事業分野 図研ならではの深さと広さで、 「つくる力」 を支えています ネットワークセキュリティ モノづくり基盤 ソリューション (エンタープライズPLM) エレクトロニクス 設計ソリューション サービスサポート ワイヤハーネス、 制御設計、メカニカル 設計ソリューション 組込み SW/IP CORPORATE PROFILE 16 アニュアルレポート2015 事業分野 エレクトロニクス設計ソリューション 今やエレクトロニクスは、 さまざまな製品を実現する中核技術として、私たちの生活のあらゆるところに浸透しています。その製品開発に欠か せないエレクトロニクス設計技術の領域で、図研は最前線を歩み続けています。特に、製品企画から設計、製造までの工程を対象とする電子設 計自動化ソフトウェアは、世界中のさまざまな業界で最先端技術を活用した新製品の開発になくてはならない存在になっており、 ますます複雑 になる設計課題に対応するため、常に進化しています。 三次元の表示技術を駆使した最先端機能の実現は、その一つです。また、 オープンアーキテクチャの採用により、解析系、機械系をはじめ、モ ノづくりに利用されるほかの設計ソフトウェアとも緊密な連携が可能であり、それぞれのお客様が最適な設計環境で使用できるプラットフォー ムになっています。 さらに、図研が提供する情報管理システムは、 グローバル市場でお客様の競争力を高めるツールとして、導入が広がっています。 ワイヤハーネス・制御設計、メカニカル設計ソリューション 図研は、 ワイヤハーネス設計を中心とする設計環境を、世界中の主要な自動車関連企業に提供しています。自動車をはじめとする輸送用機器 は、 ソフトウェア、 エレクトロニクス、 メカニカルな要素の連携によって、 ますます高機能化しています。高度化・複雑化しつつある車載関連製品の 開発では、今後、 より高次元の視点で設計プロセスを実現する設計環境が必要になっています。ここでも私たちは、最先端のソフトウェア技術を 積極的に活用することにより、 この分野で常に最先端のソリューションを提供しています。 また、 インターネット技術は 「人と人」 とのつながりに寄与するだけではなく、 「モノとモノ」 にもその活用範囲を拡大しています。 特に産業機械では、 センシング技術や通信技術の高度化とともに、 インターネットを活用して、画期的な進化を遂げようとしています。私たち は、 エレクトロニクス設計とメカニカル設計の両分野で知見と実績をもつ強みを活かして、図研ならではの画期的なソリューションやサービスを お客様に提供しています。 モノづくり基盤ソリューション (エンタープライズPLM) コストを厳密に管理することで目標収益を実現し、市場のニーズに応じてタイムリーに新製品を提供し続けること――製造業が成長する条件 ともいえるこの課題に対して図研は、業界をリードするさまざまなお客様と数多くのプロジェクトを組み、対応してきました。そこで培った知識と ノウハウを、独自性の高いITソリューションの開発に活かしています。その適用領域は電子設計分野にとどまらず、製造、調達、納入からアフター サービスまで、 モノづくり全体の最適化を見据え、事業領域を拡大し続けています。 提供するソリューションやサービスの中核には、図研独自の 「BOM (Basis of Monozukuri:モノづくりの基盤) 」 というコンセプトがあり ます。これは、従来からある 「部品表」 を意味するBOMソリューションよりもはるかに幅広い使いやすさと価値を提供するもので、三次元の設計 情報を誰もが簡単に扱えるようにする最新技術と緊密に統合し、 モノづくりプロセス全体での活用を実現するITプラットフォームです。 CORPORATE PROFILE 17 アニュアルレポート2015
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