアのモスバーガー1号店「プラザスナヤン店」
がジャカルタにオープン
国産肉100%使用“とびきりハンバーグサンド”新発売
中国のモスバーガー1号店「モスバーガー思明南店」が
アモイ市思明区にオープン
ミスタードーナツとのコラボレーションショップ「MOS
DO」1号店として「モスドイオンモール広島府中ソレイ
ユ店」オープン
オーストラリアのモスバーガー1号店「サニーバンクプラ
ザ店」がクィーンズランド州ブリスベンにオープン
韓国のモスバーガーパイロット店「チャムシルロッテ店」
が、ソウル市にオープン
チャージ型プリペイドカード「MOS CARD」を全店で
導入
LED照明新看板を全店で導入開始
食品安全管理の国際規格”ISO22000”の認証を取得
インターネット注文「モスのネット注文」を全国で導入
3.会社組織図
平成27年3月1日現在
別添資料のとおり
7
4.役員一覧
平成27年6月24日現在
代表取締役
取締役会長
常務取締役執行役員
兼
取締役社長
総合企画室
櫻
ブランド戦略室
取締役執行役員
経営サポート本部長
商品本部
取締役執行役員
株式会社モスストアカンパニー
開発本部
管掌
田
厚
管掌
中
村
栄
輔
福
島
竜
平
代表取締役社長
都
築
好
美
原
口
恒
臣
後
藤
幸
一
山
口
伸
二
兼 株式会社モスダイニング代表取締役会長
友
成
勇
樹
取締役(社外取締役)
高
岡
美
佳
常勤監査役
石
川
芳
治
常勤監査役
中
井
監査役(社外監査役)
五十嵐
邦
正
監査役(社外監査役)
村
瀬
孝
子
内
田
優
子
執行役員 営業企画部長
臼
井
執行役員 直営部長
高
橋
執行役員 人事グループ付出向 安心食品服務股份有限公司 滝
深
執行役員 社長室長
阿
部
執行役員 ブランド戦略室長
川
越
執行役員 経営サポート部長
永
井
取締役執行役員
CSR推進室
取締役執行役員
営業本部長
取締役執行役員
国際本部長
取締役執行役員
新規事業本部長
執行役員 開発本部長
兼
担当
兼
監査室
管掌
国際企画部長
兼
第二新規事業部長
第一新規事業部長
8
順
司
聡
子
淳
隆
史
勉
正
彦
5.直近 3 事業年度の貸借対照表および損益計算書
別添資料のとおり
6.売上・出店状況:FC店・RC店別
(1)全 店 売 上 高 推 移
(単位:百万円)
2012 年度
2013 年度
2014 年度
FC店
90,993
91,917
93,199
RC店
6,563
6,746
7,065
合 計
97,557
98,663
100,265
(2)店 舗 数 推 移
2012 年度
2013 年度
2014 年度
FC店
年度末 年度内
店舗数 出店数
1,344
42
1,367
60
1,352
19
RC店
年度内 年度末 年度内
閉店数 店舗数 出店数
24
87
8
37
88
8
34
90
9
合 計
年度内 年度末 年度内
閉店数 店舗数 出店数
6
1,431
50
8
1,455
68
6
1,442
28
年度内
閉店数
30
45
40
7.フランチャイジーの店舗に関する事項
・直近3事業年度の各事業年度内に新規に営業を開始したフランチャイジーの
店舗数
年 度
2012 年度
2013 年度
2014 年度
新規に営業を開始したフランチャイジーの店舗数
42
60
19
※ スクラップアンドビルドおよび営業譲渡により新規に営業を開始した店舗を含む。
・直近3事業年度の各事業年度内に解除された契約に係るフランチャイジーの
店舗数合意により契約を中途で終了したフランチャイジーの店舗数は次のと
おり。
年 度
2012 年度
2013 年度
2014 年度
契約を中途で終了したフランチャイジーの店舗数
24
37
34
※ スクラップアンドビルドおよび営業譲渡により営業を終了した店舗を含む。
9
・直近3事業年度の各事業年度内に更新された契約に係るフランチャイジーの
店舗数及び更新されなかった契約に係るフランチャイジーの店舗数
合意による解約を除き、更新されなかったフランチャイジーの店舗はない。
8.訴訟件数
・直近5事業年度の各事業年度内にフランチャイジー又はフランチャイジーで
あった者から提起された訴えの件数及び当社より提起した訴えの件数
年度
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
フランチャイジーまたはフランチャイジーであっ
当社より提起した訴えの件数
た者から提起された訴えの件数
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
10
第Ⅱ部 フランチャイズ契約の要点
1.契約の名称等
モスバーガーチェーン・フランチャイズ契約書
2.売上・収益予測についての説明
別添資料のとおり
3.加盟に際しフランチャイジーが支払う金銭に関する事項
(1)加盟金
①金銭の額
・新規加盟の場合
・第2号店の場合
・第3号店以降
金2,000,000円
金1,750,000円
金1,500,000円
(消費税別)
②金銭の性質
・ノウハウの開示に対する対価
・商標、サービスマーク使用許諾に対する対価
・店舗造作に関する企画料
・開店に必要な什器備品等の企画料
・開店時の宣伝広告の企画料
・その他、開店までに係わる一切の指導に対する対価
③支払い時期
フランチャイズ契約締結時
④支払い方法
当社指定の銀行口座への振込み払い。
⑤当該金銭の返還の有無及び条件
加盟金は一切返還しない。
(2)保証金
①金銭の額
金400,000円
②金銭の性質
フランチャイジーがフランチャイズ契約およびこれに基づき締結
される契約により負担する一切の債務に対する担保
③支払い時期
フランチャイズ契約締結時
④支払い方法
当社指定の銀行口座への振込み払い。
11
⑤当該金銭の返還の有無及び条件
・フランチャイズ契約終了後、残債務を差し引き、残額があれば、
契約終了後の措置の完了日から起算して1ヶ月以内に返還する。
・保証金には利息をつけない。
4.オープンアカウント等の送金
オープンアカウントは実施していない。
5.オープンアカウント等の与信利率
オープンアカウントは実施していない。
6.フランチャイジーに対する商品の販売条件に関する事項
①フランチャイジーに販売又はあっせんする商品の種類
・モスバーガーの店舗で販売される商品の主材料及び副資材
(例:パティ、テリヤキソース、野菜、チーズ、紙コップ、包装資材他)
・店舗用什器備品、消耗品他
②商品等の供給条件
a.納品場所は原則として店舗とする。
b.商品の所有権は、当該商品引き渡しが完了した時をもってフラ
ンチャイジーに移転する。
c.商品の危険負担は、商品の引渡し時をもってフランチャイジー
に移転する。
③配送日・時間・回数に関する事項
a.フランチャイザー契約倉庫在庫品(指定食材・包材、斡旋品等)
原則 : 毎日配送(一部地域を除く)
b.日配品(パン)
原則 : 毎日配送
c.倉庫在庫以外のメーカー直送品
随時発注、随時配送・納品(宅配便・郵便)
※発注から納品まで
aとbは発注日+2日
cについては発注日+3日から5日程度
※配送時間
aとbは概ね固定配送ルート、店舗営業時間内の配送が原則で
あるが、納品時間についてはフランチャイジーに対し、保証を
しない
パンは例外的に夜間から早朝配送
12
④仕入先の推奨制度
フランチャイザーまたはフランチャイザーの推奨する供給者が供
給する。
⑤発注方法
店舗に設置するPOSレジスターによって、商品のコード番号、
数量および納期を入力して発注する。
⑥売買代金の決済方法
a.売買代金の支払いは月3回(10日、20日、月末)締切の7日
後(17日、27日、翌月7日)支払いとする。
b.6ヶ月間継続して遅滞なく売買代金が支払われた場合は、月末
締切の翌月20日払いとすることができる。
c.開店日前に納品された売買代金については、開店日前日までの
支払いとする。
⑦返 品
納品時にフランチャイジーが異議なく受領した商品(食材等)に
ついては、原因がフランチャイザーの責に帰すべき事由に基づく
ものであることをフランチャイジーが立証した場合を除き、原則
として返品できない。
⑧在庫管理等
在庫管理はフランチャイジーの責任において行う。
⑨販売方法
フランチャイジーはフランチャイザーの指定する方法に基づいて
調理し、また、指定する方法に基づいて(販売価格等も含む)販
売しなければならない。
⑩許認可を要する商品の販売について
フランチャイジーはフランチャイザーの指定する商品を販売しな
ければならず、理由の如何に拘らずフランチャイザーの指定する
商品以外の商品を販売してはならない。
7.経営の指導に関する事項
①加盟に際しての研修等実施の有無
a.開店前に本部指定の研修を受講し、直営店での実習を実施する。
b.研修費用は、フランチャイジーが負担する。
②加盟に際し行われる研修の内容
a.机上訓練
経営理念、衛生知識、商品知識、接客基礎知識、マネージメン
ト他
b.実習訓練
接客、オペレーション、メンテナンス他
c.直営店実習
13
③フランチャイジーに対する継続的な経営指導の方法およびその実施
回数
a.経営技術指導
スーパーバイザーによる定期的巡回指導を行う。
b.経営分析
経営資料をもとに毎月経営分析を行う。
④その他
a.必要に応じてインストラクター等の指導員の派遣による指導を
行う。(費用はフランチャイジーの負担)
b.共栄会等を通じて、集合教育を実施する。
8.使用させる商標・商号・その他の表示に関する事項
①当該使用させる商標、商号その他の表示
添付資料のとおり
②当該表示の使用についての条件
フランチャイズ契約書に記載された特定の店舗において、当社の
指定する方法にて使用しなければならない。
9.契約期間、再契約および契約解除に関する事項
①契約期間
契約締結日以降最初に到来する4月1日から満5年間。ただし、
契約締結の日が4月1日である場合には、この日から満5年間と
する。
②再契約の要件および手続き
期間満了の6ヶ月前より、フランチャイジーおよびフランチャイ
ザーは、フランチャイズ契約の再契約に関する協議を行い、双方
が合意した場合に限り、フランチャイズ契約の再契約を行う。
③契約解除の条件および手続き
フランチャイジーにおいて次の各号のいずれかに該当する場合に、
契約は解除され、「a」の場合は催告のうえ、「b」から「ac」
までの場合は事前の催告なく直ちに解除される。
a.フランチャイズ契約およびその付属書類またはマニュアルを
遵守していないとき
b.差押、仮差押の申立または租税滞納による処分を受けたとき
c.資産状態または経営状態が悪化し、フランチャイズ契約の継
続が困難になったと認められるとき
d.破産、民事再生、会社更正の各手続き開始申立がなされたと
き
14
e.合併、会社分割、事業譲渡等により組織の実体に変更があっ
たとき
f.株式または出資者等の変更により、本フランチャイズシステ
ムまたは店舗の営業に支障をきたすおそれが生じたとき
g.解散の決議を行ったとき
h.振出しまたは引受けた手形、小切手が不渡になったとき
i.営業を廃止したとき
j.営業活動上必要な営業等の許可が、関係官庁から取消され、
または営業停止等となったとき
k.個人であるフランチャイジー(法人である場合はその代表者
または事業責任者)が後見、保佐、補助のいずれかの審判を
受け、または任意後見監督人が選任されたとき
l.フランチャイジーの地位およびフランチャイズ契約によって
付与された権利義務の無断譲渡、営業秘密の漏洩禁止違反、
マニュアルの保全義務違反、販売商品以外の商品販売違反、
指定商品の転売禁止違反、店舗所在地の無断移動、インサイ
ダー取引、反社会的勢力の受け入れ、法人成り届出義務違反、
法人フランチャイジーの重大な変更の届出義務違反、をフラ
ンチャイジーが行ったとき
m.フランチャイザーの指導に拘わらず、フランチャイザー指定
商品を使用しないとき
n.特別の理由なくして店舗の営業を1週間以上行わなかったと
き
o.失踪したとき
p.重大な犯罪行為を犯したとき
q.代表者や事業責任者等の変更により、店舗の営業に支障をき
たすおそれが生じたとき
r.モスバーガーチェーンに重大な被害を与えかねない法令の違
反があった場合
s.総合衛生検査および指定衛生検査等における改善指導等にお
ける改善指導に従わないとき、または再検査を拒否したとき
t.フランチャイジーの責により食中毒等の重大な事件が生じた
とき
u.営業停止命令を受け、フランチャイザーまたはフランチャイ
ザーが指定する者による改善指導に従わないまま営業停止期
間が1ヶ月を超えたとき
v.営業停止命令を連続して2回以上受けたとき
w.フランチャイザーまたはフランチャイザーが指定する者によ
る衛生、設備使用及び安全確認に関する指導に従わず、改善
が見込めないとき
x. 安全が確認できない設備の使用中止、修理、買い替えを行わ
ず、フランチャイザーの指導にも従わないとき
15
y.
z.
設備に関する安全点検を実施しないとき
設備に関する安全点検の結果による、設備の使用中止、修理、
買い替えを行わず、フランチャイザーの指導にも従わないと
き
aa.期限の切れた食材の使用販売禁止に違反したにもかかわらず
フランチャイザーの指導に従わないとき
ab.以上のいずれかに準じる事由が生じたとき
ac.信頼関係が失われたと認められるとき
④契約解除によって生じる損害賠償の額または算定方法、その他義務の
内容等
契約解除によって生じる損害賠償の額および算定方法に関する
特約を有さない。
※フランチャイズ契約書に違反した場合の違約金および損害賠償
については、後記「16.」に記載
⑤契約終了後のフランチャイジーの義務
a.直ちにその店舗を閉店し、自己の費用をもってフランチャイ
ザーから使用許可を受けた商標および商標の付された看板等
を店舗から取りはずすこと。
b.残った食材、包材をフランチャイザーの指示に基づきフラン
チャイザーへ譲渡すること(当該残余品の運搬は、フランチ
ャイジーの費用と責任で行なう)。
c.フランチャイザーから貸与を受けた一切の物品は、自己の費
用をもってフランチャイザーに返還すること。
d.残存債務については直ちに精算すること。
10.フランチャイジーが定期的に支払う金銭に関する事項
(1)ロイヤルティ
①金銭の額または算定方法
毎月の総売上高の1%に消費税を付加した金額
②金銭の性質
a.継続的商標使用料
b.継続的経営指導料
③支払い時期
当該月の翌月20日まで
④支払い方法
当社指定の銀行口座への振込み払い。
(2)広告宣伝費
①金銭の額または算定方法
毎月の総売上高の1%に消費税を付加した金額
16
②金銭の性質
モスバーガーチェーン全体としての広告宣伝費の個店別負担金
③支払い時期
当該月の翌月20日まで
④支払い方法
当社指定の銀行口座への振込み払い。
(3)インターネットシステム利用料(e-mosslesやまサイト利用料)
①金銭の額
基本機能(「人目」はユーザーIDの数を指す)
利用料金
(消費税別)
1人目
2から3人目
4人目以降
無
2,000円
1,000円
料
その他、希望により以下の料金が加算される。
・オプション機能
4,000円
・データ提供機能※
3,000円(消費税別)
※データ提供機能は自社システムへのデータ連携のため必要。
②金銭の性質
チェーン情報を共有するためのインターネットシステム利用料
③支払い時期
翌月分を当月20日まで
④支払い方法
当社指定の銀行口座への振込み払い。
⑤その他
インターネット接続料および通信料は別途フランチャイジーが
負担する。
(4)研修費用
①金銭の額
(消費税別)
備考
研修名
研修日数
研修費用
ベーシックコース
12日間
100,000円
休日含む
※1
臨店実習
7日間
30,000円
休日含む
※1
新規加盟ベーシックコース
(ビルトイン)
*臨店実習含む
33日間
250,000円
休日含む
※1
新規加盟ベーシックコース
(ドライブスルー)
40日間
17
280,000円
休日含む
※1
*臨店実習含む
※1.宿泊費は研修費に含まれます。交通費・食費などは受講者負担と
なります。
② 金銭の性質
チェーンのノウハウを習得するための研修費用
③ 支払い期間
研修修了日(20日締め)の翌月20日まで
④ 支払い方法
当社指定の銀行口座への振込み払い
(5)メンテナンス費用
① 金銭の額
「あんしん点検」:およそ60,000円から100,000円
(3年に1回:店舗の規模等によって異なる)
② 金銭の性質
厨房機器保安のための点検料
③ 支払い期間
点検日(20日締め)の翌月20日まで
④ 支払い方法
当社指定の銀行口座への振込み払い
(6)看板レンタル料・看板保守料
①
金銭の額
・看板レンタル料 (1台あたり)月額 1,400円~9,500円
種類・台数により1店舗当たり負担金額は変動
・看板保守料
(1店舗あたり)月額 1,600円または2,400円
点検時、高所作業車の要不要で金額決定
② 金銭の性質
看板本体のレンタル料、および2年に1回の点検含む看板の保守
料
③ 支払い期間
設置翌月より (FC契約に準ずる)
⑤ 支払方法
当社指定の銀行口座への振込払い
(7)ホットコーヒーマシンレンタル料
① 金銭の額
・ホットコーヒーマシンレンタル料(1台当たり)月額4,200円
18
②
③
④
台数により1店舗当たり負担金額は変動
金銭の性質
ホットコーヒーマシン本体のレンタル料、および使用者の責に
よらない事由によって生じたホットコーヒーマシンの修理費
支払期間
設置月より (FC契約に準ずる)
支払方法
当社指定の銀行口座へ振込払い
11.店舗の営業時間・営業日・休業日
a.原則として年中無休、1営業日当たり16時間以上とする。
b.立地環境等により営業時間の変更が必要と認められる場合には、
協議により変更することができる。
12.テリトリー権の有無
テリトリー制を採用していない。そのため、将来近隣地区にフラン
チャイザーまたはフランチャイジーの店舗を出店させることがある。
13.競業禁止義務の有無
a.契約期間中は、直接であると間接であるを問わず、またいかなる
理由によっても、以下に記載する事業を行ってはならない。
① ハンバーガーを主力商品とした店舗の運営
② 食品にかかわるフランチャイズの本部としての事業展開
③ モスバーガーチェーン以外のハンバーガーを主力商品としたチェ
ーンへの加盟
b.契約終了後2年間は、直接であると間接であるとを問わず、フラン
チャイザーの実施する事業と競合する事業を行うことを禁止する。
14.守秘義務の有無
契約期間中であると契約終了後であるとを問わず、フランチャイザー
の営業ノウハウ、その他機密扱い、秘密扱い、社外秘またはコピー不
可として提供した資料、情報の一切を秘匿する義務を負う。
19
15.店舗の構造と内外装についての特別義務
a.店舗設計はフランチャイザー指定の設計事務所と別途契約する。
b.店舗の内外装はフランチャイザーの指示に従う。個別的仕様が必
要とされる場合は、チェーンのブランドイメージを損なわないよ
う、予めフランチャイザーと協議のうえ決定する。
c.営業設備および什器備品については、フランチャイザーの指定す
るものを使用する。
16.契約違反をした場合の違約金、その他の義務に関する事項等
フランチャイザーは、違反の内容により、違反状態の継続日数に従い
1日当たり10万円または50万円に当該日数を乗じた額を違約金と
して請求し、フランチャイジーはこの金額相当額を支払う。
なお、マニュアルの保管義務もしくは守秘義務に違反した場合には、
200万円の違約金を支払う。
ただし、上記に定める違約金を超える損害が発生した場合には、フラ
ンチャイザーはその賠償額について請求することができる。
17.事業活動上の損失に対する補償の有無内容等
補償制度は設けていない。
18.フランチャイジーに課する特別の義務
a.立地の選定はフランチャイザーの指導を受けて行うこと。
b.研修修了者[フランチャイザーが指定する教育指導を修了した者]
を常時2名以上在籍させること。
(当該費用はフランチャイジーの負担。)
c.研修修了者のうち少なくとも1名は、フランチャイザーが認定す
るマスターライセンス資格を取得すること。
d.フランチャイザーの指定する情報端末機器および付属機器(PO
S)を店舗に設置・使用すること。
(基本機器レンタル料 月額 14,500 円(※税別)。但し、店舗の規
模等によりその他機器が必要な場合には別途費用が発生。
また、設置や配線等に伴う工事費用および特別保守料金が発生す
る場合がある。)
e.毎月15日迄に、前月分の月次損益計算書を提出すること。
f.フランチャイザーの通知する年間予定表に従って、定期的にフラ
20
ンチャイザーまたはフランチャイザーが指定する者による衛生検
査を受けなければならないこと。
(原則としてフランチャイザーの負担、再検査費用はフランチャ
イジーの負担)
g.フランチャイザーが相当と認める内容の警備請負契約を締結する
こと。
(当該費用はフランチャイジーの負担)
h.日本ハンバーグ・ハンバーガー協会の販売指定店になること、ま
たその費用を負担すること。
(登録料 11,000 円※消費税別)
i.モスバーガー共栄会の会員となり、共栄会の開催行事に参加する
こと。
(共栄会費 月額 5,000 円)
※別途支部会費あり 支部により異なり、月額 3,000 円~
11,000 円
j. フランチャイザーが指定する、営業設備に関する安全点検を定期
的に実施すること
k. 環境に関する法令および条例を遵守し、チェーンの環境活動に従
うこと
l.被災地への支援活動に協力すること
21
後記1 .「フランチャイズ契約のためのチェックリスト」説明確認書
頁
項
目
確認印
確 認
数
加 盟
年月日
説明者
フランチャイズ契約のご案内
1
モスバーガーチェーンへの加盟を希望される方へ
2
第Ⅰ部 株式会社モスフードサービスとモスバーガーチェーンのフラン
チャイズシステムについて
1.当社の経営理念
5
2.会社概要
5
社名・所在地・資本金・設立・事業内容・他に行っている事業の種
6
類・主要株主・主要取引銀行・従業員数・連結子会社の名称及び
7
事業の種類・所属団体・沿革等
3.会社組織図
7
4.役員一覧
8
5.直近3事業年度の貸借対照表および損益計算書
9
6 .売上・出店状況(直近3 事業年度の推移)
9
7.フランチャイジーの店舗に関する事項
9
・直近3事業年度の各事業年度内に新規に営業を開始したフランチャ
10
イジーの店舗数
・直近3事業年度の各事業年度内に解除された契約に係るフランチャ
イジーの店舗数
・直近3事業年度の各事業年度内に更新された契約に係るフランチャ
イジーの店舗数及び更新されなかった契約に係るフランチャイジー
の店舗数
8.訴訟件数
10
第Ⅱ部 フランチャイズ契約の要点
1.契約の名称等
11
2.売上・収益予測についての説明
11
3.加盟に際しフランチャイジーが支払う金銭に関する事項
11
①金銭の額、 ②金銭の性質、③支払い時期、 ④支払い方法、
12
⑤当該金銭の返還の有無及び条件
4.オープンアカウント等の送金
12
5.オープンアカウント等の与信利率
12
6.フランチャイジーに対する商品の販売条件に関する事項
12
①フランチャイジーに販売又はあっせんする商品の種類、
13
②商品等の供給条件、 ③配送日・時間・回数に関する事項、
⑥
入先の推奨制度、 ⑤発注方法、 ⑥売買代金の決裁
方法、
⑦
品、 ⑧在庫管理等、 ⑨販売方法、 ⑩許認可を要
する商品の販売について
22
希望者
頁
項
目
数
確認印
確 認
年月日
加 盟
説明者
7.経営の指導に関する事項
8.使用させる商標・商号・その他の表示に関する事項
9.契約期間、再契約および契約解除に関する事項
10.フランチャイジーが定期的に支払う金銭に関する事項
①金銭の額または算定方法、②金銭の性質、③支払い時期、④支払
い方法、⑤その他
11.店舗の営業時間・営業日・休業日
12.テリトリー権の有無
13.競業禁止義務の有無
14.守秘義務の有無
15.店舗の構造と内外装についての特別義務
16.契約違反をした場合の違約金、その他の義務に関する事項等
17.事業活動上の損失に対する補償の有無内容等
18.フランチャイジーに課する特別の義務
後記1.「フランチャイズ契約締結のためのチェックリスト」
説明確認書
後記2.「フランチャイズ事業を始めるにあたって」中小企業庁
希望者
13
14
14
14
15
16
16
17
18
19
19
19
19
19
20
20
20
20
21
22
23
別
添
年
月
日
説明者
私_________は、フランチャイズ契約に関する上記すべての項目を説明し、
加盟希望者_______の理解をいただきました。
説 明 者_______________印
加盟希望者
私_________は、フランチャイズ契約に関する上記すべての項目について
説明者_________より説明を受け、理解しました。
加盟希望者氏名____________印
23
別添資料:売上・収益予測についての説明
1.売上・収益予測
モスバーガーチェーンでは出店条件、立地環境などを調査し、独自に開発した売上想定シス
テムを用いて、新規オープンから1年間の平均売上を予測(想定)しております。
想定した売上をもとに、初期投資額、経費等を考慮しながら5年間の事業計画を作成し、
事業の収益予測を行っております。
2.具体的な売上予測の方法
(1) 都市型ビルインタイプ・ロードサイドタイプ・ショッピンクセンタータイプの売上
予測について
ウエイト加算比較分析( 注 1 )による第一次売上予測数値と、重回帰分析( 注 2 )
により算出した第二次売上予測数値の双方を考慮して、最終的な売上予測数値を算
出します。
なお、すべての売上予測数値及び計算式は、その作成権利者との協議により一般開
示しないことになっています。
(2)大学内店舗、サービスエリア店舗、パーキングエリア店舗、季節営業店舗等の売上予測
について
類似店舗の出店条件、売上実績を鑑みながら、マーケットボリューム等を用いて売上予
測を行っております。
3.その他
本部は加盟者の出店にあたって、本部の示す売上・収益予測があくまでも予測数値
(参考数値)である旨、及び、事業収益を本部が保証するものではない旨を文書にて
説明しています。
注釈 1 ウエイト加算比較分析とは
各データを同一基準で点数化し、現実に観測可能なデータにおいてはその数値
を説明する強弱(ウエイト)に、その他データにおいては自社において影響が強
いと仮説立てられる要因に強弱(ウエイト)をつけて点数化する方法です。
注釈 2 重回帰分析とは
目的変数(売上)を複数の説明変数(自社における売上要因)を用いて説明する
手法です。
分析により、各説明変数に対する係数と定数項が算出されます。
予測値を算出する際は、各売上要因と係数の積に定数項を足すことで、売上の予
測を行います。
以上
株式会社 モスフードサービス 組織図(2015年3月1日付)
監
査
役
監
査
役
別紙Ⅱ
取 締 役 会
会
会 長 兼 社 長
お客さまサポートグループ
社会環境グループ
監
査
CSR 推 進 室
室
リスクマネジメントグループ
品質保証グループ
秘 書 グ ル ー プ
社
広報IRグループ
長
㈱エム・エイチ・エス
室
清
人 事 グ ル ー プ
経営企画グループ
人 材 開 発 部
総 合 企 画 室
教 育 グ ル ー プ
次世代モス開発グループ
経 営 戦 略 本 部
マーケ 企画 グル ープ
財 務 グ ル ー プ
経営サポート本部
経 理 グ ル ー プ
ブ ラ ン ド 戦 略 室
ダイレクトマーケティンググループ
経営サポート部
情報システムグループ
販売促進グループ
法務・総務グループ
㈱モスクレジット
営 業 本 部
商 品 本 部
西
東
営
日
日
本
本
営
営
業
業
画
部
部
部
直
業
企
営
部
ー
エ
エ
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リ
リ
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リ
リ
リ
ア
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ア
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ア
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ア
会
事
日
日
本
本
本
支
支
支
社
社
社
ト
部
部
際
際
事
営
企
テ
業
業
画
部
部
部
ム
部
国
際
商
品
グ
ル
商
品
開
発
グ
ル
ア
グ
リ
事
業
グ
ル
商
品
流
通
グ
ル
購
買
戦
略
グ
ル
開
発
戦
略
グ
ル
東
日
本
開
発
グ
ル
西
日
本
開
発
グ
ル
店
舗
シ
ス
テ
ム
グ
ル
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
グ
ル
マ
ザ
フ
グ
ル
新
規
事
業
開
発
グ
ル
プ
プ
プ
プ
プ
プ
プ
プ
プ
プ
プ
プ
リ
ー
エ
日
部
規
ス
ー
栄
部
シ
ー
八
発
国
ー
七
通
国
ー
六
発
新
舗
ー
五
総
合
サ
ポ
開
店
ー
四
西
地
流
ー
三
東
品
開
ー
二
北
品
ー
一
ー
共
ー
第
立
ー
プ
第
商
ー
プ
第
商
ー
局
第
ー
ト
グ
ル
第
ー
務
ト
グ
ル
第
ー
加
盟
店
サ
ポ
第
ー
営
業
サ
ポ
第
㈱
モ
ス
ス
ト
ア
カ
ン
パ
ニ
国 際 本 部
開 発 本 部
㈱
モ
ス
ダ
イ
ニ
ン
グ
貸
借
対
照
表
(平成25年3月31日現在)
科 目
金 額
(資産の部)
流
動
(負債の部)
資
産
20,671,193
流
動
負
債
3,340,858
買
売
金
4,054,815
リ
券
9,455,429
未
品
2,551,893
未
品
13,035
用
249,308
前
受
金
2,100
繰 延 税 金 資 産
199,011
預
り
金
456,576
短
金
771,335
前
益
12,609
他
50,283
賞
金
309,521
金
△14,780
ポ イ ン ト 引 当 金
7,539
産
25,490,767
資 産 除 去 債 務
15,000
資 産
4,336,069
物
2,074,980
物
72,856
機 械 及 び 装 置
掛
価
証
商
貯
蔵
前
払
期
そ
貸
固
費
貸
付
の
倒
定
引
当
資
有 形 固 定
建
構
金
3,492,289
務
38,150
金
1,076,292
用
324,396
未 払 法 人 税 等
74,772
ー
ス
債
払
払
費
受
与
そ
収
引
当
の
固
定
債
債務保証損失引当金
22,000
具
0
退 職 給 付 引 当 金
414,246
工 具 器 具 備 品
643,368
資 産 除 去 債 務
103,469
搬
土
地
無 形 固 定 資 産
の
れ
ん
1,542,002
預
754,847
そ
672,016
ソフトウェア仮勘定
49,428
話
加
入
権
投資その他の資産
債
保
証
の
24,868 負
ソ フ ト ウ ェ ア
電
り
ス
2,594,576
2,861
運
ー
負
147,972
83,459
輌
リ
他
務
車
築
掛
5,957,219
現 金 及 び 預 金
有
債
合
金
1,924,449
他
46,951
計
8,551,795
(純資産の部)
株
主
8,533
資
20,399,851
資
資
本
本
本
剰
11,412,845
金
11,100,543
資
金
11,100,524
関 係 会 社 株 式
3,954,332
その他資本剰余金
19
貸
付
金
671,907
関係会社長期貸付金
2,405,000
長 期 前 払 費 用
76,029
繰 延 税 金 資 産
268,796
差
入
保
証
金
4,195,644
保
険
積
立
金
547,204
他
2,171,370
金
△209,229
そ
貸
の
倒
引
当
投 資 損 失 引 当 金
産
合
計
利
利
剰
益
備
余
その他利益剰余金
15,268,046
金
12,000,000
繰 越 利 益 剰 余 金
3,268,046
自
積
備
16,066,696
798,649
途
準
金
金
別
己
立
株
式
△1,221,691
評価・換算差額等
251,771
251,771
その他有価証券評価差額金
△98,300 純
46,161,960
益
準
金
6,417,095
期
本
余
37,358,393
投 資 有 価 証 券
長
資
(単位 千円)
金 額
科 目
資
産
合
計
37,610,164
負 債 ・ 純 資 産 合 計
46,161,960
損
益
計
算
書
平成24年4月1日から
平成25年3月31日まで
(単位 千円)
金 額
科 目
売
上
売
上
売
原
上
総
高
47,969,942
価
29,326,676
利
益
18,643,266
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
営
業
業
受
利
外
取
利
設
収
息
備
及
外
支
び
配
当
貸
費
備
そ
貸
費
の
経
常
特
利
別
利
他
160,822
息
636
用
1,616,914
他
90,209
益
2,108,294
益
51,500
投 資 損 失 引 当 金 戻 入 額
54 330
54,330
社
そ
特
株
売
163,373
益
会
産
1,500,972
47,946
係
資
料
益
関
定
372,098
1,707,759
利
賃
金
用
払
設
1,782,160
2,033,893
の
業
固
益
益
賃
そ
営
16,861,106
式
却
売
却
の
別
他
損
9,596
失
310,822
固
定
資
産
売
却
損
425
固
定
資
産
除
却
損
33,731
失
88,165
損
160,673
損
27,825
減
関
関
損
係
会
係
社
会
損
株
社
式
評
整
価
理
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
1,960,845
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
363,552
法
△1,273
当
人
税
期
等
純
調
整
利
額
益
362,278
1,598,566
貸 借 対 照 表
(平成26年3月31日現在)
科 目
科 目
金 額
(資産の部)
流
動
資
(負債の部)
産
19,661,212
動
3,610,770
買
売
金
4,213,835
リ
券
8,165,559
未
商 品 及 び 製 品
2,430,677
未
原材料及び貯蔵品
17,043
掛
価
前
証
払
債
掛
6,942,990
金
3,980,409
務
37,232
金
1,328,088
用
362,217
未 払 法 人 税 等
19,888
税
82,469
ー
ス
債
払
払
未
繰 延 税 金 資 産
208,847
前
受
金
11,593
短
金
530,000
預
り
金
732,498
他
252,534
前
益
11,370
金
△19,219
賞
金
310,647
29,064,389
ポ イ ン ト 引 当 金
9,640
3,795,028
資 産 除 去 債 務
34,550
物
1,776,430
そ
22,383
物
55,842
機 械 及 び 装 置
2,655
貸
固
貸
付
の
倒
定
引
当
資
産
有 形 固 定 資 産
建
構
車
築
輌
運
搬
払
費
251,163
期
費
負
用
そ
消
費
受
与
収
引
当
の
固
定
リ
ー
他
負
債
ス
債
2,771,473
務
56,346
具
0
債務保証損失引当金
16,000
工具、器具及び備品
609,344
退 職 給 付 引 当 金
409,221
地
1,173,588
資 産 除 去 債 務
102,065
定
177,168
長期預り敷金保証金
2,133,770
土
建
設
仮
勘
無 形 固 定 資 産
の
れ
ん
ソフトウェア仮勘定
24,381
加
入
権
投資その他の資産
8,533
債
株
主
資
投 資 有 価 証 券
9,153,511
資
関 係 会 社 株 式
3,699,927
期
貸
付
金
659,985
関係会社長期貸付金
4,475,658
長 期 前 払 費 用
86,711
繰 延 税 金 資 産
218,458
差
入
保
証
金
4,216,574
保
険
積
立
金
698,154
金
800,000
他
267,506
金
△115,086
長
期
そ
貸
預
の
倒
引
当
投 資 損 失 引 当 金
産
合
計
他
合
計
54,068
9,714,463
(純資産の部)
24,108,601
長
の
84,267 負
1,043,577
話
そ
1,160,759
ソ フ ト ウ ェ ア
電
資
流
現 金 及 び 預 金
有
(単位 千円)
金 額
資
本
本
本
資
剰
本
余
金
11,412,845
金
11,100,543
金
11,100,524
その他資本剰余金
19
利
益
利
準
38,727,514
剰
益
備
余
798,649
その他利益剰余金
16,638,246
金
12,000,000
繰 越 利 益 剰 余 金
4,638,246
自
途
積
備
17,436,896
金
別
準
金
己
立
株
式
△1,222,769
評価・換算差額等
△52,800 純
283,624
283,624
その他有価証券評価差額金
資
産
合
計
39,011,138
48,725,602 負 債 純 資 産 合 計
48,725,602
損 益 計 算 書
平成25年4月1日から
平成26年3月31日まで
(単位 千円)
科 目
売
上
金 額
高
売
49,265,406
上
高
47,054,997
そ
の
他
の
営
業
収
入
2,210,408
商
品
期
首
た
な
卸
高
2,551,893
高
30,064,894
計
32,616,788
高
2,430,677
当
期
商
品
仕
入
合
商
品
売
期
末
上
売
た
な
原
上
卸
価
総
30,186,111
利
益
19,079,294
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
営
業
業
利
外
受
価
益
1,842,384
利
証
2,237,774
券
利
息
53,646
息
37,610
受
取
配
当
金
281,146
設
備
賃
貸
料
1,284,586
協
賛
金
収
入
16,536
額
60
他
168,797
負
の
の
れ
そ
営
ん
償
却
の
業
外
支
費
用
払
設
備
1,483,039
利
賃
そ
貸
費
の
経
常
特
利
別
固
1,380,317
他
100,854
2,597,119
益
116,020
債 務 保 証 損 失 引 当 金 戻 入 額
6,000
社
そ
株
売
226,344
益
会
産
用
104,111
係
資
1,867
益
利
定
息
益
関
式
却
売
却
の
特
別
他
損
212
失
736,450
固
定
資
産
売
却
損
153,014
固
定
資
産
除
却
損
37,084
失
271,356
減
税
益
収
取
有
16,841,519
損
損
投
資
有
価
証
券
評
価
損
62,086
関
係
会
社
株
式
評
価
損
122,760
関
係
会
社
株
式
売
却
損
77,047
投 資 損 失 引 当 金 繰 入 額
13,100
引
前
当
期
純
利
益
2,087,014
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
100,796
法
△6,893
当
人
税
期
等
純
調
整
利
額
益
93,903
1,993,110
貸 借 対 照 表
(2015年3月31日現在)
(単位
科
目
( 資 産 の 部 )
流 動 資 産
現
金
預
金
売
掛
金
有
価
証
券
商
品
貯
蔵
品
前
払
費
用
繰 延 税 金 資 産
短
期
貸
付
金
特定債権信託受益権
そ
の
他
貸
倒
引
当
金
固 定 資 産
有形固定資産
建
物
構
築
物
機
械
装
置
車
両
運
搬
具
工 具 器 具 備 品
土
地
建
設
仮
勘
定
無形固定資産
の
れ
ん
借
地
権
ソ フ ト ウ ェ ア
ソフトウェア仮勘定
電
話
加
入
権
投
資
等
投 資 有 価 証 券
関 係 会 社 株 式
長
期
貸
付
金
長 期 前 払 費 用
差
入
保
証
金
繰 延 税 金 資 産
保
険
積
立
金
長
期
預
金
前 払 年 金 費 用
そ
の
他
貸
倒
引
当
金
投 資 損 失 引 当 金
資 産 合 計
金
額
科
15,620,333
流
5,141,742
4,114,998
2,900,177
2,385,139
18,179
260,960
235,533
506,316
0
72,642
△ 15,358
34,394,510
4,658,597
2,509,525
固
100,632
0
0
791,306
1,191,188
65,946
1,221,812
53,492
目
( 負 債 の 部 )
動 負 債
買
掛
金
未
払
金
未
払
費
用
未 払 法 人 税 等
未 払 消 費 税 等
前
受
金
預
り
金
リ
ー
ス
債
務
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
前
受
収
益
賞
与
引
当
金
ポ イ ン ト 引 当 金
定 負 債
預
り
保
証
金
退 職 給 付 引 当 金
債務保証損失引当金
負
の
の
れ
ん
リ
ー
ス
債
務
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
負 債 合 計
金
千円)
額
7,476,248
3,663,491
1,409,312
465,891
249,008
171,326
7,890
1,082,402
29,055
13,490
24,514
9,268
315,568
35,030
2,774,883
2,108,228
237,742
7,000
0
27,291
126,446
43,533
10,251,131
0
1,116,754
43,075
8,490
28,514,099
13,454,146
3,560,810
4,472,543
65,941
4,272,112
0
976,158
1,800,000
0
233,254
△ 97,868
△ 223,000
50,014,843
( 純 資 産 の 部 )
株 主 資 本
資
本
金
資 本 剰 余 金
資
本
準
備
金
そ の 他 資 本 剰 余 金
自 己 株 式 処 分 差 益
利 益 剰 余 金
利
益
準
備
金
そ の 他 利 益 剰 余 金
別 途 積 立 金
繰 越 利 益 剰 余 金
自 己 株 式
評価・換算差額等
有価証券評価差額金
純 資 産 合 計
負債及び純資産合計
- 13 -
38,681,909
11,412,845
11,100,543
11,100,524
19
19
17,393,177
798,649
16,594,527
12,000,000
4,594,527
△ 1,224,655
1,081,801
1,081,801
39,763,711
50,014,843
損 益 計 算 書
自 2014年4月
1日
至 2015年3月31日
(単位
科
売
上
目
金
高
売 上 原 価
額
49,282,201
49,282,201
30,279,569
30,279,569
売 上 総 利 益 金 額
19,002,631
販売費及び一般管理費
17,683,756
営 業 利 益 金 額
1,318,874
営 業 外 収 益
1,570,066
受 取 利 息 ・ 配 当 金
賃
そ
貸
の
収
他
の
収
367,961
入
1,062,624
益
139,480
営 業 外 費 用
1,392,812
支
払
利
息
3,073
賃
貸
経
費
1,207,557
失
182,181
雑
損
経 常 利 益 金 額
1,496,128
特 別 利 益
固
定
資
111,478
産
売
却
益
102,478
債務保証損失引当金戻入益
9,000
特 別 損 失
669,159
固
定
資
産
除
却
損
60,057
固
定
資
産
除
却
損
60,057
関 係 会 社 株 式 評 価 損
119,224
投資損失引当金繰入額
206,500
減
失
183,615
そ の 他 の 特 別 損 失
79,761
損
損
税引前当期純利益金額
938,447
法人税、住民税及び事業税
315,024
315,024
法 人 税 等 調 整 額
19,940
19,940
当 期 純 利 益 金 額
603,482
- 14 -
千円)
2015/07/15 11:01:42 / 14066910_株式会社モスフードサービス_招集通知
3.個別注記表
1.重要な会計方針に係る事項
(1) 資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
イ.子会社株式及び関連会社株式 総平均法による原価法
ロ.その他有価証券
・時価のあるもの 決算末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法により算定)
・時価のないもの 総平均法による原価法
② たな卸資産
・商品及び製品 月次総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に
よる簿価切下げの方法により算定)
(2) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く) 定額法
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。
② 無形固定資産(リース資産を除く)
・ソフトウェア(自社利用) 社内の利用可能期間(5年)に基づく定額法
・のれん 定額法(5年)
ただし、重要性が乏しい場合には、発生年度に全額償却しております。
③ リース資産
・所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
なお、所有権移転外ファイナンスリース取引のうち、リース取引開始日が2008年3月31日以前のリース取
引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
④ 長期前払費用 定額法
- 1 -
個別注記表
2015/07/15 11:01:42 / 14066910_株式会社モスフードサービス_招集通知
(3) 引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、以下のような貸倒引当金を計上しております。
・一般債権 貸倒実績率法によっております。
・貸倒懸念債権及び破産更生債権 財務内容評価法によっております。
② 投資損失引当金
関係会社への投資に対する損失に備えるため、投資先の財政状態の実情を勘案し、一定の算定基準によ
る必要額を見積計上しております。
③ 役員賞与引当金
当社は役員賞与の支出に備えて、当事業年度に対応する支給見込額に基づき計上することとしておりま
す。
なお、当事業年度においては対応する支給見込みがないため計上しておりません。
④ 賞与引当金
従業員に支給する賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。
⑤ ポイント引当金
販売促進を目的としたポイント制度に基づき付与したポイントの利用に備えるため、当事業年度末にお
いて将来利用されると見込まれるポイントに対してその費用負担額をポイント引当金として計上してお
ります。
⑥ 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
発生していると認められる額を計上しております。
また、数理計算上の差異は、発生時の翌事業年度に費用処理することとしております。
なお、退職給付に係る未認識数理計算上の差異の会計処理の方法は、連結計算書類におけるこれらの会
計処理の方法と異なっております。
⑦ 債務保証損失引当金
関係会社等への債務保証等に係る損失に備えるため、被保証者の財政状態等を勘案し、損失負担見込額
を計上しております。
(4) その他計算書類作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(5) 会計方針の変更に関する注記
(退職給付に関する会計基準等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下、「退職給付会計基
準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27年
3月26日。)を当事業年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額
の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更するとともに、割引率の決定方法についても、
従業員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込
期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更しております。
- 2 -
個別注記表
2015/07/15 11:01:42 / 14066910_株式会社モスフードサービス_招集通知
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取り扱いに従って
おり、当事業年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を繰越利
益剰余金に加減しております。
この結果、当事業年度の期首の退職給付に係る負債が107,179千円減少し、繰越利益剰余金が69,130千
円増加しております。また、当事業年度の損益に与える影響は軽微であります。
2.貸借対照表に関する注記
(1) 有形固定資産の減価償却累計額
6,199,601千円
(2) 担保に供している資産及び担保に係る債務
資金決済に関する法律等に基づき、投資有価証券399,905千円(対応する債務、モスカードに係る「預り
金」860,057千円)を担保に供しております。
(3) 保証債務
関係会社㈱モスクレジットの銀行借入に対し、240,000千円の債務保証をしております。
また、加盟店の㈱モスクレジットからの借入に対し、2,790,267千円の債務保証をしております。
(4) 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
短期金銭債権
1,227,737千円
短期金銭債務
592,161千円
長期金銭債権
3,865,382千円
長期金銭債務
465,246千円
(5)コミットメント契約
当社及び連結子会社(㈱モスクレジット)は、㈱三菱東京UFJ銀行とコミットメント契約を締結してお
ります。当事業年度末日におけるコミットメント契約に係る借入未実行残高は次のとおりであります。
貸出コミットメントの総額
4,000,000千円
借入実行残高
50,000千円
未実行残高
3,950,000千円
なお、借入実行残高は全額㈱モスクレジットの借入実行によるものであります。
- 3 -
個別注記表
2015/07/15 11:01:42 / 14066910_株式会社モスフードサービス_招集通知
3.損益計算書に関する注記
関係会社との取引高
営業取引による取引高
売上高
7,307,434千円
仕入高
3,245,466千円
販売費及び一般管理費
1,075,073千円
営業取引以外の取引による取引高
599,605千円
4.株主資本等変動計算書に関する注記
当事業年度末日における自己株式の種類及び株式数
普通株式 865,637株
(注)普通株式の自己株式の株式数の増加855株は、単元未満株式の買い取りによる増加であります。
5.税効果会計に関する注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳
繰延税金資産
未払事業税否認
30,545千円
貸倒引当金損金算入限度超過額
27,973千円
賞与引当金否認
104,453千円
ポイント引当金否認
11,595千円
投資損失引当金否認
72,118千円
退職給付引当金否認
77,621千円
債務保証損失引当金否認
2,263千円
未払役員退職慰労金否認
40,399千円
関係会社株式評価損否認
87,712千円
減損損失否認
656,069千円
資産除去債務
45,449千円
その他
131,591千円
繰延税金資産小計
1,287,792千円
評価性引当額
△744,377千円
繰延税金資産合計
543,414千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△514,209千円
資産除去費用
△18,311千円
繰延税金負債合計
△532,520千円
繰延税金資産の純額
10,893千円
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個別注記表
2015/07/15 11:01:42 / 14066910_株式会社モスフードサービス_招集通知
6.リースにより使用する固定資産に関する注記
リース取引開始日が2008年3月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引について、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じて会計処理を行っております。
なお、事務機器等の一部については、所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。
7.関連当事者との取引に関する注記
属
性
子会社
会社等の名称
㈱モスクレ
ジット
議 決 権 等
の 所 有
( 被 所 有 )
割
合
関
役員の
兼任等
所有
直接
100.00%
-
係
内
容
取引の内容
取引金額
( 千 円 )
(注1)
科 目
貸付金の回収
(注2)
2,519,442
短期貸付金
500,000
1,650,000
関 係 会 社
長期貸付金
3,526,215
事業上
の関係
金銭の貸付
(注2)
金銭貸付、銀行借
入に対する
利息の受取
(注2)
債務保証
債務保証
(注3)
保証料の受取
(注3)
食材・包装資材等
の販売
子会社
㈱モススト
アカンパニ
ー
所有
直接
100.00%
37,253
-
-
240,000
-
-
その他
(流動資産)
28
469
食材・包装資材
等の販売
(注4)
期末残高
( 千 円 )
(注1)
6,629,641
売
掛
金
684,373
-
借入に対する
債務保証
債務保証
(注5)
1,829,572
-
-
(注1)取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めております。
(注2)㈱モスクレジットに対する資金の貸付については、市場金利を勘案して利率を決定しております。
なお、担保は受け入れておりません。
(注3)㈱モスクレジットの銀行借入(240,000千円)につき、債務保証を行ったものであり、年率0.1%の保証料を受領しております。
(注4)価格、その他の取引条件は、市場実勢及び総原価を勘案し決定しており、他のフランチャイジーと同一の取引条件であります。
(注5)㈱モスストアカンパニーの㈱モスクレジットからの借入(1,829,572千円)につき、債務保証を行ったものであり、他のフラン
チャイジーと同一の取引条件であります。なお、保証料は受領しておりません。
8.1株当たり情報に関する注記
(1) 1株当たり純資産額
1,276円76銭
(2) 1株当たり当期純利益
19円38銭
9.重要な後発事象に関する注記
該当事項はありません。
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個別注記表
<別紙:【商標】の表 示>