PCB安定器の「仕分・荷姿・計量」作業 JESCOへの登録・処分の為に必要な作業です。 保有のPCB安定器を搬入荷姿にし、JESCO事前登録に必要な情報を作成します。 (1)「仕分」作業 処分費用を低減化するための作業です。但し下記に該当する安定器が無い場合、 費用低減化は出来ません。 ① 保有安定器の銘板記載事項により、非PCB安定器を判別します。 ② コンデンサ外付・露出型安定器からコンデンサ(PCB)を取り外します。 ※②の場合、取り外したコンデンサ以外の部材には以下の対応が必要です。 部材のPCB含有量を測定し、濃度に応じて適切に処理を行います。 含有量が5,000mg/kg以下の場合、国又は都道府県が許可した施設(無害化認定施設等) に処理を委託しなければなりません。 PCB含有量の測定方法等は、受入れ可能な施設の受入れ条件に基づきます。 (2)「荷姿」作業 安定器をJESCO指定容器(ドラム缶、ペール缶)に詰め替える作業です。 安定器の場合はドラム缶、コンデンサの場合はペール缶を推奨します。 保有安定器の数量等により必要な容器数を割り出します。 詰替え作業中にPCBのにじみ・漏れ等が確認された場合、密閉措置等適切に対応します。 (3)「計量」作業 荷姿にした安定器を容器単位で計量する作業です。 保管場所等の限られたスペースで作業を実施します。 <ビル地下の保管場所における作業・例> (計量・ドラム缶) (計量・ペール缶) 広い倉庫での作業(ユニック車) 株式会社 日本環境ビジネス開発 http://www.nkbk.jp TEL:03(5542)0905 法令に精通し、実地に基づく豊富な知識 経験を有しています 2015.0824
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