629号 - 日本歯科大学 生命歯学部

本学
校目の姉妹校
ダヌーベ・プリバード にある。ダヌーベとはド る。DPUの経営に参画 を有するベネディクト会
大学(DPU)は、二〇 ナ ウ 川、プ リ バ ー ド は ド し て い る 夫 君 の ユ ン ゲ の修道院を訪れた。DP
科大学。EUの認証を受
再生医療認定うく
特定認定再生医療等委員会
本学は、厚生労働省 に関する法律により、
に特定認定再生医療等 本学における再生医療
■調印
工する新校舎の落成記念
上げたい、来年後半に竣
現在、本学がすすめ
をうけた。
この認定は、再生医 ている歯髄細胞バンク
療等の安全性の確保等 事業等に適用される。
付で厚労大臣より認定 大学では最初となる。
ていたが、六月十六日 るためのもので、歯科
委員会の設置を申請し の研究・臨床を実施す
■講義
五月十一日は、姉妹校
提携書調印式の日。まず
学長室において、昨年ま
教
Kurt Alt
でドイツのマインツ大学
正教授だった
授の特別講義が行われ
両校の講演を終え、午 に国際シンポジウムを企
た。
教 授 は、 歯 の
Kurt
人類形態学の国際学会大 後一時四十分から理事長 画しているので、協力し
会長も務めた著名な先生 応接室において姉妹校締 てほしいとの要望があっ
う。十一時間余でウィー する特別講義を聞く。理 で、歯の人類学・考古学 結の調印式が行われた。 た。また、来春の桜の季
事長、ユンゲル・ピスケ
ル 相 談 役(理 事 長 の 夫
■交流
十二日の九時から十二
ク ロ ツ ネ ベ ル グ 事 務 局 時まで、
Prof. Dr. Dritan
長(
教授によるイン
Ms.Stefanie Acro- Turhani
Zinneberg 理( 事 長 の 長 プラント前処置としての
君)、 ス テ フ ァ ニ ー・ ア
B・ワグナーピスケル理 との希望が寄せられた。
ンに到着、日本と七時間 事長運転の車でクレムス センターの紹介と研究の D P U か ら は、 マ ル ガ・ 節に本学を訪問したい、
■歓待
月 八 日 か ら 十 三 日 ま で いていた。
オーストリア・クレムス
)市に滞在した。
Kremus
で本部校舎と歯科医院に
向かい、DPU学長、事
務局長らと面会する。
学内見学では、ファン
トーム室で実習する歯科
学生と面談した。自主補
習のため、土曜日も学生
に実習室を開放している
とのことだった。
Musig
十二時から歯科矯正学
教授である
学長よ
り、矯正治療の変遷に関
イオリンによるミニコン 学部長は、本学が開発し 妻、 事 務 局 長 夫 妻、
DPUの本部校舎と附属病院
Altンした。十二時三十分、
ファントームで実習する学生たち
調印するDPU理事長(中央の女性)と
羽村生命歯学部長(右)、影山教授(左)
左端は理事長の夫君・ピスケル相談役、
その右は息女のアクロツネベルグ事務局長、
右端はアルト教授
Batjargal Gunaajav
(羽村章、影山幾男・記)
分成田空港に到着した。
日木曜日、午前六時五十
へ。日本時間の五月十四
つく。直行便で一路成田
ン国際空港から帰路に
全ての日程を終えた最
終 日 の 十 三 日、 ウ ィ ー
氏を交えて会食した。
使の
ーストリア・モンゴル大
ルト・ワグナー氏と駐オ
で、理事長の長男のロベ
た患者ロボット・シムロ 教 授 と 昼 食 を か ね て 懇 DPU公用車でウィーン
五月八日午前十一時
五月九日、土曜日。朝 サートを楽しんだ。
午後からは十キロほど イドと学生実習について 談。理事長から、NDU に向かう。市内見学後、
二十分成田発。オースト 十時にDPUの理事長ご
との交換学生制度を立ち 日本食レストラン
リ ア 航 空 の 直 行 便 で、 夫妻がホテルに迎えに来 南の丘の上、千年の歴史 解説した。
SHIKI
(
ような邸宅だった。DP の概要や学生教育と研究
調印式の後、地元のレ ブ手術があり、各ケース
U男子学生のピアノとバ について紹介し、羽村歯 ス ト ラ ン で、 理 事 長 夫 についてディスカッショ
本学からは、影山教授 女) ら が 調 印 式 に 臨 ん 顎堤拡張術や、インプラ
授(新 潟 生 命 歯 学 部 解 着。フロントにはDPU い絵やモニュメント、調
ント埋入術など三例ライ
剖 学 第 一 講 座) は、 五 の歓迎のメッセージが届 度品が飾られた美術館の が、東京・新潟の両学部 だ。
クレタリーの影山幾男教 インベルガーホテルに到 ウ畑に囲まれ、素晴らし 用について講義された。
学部長と、IUSOHセ 内の四つ星ホテル・ステ ほどの小さな集落、ブド D/CAMの歯科への応
察のため、羽村章生命歯 一時間ほどでクレムス市 らドナウ川の上流十五分 が、DPUにおけるCA
成果を講義された。
ダヌーベ・プリバード の時差で、現地時間は八日 市内を観光。
大 学(D P U =
Danubeの午後三時三十分だった。 翌十日の日曜日は、D 次 に デ ジ タ ル 歯 科
PUのミニバスで理事長 研 究 セ ン タ ー 所 長 の
) と
空
港
で
D
P
U
手
配
の
ハ
Private University
教授
の姉妹校調印と、同校視 イヤーの出迎えをうけ、 の自宅に向かう。大学か
Constantin von See
■空路
本学はこのたび、オーストリア唯一の私立歯科大
学であるダヌーベ・プリバード大学(DPU)と
姉妹校提携した。五月初旬に羽村章生命歯学部長
と、IUSOHセクレタリーの影山幾男教授が現
地を訪れ、姉妹校提携書に調印した。本学の姉妹
校は十五か国十八校となる。
約七十キロのクレムス市 ン ゴ ル 名 誉 領 事 も 務 め 理事長家族が務めている。
いる。首都ウィーンの西 業 し た 経 済 学 者 で、 モ U大学の運営と経営は、
けており、教授陣のほと
イツ語で私立のこと。
ル・ ピ ス ケ ル 氏(
JurgenUの入学式は、ここの大
理 事 長 の マ ル ガ・ ワ
)は、ドイツの歯科 聖堂で行われるという。
Pischel
グナーピスケル(
Marga学術誌編集長などを歴任 その後観光船で、ドナウ
)女史は、 した。歯科関連器材会社 川を遡上しながら河岸の
Wagner-Pischel
本学
んどはドイツから招いて フランクフルト大学を卒 を創立した資産家。DP 景色を二時間ほど楽しむ。
ストリアで唯一の私立歯
〇九年に創設されたオー
本学のシンボルマーク
ウィーン国際空港に向か られた。理事長運転の車
姉妹校調印式(5月11日)
ヨーロッパ中部のオーストリア・ドナウ川の河畔
第629号
日 本 歯 科 大 学 新 聞
2015年(平成27年)6月30日
(1)
ダヌーベ
プリバード
大 学
DPU( )と姉妹校提携
18
年
高等学校、東京帝国大学
の暁星中学から旧制第一
地はよし九段富士見原 名はよし日本歯科大学
♪日本歯科大学 校歌の
が、少年時代からピアノ
〝我らがテナー〟と謳わ
れた藤原義江のピアノ
伴 奏 を 務 め る な ど、 新
進音楽家として活躍し
た。 と こ ろ が 昭 和 七 年
(一九三二)に不遇の死
を遂げ、当時の新聞紙面 らないが、昭和二十六年 改めたのだろう。
年に校友会が四十五回転
ドーナツ盤を制作した。
唱、 男 声 合 唱 と カ ラ オ
行の歌詞・曲で、混声合
そして同六十一年には現
ケ曲を収録したカセット
テープを制作している。
レコード、カセットとは、
CDなどデジタル世代に
は馴染みがうすい。
なお、昭和五年発行の
『大学・高等学校・専門
学校全国有名校歌集』に
は、 早 稲 田 の「都 の 西
北」や旧制一高寮歌「嗚
呼玉杯に花受けて」とと
もに本学の「名はよし日
(一九五一)十月の本紙
そして、昭和六十一年 本歯科医専」が掲載され
を賑わせる。
九十年以上にわたり愛 第二十六号には、学生会 (一 九 九 六)、 本 学 創 立 た。同『校歌集』は全国
唱されている校歌に、大 が「校歌校旗に全面改正 八十周年を機に、二番の の 著 名 な 四 十 七 校 の 校
きな改訂が二回あった。 を希望するか、改良する 歌詞「甘幸もたらす男子 歌、寮歌などを収録して
以前は二番にあった「命 か、 現 行 の ま ま で よ い われ」を男女共同参画等 いるが、医科では長崎医
の征矢を手握りて…」の か」 な ど 全 学 生 に ア ン の 時 勢 か ら「 … 学 徒 わ 大と熊本医大の二校、歯
歌 詞 が 全 文 削 除 さ れ、 ケートを実施した記事が れ」に、二番のリフレー 科では本学のみ。卒業ア
「名 は よ し 日 本 歯 科 医 掲 載 さ れ て い る。 昭 和 ン「地はよし九段富士見 ル バ ム の 譜 面 右 上 に は
専」のリフレーン(繰り 二十八年の第四十二回卒 原」を「地はよし新潟浜 「快 活 に」 と あ る。 作 詞
者、作曲者とも二十代前
校歌・応援歌・寮歌の 半の青年ながら、「詞よし、
返し)が「…日本歯科大 業生から日本歯科大学の の浦」へと改訂した。
学」と変更される。改訂 卒 業 と な る の で、「 … 名
回卒業アルバムより(昭和4年) されたのはいつ頃かわか はよし日本歯科大学」と レコードは、昭和三十六 曲よし」だったのだろう。
△
学会より、平成二十六年
主な改修箇所は一階は
度 優 秀 論 文 賞 の「学 会
賞」を授与された。同賞
①基本的に壁はボード貼
全館の照明をLEDに
変 更 し た ほ か、 今 回 の
受 賞 論 文 は、
『日 本 補 様々な条件により、どの から新装した体育館が使
授は、五月二十九日に公
益社団法人日本補綴歯科 綴 歯 科 学 会 誌』 第 六 巻 ような微小移動を生じる 用できるようになった。
新潟生命歯学部歯科補 り、受賞できるのは一度 る一連の研究成果で、咬 映した。工事は昨年十二
合 の 要 で あ る 中 心 位 が 月から実施し、本年四月
綴学第一講座の小出馨教 限りとされている。
本学第
十四回卒の木暮英男先生 (一九〇〇)生で、九段 る。昭和四年に帰国し、
(一九二四)十月に制定・
作 詞 者 の 近 藤 柏 次 に親しみ、大正十四年に
発 表 さ れ た。 作 詞 は 第 郎 氏 は 明 治 三 十 三 年 はフランスに音楽留学す
の 校 歌 は、 大 正 十 三 年 である。
で は 必 ず 歌 わ れ る 本 学 員(三十八回卒)の父君 と な り、 銀 行 に 勤 め た
卒 業 式 や 校 友 の 会 合 ― 木暮山人元参議院議 法科へと進んだ。法学士
90
三 号 掲 載 の「
Influenceかを明らかにした。
of Lateral Head Tilt on
」
Mandibular Position
新潟 体育館を改修
平成27年11月16日(月)
–
は 論 文 賞 の 最 高 位 で あ 顎関節の下顎頭位に関す
新 潟 生 命 歯 学 部 の 体 り、 床 は シ ー ト 貼 り に
育 館 は、 昭 和 五 十 年 変 更、 ② ロ ッ カ ー 室 と
(一九七五)の建築から シャワー室の位置を変更
四十年が経過し、内装や し新装、③トレーニング
暖 房 設 備 を 設 置、 ④ ト
設備が老朽化したので、 ルーム、ロッカー室に冷
全面的に改修した。
平成27年9月18日(金)
験
今回の改修にあたり、 イレはウォッシュレット
施設を使用している学生 を採用、⑤洗濯室を新設 シャワー室給湯器はエコ ンクリート床をフローリ
手続期限
試
の要望を事前に確認し、 し、女子ロッカー室に専 キュートを採用、また二 ング貼りに改修した。
平成27年11月27日(金)
平成27年11月16日(月)
平成27年11月14日(土)
平成27年11月3日(火)
平成27年11月18日(水)に本人に
合否通知を速達郵便で発送する。
平成27年11月5日(木)に本人と高等学校長宛に
合否通知を速達郵便で発送する。 平成27年11月26日(木)
選抜方法
1)出身大学、在学大学、出身短期大学または出身高等専
門学校の成績証明書
2)英語小テスト
3)小論文
4)面接試験
平成27年11月17日(火)に本人と高等学校長宛に 平成27年11月5日(木)に本人に
合否通知を速達郵便で発送する。
合否通知を速達郵便で発送する。
平成27年9月8日(火)に本人に
合否通知を速達郵便で発送する。
郵送・窓口とも:
郵送・窓口とも:
27年10月22日
(水)~10月30日
(金) 27年11月5日(木)~11月12日(木)必着
窓口受付時間 10:00 ~ 16:00
窓口受付時間 9:00 ~ 16:00
郵送・窓口とも:
郵送:27年11月4日(水)~11月12日(木)必着
27年10月22日
(木)~10月30日
(金) 窓口:27年11月11日(水)・11月12日(木)
窓口受付時間 10:00 ~ 16:00
窓口受付時間 9:00 ~ 16:00
郵送・窓口とも:27年8月24日
(月)~9月3日
(木)
窓口受付時間 10:00 ~ 16:00
英語小テスト,小論文,面接試験とも
平成27年11月15日(日) 合格発表
若干名
出願期間
英語小テスト,面接試験とも
平成27年11月3日(火) 平成27年9月5日(土)
若干名
約 15 名
選抜方法
1)高等学校調査書
2)英語小テスト
3)小論文
4)面接試験
試 験 日
約40名(指定校制・公募制)
募集人員
選抜方法
1)高等学校調査書
2)英語小テスト
3)面接試験
選抜方法
1)高等学校調査書
2)面接試験(グループ・個人)
3)実技評価
4)資格取得状況,文化・芸術・スポーツの分野や
ボランティア活動なども評価
生 命 歯 学 部( 東 京 )
歯
命
生
潟
出願資格
1)大学卒業者、または平成28年3月卒業見込みの者
2)大学に2年以上在学して、64単位以上を取得した者
3)短期大学または高等専門学校の既卒者
出願資格(指定校制・公募制)
出願資格 (オープンキャンパス参加が必須、昨年度参加可) 出願資格(公募制)
本学の基本理念と教育目
・目標を定めその実現のために積極的に行動することのできる, 1)平成27年3月卒業者並
標を達成するために、十分
びに平成28年3月卒業
目標意識と意欲のある者
な学力と高い目的意識を持
見込みの者で人物・健
・医療人にふさわしい高い倫理観や適性を持った者
ち、相手の気持ちを理解で
康ともに優れ学業成績
・本学以外の修学・志望は考えておらず、合格した場合には必
きる人間性豊かな者で、次
が良好で学校長が推薦
ず本学への入学を確約できる者
の条件を満たすこと。
する者
・その他,高等学校卒業者と同等以上の学力があると認められ
2)合格した場合に入学を 1)平成28年3月卒業見込み
る者等・・・
の者で,人物・健康ともに
確約できる者
優れ学校長が推薦する者
2)合格した場合に入学を
確約できる者
試験科目等
新 潟 生 命 歯 学 部
新
約10名(指定校制・公募制)
生 命 歯 学 部( 東 京 )
部
学
学 部
『全国有名校歌集』(近代デジタルライブラリー)
可能な範囲で最大限に反 用 の 洗 濯 機 を 設 置、 ⑥ 階は、運動スペースのコ
平成28年度AO入学試験・推薦入学試験(平成27年実施)
学
入
期
前
学
入
編
験
試
期
前
学
入
薦
推
験
日本歯科大学新潟生命歯学部
日本歯科大学生命歯学部(東京)
日本歯科大学生命歯学部(東京)
〒102- 8159 東京都千代田区富士見1-9-20 〒951-8580新潟県新潟市中央区浜浦町1-8 〒102- 8159 東京都千代田区富士見1-9-20
☎025-267-1500
☎03-3261-8311
☎03-3261-8311
日本歯科大学新潟生命歯学部
〒951-8580 新潟県新潟市中央区浜浦町1-8 ☎025-267-1500
出願場所
・試験場
。
表彰楯を手にする小出教授(左)
試
18
補綴学会賞 受賞
学
入
O
A
試験区分
教授(新潟・補綴)
小出
フローリングに改修なった体育館2階
(2)
第629号
日 本 歯 科 大 学 新 聞
2015年(平成27年)6月30日