10月25日 第69回全駐労厚木支部定期大会報告

第 69 回全駐労厚木支部定期大会報告
10 月 25 日(土)午前 10:00 より第 69 回全駐労厚木支部定期大会が大和市勤労福祉会館に
て開催されました。
小沼副執行委員長(以下副委員長)の開会の挨拶で始まり、畔蒜氏(午前の部担当)、西沢
氏(午後の部担当)の 2 名が議長団に選出されました。
また、大会運営委員長には執行部より山本文化部部長が選出され、当日午前 10:05 分現在代
議員 36 名中出席 34 名、委任 1 名と報告があり、畔蒜議長は第 69 回厚木支部定期大会の成
立を宣言しました。
佐藤支部執行委員長の挨拶では 2014 年度人事院勧告について説明があり、基本給、一時金
(ボーナス)、地域手当の微増ながら国会及び日米間での合意があった後には改善するとの
報告がなされました。しかしながらこの人事院勧告の中に示されている「給与制度の総合的
見直し」が実施された場合には、今回の人事院勧告の賃上げ額以上の賃下げがほとんどの従
業員が該当することになると説明がありました。また駐留軍等労働者は国家公務員ではなく
制度上も多くの点で格差(低い部分)が多い事から、雇用主防衛省が言う国家公務員準拠と
して、この勧告をそのまま受け入れられない為、これから全駐労中央本部と共に闘争がくま
れる可能性について言及がありました。
次に、飯島神奈川地区本部執行委員長の挨拶がありました。この中で両支部の組合組織強化
として、来年厚木支部、さがみ野支部の 2 支部統合についてと、米側が強く要求している基
本労務契約(MLC)の第 8 章(制裁)の改定について説明がありました。この中でおおむね
改定について AB(A=米側、B=防衛省)間及び全駐労として改定について合意の見通しがみ
えれてきているが、米側が発出しているポリシーレターの中にある「軍に係らない組織の活
動(組合活動)を軍施設内にて一切認めない」部分の調整が続いている。また陸軍関係では
一定の大筋合意の改善協議が進んでいると報告がありました。
以下ご来賓のさがみ野支部組織内議員の池田座間市会議員、橘前衆議院議員、ろう金、全労
済、㈱聖和式典、厚木退職者友の会会長正木氏(元厚木支部委員長)より挨拶を頂き、そ後
祝電の披露がありました。
※また所用で忙しい中、民主党政権下で副官房長官をされた齋藤勁(さいとうつよし)氏が
遅れてでは有りますがお見えになり挨拶をして頂きました。
武藤書記長の 2014 年度本部、地本、支部の報告、所方財政担当副委員長から財政報告、支
部会計監査報告がされました。
質疑応答後、所方副委員長が駐健保議員もしている事から、駐健保の運営等について報告が
され、昼食休憩に入りました。
午後に入り以下の議案についてが審議され全ての議案について審議され承認を受けました。
第 1 号議案 2015 年度運動方針(案)
第 2 号議案 ストライキ権確立に関する件
第 3 号議案 2015 年度予算(案)に関する件
第 4 号議案 さがみ野支部・厚木支部統合に関する件
第 5 号議案 公認会計士の委嘱に関する件
第 6 号議案 2015 年度役員改選に関する件
第 7 号議案 組織功労者表彰に関する件
【補 足】
第 4 号議案では 2014 年度設置した統合準備委員会を統合実行委員会に格上げし、この大会
を持って承認されたことから、両支部間協定書の締結をし統合にむけて具体的に活動を進め
ていきます。
第 6 号議案では 2015 年 10 月をもって厚木支部を新さがみ野支部としてさがみ野支部と統
合することから 1 年の任期となります。
第 7 号議案では多くの厚木基地で働く仲間を組合員として迎る組織拡大活動に貢献された功
績に NEX で働かれている方 1 名を表彰いたしました。
最後に今年度は役員改選の次期であることから、新(再)任及び退任役員の挨拶があり、佐
藤執行委員長から組合員のために厚木支部執行部は一致団結し支部執行部として今年一年取
組んでいくとの決意表明の挨拶がありました。
全ての日程が終了し佐藤執行委員長の「団結がんばろう!」で第 69 回厚木支部定期大会は
終わりました。
【コラム】
この大会で副委員長から執行委員になられた小沼氏の役員改選後の挨拶をご披露したいと思
います。
小沼氏は役員挨拶で組合組織のあり方を扇(おおぎ)部位にたとえました。「扇の要(かな
め)は執行委員長であり、親骨と中骨は執行委員、支部委員、そして扇面は組合員。その一
つが欠けても風はまともに起こせないと」以下に一致団結していく事が大事であると感じさ
せてくれる言葉でしてた。
※ 第 69 回厚木支部定期大会議案書等の詳しい内容は組合員専用入口内にて掲載します
ので、そちらを閲覧してください。