【B-1】 究極のエネルギー:水素社会の幕開け

【B-1】 究極のエネルギー:水素社会の幕開け
(敬称略)
11 月 12 日(木) 14:00-16:50
セッションチェアマン:中村 孝(ローム㈱)
◆日本の水素エネルギー開発の現状
株式会社 ガスレビュー
取締役 編集長
小泉 善樹
[講演要旨]
14 年 12 月に一般発売が始まった燃料電池自動車に代表されるように水素をエネルギーとして活用する試みが
始まっています。本講演では、水素エネルギー開発の現状を自動車、家庭用燃料電池、大規模発電といった用途
別に紹介するとともに、日本が水素エネルギーに取組む意義、そして課題について解説したいと思います。
[講演者プロファイル]
弊社は工業ガス専門誌「ガスレビュー」を発刊する出版社です。足掛け 30 余年に亘ってエレクトロニクスをはじめ
鉄鋼、化学、医療、環境などの市場動向、最新技術をレポートしてまいりました。水素・燃料電池につきましても、
高圧水素ガスを利用することから、黎明期から注目、「ハイドリズム」という専門誌を年1回刊行、国内外の最新
動向を追っております。私は、13 年末にガスレビュー誌の編集長に就任するとともに、ハイドリズムの編集責任者と
して、水素・燃料電池開発の現場を取材してまいりました。
◆プロトン伝導性酸化物を用いた水素エネルギーデバイス
九州大学
カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所
教授
松本 広重
[講演要旨]
プロトン伝導性酸化物は、水素イオンを伝導種としたイオン伝導性固体である。その材料設計や性質、燃料
電池や水蒸気電解、水素分離、水素センサなどの電気化学的な用途やその優位性と課題について紹介する。
[講演者プロファイル]
平成 3 年 3 月東京大学卒業、平成 8 年 3 月東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。名古屋大
学および東北大学助手、九州大学助教授、教授を経て平成 25 年 10 月より九州大学カーボンニュートラル・
エネルギー国際研究所・教授。プロトン伝導性酸化物の基礎と応用に関する研究を進めている。
◆固体酸化物形燃料電池(SOFC)による家庭用コジェネの高発電効率化の現状と展望
大阪ガス株式会社
商品技術開発部
シニアリサーチャー
鈴木 稔
[講演要旨]
セラミックス電解質を用いる SOFC タイプの家庭用燃料電池システムには高い発電効率や簡易なシステム構成
という強みがあり、その普及が期待されている。現行商品機の開発を振り返るとともに、高発電効率化・コストダウ
ンをキーワードとする次世代機の開発動向について述べる。
[講演者プロファイル]
1990 年 3 月京都大学大学院工学研究科修了。1990 年 4 月 大阪ガス(株)入社 基盤研究所
SOFC の研究、PAFC の耐久性研究に従事
1997 年 工学博士(東大)。1999 年 4 月から約 2 年間 新エネルギー・産業技術開発機構に出向し、
主査(高温型燃料電池担当)。
家庭用 SOFC コジェネ開発では立ち上げ段階から担当。2008 年 6 月から シニアリサーチャー(燃料電池)。
2012 年 4 月 家庭用 SOFC(エネファーム typeS)商品化。
※本講演に興味を持たれた方は、こちらの講演もご覧になっています。
【B-2】 究極の省エネを実現する電子材料・システム
【B-3】 動き出す環境発電:光や熱が電気に