国保税の引き下げを求める請願

請願
第48号
受付
平成27年
付託
平成27年
8月21日
月
日
国保税の引き下げを求める請願
紹介議員
小池
悦子
・請願趣旨
自営業や年金生活者、非正規労働者などが加入する国民健康保険。取手市の加入世帯はお
よそ2万世帯、3万 3400 人(H25 年度)です。高すぎる国保税のために保険税を納めきれ
ず、滞納せざるを得ない世帯が増えています。制裁処置として短期保険証や資格証明書(窓
口でいったん全額自己負担となる)を発行するなど正規の保険証をとりあげられた人は、お
よそ2千人です。命と健康にかかわる大きな問題です。
それにもかかわらず取手市はこの間、毎年のように国保税を引き上げてきました。25 年
度決算では一人当たりの保険料は9万4千円にのぼっています。
もともと国保税値上げが繰り返されてきたのは、国が国保への補助を当初の 50%の国庫
負担割合を 24%にまで減らしてきたことが、大きな原因です。取手市もH24 年度からそれ
まで国保財政に繰り入れてきたものを取りやめました。その結果、高すぎる保険料で市の国
保財政は7億 4000 万円(平成 25 年度決算)も黒字、国保基金(ためこみ)は5億円になっ
ています。
地方自治体に何よりも求められる役割は市民の暮らし・健康を守ることです。
つきましては、地方自治法 124 条の規定により、下記の事項を求め請願するものです。
・請願事項
一、国保財政への市の繰り入れを再開し、国保税を引き下げること。
二、短期保険証、資格証明書の発行など滞納者への制裁処置をやめ、減免制度を充実させ
ること。
三、減らし続けてきた国の国保財政への繰り入れ(国庫負担率)を引き上げるよう国に求
めること。
平成27年8月21日
請願代表者
住所 医療福祉生活協同組合いばらき気付
取手市新町 3-13-11
氏名 取手地域社会保障推進協議会
事務局長
新田
幸次
外 634 人
取手市議会議長
佐藤
隆治
殿