当ICUの年間診療実績まとめ 救命率 95.2 %

当ICUの年間診療実績まとめ
2014年4⽉1⽇〜2015年3⽉31⽇( 計1842名)
ICUでは、⼤きな⼿術を受けた術後の患者さんをはじめ、院内で発⽣した重症患者さん、救急外来から⼊室する重症患者さん、他院
から搬送される重症患者さんが⼊室して治療を受けます。具体的には⼼不全、腎不全、呼吸不全などの急性臓器不全、多臓器不全、
各種ショック、⼼肺停⽌蘇⽣後、多発外傷、広範囲熱傷、中毒、重症敗⾎症、重症急性膵炎、劇症肝炎などです。CCUでは急性⼼筋
梗塞や狭⼼症などの急性冠症候群の患者さんに対する⾎管内治療(IVR)とその後の管理を⾏っています。
ICU⼊室経路
救急外来
⼈
ICU転帰
297 (239)
院内急変等
132
緊急⼿術後⼊室・⼊室予定外術後患者
45
軽快退室
1512
転科転棟退室
52
転院
63
⼿術後予定⼊室
843
軽快退院
他病院からの紹介患者
144
死亡
CCU循環器内科患者
381
総 数
⼈
107
87
1842
救命率 95.2 %
集中治療部で⾏う主な⼈⼯臓器補助療法の年間診療実績
2014年4⽉1⽇〜2015年3⽉31⽇
対象患者さんに対し、⼈⼯呼吸器や⾎液浄化法、経⽪的⼼肺補助などの⼈⼯補助療法を駆使した重症患者管理(クリティカル・ケ
ア)を⾏っています。特に重症患者さんに対する腎補助療法として現在では多くのICUで施⾏されている持続的⾎液濾過透析
(CHDF)は、当部で研究・開発された治療法であり、クリティカル・ケアにおいては常に最先端の治療を⾏っているという⾃負が
あります。
⼈⼯臓器補助療法
CHDF (持続的⾎液濾過透析)
n (件)
184
Online-HDF (肝補助療法)
10
PE (⾎漿交換;肝補助療法)
17
VA-ECMO (体外式膜型⼈⼯肺)
35
VV-ECMO (体外式膜型⼈⼯肺)
3
IABP (⼤動脈内バルーンパンピング)
36
LVAS (補助⼈⼯⼼臓)
12