44-47 コイル・酸とアルカリ

3年「化学変化とイオン(酸・アルカリと塩)」
単元名
「酸性・中性・アルカリ性(3)」
・ビーカー ・スポイト(駒込ピペット)
図
・ガラス棒 ・蒸留水(精製水) ・うすい
塩酸 ・うすい水酸化ナトリウム水溶液
・フェノールフタレイン液かBTB液
・万能試験紙 ・顕微鏡
道具
特徴
使い方
*水溶液の作り方
・うすい水酸化ナトリウム水溶液(2.5%)
水酸化ナトリウム2.5gを水97.5gに溶かす
・うすい塩酸(2.5%)
3
3
水100cm に濃塩酸6.5cm を加える
①ビーカーにうすい水酸化ナトリウム水溶液
3
10cm をとり、フェノールフタレイン
液かBTB液を数滴たらす。万能試験紙にも
うすい水酸化ナトリウム水溶液を見る。
②①の液に少しずつうすい塩酸を加えてい
き、そのつど万能試験紙の反応を見る。
③フェノールフタレイン液の色が消える、
または BTB液が緑色になるときが完全に
中和したときである。万能試験紙の反応
を見る。
④完全に中和したときの液を1滴スライドガ
ラスにとり、乾かしてから現れた物質の
結晶を顕微鏡で観察する。
⑤さらに、うすい塩酸を加えていき、指示薬
の色の変化、万能試験紙の反応を見る。
①完全に中和すると塩化ナトリウム水溶液になり、乾かしてみると、特有の四角い形の結
晶が観察できる。
②BTB液を使った場合、ほんの少しの塩酸や水酸化ナトリウム水溶液を加えただけで黄色
(酸性)から青色(アルカリ性)またはその逆に変化することが多く、中性(緑色)
の領域が狭いことを理解させることができる。
教材の機能
※酸やアルカリの扱いには十分注意し、手などについた場合は必ず多量の水で洗い落とす
ようにする。
例1
課
題
例
と
伸
ば
し
た
い
観
点
「アルカリの水溶液に酸の水溶液を混ぜ、色の変化を調べよう。」
→
指示薬の変化から、酸の水溶液を混ぜることでアルカリの水溶液の性質に変化が起きるこ
とに気づかせる。(観察・実験の技能)
例2
「アルカリの水溶液に酸の水溶液を混ぜ、何ができるかを調べよう。」
→
スライドガラス上の結晶の形から中和してできた物質を考えさせる。(知識・理解)
→
水酸化ナトリウムと塩化水素の化学反応式を考えさせる。(知識・理解)
例3
参考文献
問い合わせ
教科書「未来へひろがるサイエンス3(啓林館)」