平成 27年 (ハ )第 9911号 原 告 山 口人 生 被 告 株 式 会 社 ヤ ナセ 損 害賠償 等請 求事 件 答 弁 書 平成 東京 簡 易裁 判 所 民事 第 27年 5月 11日 5室 4係 御 中 T105-0003 東 京 都 港 区西 新 橋 一 丁 目 7番 13号 虎 ノ 門 イ ー ス トビル デ ィ ン グ 虎 門 中央 法 律 事 務 所 (送 達 場 所 ) 電 話 ファクシミリ 03-3591-3795 03-3591-3086 被告訴訟代理人 弁 護 士 今 井 和 男 同 荒 井 隆 男 同 森 謙 司 第 1 訴 状 記 載 の 請 求 の 趣 旨 に対 す る答 弁 1 「す る。 原 告 の 請 求 を棄 去 2 訴 訟 費 用 は原 告 の負 担 とす る。 との 判 決 を求 め る。 第 2 被 告 の主張 1 前訴 の 経 緯 原 告 は ,被 告 が ,平 成 24年 5月 17日 か ら同月 19日 まで の 間 に本件 車 両 を故 意 に 傷 つ けた こ とに よ り精神 的損 害 を被 っ た と して ,平 成 25年 日,不 法行 為 に基 づ く損 害賠償 請 求訴 訟 を提 起 したが (甲 1号 証 つ い て は 、平成 26年 5月 20日 ,棄 去 「判 決 が 言 い 渡 され た そ の 後 ,原 告 は ,同 月 (甲 9月 26 2頁 ),こ れ に 1号 証 )。 26日 ,前 記 棄 却判 決 に 対 して 控 訴 した が (以 下 ,前 記 訴 訟 とあわせ て 「前 訴 」 とい う。),当 該 控 訴 審 にか か る 国頭 弁 論 は 同年 9月 2日 に 終結 し,同 月 8日 2 30日 ,同 判 決 は確 定 した に棄 去,判 決 が 言 い 渡 され (甲 (乙 2号 証 ),同 年 10月 1 1号 証 )。 本 件 訴 えにお け る訴 訟 物 と新 事 由 の 欠 映 本 件 訴 えは ,結 局 の ところ ,本 件 車 両 を被 告 が 故意 に 傷 つ けた と して 精神 的 苦痛 に基 づ き,損 害賠 償 を求 めてい る もの にほか な らな い ところ (訴 状 4頁 3), これ は ,不 法 行 為 に基 づ く損 害賠 償 を求 めた 前 訴 と訴 訟 物 を 同 じくす る。 しか るに ,原 告 は ,前 訴 の 口頭 弁 論 終結 時 以 降 の ,い わ ゆ る新 事 由に基 づ く 事 実等 の 主 張 を 一 切 して い な い 。 3 結語 よ つ て ,本 件 訴 えは ,前 訴 の 不 当な蒸 し返 しに過 ぎず ,既 判 力 を も つ て 確 定 され た 権利 また は法 律 関係 に つ い て の 前 訴裁 判 所 の 判 断 に 拘 束 され るた め ,直 ち に棄 却 され るべ きで あ る。 以 上
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