印旛沼環境基金助成金事業 神崎川を守るしろい八幡溜の会 2015 年学習会 八幡溜 学生研究 成果発表会 白井市冨士八幡溜神社を源とする神崎川の上流 と名馬伝説の溜池、八幡溜の歴史と環境保全につ いて調べた東邦大学理学部と千葉大学園芸学部の 学生の報告と提案です。 日時:2015 年 2 月 21 日(土)午後 1 時~3 時半 会場・参加費:西白井複合センター視聴覚室 入場無料、先着順 50 名様 発表者:東邦大学理学部・千葉大園芸学部学生、他 主催:神崎川を守るしろい八幡溜の会 申込み・問合せは、電話:090-8107-2763(寺園)まで E-mail : [email protected] 東邦大学理学部生命圏環境科学科 4 年生 川井田美枝さん 八幡溜は、絶滅危惧種のメダカが生息している神崎川に隣接している湿地である。昭和 30~40 年頃まで農業用のため池があったとされる。現在はヨシ原が広がり通常時は開水面はない。しかし、 大雨が降ると神崎川が氾濫して一時的な水域ができる。本研究 では、八幡溜に止水域を再生した場合に、どのよう動物が利用 するようになるかを明らかにするため、八幡溜に小型のコンテ ナ(ミニミニ池)を設置する実験を行った。その結果、大雨が 降った後のミニミニ池では、メダカ・ドジョウ・コイ科稚魚・ アメリカザリガニなどが確認された。また、最高でメダカ 1012 匹が確認できた(7 月 29 日) 。このことから、八幡溜 に止水域を再生することで、メダカをはじめ様々な生物の生育 場所が確保できることが推察された。 千葉大学園芸学部緑地環境学科 3 年生 田中信・金城彰太郎・片野港介さん 私たちは,千葉大学の「フィールドコラボレーション」という授業の一環で,神埼川を守るしろ い八幡溜の会としろい環境塾で活動した。2014 年 8 月 5 日,11 月 23 日八幡溜の会で行われ た神埼川の生物調査から得られたデータをもとに神埼川に生息する生き物について調べた。また外 来種であるブラックバスの対策について検討する。2014 年 5 月中旬に、平塚の里でしろい環境塾さんの「生きものいっぱい 田んぼの学校」に参加し,補助スタッフとして、参加者の方と 一緒にネイチャーゲームと田植えを行った。童心に返って土の 感触を思いっきり楽しむことができた。9 月の環境塾では,私 たち学生が企画したネイチャーゲームで,子どもも大人も五感 を使って自然の楽しさを味わってもらうとともに、ファシリテ ーターの難しさを学んだ。 12:30~ 13:00~13:05 13:05~13:20 13:20~14:00 プログラム 開場・受付開始 ご挨拶 神崎川上流と八幡溜の歴史 千葉大学 田中・金城・片野さん発表 14:00~14:40 14:40~15:30 東邦大学 川井田さん発表 質疑応答とまとめ 西白井 複合センター 白井市清水口 1-2-1 電話 047-492-1011 ※駐車場は狭いため近隣の 有料駐車場をご利用下さい。 神崎川を守るしろい八幡溜の会 白井市の真ん中を流れる神崎川上流の メダカ等の生きものや江戸時代の中野 牧遺構である野馬除土手の景観を保全す るために 2012 年 4 月に設立した会です。 河川改修前の神崎川から小学生とメダカ 救出作戦を実施、市内の幼稚園・小中学 校に預かってもらい、工事終了後の川にメ ダカ里帰り作戦(放流)をしました。 将来は白井っ子たちに親しんでもらえる 水辺づくりを目指しています。 見学連絡先:090-8107-2763(寺園)
© Copyright 2024 ExpyDoc