カリキュラム及び研修の特徴 - 日本ソフトウエア産業協会

一般社団法人日本ソフトウェア産業協会 経営委員会 『青年塾2015』 企画書
2015年2月27日 経営委員会
設立の背景
カリキュラム概略
経済の先行き不透明感が続くとともに、情報サービス産業界の成長スピードも鈍化しつつあります。そのような背景もあ
【研修スタイル】
り、当協会の会員企業を取り巻く環境においても、従来の経営スタイルによる閉塞感は否めず、抜本的経営改革が必要
事業計画策定に必要な知識、スキル、考え方を、受講生をチームに分けワークショップ形式で習得する研修です。
となっております。そこで、会員企業向けサービスの一環として、経営委員会が主催する若手経営者(後継候補者含む)
IT業界における新規事業の創造をテーマに、実際に事業計画書策定までのプロセスを体験していただきます。
の育成の場「青年塾」を新設し、持続的成長を生み出す経営力の強化に協会として支援する取り組みをスタート致しま
◇一般の研修との違い
す。
・ビジネススクール並みの質の高いグループ討議を目指しますので、積極的発言が求められます。
活動の目的
・適宜、会員企業経営者を中心にレビューの機会や経験談を披露いただく機会を設け、議論に現実感を持たせます。
後継候補者含む若手経営者に骨太かつ実践的経営論・手法の習得を促進し、如何なる環境下においても事業の継続
・成果物(事業計画書)の完成度を高めるため、通年毎回の出席を必須としております
性、安定性、成長性を維持できるだけの経営者への育成を図る。それによって、会員企業の成長はもちろん、情報サービ
・研修内容の理解を深めるため、研修開催日以外にも多々、自己学習やグループ討議が必要となる課題が出ます
ス産業界の発展に貢献する。また本取組の効果により、当協会の対外的ブランド力向上も狙っております。
・受講生同士、チーム内、講師との一体感を重視し、将来のビジネスに活かせる強固な人脈形成を狙っているため、
研修後に懇親会の開催を予定しております。
コンセプト
(注意事項)
経営計画・戦略の策定に関係する研修は世の中に多数存在しますが、昨今の予測不可能な環境変化を鑑みた場合、
上記をよく理解の上、入塾を検討願います。受講料以外のコストや、受講日以外の作業時間が確実に発生します。
経営者に求められる経営技術のポイントも変わる必然性を感じております。今回の青年塾においてはそのような時代の
また、途中での退塾も、返金不可はもちろん、チーム研修の特性上、他の受講者に迷惑となりますので厳禁です。
流れを受け、経営戦略の基本は抑えつつも、実践力として養成すべきは、『マーケットを読む力』と『スピードを持って事
業を創造する力』にあるというコンセプトのもと、他社のメンバーとグループになり、新規事業の創造をテーマとした事業
【研修内容】
計画策定ワークショップを研修の柱といたします。これにより、下記のようなビジネススキルはもちろん、特に今後重要に
◇知識習得フェーズ
なると思われる企業間アライアンスによる新たな事業創造に長けた経営者育成に焦点を絞っております。
事業計画策定に当たり必要なスキルを習得していただきます。事業分析手法や思考の整理、資料作成や
プレゼンテーション、討議ファシリテーション等について基本を学んでいただきます。
◇事業計画策定スタディーフェーズ
研修概要
新規事業のアイディア出しから、アイディアの評価、商材化、販売方法や計画への落とし込みなど、事業企画に
◇研修内容
関する一連のプロセスを体感しながら腹に落としていただきます。
新規事業創造ワークショップ及び事業計画書策定に関する体験型の知識、技能習得研修
◇研修期間
【開催日程】 計10回、開催時間17:30~20:30 (事前に告知の上、変更になる可能性があります)
2015年5月~2016年3月までの計10回(右記参照)
開催日は決まり次第、ご案内します
◇研修場所
エス・エー・エス株式会社(田町) 会議室
◇対象及び人数
◇狙いとしている実務的効果
受講者 20名(うち4名はNSA会員企業以外の特に異業種企業から参加を予定)
・強者の戦略に対抗(小さいこそ勝てる)した実践的、実務的戦略の立案
NSA会員企業経営者の後継候補者または現役若手経営者 20名
・中小企業間のアライアンスの具体的成功モデルの創造
◇受講費用
・研修成果物(事業計画書)を実際のビジネスに転化する、及び協会発の画期的新事業の発生
総額12万円(計10回分、事前支払、途中退塾時の返金不可、懇親会や参考書籍の購入などの費用が別途係ります)
・将来的には協会内会員企業を超えた枠ぐみ(他業種団体など)に発展させ、更に影響力あるイノベーションに繋げる
◇メイン講師
・本研修の活動/成果をもとにした強化のPR効果向上
井上浩二氏(株式会社ケーティーコンサルティング 代表取締役社長)
◇募集条件
*2015年度はNSA会員企業以外、特に異業種企業からの参加を募る予定
・開催回すべてに参加できること
ビジネス環境の違う企業とのワークショップを通じた意見交換により、研修内のアイディア・議論の広がりに期待する。
また、その議論を実の戦略に活かすとともに、人脈の形成など、各社の創造的ビジネスを生み出すきっかけとしてもらいたい。
・予習復習課題なども含め積極的に取り組む姿勢があること
・人前で自分の意見を言えること
◇研修で習得できる知識、スキル、手法など
講師のご紹介
・経営学の一般的カリキュラム(事業戦略、マーケティング、財務会計、HRなど)
井上 浩二氏
株式会社ケーティーコンサルティング 代表取締役社長 他、各社の社外取締役、監査役を兼務。アンダーセン・コン
・戦略立案の一般的ツール(ボストンマトリックス、PEST、5F、VC、SWOT分析など)
サルティング(現アクセンチュア)を経て、1994年に同社を設立。国内外の大手から中小まで数多くの経営コンサルティ
・ビジネススキル全般(論理思考、プレゼンテーション、ファシリテーションなど)
ングの経験を有するほか、ビジネススクール講師の経験も豊富である。また自ら企業向け研修を中核事業とする株式
・経営の実践的知識(予算策定、資金調達、研究開発投資、要員計画、人事教育施策、M&Aなど)
会社シンスターも設立し、代表取締役CEOを務める。IT業界にも精通しており、戦略コンサルティングからビジネスス
・業界動向(技術トレンド、営業ノウハウ、ビジネスモデルなど)
キル研修まで幅広い実績あり。同社専務取締役の有江氏は、IT技術のテクニカルコンサルティングを専門としており、
技術面のサポートも得られる。