石巻西高実況中継 第23号 - HOME|宮城県石巻西高等学校

石巻西高実況中継
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平成27年10月20日 第23号
発行者:校 長 伊藤 俊
生徒会 阿部玲奈
「
生徒会役員改選
」
これまで西高をリードしてきた安住会長を中心とした生徒会執行部と応援団長が改選の時期を迎え
ました。10月2日(金)に予定されていた役員選挙が,天候等の影響で9日(金)に変更され実施
されました。当日の立ち会い演説会(立候補者本人と応援弁士)では,立候補者全員が「西高愛」を
訴えたことがとても強く印象に残りました。即日投票・開票され,新生徒会長・副会長・応援団長は
以下の生徒に決まりました。選挙結果にかかわらず,改選に挑んだ生徒を誇りに思うと共に,西高生
のやる気を感じました。
生徒会長:熊谷暦太さん 副会長:佐藤
司さん 副会長:佐々木涼介さん
応援団長:山田直樹さん
○生徒会長 熊谷さんの演説を一部抜粋して紹介します。
「立候補した理由は,全校生徒の力を集結させて西高に入学してよかったと思える学校づくりを
していきたいと強く思ったからです。先輩方が代々築いてくださった,すばらしい伝統はそのま
まにして私達が守っていきたいと思います。(中略)
私は,西高が大好きです。この西高に入りたくて一生懸命勉強し,入学してたくさんの友達や
先生に出逢えたからです。私は,全校の皆さんが西高でよかった,卒業するときに西高を誇りに
思える学校にしていけるよう日々努力していきます。」
○前生徒会長 安住登武さんから新執行部へのメッセージを紹介します。
仕事内容をしっかり引き継ぎ,これまで以上に活動の幅を広げていってほしいです。特に,
「新しい仕事をつくる」という事については,旧執行部がやり残した事もあるのでぜひ実行して欲
しいです。活動していく中で分からないことや聞きたいことがあったら遠慮せずに旧執行部の先輩
に聞いてください。そして,ひとつ上の西高を創り上げていってください。今以上に素晴らしい学
校になることを期待しています。
「
広島の高校生
志野さんの発表に聞き入る
」
10月5日(月)に広島県立西城紫水高校2年生が修学旅行で本校を
訪れました。
その際に,東日本大震災当時は野蒜小で被災し,現在は本校2年生の
志野ほのかさんが,広島の高校生に当時の体験や命の尊さ,防災と減災
の大切さを訴えました。
今回の訪問は西城紫水高校の校長先生が志野さんの「語り部活動」を
知り実現したものです。西城紫水高校の生徒たちは志野さんの話に真剣
に耳を傾け,熱心にメモをとったりしていました。当日は,広島県教育
委員会から本校に赴任(派遣)している吉見先生も講話を行いました。
今回の交流をきっかけに両県の高校生の絆が生まれ,深まっていくこと
を期待しています。
被爆を体験した広島県の平和教育,東日本大震災を体験した宮城県の防災教育。この2つは,「命の
教育」に結びつきます。自らの命を守り,周りの命を救うことの大切さを理解することは何よりも大
切なことです。
○語り部を務めた志野さんの感想
はじめて自分と同じ学年の方々に話す機会をいただきました。修学旅行という大きな行事の中で,
今回時間をいただき「あたりまえの幸せ」などを伝えましたが,少しでも心に残り,広島に帰った
あとの何かのきっかけになればとても嬉しいなと思いました。このような機会を頂いたことに感謝
しています。