社協 - 秦野市社会福祉協議会

平成27年
(2015年)
7月15日発行 No.103 1
社協はだの
市社協シンボルマーク
社協
社会福祉協議会は略して社協と呼ばれています。
社協は今年で60周年
平成27年7月1
5日
No.103
主な内容
1P
共に支え合える地域づくりを目指して
2P
平成26年度の事業と決算ダイジェスト
寄付者のご紹介
3P
●編集発行
社会福祉法人
福祉のお仕事特集「輝き人」
秦野・伊勢原地区
精神障がい者スポーツ交流会
秦野市社会福祉協議会
ボランティア情報
〒257-0054 秦野市緑町1
6番3号
TEL.0463-84-771
1
(代表)
FAX.0463-85-1302
メールアドレス [email protected]
ホームページ http://www.vnhadano.com
4P
車イス&福祉車両貸出サービス有料化
職員募集
相談日カレンダー
共に支え合える地域づくりを目指して
地域活動コアメンバー発掘講座
平成23年に実施した市民意識調査では「地域のために役に立ちたい」と回答
した人が約8割を占めました。市社協ではこの調査結果をもとに、市民の皆さ
んの地域への貢献意識を実際の活動につなげられるよう地域活動の 核(コア)
となって活動している人
これから核となる人 のための講座を開催しました。
今回は講座で報告された地域活動をいくつかご紹介します。
地域活動コアメンバー発掘講座
無縁社会なんて言わせない!
自治会活動でまちを元気に
不審火や空き巣被害が相次いだことをきっかけに、自治会内に
コミュニティを取り戻すため、さまざまな行事を企画して住民同
士の出会いの場づくりに取り組んだ戸川西自治会の取り組み
当時はとなりのご主
人を不審者と間違え
て通報してしまうくら
い 近 所 付 き合 い が
疎遠な地域でした。
「ボロ公園」
と呼ばれてい
た広場で地域の団体等
に協力を求めながら夜桜
祭を開催。今では「ボロ
公園」も地域住民の憩い
の場となっています。
誰かのためは自分のため!
見守り活動でコミュニティを活性化
見守られる側、見守る側の負担を軽減し、持続可能な安否確
認システムとして「安否札」を考案し、ご近所の一人暮らし高齢
者の方を見守っている堀川地区のある民生委員さんの取り組み
毎朝15分程度の活動
もはや他人事ではありません!
地区ボランティアセンターで支え合いを促進
話し相手や草取り、掃除や窓ふきなど、高齢・病気・育児などで手
助けが必要な方の「ちょっとした困り事」に同じ地域の住民が応じる
地区ボランティアセンター「ほっとワークつるまき」の取り組み
地域住民の実態を
困っていても誰にも頼
知るために全世帯に
れず我慢している人や
アンケート調査を実
地域のために役に立
施し、困っているこ
ちたいと思っている人
と、手助けできること
が地域にはたくさんい
をうかがいました。
ることに驚きました。
いざという時、命運をわけるのは?
防災でまちづくり
自治会と福祉施設との間で防災協定を結び、防災グッズを活用した
安否確認を通じて、いざというときのための顔の見える関係づくりを
進めている大根地区自治会連合会の取り組み
自宅で倒れた時の
な ので 苦 に ならず 持
ことを心配する高齢
続できています。毎日、
16の自治会が非常食
者の声に応えたい、
近所を回ることで、近
やホイッスル、懐中電
と自分にできること
隣住民とのコミュニケ
灯などを配りながら、
を考えました。
ーションが増えました。
災害時要援護者のお
福祉施設は地域の
財 産!互 い に 手 を
取り合うことで可能
性が拡がります。
宅を訪問しています。
(話し相手)
あなたが変われば地域が変わる!
(草とり)
ほっとワークつるまきの活動
どんな小さなことでも構いません。地域のためにあなたができることが
きっとあります!
市社協ではこのような活動をはじめたい方や団体からのご相談に応じ
ています。お気軽にお問い合わせください。
2 平成27年(2015年)7月15日発行 No.103
社協はだの
26年度の事業と決算ダイジェスト
平成27年5月25日
(月)
の理事会の審議を経て、同月27日
(水)
の評議員会において平成26年度事業と決算が承認されました。
市社協活動の充実
住民自身による福祉活動を推進する取り組み
市社協の運営 113,197,348円
理事会・評議員会の開催経費、具体的な事業運営について協議・検
地区社協活動や小地域福祉活動の支援
13,657,849円
討をする部会・委員会等の開催経
*地区社会福祉協議会に活動費を交付しました。
費、市社協事業に取り組む職員の
*鶴巻地区の福祉活動拠点「ほっとワークつるまき」の運営を支援し
人件費と事務諸費、市民の寄付金
ました。 からなる「は だ の 福 祉 基 金」の 管
*地区社会福祉協議会の会議や活動に市社協の職員が参加・協力し
理・運営、保健福祉センターの運
ました。
営
(市委託事業)など
*地域福祉活動の取り組みを市民に知ってもらうため、地域福祉実
役員研修
践交流会を開催しました。
ボランティア活動・福祉団体活動の支援
6,169,855円
福祉に対する理解を深める取り組み
福祉教育・福祉学習 910,247円
福祉教室
*福祉教育指定校に福祉教育プロ
暮らしの福祉講座
*ボランティアグループや福祉団
体に助成金を交付しました。
*手話・点訳・録音・外出支援・
グラムと活動費用を提供しまし
傾聴・入門編など、年間を通じ
た。
て各種ボランティア講座を開催
*夏休みのボランティア体験を支
しました。 援する中高生ボランティア体験
*ボランティアに関する相談支援を行いました。
学習を実施しました。 *東日本大震災の被災地を支援するため、ボランティアバスツアー
*学校が行う福祉教育の取り組み
に、講師の紹介やプログラムの提案、福祉用具の貸出を行う福祉
を実施しました。
教室を開催しました。
*福祉体験プログラム
「出会い・発見・まち探検」に取り組みました。
福祉情報を広く知らせる広報活動 4,462,141円
*広報紙「社協はだの」
と会員向け情報紙「社協ほっと通信」
を発行し
ました。ホームページを使った情報発信も行っています。
*社会福祉功労者を表彰する社会福祉大会を開催しました。 *子育て家庭同士のふれあいと交流の場としてこどもフェスティバル
を開催しました。
住み慣れた地域での自立した生活を
支援するための取り組み
社協が行う福祉サービス 47,425,833円
*介護保険のケアプラン作成や日常生活に援助を必要とする人への
ヘルパー派遣を行いました。
*公的な制度外で高齢、障害、疾病等の理由により何らかのサポー
トを必要とする世帯にヘルパーの派遣を行うふれ愛サービスや、
産後1年未満のお子さんがいる家庭にヘルパーを派遣するハートフ
26年度の事業別支出決算
204,526,781円
※次年度への繰越金 2,565,763円は除いています。
26年度の収入決算
207,092,544円
(収入内訳) 補助金・受託金・助成金 ………… 99,319,506円
介護保険・自立支援費等収入 …… 40,283,027円
会費・寄附金 ……………………… 20,816,515円
共同募金配分金収入 ………………… 7,811,712円
その他の収入 ……………………… 38,861,784円
寄付者のご紹介
【平成26年度 寄付者】
(順不同・敬称略)
ルサービスを行いました。
*車イスや福祉車両の無料貸出やいきがい型デイサービス
(市委託)
の運営に取り組みました。
相談支援活動 18,703,508円
*あんしんセンター
(日常生活自立支援事
業)に お いて高 齢 者 や 障 害 者 の 福 祉
サービスの利用を援助する相談援助活
動を行いました。
*経済的に困窮している世帯への生活福
祉資金や小口生活資金の貸付を行いました。
*災害見舞金や母子父子入学祝金などの援護活動に取り組みました。
*法律や成年後見制度などの専門相談や福祉一般の相談窓口を設
置・運営し、市民からの相談に応じました。
り実行委員会、実朝まつり実行委員会、上今川町長寿会、
3自治会(若竹の泉)、FMG 藤ミュージックグループ、秦
蓑毛長寿会、名古木小金沢、名古木上原道祖神、社交
野市点訳赤十字奉仕団、山口節朗、大山三次郎、大山
ダンス舞の会、北町女性会、ジャスミン、秦野市シルバー
たか子、三杉克篤、渡辺政美、角貝一郎、他匿名9件
日舞みやこ会、秦野市ボランティアコーディネーター連絡
人材センター、西湘地域労働者福祉協議会、秦野教会教
会、丹沢山草会、カラオケ MAX、秦野市園芸協会、JA
会学校、シニア塗り絵教室カラフル、南が丘公民館まつ
はだの花き部会バラ部、東地区福祉ふれあいまつり実行
り包丁とぎグループ徳永憘保、はだの台ニュー婦人クラ
上乳牛長寿会ボランティアクラブ、秦野舞踊チャリティ、
委員会、秦野市防火・危険物安全協会、日産車体㈱遊
ブ、秦野市シルバー人材センター家事援助グループ、南
マックスバリュ秦野東田原店、倉波尚典、みずき小夜子、
more! 秦野、国際ソロプチミスト秦野、ほうらい会館まつ
が丘公民館まつり若葉会、丘のクラフトゆーあい、千村
三浦浩子、他匿名1件
【平成26年度 物品寄付】
(順不同・敬称略)
平成27年
(2015年)
7月15日発行 No.103 3
社協はだの
“輝き人”
「輝き人」は、皆さんの身近にある福祉の仕事を多くの方
シリーズ第3弾
に知っていただくために、福祉の現場で働いている方々を
紹介していくコーナーです。
今回は、ご自身もお子さんを育てながら福祉の現場で頑張
る木村伸江さんをご紹介します。
仕事の内容とやりがい
一歩を支援しています。
児童発達支援センター「あけぼの園」は、発
やりがいを感じるときは、日々の取り組みによ
達に心配のある就学前までのお子さんが通う施
る子どもたちの成長をお母さんたちと喜び合える
設です。療育により食事、着替え、トイレットト
こと、
「あけぼの園に通えて良かった」の言葉が、
レーニング等の日常生活動作や、集団活動の参
私には誇らしく、満たされる思いです。
加といった、子どもたちの社会生活への大きな
児童発達支援センター
「あけぼの園」
横野入口
交番
NTT
北小
今後の目標
菩提
秦野市菩提507-1
TEL 0463-75-1601
北秦野局
あけぼの園の集団による療育は、チームとし
児童発達支援センター
「あけぼの園」
木村 伸江さん
てのスキルが重要です。そのため職員一人ひと
続できています。
りが人生の節目を迎えても続けていける職場環
今後もあけぼの園に通う子どもたち、お母さ
境であることは大切で、私自身、同僚の理解と
んたち、そして頼もしい同僚たちとともに療育者
サポートのお蔭で、産休育休を経て復帰し、勤
として成長していきたいです。
秦野・伊勢原地区
精神障がい者スポーツ交流会が開催されました!
ご存知
?
ですか
『録音ボランティア』
「録音ボランティア」とは、視覚に障害の
5 月22 日(金)
、秦野市総合体育館において
会、ソフトドッチボール、卓球など様々な競技
ある方のために、書籍 や雑誌、広報紙、新
秦野・伊勢原地区精神障がい者スポーツ交流
が催され、午後からはパン食い競争や利用者と
聞など、必要な情報を 音声にして伝える ボ
会が開催されました。この事業は、秦野・伊勢
職員が一緒に参加する大綱引き大会が行われ
ランティアです。
原を中心とした精神科デイケアや作業所を利用
ました。パン食い競争のパンは、市内の就労
されている方々と、スポーツを通じて、喜び・
支援施設「にこにこパン工房」の焼きたてです。
楽しみを共に分かち合うイベントとして10 年以
この事業を通じて、利用者間だけでなく、職
上続いている取り組みです。今年は市内外のデ
員間の交流も深まり、心の病を持つ人々を支え
イケアと作業所から約 200 名が参加し、午前中
る専門機関のネットワークもより強固なものと
はソフトバレーボールの対抗戦やジャンケン大
なったようです。
録音ボランティア講座は、視覚障害に対
する理解を深め、録音(音声訳)の基本的な
技術や知識などを身につけたボランティアさ
んを養成する講座です。ボランティア活動に
興味のある方は奮ってご参加ください。
【録音ボランティア講座】
と き/ 平成27年9月9日∼11月4日
毎週水曜日
(9/23除く)
午前10時∼正午 全8回
ところ/ 保健福祉センター2階 第2会議室ほか
費 用/ 受講料1000円(テキスト代含む)
講 師/ 秦野市録音赤十字奉仕団ひまわり
申込受付開始日/平成27年8月1日㈯
職員が企画から運営までをボランティアで支えています。
ボランティアセンターからのお知らせ
ボランティア団体活動紹介冊子配布中
はだのボランティアセンターに登録しているボラ
ンティア団体の活動を紹介する活動紹介冊子の最
新版
(平成27年度版)
を作成しました。
市社協窓口(秦野市保健福祉センター内)
で配布中!
ボランティア活動紹介・仲間募集コーナー
保健福祉センター 1階にある市社協の「はだの
ボランティアセンター」
では、福祉施設やボラ
ンティアグループからのボランティア募集・仲
間募集の情報を掲示・公開しています。
申込先/ 市社協 電話 0463-84-7711
秦野市ボランティア連絡会コーナー
全体会のお知らせ
●日時 平成27年7月21日㈫ 受付:午後1時∼
●会場 本町公民館 大会議室
(2階)
●内容 午後1時30分∼
講演/
「介護保険制度の一部改正と
ボランティアに期待されること」
講師/秦野市高齢介護課職員
午後2時40分∼ 団体間の情報交換
●対象 ボランティア連絡会に加入されている団体、個人
9月29日㈫に研修会を企画しています。
ボランティア連絡会の皆さんには追ってご通知します。
4 平成27年(2015年)7月15日発行 No.103
社協はだの
10月から車イスと福祉車両の貸出しを有料化します
車イスと福祉車両の貸出しを、10月から貸出日数に応じて有料化します。
ご負担いただいた利用料は車イスや福祉車両の維持管理と、お子さんの骨折等で車イスを借りたい
というご要望に応えるため、子ども用の車イスを購入する費用等に充てさせていただきます。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
車イスの貸出し
福祉車両(軽車両)の貸出し
外出や旅行等で、短期間だけ車イスを利用したいとい
車イスのまま乗降できる福祉車両を外出が困難な方とそのご家族の負担軽減の
う方のために車イスを貸し出します。
ために貸し出します。
【利用方法】 ①電話(84-7711)で予約してください。
②市社協の窓口で申請書にご記入いただい
【車 種】「タント スローパー」ダイハツ フレンドシップシリーズ(車イス移動車)
【お使いいただける方】
高齢・障害・疾病等により移動に介助を要する方(主に車イ
スで移動する方、一般の交通機関のご利用が困難な方)
た後、車イスを貸し出します。
【利用方法】 ①電話(84-7711)で予約してください。2か月前から予約可
運搬はご自身でお願いします。
②使用する3日前までに、窓口にて申請書を提出。
手続きに印鑑や証明書等は不要です。
【貸出期間】 2週間以内
(注)申請には運転免許証の提示が必要です。
【利用料金】 3日間以内 …100円/回
【貸出期間】 1か月につき最長5日間まで
【利用料金】 1日500円 (例)3日間の場合 1500円
7日間以内 …150円/回
※返却日が日祝日の場合は、日数に含まれません。
10日間以内 …200円/回
※ガソリン代、有料道路代、駐車場料金等はこれまでどおり自己負担
2週間以内 …250円/回
となります。
市社協職員募集!
明日の秦野の地域福祉を担う人材を募集します。
募集職種 社会福祉士
(事務局常勤職員・事務作業・PC操作あり)
募集期間 7月30日
(木)
〆切
受付時間は、月曜日から土曜日の午前9時から午後5時まで
募集人員 若干名(平成28年4月1日採用予定)
詳細は採用試験案内をご覧ください。
日曜・祝日は受付できません。
提出書類 所定の申込書に記載の上、市社協の窓口にご本人が提出
職務内容 主に地域福祉推進に関わる業務
受験資格 社会福祉士資格及び普通運転免許(AT限定可)取得者
(新卒者に限り、平成28年3月取得見込者含む)
申込書一式は市社協窓口で配布又は、ホームページから
ダウンロードできます。
試験予定日 平成27年8月2日
(日)
学校教育法による大学・短大・専門学校を卒業した者
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
相談日カレンダー ・・・・市社協では、
市民の皆さんの困り事に応えるため、次の専門相談を無料
市社協が行う相談
相談の種類
不動産相談
午後1時∼3時
貸付相談
内容・相談員
第1水
第2水
第3水
午前10時30分∼12時30分
成年後見相談
午後1時∼3時
家・土地の貸借、不動産売買、境界線など
宅地建物協会役員
午前の部:午前10時∼正午
午後の部:午後1時∼3時
法律相談
で行っています。いずれも事前予約が必要です。市社協☎84-7711
第4水
7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
見舞金・激励金の
支給について
済み 5日 2日 7日 4日 2日 6日 3日 2日
市内に住所がある交通事
一時的に生活に困窮している世帯への生活費や、
高校・大学などの修学費用などの貸付制度の紹介 済み 12日 9日 14日 11日 9日 13日 10日 9日
市社協職員
法律手続、遺言、遺産相続、金銭貸借、離婚など
弁護士
成年後見制度に関連すること
一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター
(行政書士)
神奈川支部
交通遺児の皆様へ
故等(列車、電車、船舶、航空
機等交通機関の運行上の事
故を含む)による20歳未満
の遺児とその世帯を対象に
15日 19日 16日 21日 18日 16日 20日 17日 16日
22日 26日 30日
※10月からは、成年後見利用支援センター
にて、
月∼金の9時∼17時で相談を受け
付けます。
1件当たりの相談時間は
「不動産相談」
「法律相談」
で20分程度。
「貸付相談」
「成年後見相談」
で40分程度です。
見舞金・激励金の支給を行っ
ています。
*手続き及び詳細について
は、市社協までお問い合わせ
ください。 電話84-7711
594
777
「社協はだの」の発行費の一部に、地域の皆様からの会費が財源として充てられています。 次回発行は平成27年11月15日です。